2013/07/23

39(サンキュウ)宇佐美


温かく迎えてくれてありがとうという気持ちを込めて。
いやこちらこそ、帰ってきてくれてありがとう!
君のおかげで神戸戦に勝てた。

まるで1部リーグの試合を観ているようだった。
ポポにクリーンシュートを決められて愕然としたけれど、
宇佐美、宇佐美で逆転。
後半に遠藤がだめ押しの3点目を入れたところまではよかった。
その後1点返されたところがガンバのだめなところ。
勝ち逃げしようなんて、とんでもない!

宇佐美は自身のラッキーナンバーは3であると言っている。
以前つけていた33番が空いていなかったので(現在、沼田選手が使用中)39番を選択したらしい。
昨シーズン金正也(キム・ジョンヤ、今季は鳥栖所属)がつけていた3番が空いているのに。

ともかく、久しぶりの快勝に身も心も高揚してスタジアムを後にした。
MTBで坂も楽々と登れる。
いつもよりかなり短い時間で帰宅できてしまったのだが……
翌日の筋肉痛が激しかったことを告白しておく。


美味G横丁 















欠けている文字は「闘極」















珍しく、車による撒水















君を撮ってるんぢゃないよ……


















宇佐美軍曹、恥ずかしながら帰ってまいりました
















 

2013/07/15

万博は雨に濡れて


天気予報では1800時ごろに雨が降るらしい。
MTBの後輪に泥除けを装着。
タイヤチューブに空気を補給。
チェインには潤滑油を吹きつけた。
1500(イチゴマルマル)時、出発。
いざ、エキスポ'70スタジアムへ。

途中で食糧を調達。
本日は「勝つサンド」とチョコチップの入ったデニッシュ、赤ぶどうのジュース。
「デカビタC」のPETボトルもついで買い。

G大阪のクラブハウスで途中停車。
グッズショップを素見す。
前社長のKさんは不在のため会えず。

万博公園東口にトウチャコ。
自転車を駐めて露店街へ。
いつものドーナツを買う。
向かいにある、スタジアム建設費の募金ブースにて小額を寄付。
ここを素通りするのは不可能だ。
5万円寄付したからもういいでしょ、と言って逃げる人がけっこういる。
それは太っ腹なんか、けちなんか、どっちや。

雷が接近して来たために募金活動は中止。
すでにスタンドに入っていた客も、外で待機していた客も、コンコースに避難するよう求められる。
やがて、試合開始。
その内容は、ここに書くに値しない。

 
試合開始前、シートの上にたまった雨水をかき出すスタッフたち



















席のスポンサーである友人夫婦にドーナツを進呈。
いつも同じもので、飽きてないかな。
友人からも反対にいろいろもらう。
自分が普段買わないようなものばかりで、ちょっと楽しい。
先日ドーナツをあげた彼らの娘さんからもケーキのお返しをいただいた。

O氏、遅れて参観。
得点シーンを観られず残念がる。
持参のたこ焼きを勧めていただいたが、食えず。
彼の気遣いは、いつもこちらの嗜好と合わず、申し訳ない。
パスは、なかなかつながらない。

帰り支度。
MTBのヘッドランプは駐車する時に取り外しておいた。
それを再取り付けしたのだが……スイッチに不具合が発生。
押してしばらくすると自然にOFFになってしまう。
走りながら、OFFになる度にスイッチをONにすることを繰り返す。
間もなく、押し続けていないと光らない状態に陥った。
さらに、ハンドルに固定するための樹脂製のバンドが千切れた。
何これっ。
(百均のヘッドランプじゃ)
ランプを握った手をハンドルに添えて運転する羽目になった。
 

2013/07/05

ブラス!


ハードディスクの片隅に埋もれかかっていた『ブラス!』を観る。
原題はBrassed Off、Mark Herman監督、英国1996年製。
Birminghamの炭鉱町に実在した吹奏楽団の物語だ。
Pete Postlethwaite(通常、ポスルスウェイトと表記)、Ewan(同・ユアン)McGregor出演。
brassは当然管楽器のことを指すのだが、brassed offは「困っている、腹を立てた、うんざりした」という意味になる。

英国政府は主要エネルギー源としての地位を失いつつあった石炭を見限り、炭鉱労働者から職を奪った。
その数25万、とこの映画では示されている。
2013年4月にMargaret Thatcherが亡くなった後、「鐘を鳴らせ、悪い魔女は死んだ」と言ってその死を祝った人たちも、Brassed Offのことを思い出しただろうか。
 

2013/07/04

梨の日


本日はアメリカの(イギリスからの)独立記念日だけれど、特別の感慨はない。
ただ、いつも映画『大脱走』(原題:The Great Escape、John Sturges作品、1963年)のことを思い出す。
ドイツ軍の捕虜収容所でこの日を迎えることになった米空軍のヒルツ大尉(Steve McQueen)が、お祝いのイベントを企てる。
当日、彼が賑やかに謳うメッセージは、
「アメリカ万歳! イギリスくそくらえ!」
というものだった。
その台詞には、陰湿さのかけらも感じられない。

昨日はJ2の試合があって、ガンバ大阪はFC岐阜に8-2で勝ったということだ。
いくら大量に得点して勝っても、勝ち点3に変わりはない。
それよりも、6点差で勝つのならば、6-0を目指さねば。
試合終了前、最後に点を取るのが相手チームというのも、サポーターの精神衛生上よくない。
 

2013/07/03

雨に降られて


Son of a bitch stole my lamp.
という前項のタイトルは、『フロント・ページ』の決め台詞のもじりだ。
舞台劇だった『フロント・ページ』(The Front Page)は何度か映画化されているが、そのうちの一つがWalter MatthauとJack Lemmonが競演した1974年のものだ。
Matthauが言う台詞は、
Son of a bitch stole my watch.
で、訳せば「あの野郎、俺の時計を盗みやがった」となろうか。
Matthauの役どころは新聞の編集長。
フロント・ページとは第一面を指す。

フリーの求人誌でガソリンスタンドのアルバイト募集の広告を見つけた。
こういう求人に優遇されるために乙四(おつよん)と呼ばれる危険物取扱者の免許をとってあるのだ。
もしもし、求人広告を拝見しまして、応募させていただきたいのですが。
年齢はおいくつですか。
残念ですが、体力的にきつい仕事ですし、覚えていただくことも沢山ありまして、若い方を求めております。
という訳で相手にされず。
乙四を持ち出すまでもない。
シニアは体力も知力もないと思われている?

図書館の求人情報だけを扱う「われわれの館」というウェブサイトがあって、そこで応募できるものを見つけた。
履歴書と職務経歴書に添え状を付け、折らずに封筒へ。
雨の降らないうちに、とMTBで郵便局へ。
M市の本局から発送。
局を出たところで雨粒が落ちてきた。
本降りになる前に帰ろう。
ところが、信号待ちをしている間に土砂降りになった。
風神と雷神も暴れ出した。
雨宿りする暇もなく、ずぶ濡れ。
出発前に取り付けておいた後輪の泥除けが役に立った。
 

2013/06/30

Son of a bitch stole my lamp.


ジャーナル書きが、だんだん間遠になってきた。
今日書かなければ6月はゼロだ。
再就職はやっぱりうまくいかず、何をやってもだめな状況は、まだ続く。
憂さを晴らしに行った万博スタジアムの駐車場で、自転車のヘッドライトを盗まれた。
駐めたときに取り外しておけばよかったのに、油断した。

この日、ガンバ大阪は徳島ヴォルティスと対戦。
試合開始の3時間前から、スタジアム建設費の募金活動を手伝う。
キックオフまでに声が嗄れてしまう。
ゲームの結果は2-0でガンバの勝ち。
昨シーズンJ1だったチームがJ2で勝つのは当たり前と言っていいが、試合内容はJ2に陥落したときとあまり変わっていないように見える。
J1に復帰した後のことが心配だ。


ハーフタイム!



















