2017/11/10

11月11日はBASSの日-->


BASSは、楽器のベースである。
数字が四つ、1111と並んでいる様子が四本の弦を想起させるところから、11月11日をベースの日と誰かが決めたのである。

オーケストラでは弓で奏でるコントラバスを、ジャズでは指で弾(はじ)く。
ヴァイオリンも指で弾くこと(ピチカート)があるが、コントラバスはどうか。
ジャズで使うのをウッドベースと呼ぶのは、日本だけらしい。
エレキギターのように肩から吊って扱えるようにしたのが、ベースギターである。
ウッドベースを弾く人、ベースギターを弾く人、ともにベーシストと呼ばれる。

ある音楽専門雑誌のベーシスト人気ランキングで、ポール・マッカトニー(Paul McCartney)が第3位に入った。
ビートルズ(The Beatles)の一員として名が売れている故のランクインではなくて、演奏を評価されてのことである、と思う。

ビートルズのレコードをかける時、歌ばかりを聴いていた。
そればかりか、曲に合わせて大声で歌っていたのである。
つまり、楽器の音など、ほとんど耳に入って来なかった。
好きな曲はメロディの美しい、歌いやすいものばかりだった。

歌うのをやめてインストに神経を集中させると、ポールの弾くベースギターの音が、ぶんぶんとうなっているのが、よく聴こえる。
うなっているが、ことさらに主張せず、きれいに溶け込んでいる。
他のメンバーがベースをやらないので、仕方なくポールが担当になったそうだが、彼はどのパートをやっても上手なのではないかと思わせる。

偏固子が最も気に入っているのが「Old Brown Shoe」である。
ベースをフィーチャーした作品で「疾走感」がある。
他にもお気に入りが……
Another Day
Too Many People
Dig A Pony
Get Back
以上、ポールがベース担当。

ポール・マッカトニー以外では……
South American Getaway
 バート・バカラック作、映画『明日に向って撃て!』挿入曲
Comin' Home Baby(デイヴィッド・サンボーン)
 サンボーンはサックスプレイヤー。



David Sanborn「timeagain」















Boz Scaggs『Fade Into Light」

















Isn't She Lovely(デイヴィッド・サンボーン)
 スティーヴィ・ワンダーの曲
Angela(ボブ・ジェイムズ)
 ボブ・ジェイムズはキーボードプレイヤー。
Sara Smile(ホール&オーツ)
 男声ヴォーカルデュオの名作。
Lowdown [unplugged](ボズ・スキャッグズ)
 ボズは男声ヴォーカル。アンプラグドということは、ウッドベースですな。

 

2017/11/03

小学生向け文学全集-->


読書週間である。
そんなこと言われなくても、52週間ずっと読書週間でっせ。

あすなろ書房という出版社が、よく新聞広告を打っている。
松田哲夫編『中学生までに読んでおきたい日本文学』(全10巻)である。
中学生までに、というのだから小学生向けだ。
作家は芥川龍之介、森鷗外、太宰治、内田百閒、遠藤周作、向田邦子……と新旧バラエティに富んでいる。
書き落としたが、各巻10作品以上が収録された短編集である。

それぞれの巻のテーマタイトルを列挙すると、
1.悪人の物語
2.いのちの話
3.おかしい話
4.お金物語
5.家族の物語
6.恋の物語
7.こころの話
8.こわい話
9.食べる話
10.ふしぎな話
である。

10巻いっせいに発売されたようだから、どの巻から読んでもいいとは思うのだが、第1巻がいきなり「悪人の物語」から始まるというのは、小学生向けとしてはどうよ。
悪いことを知るのは、もっと後の方でよくはないか。

偏固子ならば、こう並べるけどなあ。
1.家族の物語
2.いのちの話
3.こころの話
4.食べる話
5.お金物語
6.恋の物語
7.悪人の物語
8.こわい話
9.おかしい話
10.ふしぎな話
ここまで書いてきて、気がついた。
悪人で始まるリストは五十音順になっている!