2012/12/31

#LASTPRINTISSUE


『ブランデンブルク協奏曲』(Karl Richter指揮、Munich Bach Orchestra演奏)を大音量でかけながら、2012年最終ジャーナル。
数えてみれば、今年100回目のエントリーだ。

『孤独のグルメSeason 2』(テレビ東京系)の放送が終了した。
グルメは卑しいと常づね思っている自分が、唯一観ていた番組である。
経済ニュース番組の『ワールドビジネスサテライト』の後に流れ出すのを偶然観たのが始まり。
ドラマ仕立ての本作は、扶桑社の週刊誌『SPA!』に不定期連載されている漫画(久住昌之原作、谷口ジロー作画)が基になっているらしい。
輸入雑貨商を個人で営む井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が営業に出て、ぶらりと入った店で空腹を満たす経緯を淡々と画面に映す。
五郎を演じるのは松重豊(まつしげ・ゆたか)。
彼は無口だが「心の声」を画面にヴォイス・オーヴァーしていくという手法だ。
肩の凝らないお店、気取りのない料理、ノンアルコール(たいていランチだし、五郎は下戸)。
五郎の食べっぷりは見事だが、猥褻感がない。

アメリカのNewsweek誌が印刷をやめてデジタル版のみの発行に移行することが発表された。
思い切ったな。
実は自分も、何年も前から年賀状を送るのをやめたいと思っていながら踏み切れずにいたので、便乗させてもらうことにした。
紙に印刷する年賀状は2013年版が最後となる。
ただし、Eメイルやウェブに疎いと思われる方がた(主に年長の親戚)のためには少量印刷する予定。
あっ、一枚ずつ手描きすればいいのか。
「人の心が、年の初めに届く国。」
という日本郵便のキャッチコピーは美しいが、年賀状は完全に虚礼と化してしまった。


初期案。この後Newsweek誌の発表を知る


年賀状デザインのモチーフは、今年虜になっていた8列のドットマトリクスだ。
LED球を8列×8行並べて電子バナーを作ろうとしていたのは、もうずいぶん前のことだ。
その電子バナーは完成したのだが、日の目を見ることはなかった。
450×450ミリのサイズに5ミリφのLED球を64個仕込んだものの光量が足りず、暗い場所でしか力を発揮できないことがわかった。
すぐに改良版に着手したが、作業はその後中断したままになっている。
 

2012/12/30

【天皇杯】G大阪、ベスト2


ベスト2?
そんな言い方、あまり聞いたことないぞ。


買った本借りた本




















初給料をもらい、久しぶりに本を買う。
『フット×ブレインの思考法 日本のサッカーを強くする25の視点』(文藝春秋刊)は、テレビ東京系のフットボール情報番組『FOOT×BRAIN』で放送された内容を再構成したものだ。
フィールドをイメージした緑色の装幀が書店で目立つ。
本文文字もグリーンで印刷されている!

『アメリカン・スタイル』はシカゴのコラムニスト、ボブ・グリーンの作品集。
現在の勤務先であるN図書館の書庫で「発掘」した。
背表紙の頭についている赤丸のシールは、ここでICタグを貼付されたことを示している。
すべての作業が終了した後、このシールは剥がされることになっている。

前置きは終わり。
12月29日土曜日、全日本サッカー選手権大会の準決勝戦が行われた。
第1試合は静岡の通称エコパスタジアムで、ガンバ大阪対鹿島アントラーズ。
1-0。
得点者:#7遠藤保仁
#15今野をボランチに、遠藤をトップ下に上げるという布陣が奏功している。
このシステムをもっと早い段階でリーグ戦に導入していれば、という感は強い。

第2試合は国立競技場で、横浜Fマリノス対柏レイソル。
0-1。
得点者:#19工藤壮人
工藤はこの試合で警告(イエローカード)1回、累積2回となって決勝戦は出場停止。

今季、ガンバは柏レイソルと4回対戦して0勝3敗1引分け、得点6、失点13。
遅くなったけれど、借りは元日に返すから。
 

2012/12/25

【天皇杯】G大阪、ベスト4


今季はタイトルを四つ獲ると宣言したのはセホーンだったが、松波はそれをちゃんと憶えている。
ACLは敗退、リーグカップ(ナビスコ杯)も敗退、リーグ戦は17位で終わったが、全日本選手権(天皇杯)へのチャレンジはまだ終わっていない。

12月15日土曜日、4回戦。
万博記念競技場でFC町田ゼルビアと対戦。
3-2で辛くも勝った。
TVで観戦中に眠ってしまうほどの試合展開だった。

2年契約の松波監督は、今季限りで退任するのか。
それが正式に決まったとは、まだ発表されていない。
それなのに、HKが新監督に内定したという報道があった。
事実なら、クラブの内部から漏れたということになる。
ガンバ大阪は情報の管理がルーズだ。

12月22日土曜日。
後援会の事務局スタッフと「ファンの集い」参加募集チラシの打ち合わせ。
来年2月に後援会主催で集客イベントを実施する。
事務局のH次長が、ガンバの2013年卓上カレンダーを見せてくれた。
#1藤ヶ谷、#2中澤の姿はどのページにも見られない。

12月23日日曜日、全日本選手権の準々決勝戦。
長居スタジアムでセレッソ大阪とダービーマッチ。
かねてより「ピンクの豚」と蔑んできたが、来季は相手の方が格上となり、対戦することはない。
結果は、セレッソ大阪 1-2 ガンバ大阪。
勝つために補強した#41家長が決勝ゴールを決めた。