日曜日、MTBに乗って実家の母を訪ねる。
途中、100円均一のショップに寄って自転車のヘッドライトを買う。
小ぶりだが、白色LEDが5球内蔵されていて、けっこう明るい。
単四形のアルカリマンガン電池4本も一緒に買って、200円とはあまりにも安い。
昨日失ったライトの価格(電源のeneloopを含む)の十分の一だ。
本日の帰路で必要となるので、すぐにハンドルバーへの装着を行う。

虫が知らせて書店へ。
『本の雑誌』7月号を手にとって読者投稿欄のページを開く。
見出しに自分の名前が……!
母のことをネタにして書いた原稿が採用されていた。
購入して実家へ持っていく。
 

























2013/05/29

Wi-Fiスポットを求めて


仕事探しも継続中。
市の就労支援センターから紹介してもらった企業に応募書類を送付したところ、久しぶりに選考を通過した。
面接に備えて、自己PRの内容を見直し。
職業訓練校時代に指導を受けて作成したものをベースにして、再構成を行った。

訓練校の受講室にはプロジェクタとスクリーンが設備されており、PC上に開いたPowerPointのスライドを投影してプレゼンテーションを行っていた。
当時私のPCにはPowerPointがなかった(現在もない)。
Apple製のKeynoteを持っていたが、PowerPointとの互換性には疑問を持っていたので、InDesignで画面構成したものをPDFに書き出して間に合わせていた。

まずはInDesignのファイルを更新、それをPDFに書き出す。
PDFをDropboxに落とす。
PCからはウェブブラウザを使ってDropboxにログインしている。

そして今回はプレゼンテーションにiPad miniを使うつもりだ。
画面の小さいのが難点だが、せっかくのツールを使わぬ手はない。
iPad miniにはDropboxアプリがインストールしてある。
先ほどPCからドロップしたPDFを拾い上げる。
拾い上げたはいいが、どうやって開くのか。
PCならばダウンロードフォルダの中からPDFを見つけてダブルクリックすればいい。
iPadはそういうシステムになっていない。


画面右上隅にメニュー発見


Adobe ReaderとEvernoteアプリはインストール済み



















画面内のメニューアイコンをあちらこちらと試して、右上隅で見つけた。
「Adobe Readerで開く」を選択。
PC上で展開するのとほぼ同様に、各ページを表示できる。
iPadではスワイプと呼ぶ指の動作(ジェスチャ)によってページを横送りすることができる。
必要充分なのだが、物足りない感じがする。
せめて、画面のフェードインぐらいはしてみたい。

というわけで、Keynoteの登場である。
はじめからスライドを作り直すのは手間がかかるのでやめる。
先ほどPDFに書き出した元ファイルから、今度はJPEGに書き出す。
InDesignから書き出しを実行すると、ページ毎のJPEG画像が作成される。
これをKeynoteのスライド上に配置する。
スライドが遷移する際のエフェクトを設定して完了。
PC上では想定どおりのスライド上映ができた。

次の問題は……iPad miniでの上映をどうするか。
解決策は、Keynoteアプリのインストールでしょ!
App Storeで850円、微妙な価格設定だけれど購入を決意。
iPad miniでダウンロード(=インストール)を開始したのだが、Wi-Fi接続でないとだめ、と拒否された。
自宅のWi-Fiは、AirMacのステーションが焼き切れて以来、復旧していない。

雨が降りそうだが、iPad miniを携えて外へ出る。
最寄りのマーケットにあるWi-Fiスポットを目指して。


「Wi-Fiつかえます」





















お父さんがなんと言おうと、設備側が低パワーで、まったくつかえない。
あきらめて、マーケットの外に出る。
iPad miniがFONというネットワークに反応したのでトライする。
先ほどよりはましだが、電波が弱く、途切れる。
またあきらめて、白犬マークのアプリを立ち上げる。
Wi-Fiスポットを検索してくれるアプリだ。
そのアプリに導かれ、ふらふらと歩く姿は、甚だ怪しい。

レンタルビデオ店のTに行ってみようとしたのは、何となく信頼がおけると思ったからだ。
意外にも閉店していた。
ウェブから注文して郵便ポストに返すシステムが浸透したから?
その向かいに、いつもお世話になっている自転車店があって、そこにもWi-Fiが設備されているようだ。
顔見知りの店長にあいさつして入店。
商品を見るふりをしながらWi-Fi接続。
ここの電波が最も強力だ。
Keynoteは無事インストール完了。

帰宅。
Dropbox経由で受け取ったスライドを、iPad mini上のKeynoteで開く。
期待どおりの効果。
 

2013/05/28

コンティキ書〜


母が、あんたのその小さなの、パソコン?と尋ねる。
小さなの、はiPad miniのことである。
私は、これはタブレット端末といって、まあパソコンみたいなもんやねと答える。
ぢゃあこれ調べられる?と言って渡されたメモには、こう記されていた。
「ヘイエルダール
 コンティキ号漂流記」

ヘイエルダールはノルウェイの探検家で、葦の筏を造って海を渡ったことで有名である。
その筏の名がコン・ティキだった。
コン・ティキ号による航海はヘイエルダールによって本に著され、さらに日本語に翻訳された。
それを母が読んだのは、1950年代の前半のことである。
60年経った今、また買って読みたいのだと言う。

Amazon.co.jpで検索。
『コンティキ号漂流記』(偕成社文庫)と、
『コン・ティキ号探検記』(河出文庫)を発見。 
漂流と探検では、意味に明らかな違いがあるあるが、これら二つの書物はまったく別のものなのだろうか。

Wikipediaをあたる。
筏が葦製だと思い込んでいたが、バルサ材で造ったようだ。
ヘイエルダールの著作に関する情報は乏しいが、コン・ティキ号による航海は一度しかなかったようだ。
漂流記と探検記は同じものである可能性が高い。

Amazonに戻る。
『漂流記』の表紙に見える欧文タイトルは『THE KON-TIKI EXPEDITION』。
神宮輝夫訳、1976年3月発行。
『探検記』は『KON-TIKI EKSPEDISJONEN』。
水口志計夫訳、2013年5月発行。
後者は今月出たばかり。
新訳かもしれない。

T市の図書館の蔵書を検索。
『漂流記』は空振り。
『探検記』は1979年の筑摩叢書版、1996年の筑摩文庫版がある。
訳者は水口なので、2013年河出版の元本(もとほん)だと思われる。

Amazonのカスタマーレビューに『漂流記』は抜粋だと書かれているのを見つけた。
これで解決だ。
サインインし、『探検記』を買う。
もう注文できたん、便利やねえと母が言った。
 

2013/05/26

ポタリング


MTBで家の近所をポタリング。
本来potterはぶらぶら歩くという意味だけれど、自転車にも使う。
あてもなく走り、あちらこちらで車を止める。







10分走ればもう田舎である。
遠くの山裾に見えているマンション群はかつての配達担当区域。
撮影した後、畑を横切る農道を走る。
しばらく行くと旧西国街道、国道171号。
その先にあるショッピングモールまで走って、引き返す。
来たのとは違う道をぶらぶらと帰る。

2013/05/19

【J特】G大阪対ザスパクサツ群馬


見知らぬ女性から声をかけられる日だった。
その一。
雨が降るらしいのでMTBをあきらめ、徒歩で出発。
今日はJリーグ2部第15節の日。
モノレイルのプラットフォームへと上がるエスカレータに乗る。
目の前に、杖をついた白髪の老婦人が立っている。
振り返って私の青い戦闘服に目を留めた。
ガンバの応援に行かれるのですね、と声をかけられた。
はい、そうですと答えた後に話は急展開した。
「それにしてもあのゴールキーパー、なんとかなりませんかね。
 ほら、あの●●●●(Fで始まる名前)」
思わず、同感ですねと答えたのである。
Jリーグの浸透度、侮れぬ。

12時半ごろ、スタジアムに到着。
キックオフ時間まで、後援会のメンバーとして新スタジアム建設資金の募金活動を手伝う。
なかなか声が出せない。
台詞も長い。
「ただ今、ガンバ大阪後援会で新スタジアム建設のための募金活動を行っています。
 ご協力よろしくお願いいたします」
あちこちでかみまくる。
リハビリ中の#20佐藤晃大選手が応援に来てくれる。
自発的に発声もしてくれる、いい奴だ。
まじめで優しいが、それがフットボーラーとしては弱点となる。

お務めのおかげでキックオフには間に合わず、パウリーニョの得点場面も見逃がした……
ガンバ大阪対ザスパクサツ群馬戦の結果、5-1。
4-0で勝つ予定だったところ、ミスで1点取られたので、もう1点追加したらしい。
やったらできるやん。
ファンもサポーターもそう思ったことだろう。


フィールドでは輪になれナニワの準備中



















女性に声をかけられた、その二。
予報通り雨が降り出したので、合羽を着用。
昨シーズンまでスタジアムで配られていた、通称「Rohto袋」を生地として仕立てたオリジナル合羽である。
Rohto袋はユニフォームを模したデザインのビニル製で、サポーターの宝物であるマッチデイプログラムやその他宣伝物が入っている。
試合終了後、スタンド下のコンコースで合羽を脱いでいると、若い女性に声をかけられた。
「それ、作ったんですか? ちょっと見せてください」
どうぞどうぞ、とお見せする。
「すごい、縫ってある!」
これをミシンで縫うのに苦労した、と年老いた母がこぼしていた。
ちょっと感動しました、と言って若い女性は離れていった。

気をよくして帰途についたのは、女性のせいではなく試合に勝ったからだと書いておく。
群馬がガンバから1点取ったあとに勢いがついたのは、アドレナリンだかドーパミンが出たせいだと思ったが、エンドルフィンかもしれぬ。
調べてみるとドーパミンはアドレナリンになる前段階の物質で、エンドルフィンは「ランナーズ・ハイ」をもたらすものと考えられているらしい。
勝ち試合がサポーターにもたらす効果も大きい。
モノレイルに乗るのをやめて、自宅まで歩いて帰れる気分になっていた。
思いとどまったけど。
 

2013/05/17

ケータイよ、さらば・iPad mini編


携帯電話を捨ててiPad miniに乗り換えることにしたのは、
・(iPadより)サイズが小さくなった
・Wi-Fi + Cellularモデルの存在
が主な理由。
メイルは使いたいが電話は不要という、わがスタイルに合致する。
携帯電話の番号を教えてほしいと言う人を拒むのに苦労していたのだが、きっぱりと断わることができる。
「携帯電話は持っていないんです(うそとちゃいまっせ)」
「はあ?(あんた、いまどき?)」

購入法を事前研究。
ソフトバンクには「スマホまとめて割」というプログラムがあって、すでに同社のスマートフォンや携帯電話のユーザであるならば、iPadとの「2台持ち」を条件にして、基本使用料を割り引くという。
931SHの解約が前提の私には、このプログラムは使えない。
「スマホBB割」というプログラムでは、自宅のインタネットサービスにソフトバンク系列のものを採用しているユーザに対して基本使用料の割引きを行う。
わが家はYahoo! BBを採用しているので、割引きが受けられた。
ただし実店舗で手続きする必要がある。
このプログラムを知る人はあまり多くない、とショップの係員に教えられた。

注文したが、入荷待ち。
一週間後に購入。
その足で近くの量販店にアクセサリを買いに行く。
真っ先にディスプレイの保護フィルムを購入。
筐体のカバーも欲しかったが、純正品もサードパーティ製も気に入るものがなかった。
その後サンワダイレクトで本革製のカバーを購入。
いつも使っているA5サイズのルースリーフノートのホルダにはさんで持ち歩くことができる。


ボールペンは大きさの比較対象














カバーをたためばスタンドになるのは当然















左右の親指で文字入力するのに便利な方法が用意されてあった。
キーボードのアイコンをドラッグすると「キーボードの分割」ができる。
携帯電話タイプのかなキーボードも表示できる。


右下隅(ABCのヨコ)のキーボード型のアイコンで切り替える


















ただし、右手用



















外付けのキーボードをBluetoothで接続すれば、まるでミニノートPCだ。
かなり窮屈だが、かろうじてブラインドタッチができる大きさだ。


MacBook Pro 7.9インチモデル?














キーボードの金具がiPadを挟む。カバーとの併用は不可














 

2013/05/13

発作的新刊購入


ふらっと入った本屋で、読みたい本を見つけてしまった。
いや、見つけたくないのなら本屋に入らなければいいのだが。

『アウトロー』上・下巻、『時のみぞ知る』上・下巻。
どちらも文庫本だが、合わせて3,000円にもなってしまう。
財布の中にそれだけ入っていなければあきらめられるものを、こういう時に限って払えてしまうのだった。

『アウトロー』(講談社文庫)は同名の映画が公開されるのに便乗して翻訳出版されたミステリである。
作者はイギリス人のLee Child(リー・チャイルド)。
原題はOne Shotなので、直訳すると「一撃」となる。
映画版のタイトルは『JACK REACHER』であり、タイトルロールをTom Cruise(トム・クルーズ)が演じている。
リー・チャイルドはジャック・リーチャーのシリーズをすでに17作発表しているのだが、日本語に翻訳されているのは5作品にすぎない。
1作目の『キリング・フロアー』(1998年)を読んで興奮し、続々と翻訳出版されるのを期待したのだが、出版社の息が続かず、4作で途切れた。
翻訳物は、国産品より売れないにもかかわらず、より多くの製作費がかかるので、敬遠される傾向にある。
今回復活したのは、映画との相乗効果を狙ってのことに違いない。
ちなみに、読後満足度は……☆☆☆☆☆

『時のみぞ知る』(新潮文庫)はJeffrey Archer(ジェフリー・アーチャー)作。
—クリフトン年代記 第1部—という副題が付けられているが、原題はONLY TIME WILL TELL。
アーチャーのいわゆる「サーガ」(大河小説、年代記)作品である。
第1部の主舞台はイングランド、時代は第一次大戦終了後から第二次大戦開戦まで。
満足度……☆☆☆☆☆


装幀:大岡嘉直(アウトロー)、岡本三紀夫(時のみぞ知る)
























どちらの作品もページを繰るのを止められず、一気に読んでしまった。
『時のみぞ知る』は第2部が出るのは確実だが、ジャック・リーチャーのシリーズも続けて翻訳されることを期待する。

 

2013/05/08

ケータイよ、さらば・4


「なんでケータイ持ってへんの、あんた原始人かっ」
とは、わが「はとこ」の言葉である。
はとことは……互いの親がいとこ同士ということだ。
連休中に彼の父親が94歳の大往生をとげ、彼はそのことを私に伝えたかったのだが、携帯電話で連絡をとれないことに苛立っていたのだ。
連絡方法なら、他にもいろいろあるやろう。
はとこなら、伝書鳩飛ばして来いっちゅうねん。

それはともかく。
PHSベースのスマートフォンからiOS搭載の端末に移行するまでには曲折があった。
まずはシンプルなPHSに戻しておいてから、iPhone 3への移行を検討。
結局iPhoneは断念して、いわゆるガラパゴスケータイの931SHに乗り換えることにした。
931SHを選んだポイントは、iPhoneに似ていること(爆)と、キーボードがついていることだ。
Macユーザなので、当然iPhoneが欲しいのだが、タッチパネルは苦手というのが隠れた理由。


PHS(左:京セラ製)とiPhone似の931SH(シャープ製)

















931SHはソフトバンクモバイルのウェブサイトで確認したところによると2008年冬モデルということなので、なんと4年以上も使い続けたことになる。
そしてやっとこさ、iPad miniにたどり着く。
タッチパネルの苦手克服はできていない。
スタイラスを使いはじめたが、入力効率は下がった。



キャンドゥで105円!

















イヤホンジャックにストラップを差し込んでぶら下げておく

















2013/05/05

ケータイよ、さらば・PHS編


2007年ごろ、スマートフォンを使っていたことがある。
ウィルコムのW-ZERO 3という機種で、電話としてのカテゴリーはPHSだ。


背面をスライドさせるとキーボードが現われる


















通話品質は、普通の携帯電話を上回る。
東日本大震災が起こった日、携帯電話のキャリアは軒並み通信の輻輳によってダウン状態だったが、PHSだけは通じたそうだ。
ウィルコムのネットワークキャパシティが充分にあることが一因だが、それはそもそもPHSユーザが少ないということの証拠とも言える。
もう一つの要因は、PHSは電波が弱いという理由から、携帯電話用のものよりも多くの基地局(アンテナ)が配置されていて、それにより通信が効率的に分散されているということだ。

W-ZERO 3には、Windows Mobileが搭載されていた。
Windows CEがベースになったOSだ。
タッチパネルに対応していて、小さなスタイラスが付属する。
Windows Mobile上に、MS Officeのアプリで作成したファイルを表示・編集することができた。
この小さなマシンに、PowerPointで作ったプレゼンシートをいくつも入れていたことがあったのだが、ディスプレイが小さくて見づらいので、実際に作業することはなかった。
円形のスクロールキーの操作感がかなり悪かったこともあって、結局は「宝の持ち腐れ」になった。

そんな折、iOS搭載のiPhoneが台頭してきたのである……
スマホという言葉もまだ生まれていない頃の話。
 

2013/05/04

【J特】G大阪対FC岐阜


5月3日、憲法記念日。
占領軍の監督下で制定された日本国憲法は、まだ一度も「改訂」されていない。
第96条や9条の改正よりも、全面的見直しが必要ではないのだろうか。

憲法第9条に例えて言うのは不謹慎だが……この世には放棄できない戦いもある。
この日、Jリーグの1部と2部が一斉に試合を行った。
ガンバ大阪はFC岐阜と万博記念競技場で戦う。
開戦は19時。

朝、枕元のタブレットでメイルチェックとネット回覧をしてから、だらしなく起床。
冷飯に味噌汁をぶっかけて、貧しい朝食。
パスタを茹で、マヨネーズ、鰹節をぶっかけて、貧しい昼食。
この間、イングランド・プレミアリーグの第35節アーセナル対マンチェスター・ユナイテッドを録画観戦。
引き分けで終わったが、たとえゴールシーンがなくてもプレミアリーグは観ていてワクワクさせられる。

出発準備。
前節は入場券を忘れるミスを犯したので、今日は最初にチケットを用意。
雨が降るかもしれないので、合羽も用意。

毎年この日は、万博公園の太陽の塔の背後の広場でフリーマーケットが開催される。
観戦前に素見してみるつもりで、公園の東口へ行く。
フリーマーケットは17時までなのだが、入場は16:30で終了しており、わずか数分遅れで入れず。
しかたなくスタジアムへ。
ドーナツを買って、入場待ちの列の先頭に並ぶ。


この後、雨が降ってきた!



