12月29日土曜日、準決勝戦。
静岡のエコパスタジアムで鹿島アントラーズと対戦。
今季ガンバはアントラーズに一度も勝っていない。

2012/12/10

年賀状出来


出来は「しゅったい」と読むべし。

天気予報が降雪と言うのでMTBをあきらめて、バスに乗って実家へ行く。
途中でY医院に寄ってインフルエンザの予防接種を受ける。
順番を待つ間に外に出て、自分用の年賀はがきを購入。
年賀状も電子メイルで送ろうと思うようになって何年も経つが、まだ果たせていない。

注射の前に体温測定。
体温計を額にあてて計られるのは初めてだ。
36.3℃は、平熱よりも少し高い。
Y先生は注射が上手なので、少し痛いですよと言いつつ、ほとんど痛くしない。

実家に到着。
昼食にカレーライスをごちそうになる。
食休み、雑談をした後、母の年賀状の制作にかかる。
1点の写真とあいさつの言葉、住所を入れるだけのシンプルなデザインだ。
署名は手で書き入れる。


刷り上がって乾燥中の年賀状















今回使った画像は、マダガスカルのバオバブだ。
母は海外旅行に行って大量の写真を撮るのが趣味だったのだが、ここ何年かは出かけていない。
彼女が旅行のために貯めている金を、収入の無い私が食いつぶしてきたからだ。
申し訳ないし、自分が情けない。
現在は職に就いているが、その契約も来年3月末で切れる。
その先は見えない。

バオバブの画像をSDカードからiMacに取り込む。
OS 9.2で動いている古いマシンだ。
Drawソフトを使って画像と文字をレイアウトする。
A4サイズの普通紙に印刷して、クライアントに見せる。
親子であろうとも、ここはきっちりしておかないとね。

「フチなし印刷」を初めて採用した。
これは、制作済みデータを数パーセント拡大してプリントする仕組みである。
したがって、絵柄の四方がトリミングされた状態で仕上がってしまう。
それを計算に入れてデザインする必要がある。
トリミングされた部分は、紙の外側のプリンタ内部空間に印刷されていることになる。
覗いたことはないが、非常に汚れているにちがいない。

印刷用紙は日本郵便製年賀はがきインクジェット写真用を使用。
プリンタはE社のもので、これもかなり古い機種だ。
プリンタドライバの用紙設定で「写真用」を選んだが、校正紙とは違う色合いで印刷されてしまったので「光沢紙」に変更。
最もパフォーマンスの高いモードを設定したので、印刷スピードは非常に遅い。
完璧を期して一枚ずつ目視でチェックしながら作業を行う。
「ミスプリントは、目を離したときに起きる」
マーフィさんが、そんなことを言ったとか言わんとか。
 

2012/12/09

【J特】西野監督再任


ガンバ大阪がJ2に降格した責任を取って金森CEOが辞任するらしいという報道があった。
サポーターの皆さん、どうかスポーツ紙などの報道を鵜呑みにしないでくださいと、かつて氏は言ったのだが今回はどうか。

チームにはまだ全日本選手権(天皇杯)をかけた試合が残っている。
これに優勝したとしても、松波監督はJ2降格の責任を取って辞任する可能性が高い。
そうなった場合、新しい監督に誰を起用するのか。
いや、新しい監督ではなく古い監督でどうか。
西野監督に土下座してでも戻ってきてもらう、そんな大それたことができたなら、ガンバ大阪を見直そう。
 

2012/12/03

【J特】審判の日


ヴィッセル神戸はホーム最終戦で広島に負けて16位、J2に降格。
ガンバ大阪はヤマハスタジアムで磐田に負けて17位、同じく降格。
西野朗監督と縁の深い両チームが、だ。

前節17位だった新潟が札幌に勝って15位、J1に残留した。
「応援してくれたサポータのおかげです」
選手のコメントが胸に突き刺さる。
そう言われてしまうと、ガンバのサポータとしては非常に辛い。

12月1日土曜日、Jリーグ1部は最終の第34節。
9試合のすべてが同じ時刻に始まった。
我が贔屓チームのガンバ大阪は、敵地ヤマハスタジアムでジュビロ磐田と決戦。
#2中澤と#1藤ヶ谷の連係ミスがあって、いきなり失点。
ここがガンバの弱点だと、何度書かせたら気がすむのか。
前半戦で取り返せず後半戦へ。
53分に#14倉田が国際級の抜きとシュートで得点。
85分にジュビロの#7小林に同様のシュートを打たれる。
中澤も藤ヶ谷もこれを防げず、万事休す。
他の試合会場の結果を待つまでもなく、J2への降格が決定した。

監督を替えていなければ、というのはサポーターに共通する強い思いだ。
それほど選手力の高いチームではないガンバを勝たせていたのは監督の力だったのだ。
それにもかかわらず練習がマンネリしているだとか言い出して、西野監督を切るきっかけを作ったのは選手たちの方だと聞いた。
(中略w)
新しい監督の指示に対して、異を唱えたということが報道されるに至って、チームの行く末が危ぶまれることとなった。
(中略ww)
敗軍の将は兵を語らず、ということになっている。
だから責任は監督やフロントがとるのだろうが、最たる責任は選手たちにあることは明白である。
それを自覚して、主将の明神や副主将の遠藤たちはチームに残留することをほのめかしているらしいが、クラブが彼らを養っていけるのかは疑問だ。
この際、高年齢、高額年俸、レンタル中の選手をすべて整理して、チームの刷新を図ることも考慮すべきだ。
松波監督が責任をとって辞める、HKが新しい監督候補だとも報道されているが、その名前は非常に不安だ。
どれほど無能な監督やどれほど下手な選手がやって来ても、チームを応援しなければならないサポーターの身になって人選をしてほしい。