スタンドに座って陽光と風を浴び、グリーンを眺めるのが心地よい。
ゲートで配られたマッチデイプログラムにゆっくりと目を通す。
あいにく雨が降ってきたので、スタンド下のコンコースに避難。
待ち合わせの時間が迫ってきたので、いったん外に出て地上に降りる。
ゲートの係員が、手の甲に再入場許可の印をスタンプしてくれる。

友人のマルコさん(ファン・バステン似)がすでに着いている。
いつもなら携帯電話でコールしてくるのだが、メイルが苦手な彼は、iPad miniが相手では電話もできず、メイルもよこさない。
ピュアさんから預かっているチケットを渡して、別々のゲートから入場。
雨はすでに上がっている。
マルコの電話はiPhone 5なので、FaceTimeを試してみる。
簡単に接続できたので、電話の代わりになりそうだが、スタジアムの喧噪の中で使えるのか。

マルコからのメイルには「iPhoneから送信」という署名が付いたり付かなかったりする。
そのことを問い質すと、ときどき削除しているからだそうだ。
「設定」を開いて署名を書き換える方法を教えた。
初期設定でそのような署名になっているのを知らない頃は「自慢かっ」と思っていた。
その後ピュアさん夫妻も登場し、四人で歓談・観戦。
いつものように持ち寄ったスナックを交換するが、マルコは食事制限中でドーナツは食べられず、奥さんへの土産と化す。

ガンバは、試合運びにスピード感が増している。
今季最低の出来と言われた前節もスピード感はあった。
ただしそれも途中まで。
アタッキング・サードの入口付近でサイドパスを回すだけで、縦への攻めがほとんど出ない。
前半に先制点をあげたけれど、追加点を入れられず、応援する方はじれるばかり。
プレミアリーグの試合を観た後なのでなおさらだ。

第8節の対山形戦で途中出場し、交代させられてしまった平井がガンバの2点目を入れて雪辱。
終了間際だったが、3分の追加時間をハラハラして過ごす。
結局、2-0で試合を終える。


クルヴァも今夜は満足の様子


















 

2013/05/02

ケータイよ、さらば・2


タブレット端末を使い出すと……他のPCの起動待ちは億劫である。
そりゃそうだ。
電話回線付きのタブレットは基本的に電源入れっぱなしなので、絶対的に速い。

携帯電話を解約してiPad miniに乗り換える際、アドレス帳のデータの載せ替え(コピー)をしなかった。
それはいつものことで、新しいマシンでの入力の練習を兼ねて手入力でアドレスを移し替えることにしている。
しかし、ソフトウェアキーボードは使いにくい。
当然のことながらホームポジションがわからない。
ハードキーならばFとJに浮き彫りされている「点」がないのだから。


931SH


















横置きでソフトウェアキーボードを表示させた状態(iPad mini)















筐体の両側を持ち、左右の親指で入力している。
この方法はカシオペア(CASIO製Windows CEマシン)やPalm Top PC 110(IBM製の小型PC)で経験済みである。
横置きにすると中央部のキーに指が届きにくいので、縦置きの方が入力しやすい。
ただし、キーはより小さく表示される道理だ。

わが携帯電話がなくなり(通話不能)、メイルアドレスが変わることを、解約寸前の携帯電話からのメイルで連絡した。
各キャリアとも迷惑メイル対策が進化した結果、登録されていないアドレスからのメイルが受け付けられにくくなっていることを考慮して、新しいアドレスを登録してほしい旨も書き添えた。
しかしその後、連絡のとれないアドレスが続出。
たぶんこちらのアドレスを登録してくれなかった人たちだ。
かくして友人の数が減っていく……
 

2013/04/29

【J特】G大阪対ガイナーレ鳥取


黄金週間突入。
関係ないけどね。
ピュアさんからチケットをいただいて、フットボール観戦。
万博記念競技場にてガンバ大阪対ガイナーレ鳥取戦。
ガイナとは鳥取辺りの方言で大きいという意味であるそうな。
現チームの監督は元日本代表ディフェンダーの小村徳男。
フォワードの永里選手は女子日本代表の永里選手の兄である。
「野人」岡野雅行も所属している。
余談だけれど、ガンバ大阪が陥落したおかげでJ2は観客動員数が増加したそうだ。

キックオフの3時間ぐらい前から準備開始。
前々シーズンモデルの長袖の上に今シーズンの半袖の戦闘服を重ね着。
デザインは、気に入っていない。
MTBで道路を走るときに目立つようにとかぶっている白い帽子は、白星とダブルのミーニング。

子どもの頃からの忘れ物の多い性向は今も変わらず。
とうとうやらかしたのはチケット忘れ。
スタジアムに到着してから気づいた。
これがなければ何も始まらん。
自宅に取りに帰ってもキックオフに充分間に合うが、Oさんとの待ち合わせ時間が迫っている。
しかも、Oさんに使ってもらう予定のチケットだけがデイパックの中に入っている。
しかたない。
ガンバ大阪のスタッフで顔見知りのKさんを拉致して事情を話す。
入場パス代わりに招待券を発行してもらう。
正規のチケットはないけれど、指定の席は確保されているので、入場さえできればその席に座れるというわけだ。
感謝。

そんな騒動のあと、遅れてOさん登場。
彼も私と同様のフットボール好きなので、よき観戦仲間だ。
試合は1-1の引分け。
あまり楽しくない内容だったが、ガンバはいまのところ無敗(5勝6分け)でリーグ第2位。


快晴!



















試合終了。握手する長谷川監督と小村監督


















 

2013/04/27

ケータイよ、さらば


子どもの頃、トランシーバが大好きだった。
そういう値の張るおもちゃを必ず先に買ってもらっている従兄の家に遊びに行って「戦争ごっこ」をしたものだ。
戦争のまねごとでっせ。
なんちゅうこっちゃ。

それはともかく、無線で話ができることが、素晴らしいことに思えた昔。
何十年も経ったのに、携帯電話には馴染むことができないでいる。
Eメイル以外には活用していないし、電話をかけてくる人もごくわずかだ。
思い切って、やめることにした。

そのかわりに……iPad miniである(笑)
A5サイズのルースリーフノートを常用している身には、併せて持つのに都合のいい大きさだ。
わが選択は通常ディスプレイ搭載の16GB、Wi-Fi+Cellularモデルだ。
つまり、音声通話はできないが回線接続はできる機種だ。
SkypeやLINEなどのアプリをインストールすれば通話も可能となる。


サードパーティ製のカバーを付けた























解約した携帯電話のカメラで撮影















本体色は「ブラック&スレート」を選択。
スレートというのは青みがかった灰色という意味だが、くすんだ紺色と言う方がふさわしい。
iOSはMac OSとは似て非なるものだが、使い勝手はとてもいい。
デザインワーク以外のすべてをこれでこなせる。
欠点は人によってタッチパネルの感度が鈍く感じられる(私)こと、パネルが皮脂で汚れること。
どちらも、指で直に触れる方式である以上、避けることはできない。
スタイラスを探そう d{^!^}

 

2013/04/26

Blue in Green


図書館での仕事が終わり、茫然。
ジャーナルもなかなか書く気がおこらず。
予定通りなのだが、再び無職に戻る。
私の仕事っぷりを見て、
「あなたには太鼓判を押す」(事業の統括責任者)
「部下になりたい」(現場監督)
などとありがたい言葉をもらうが、新たな仕事につながらなければ何の意味もなし。


















同じ時期にアパートの外壁の修繕工事があって「クリスト状態」だったのも、やっと解消された。
塗装を施して美しくなったはずが……ペイントの色選びにセンスが感じられない。
躯体をオフホワイトにしたのは、まあいいとして。
アクセントに配した緑色を見て、憂鬱になった。
最も嫌いな色だし、躯体側面のレンガの色にマッチしていない。
頼むから、俺に塗り直させて。





















緑色にした理由……
それはここが「緑丘」だから?


 

2013/04/07

【J特】爆弾低気圧


4月7日日曜日。
天気予報では降水確率50パーセント。
強風注意報も発令されている。
いや、最近は「発令」と言わず「発表」という言葉を使うようだ。

万博記念競技場では、Jリーグ2部の第7節の試合が行われた。
昨年の同時期にも爆弾低気圧の影響で、スタジアム前の美味G横丁が軒並み吹き飛ばされる被害があった。
主たる交通手段のモノレイルが、強風のため運行を中止したため、多くの観客が足を奪われた。
そのことを教訓にして、今日はバスを使うことにした。

8時35分、自宅最寄りのバス停を出発。
服装は、青×紺のトラックジャケットの上下に、レプリカユニフォームを重ね着。
千里中央にて、9時2分発・阪急茨木行きのバスに乗り換え。
10分足らずで、万博公園南口バス停に到着。
目的地の万博公園東口までは、そこから公園の周回道路を時計回りにほぼ270度回らなければならない。
約束の9時30分に間に合うのか。
南口バス停を発車したバスは、のろのろと進む。
万博記念公園駅バス停に停まる。
堪えきれず下車、廃墟となったエキスポランドの北端から周回道路へと走って出る。















 
















暗雲立ち込めるスタジアム。駐車場の車もまばらだ















周回道路を反時計回りに走る。
やがて、スタジアムの案内看板が見えてくる。
ここからアプローチするのは、初めてだ。
などといって、写真を撮ってる場合ではない。
先を急ぐ。
本日10時から、私が企画に関わったグッズの販売が行われる。
事前打ち合わせが、その30分前から始まるのだった。

今日のような日のために開発された防水バッグが、多数売れた。
持ってきた荷物をまるごと入れて、強力なベルクロテープで封をすると、雨水が侵入してこないという商品である。
屋根つきのスタジアムが完成すれば、必要ではなくなるかもしれないグッズではある。

13時に、約束していたO夫妻が現われたので、預かっていた入場券を渡す。
販売の任を解かれた後合流して観戦。
風は、思ったほど強くない。
ガンバ大阪対東京ヴェルディ。
両チームとも、決められるシュートをことごとく外し、無得点のまま引分けに終わる。
マッチデイプログラムに、
「4試合ぶりの勝利でガンバが覚醒!!」(札幌に勝ったことを言っている)
とか
「ホーム勝利で“強いガンバ”を証明、“常勝”モードに入る」(万博で連勝する?)
などと大書してあったのが、虚しい。
札幌に勝って3位に上がっていたガンバは、6位にダウンした。
断然トップでなければならないチームが、期待を裏切っている。
 

2013/03/17

【J特】G大阪対横浜FC


3月17日、日曜日。
当地大阪は予想最高気温が19℃。
それでも、寒がりの私は……
ATHLETAの黒い長袖Tシャツの上に紺色のカシミヤ綿混のタートルネックセータ。
その上にガンバ大阪のレプリカユニフォーム、さらにadidasのフィールドジャケット。
MTBにまたがって自宅を出たが、肌寒い。
ジャケットとユニフォームを脱いで、もう一枚ピステを重ねた。
千里中央あたりまで走ったところで暑くなり、今度はジャケットを「脱皮」。

山田の駅前に停車して、買い物。
まずはBook 1st.(ブックファースト)にて『本の雑誌』4月号。
103ページにわがショートエッセイ掲載。

















下の階のマーケットにて赤葡萄のジュースを購入。
ふたたびMTBに乗り、万博記念公園の外周道路を走る。
反時計回りに万博東口を目指す。

暖かい観戦日和と思いきや、徐々に曇って寒くなった。
場外のグッズショップにて、ニットのマフラー(イギリス製)を購入。
ファンクラブの会員証を提示したが、割引きされず。

Jリーグ2部第3節、ガンバ大阪対横浜FC戦を観る。
0-0。
見せ場なく終了。
ボランチに上げた#15今野は機能せず。
相手チームに移籍した#40寺田の選手紹介アナウンスには拍手が起こった。


前座試合の頃は晴れ















横浜FCの山口素弘監督















久しぶりに会うピュア氏との会話も盛り上がらないまま別れる。
彼がもらった焼き肉弁当(提供:でん・大石氏)を横取りしたが、MTBでは持って帰れず。
美味G横丁のよこちょにテーブルを見つけて食す。
冷めてもおいしいが、くさいのが玉にキズ。
こいつか、いつもスタンドの後席からにおってくるのは。

場外の屋台で宝塚ホテルのハードドーナツを買う。
わずかな系列ショップでしか手に入らないものが、意外な場所で買える。
しかも、消費税分(5円)安い。
数個買って観戦仲間に配っているのだが、いつ飽きられることやら。
この日はOさんが持参した「D島ロール」と交換。
申し訳ないけれど、おいしいとは思えず。 


2013/03/04

【J特】G大阪、寒いドロー


空は晴れ、放射冷却。
下着からオーヴァコートまで合計6枚の重ね着をして出かける。
映画『スケアクロウ』のジーン・ハックマンを思い出す。

3月3日日曜日、Jリーグ2部開幕戦。
ガンバ大阪対京都サンガを万博記念競技場で観る。
右隣に座るのはMarco(マルコ・ファン・バステンに似ているから)。
左には、現在の勤務先の同僚一人。

0-1、0-2の後ファウルで相手ゴール取り消しとなり、1-1、2-1と推移。
その後追いつかれ2-2、後半の追加時間帯に再逆転され2-3。
万事休したかに思われた直後、3-3にして終了。
ガンバ3点のうち2点はPK(#9レアンドロ、#7遠藤)。
寒くて情けない内容の試合だった。
これで目標がJ2優勝とは笑わせる。


前半終了時















試合終了後、母の誕生祝いに駆けつける。
カレーがメインメニューの家族パーティ。
 

2013/02/24

【J特】奪われた星


2013年2月20日、水曜日。
ガンバ大阪後援会が主催する「ファンの集い」が豊中市立アクア文化ホールで開かれた。
まるまる一日休暇をとり、主催者側のスタッフとして参加した。
後援会を運営しているメンバーは、商店や事務所を個人で経営している人が多い。
そうでなければ、平日の昼間に時間を融通できるわけがない。

私は人の列を整理する班のチーフを任された。
とても適任とは思えない。
列整理のほかに事前告知のチラシや入場チケット、記念品のクリアフォルダのデザインを手がけたが、こちらが本職だ。

何ごとにも「想定外」があって、この日最初のそれは入場前の人の列が2倍になったことだ。
予定のラインコントロールができずに右往左往する。
なんとか列を作り、入場してもらう順番の抽選をする。
先着順に整理券を渡していくのとは、方法が異なる。
抽選の後、入場順の番号札をゲットした客を、別の場所に集める。
番号順に呼んで入場してもらうので、あえて列を構成する必要はない。

入場してもらう段になって、一番札の女性客が入場券を持っていないと言い出した。
整理券を持っていても、受付け手続きをすませていないと入場券が発行されないシステムだ。
「列整理の武田より。トラブル発生です……」
インカムでアナウンスする。
せっかく一番札をとったのに、最初に会場入りできなければ気の毒だ。
かといって、彼女の受付け手続きをする間に二番以降の客を待たせるのもまたトラブルだ。
結局、客の鞄の中で入場券が発見されて、トラブルは解消した。
「武田より、トラブルは解決しました。お客さまの勘違いでした」
「了解」
安堵の応答。


客の入場後、外のモニターで観覧
























ロビーに展示された全日本選手権の準優勝トロフィ群
















会場内ではアトラクションが始まる。
われわれはそれを楽しむ余裕はない。
やがて選手とコーチングスタッフがアトラクションに参加するために入場を開始した。
この間に遅れてやって来た客を足止めする。
#7の有名選手がトイレに行ってしまい、予定が遅れた。
万事マイペースなやっちゃ。

その後もいろいろなことがあったが、割愛。
とりあえず大失敗はなく終了。



500枚分のチケット、乾燥中
























完成品
























客に配った記念品のクリアフォルダ(表裏)



















最終デザイン案 





















クリアフォルダには五つの星がつくはずだった。
これはもちろん、ガンバが獲得した「優勝」の数を表わす星だ。
クラブから、それは使わせないとの達しがあり、すでに印刷会社に入稿済みだったデータから星は削除された。
誰のおかげで星がとれたと思っているのだろう。
これらの星はチームとクラブとサポーターが力を合わせた結果だ。
理不尽としか言いようがない。


▼ガンバ大阪公式ウェブサイトのニュースリリース 
 

2013/02/14

亜種フットボールその2


偏固ジャーナルが『本の雑誌』に進出した。
ただ今店頭販売中の3月号(No. 357)の98ページに掲載。


A5判128ページのチビ雑誌
















ラグビーフットボールのシックスネイションズとは。
グレートブリテン島にあるイングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズの4協会と、海を隔てたフランスにイタリアも後から加えて対抗戦を行うようになった。
1999年まではイタリア以外の5か国で「ファイブネイションズ」と称していた。

イングランド対スコットランドの試合の録画が手に入ったので観戦。
36-18でイングランドの勝ち。
スコットランドは最近、世界ランクを下げている。

ラグビーはフットボールの試合中に、ある少年が手でボールを持って走り出したことから生まれた「突然変異種」といえる。
フットボールは手でボールを扱ってはならないというルールでしばられた不自由なゲームだが、ラグビーはボールを前方にバスしてはならないという、これもまた不自由を強いられるゲームだ。
二つのゲームは趣きがまったく異なる。
フットボールは文字通りのキッキングゲームだが、ラグビーはボールを奪い合う肉弾戦だ。

フットボールからラグビーが生まれ、ラグビーは大西洋を渡ってアメリカンフットボールへと「進化」する。
アメラグ(=アメリカンラグビー)と呼ばれた所以だ。
前方へのパスが許され、選手同士のぶつかり合いは激しさを増して、防具の着用が必要となった。

オーストラリアにはオーストラリアンフットボール(=オージーボール)と呼ばれる亜種がある。
このゲームをつぶさに観たことはないが、噂では激しさではラグビーやアメリカンを上回るらしい。
扱うボールも楕円なら、球技場も楕円だという。

亜種は、まだまだある。
フットボールにはファイブ・ア・サイドという5人制のものがあり、最近流行のフットサルによく似ている。
フットサルはサロン(室内)で行うフットボールという意味である。

同様に、ラグビーには7人制のものがある。
また、タックルするかわりに腰につけられたタグを奪い取る、タグラグビーがある。
コンタクトを避けて、ラグビーを安全に楽しむためのものだ。
これらは亜種の亜種というべきものである。

タグラグビーは、アメリカンの亜種であるフラッグフットボールを参考にしたということだ。
腰につけられたフラッグを、タックルするかわりに奪い取るところが同様である。
ラグビー→アメリカン→フラッグフットボール→タグラグビーという順に転化していることになる。

以上、思いつく限りの亜種と亜種の亜種。
 

2013/02/13

亜種フットボール


30万冊の図書へICタグを装備する作業は、およそ半分が終わった。
一方、ガンバ大阪後援会が主催する「ファンの集い」も準備作業が忙しい。

図書館が休みの月曜日の朝、同僚のSが電話をかけてきた。
こちらはまだ布団の中だ。
「もひもひ?」
「そろそろスーパーボウルが始まりますよ」
「ふーぱー」
「フットボール好きでしたよね」
「ふぁあ……」

という訳で、第47回スーパーボウルを観ることになった。
会場はニューオリンズにあるメルセデス・ベンツ・スーパードーム。
対戦カードはボルチモア・レイブンズ(AFC)対サンフランシスコ49ers(NFC)。
ボルチモアのヘッドコーチ(監督)ジョン・ハーボーは、サンフランシスコのヘッドコーチであるジム・ハーボーの兄。
34-31でボルチモアの勝ち。NFLの試合においてセイフティで点が入るのを初めて観た。
もちろんその直後のキックオフがフリーキックでされるのを観るも初めてだ。

「フットボール好きですよね」というSの言葉に間違いはない。
現地およびビデオでJリーグやイングランドプレミアリーグを年間100試合ぐらいは観ている。
ラグビーフットボールもときどき観る。
第50回日本ラグビーフットボール選手権大会の準々決勝戦、パナソニック対帝京大学。
54-21でパナソニックの勝ち。
帝京大学の揺るぎないファイティングスピリットに感動。

昨年のラグビーワールドカップでは、スクラムを組むときのレフェリーのシグナルが、
「クラウチ、タッチ、エンゲイジ」だった。
最後のエンゲイジが「セット」に変わったことを、日本選手権大会やシックスネイションズの試合を観て知った。
ラグビーでは、ルールが頻繁に変わる。
タッチキックからのインプレイのルールが、どう変わったのか、いまだにわからないでいる。
 

2013/01/25

償いの報酬


月曜日。
図書館は休館なので、この日を利用して研修が行われる。
現在所属している会社が「Book Dr. (ブックドクター)」と呼んでいる、本の修繕。
その講義と実習。
破れた頁、外れた頁などを、さまざまな材料を使って原状に近い状態に戻す。
化学糊やセロファンテープを使用しない。
小麦粉と澱粉を水に溶いて煮て裏漉しして作った糊と、和紙を使う。
背が割れてばらばらになった本は、ノド(頁の根元のこと)の三か所に電動ドリルで穴を明けて糸でしばる。
会場となったT市の多目的ホールは空気が乾燥し過ぎていて、人ののどにはよくない。

研修終了後、阪急電車に乗って梅田へ。
ひと月ぶりに御堂筋を歩く。
スーパーマーケットKOHYOの淀屋橋店で食糧調達。
ジョナゴールドが安かったので(98円)2個、他にサンドウィッチを二つ買う。
りんごを一つずつポリ袋に入れてくれた気遣いがうれしい。

店を出てエクセルシオールカフェへ。
ホットのロイヤルミルクティをミディアムサイズのマグカップでオーダーする。
「店内でお召し上がりですか」
「外で」
「煙草は吸われますか」
「いいえ」

マグと砂糖三袋、コップ一杯の水をとって、店外のテーブルへ。
一番遠いテーブルを選ぶのは、持ち込んだサンドウィッチを見とがめられないためだ。
そのかわり、地下鉄の改札口に通じる階段へ往来する人たちの視線にさらされる。
メンチカツをほおばっていると、友人のUの顔が見えた。
何十年か会っていないが、声をかけるとすぐに気づいた。
テーブルに誘い、しばらく会話。
彼は大阪府サッカー協会の理事を辞したばかりだが、この日も協会の会合に行くと言う。
こちらは昨年末に注文した眼鏡を店に受け取りに行く途中で、まったく偶然の出会い。
携帯端末のアドレス類を交換して別れる。

眼鏡店へ。
ほぼ10年ぶりに新調した眼鏡は、クラシックなボストン形フレーム。
素材はチタニウムなので、軽い。
雨が降りだし、折り畳み傘を開いて帰る。

▼読んだ本メモ
『償いの報酬』(原題:A Drop Of The Hard Stuff、Lawrence Block著、田口俊樹訳/二見文庫)
期限までに返却できず、図書館から督促の電話を受けてしまった。
ふだんはあまり内容にふれないが、少し書く。
「酔いどれ」探偵マット・スカダーシリーズの最新作。
スカダーは断酒を決意し、AA(日本の断酒会のようなもの)に通っている。
探偵小説というよりはAA日記といった風情で、酒に関する記述が多い。

メイカーズ・マークについて、ディッケルやワイルド・ターキーほど高価ではないという。
それは意外だったが、本国と日本では価値が異なるようだ。
スカダーはバーテンのルシアン相手に、ワイルド・ターキーやエヴァン・ウィリアムズにメイカーズ・マークは負けないと言うのだが、酒の好みは人によって異なる。
メイカーズ・マークはまろやかで、ターキーは刺激が強い。
ボトルの「見てくれ」はメイカーズ・マークが圧倒的に美しい。
 

2013/01/21

【J特】G大阪、新体制


1月7日月曜日。
ガンバ大阪の金森社長に面談を申し込むが、断わられる。
その理由は……

1月11日金曜日。
株式会社ガンバ大阪取締役会開催。
この席で代表取締役の金森氏は正式に辞意を表明、受理さる。
チームがJ2に降格したことの全責任をとっての辞任だ。
サポーターミーティングにおいて「J2降格はまったくイメージしていない」という発言があった。
根拠なく「(J1残留は)大丈夫。(まだ上位に)行ける気がする」と言うのも聞いた。
今や彼の心中はいかばかりか。

1月21日月曜日。
ガンバ大阪新体制の記者発表と、新ユニフォームのお披露目。
金森体制時には、ホテルの広間を借りて一般にも公開されていた。
野呂新社長になって、方式は変わった。
クラブハウス内と思われる狭い部屋で、プレスのみへの発表となった。
今季のチームスローガンは「復活」。
もちろんその意味はよくわかるが、スローガンを毎年変える必要はあるのか。
プロ野球ではあるまいし。

ユニフォーム。
このデザインを1シーズン見る(または自分がそのレプリカを着る)のかと思うと気が重い。

チーム。
#1……GK藤ヶ谷って、おいっ!
#2……中澤が抜けて、DFオ・ジェソク
#3……金が抜けて、空き番
#4……DF藤春
#5……DF丹羽
#6……横谷が抜けて、MF倉田へ
#7……MF遠藤
#8……佐々木が抜けて、DF岩下へ
#9……FWレアンドロ
#10……MF二川
#11……FWパウリーニョ
#13……岩下から、MF阿部へ
#14……FW平井が復帰
(以下略)
主将と副主将は未定。
明神と遠藤ではあり得まい。

なお、金森前社長は新スタジアムの募金団体の役職には留まる。
 

2013/01/03

正月ジャーナル


MISIAの『君には嘘をつけない』にのせて初ジャーナル。
Yahoo! のニュースで訃報を読んでPatti Pageに切り替え。
冥福を祈りつつ続行。

▼2013年元日。
キンキンに冷えたMTBに初乗り、実家まで走る。
ささやかなお節料理で新年を寿いだ後、雑煮をいただく。
元日は白味噌仕立てが我が家の習慣。
二日以降は澄まし汁に焼き餅を入れる。

午後2時からは大画面TVで全日本選手権大会決勝戦を観る。
濃い青のユニフォームのガンバ大阪対白い柏レイソル。
ガンバよ、こんなのろいスタートでいいのか。
相撲に例えると「ふわっとした立ち合い」。
レイソルも敢えてそれに合わせる。
ガンバにはボールを持たせておけばいい。
老獪なネルシーニョの、そんな思惑がうかがえる。

ポゼッション・フットボールという思想には大きな疑問符1がつく。
仮にポゼッション率が100パーセントに達したとしても、ボールを前に運んで相手のゴールに入れなければ試合には勝てないのがフットボールだからである。

盛り上がりを欠いたまま、0-1で試合終了。
松下電器のチームだった時以来、決勝戦で負けたことのなかったガンバが負けた。
2012年春に公式戦5連敗で始まったシーズンは、最後も屈辱で終了。

クラブは松波正信監督の退任(契約期間途中)と、HKこと長谷川健太氏の監督就任の発表を行った。
長谷川監督との契約期間は1年。
つまりJ2から再び昇格するまでを想定しているのだろう。
前にも書いたが、この人にチームの浮沈を託すのは甚だ不安だ。
清水エスパルスの監督を退任して放送局の解説者になってからの仕事っぷりを見たうえでの疑問符2。

試合が終わった後、弟夫婦も実家にやって来る。
弟は11日で53歳。
少し早いが、ケーキにロウソクを立てて誕生祝い。
夕食までの時間を麻雀で過ごす。
やがて半荘を終わって「すき焼き」に突入。
まずビールで乾杯。
前日近所のマーケットで見かけた「ハートランド」を衝動買い。
キリン製の瓶ビールだ。
飲酒するのは1年ぶりとなる。
夕食後、深夜までもう半荘。

▼お年玉。
目上に年玉とは失礼だが、母に最高額の図書カードを贈る。
弟と義妹にはB.T.オリジナルデザインのダイアリーノートを贈る。
義妹には色彩豊かな女性向け、弟には色数を抑えた男性向けの「差別的」デザインで。

▼正月二日。
毎年この日は墓参、その後初詣と決めている。
花を大量に買い、母と二人で地下鉄に乗り、谷町へ。
我が家の墓は数が多い。
九代以前のB.T.(Bは名跡)とその血縁者たちがここに眠っている。
一つにまとめて祀りたいが、自分の代でできそうにない。
先祖譲りの数珠を持ってくるのを忘れた!
近くの高津神社に初詣。
左手、右手、口を漱いで本殿へ。
賽銭を投入して二礼、二拍手して一礼。

地下鉄で長堀橋まで戻り、心斎橋まで地下商店街を歩く。
母がアクセサリー屋や鞄屋を素見す。
店員の息が酒くさい。
途中「御座候」を買い、再び実家へ行って、母と麻雀で遊ぶ。
夜になり、自宅まで歩いて帰る。

▼正月休みに読む予定の本たち
『屍者の帝国』(伊藤計劃×円城塔著、河出書房新社)
M市の図書館から借りた本。
この本には何十人と予約の列がついており、早く読んでしまわないといけないのだが、返却期限の6日までに読めるだろうか。
共著者の伊藤計劃はすでに亡い。
この人の名を横文字で「Project Itoh」と綴るのが洒落ている。
同工異曲で「武田理論:Theory TAQUEDA、通称テオ」を思いつく。

『本の雑誌』(2012年11月号)
勤務先の図書館から借りた雑誌。
8日返却期限、楽勝。

『償いの報酬』(ローレンス・ブロック著、田口俊樹訳、二見文庫)
M市の図書館から借りた探偵小説。
新刊なので予約の列ができている。
13日返却期限、ほぼOK。

『アメリカン・スタイル』(ボブ・グリーン著、菊谷匡祐訳、集英社)
勤務先の書庫で見つけた時代物のコラム集。
17日返却期限。

『リボンの騎士』(1〜5巻、手塚治虫作画、なかよし増刊、講談社)
勤務先から借りた漫画。
原作を読んでみたいとずっと思っていた。
17日返却期限。

『フット×ブレインの思考法 日本のサッカーを強くする25の視点』(文藝春秋)
近くの書店で買った本。

以上10冊。
自分には、積んである本をそれぞれ少しずつ「つまみ読み」する癖がある。
それは自ずと1冊に集束していくのが常なのだが、今回は『フット×ブレイン』だ。
返却期限の迫っているものから読め、と言うに。
 

2012/12/31

#LASTPRINTISSUE


『ブランデンブルク協奏曲』(Karl Richter指揮、Munich Bach Orchestra演奏)を大音量でかけながら、2012年最終ジャーナル。
数えてみれば、今年100回目のエントリーだ。

『孤独のグルメSeason 2』(テレビ東京系)の放送が終了した。
グルメは卑しいと常づね思っている自分が、唯一観ていた番組である。
経済ニュース番組の『ワールドビジネスサテライト』の後に流れ出すのを偶然観たのが始まり。
ドラマ仕立ての本作は、扶桑社の週刊誌『SPA!』に不定期連載されている漫画(久住昌之原作、谷口ジロー作画)が基になっているらしい。
輸入雑貨商を個人で営む井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が営業に出て、ぶらりと入った店で空腹を満たす経緯を淡々と画面に映す。
五郎を演じるのは松重豊(まつしげ・ゆたか)。
彼は無口だが「心の声」を画面にヴォイス・オーヴァーしていくという手法だ。
肩の凝らないお店、気取りのない料理、ノンアルコール(たいていランチだし、五郎は下戸)。
五郎の食べっぷりは見事だが、猥褻感がない。

アメリカのNewsweek誌が印刷をやめてデジタル版のみの発行に移行することが発表された。
思い切ったな。
実は自分も、何年も前から年賀状を送るのをやめたいと思っていながら踏み切れずにいたので、便乗させてもらうことにした。
紙に印刷する年賀状は2013年版が最後となる。
ただし、Eメイルやウェブに疎いと思われる方がた(主に年長の親戚)のためには少量印刷する予定。
あっ、一枚ずつ手描きすればいいのか。
「人の心が、年の初めに届く国。」
という日本郵便のキャッチコピーは美しいが、年賀状は完全に虚礼と化してしまった。


初期案。この後Newsweek誌の発表を知る


年賀状デザインのモチーフは、今年虜になっていた8列のドットマトリクスだ。
LED球を8列×8行並べて電子バナーを作ろうとしていたのは、もうずいぶん前のことだ。
その電子バナーは完成したのだが、日の目を見ることはなかった。
450×450ミリのサイズに5ミリφのLED球を64個仕込んだものの光量が足りず、暗い場所でしか力を発揮できないことがわかった。
すぐに改良版に着手したが、作業はその後中断したままになっている。
 

2012/12/30

【天皇杯】G大阪、ベスト2


ベスト2?
そんな言い方、あまり聞いたことないぞ。


買った本借りた本




















初給料をもらい、久しぶりに本を買う。
『フット×ブレインの思考法 日本のサッカーを強くする25の視点』(文藝春秋刊)は、テレビ東京系のフットボール情報番組『FOOT×BRAIN』で放送された内容を再構成したものだ。
フィールドをイメージした緑色の装幀が書店で目立つ。
本文文字もグリーンで印刷されている!

『アメリカン・スタイル』はシカゴのコラムニスト、ボブ・グリーンの作品集。
現在の勤務先であるN図書館の書庫で「発掘」した。
背表紙の頭についている赤丸のシールは、ここでICタグを貼付されたことを示している。
すべての作業が終了した後、このシールは剥がされることになっている。

前置きは終わり。
12月29日土曜日、全日本サッカー選手権大会の準決勝戦が行われた。
第1試合は静岡の通称エコパスタジアムで、ガンバ大阪対鹿島アントラーズ。
1-0。
得点者:#7遠藤保仁
#15今野をボランチに、遠藤をトップ下に上げるという布陣が奏功している。
このシステムをもっと早い段階でリーグ戦に導入していれば、という感は強い。

第2試合は国立競技場で、横浜Fマリノス対柏レイソル。
0-1。
得点者:#19工藤壮人
工藤はこの試合で警告(イエローカード)1回、累積2回となって決勝戦は出場停止。

今季、ガンバは柏レイソルと4回対戦して0勝3敗1引分け、得点6、失点13。
遅くなったけれど、借りは元日に返すから。
 

2012/12/25

【天皇杯】G大阪、ベスト4


今季はタイトルを四つ獲ると宣言したのはセホーンだったが、松波はそれをちゃんと憶えている。
ACLは敗退、リーグカップ(ナビスコ杯)も敗退、リーグ戦は17位で終わったが、全日本選手権(天皇杯)へのチャレンジはまだ終わっていない。

12月15日土曜日、4回戦。
万博記念競技場でFC町田ゼルビアと対戦。
3-2で辛くも勝った。
TVで観戦中に眠ってしまうほどの試合展開だった。

2年契約の松波監督は、今季限りで退任するのか。
それが正式に決まったとは、まだ発表されていない。
それなのに、HKが新監督に内定したという報道があった。
事実なら、クラブの内部から漏れたということになる。
ガンバ大阪は情報の管理がルーズだ。

12月22日土曜日。
後援会の事務局スタッフと「ファンの集い」参加募集チラシの打ち合わせ。
来年2月に後援会主催で集客イベントを実施する。
事務局のH次長が、ガンバの2013年卓上カレンダーを見せてくれた。
#1藤ヶ谷、#2中澤の姿はどのページにも見られない。

12月23日日曜日、全日本選手権の準々決勝戦。
長居スタジアムでセレッソ大阪とダービーマッチ。
かねてより「ピンクの豚」と蔑んできたが、来季は相手の方が格上となり、対戦することはない。
結果は、セレッソ大阪 1-2 ガンバ大阪。
勝つために補強した#41家長が決勝ゴールを決めた。

12月29日土曜日、準決勝戦。
静岡のエコパスタジアムで鹿島アントラーズと対戦。
今季ガンバはアントラーズに一度も勝っていない。

2012/12/10

年賀状出来


出来は「しゅったい」と読むべし。

天気予報が降雪と言うのでMTBをあきらめて、バスに乗って実家へ行く。
途中でY医院に寄ってインフルエンザの予防接種を受ける。
順番を待つ間に外に出て、自分用の年賀はがきを購入。
年賀状も電子メイルで送ろうと思うようになって何年も経つが、まだ果たせていない。

注射の前に体温測定。
体温計を額にあてて計られるのは初めてだ。
36.3℃は、平熱よりも少し高い。
Y先生は注射が上手なので、少し痛いですよと言いつつ、ほとんど痛くしない。

実家に到着。
昼食にカレーライスをごちそうになる。
食休み、雑談をした後、母の年賀状の制作にかかる。
1点の写真とあいさつの言葉、住所を入れるだけのシンプルなデザインだ。
署名は手で書き入れる。


刷り上がって乾燥中の年賀状















今回使った画像は、マダガスカルのバオバブだ。
母は海外旅行に行って大量の写真を撮るのが趣味だったのだが、ここ何年かは出かけていない。
彼女が旅行のために貯めている金を、収入の無い私が食いつぶしてきたからだ。
申し訳ないし、自分が情けない。
現在は職に就いているが、その契約も来年3月末で切れる。
その先は見えない。

バオバブの画像をSDカードからiMacに取り込む。
OS 9.2で動いている古いマシンだ。
Drawソフトを使って画像と文字をレイアウトする。
A4サイズの普通紙に印刷して、クライアントに見せる。
親子であろうとも、ここはきっちりしておかないとね。

「フチなし印刷」を初めて採用した。
これは、制作済みデータを数パーセント拡大してプリントする仕組みである。
したがって、絵柄の四方がトリミングされた状態で仕上がってしまう。
それを計算に入れてデザインする必要がある。
トリミングされた部分は、紙の外側のプリンタ内部空間に印刷されていることになる。
覗いたことはないが、非常に汚れているにちがいない。

印刷用紙は日本郵便製年賀はがきインクジェット写真用を使用。
プリンタはE社のもので、これもかなり古い機種だ。
プリンタドライバの用紙設定で「写真用」を選んだが、校正紙とは違う色合いで印刷されてしまったので「光沢紙」に変更。
最もパフォーマンスの高いモードを設定したので、印刷スピードは非常に遅い。
完璧を期して一枚ずつ目視でチェックしながら作業を行う。
「ミスプリントは、目を離したときに起きる」
マーフィさんが、そんなことを言ったとか言わんとか。
 

2012/12/09

【J特】西野監督再任


ガンバ大阪がJ2に降格した責任を取って金森CEOが辞任するらしいという報道があった。
サポーターの皆さん、どうかスポーツ紙などの報道を鵜呑みにしないでくださいと、かつて氏は言ったのだが今回はどうか。

チームにはまだ全日本選手権(天皇杯)をかけた試合が残っている。
これに優勝したとしても、松波監督はJ2降格の責任を取って辞任する可能性が高い。
そうなった場合、新しい監督に誰を起用するのか。
いや、新しい監督ではなく古い監督でどうか。
西野監督に土下座してでも戻ってきてもらう、そんな大それたことができたなら、ガンバ大阪を見直そう。
 

2012/12/03

【J特】審判の日


ヴィッセル神戸はホーム最終戦で広島に負けて16位、J2に降格。
ガンバ大阪はヤマハスタジアムで磐田に負けて17位、同じく降格。
西野朗監督と縁の深い両チームが、だ。

前節17位だった新潟が札幌に勝って15位、J1に残留した。
「応援してくれたサポータのおかげです」
選手のコメントが胸に突き刺さる。
そう言われてしまうと、ガンバのサポータとしては非常に辛い。

12月1日土曜日、Jリーグ1部は最終の第34節。
9試合のすべてが同じ時刻に始まった。
我が贔屓チームのガンバ大阪は、敵地ヤマハスタジアムでジュビロ磐田と決戦。
#2中澤と#1藤ヶ谷の連係ミスがあって、いきなり失点。
ここがガンバの弱点だと、何度書かせたら気がすむのか。
前半戦で取り返せず後半戦へ。
53分に#14倉田が国際級の抜きとシュートで得点。
85分にジュビロの#7小林に同様のシュートを打たれる。
中澤も藤ヶ谷もこれを防げず、万事休す。
他の試合会場の結果を待つまでもなく、J2への降格が決定した。

監督を替えていなければ、というのはサポーターに共通する強い思いだ。
それほど選手力の高いチームではないガンバを勝たせていたのは監督の力だったのだ。
それにもかかわらず練習がマンネリしているだとか言い出して、西野監督を切るきっかけを作ったのは選手たちの方だと聞いた。
(中略w)
新しい監督の指示に対して、異を唱えたということが報道されるに至って、チームの行く末が危ぶまれることとなった。
(中略ww)
敗軍の将は兵を語らず、ということになっている。
だから責任は監督やフロントがとるのだろうが、最たる責任は選手たちにあることは明白である。
それを自覚して、主将の明神や副主将の遠藤たちはチームに残留することをほのめかしているらしいが、クラブが彼らを養っていけるのかは疑問だ。
この際、高年齢、高額年俸、レンタル中の選手をすべて整理して、チームの刷新を図ることも考慮すべきだ。
松波監督が責任をとって辞める、HKが新しい監督候補だとも報道されているが、その名前は非常に不安だ。
どれほど無能な監督やどれほど下手な選手がやって来ても、チームを応援しなければならないサポーターの身になって人選をしてほしい。