2013/12/22

賀状乾燥中


小雨が降っている。
寒いが、まだ雪にはならない。
傘を片手に、実家まで歩いて行く。
本日の目的は、母の年賀状作り。
彼女が旅先で撮った写真を素材に、10年間作り続けている。

日本郵便製の年賀はがきにインクジェットプリンタで出力するのだが「インクジェット写真用」が発売されるまでは、画像の色合わせにおいて母の期待を大きく裏切る出来上がりだった。
近年は概ね好評である。

実家のiMacは、私の「お古」である。
1999年製だから文字通り前世紀の遺物だが、いまだに現役だ。
母が、たまにメイルチェックをしている。
インタネットへの接続は「ダイヤルアップ」だ。
メイルへのレスポンスが遅いので、母の友人からは、
「メイル送ったけど、読んでくれた?」
と電話がかかってくるそうだ。

搭載OSのヴァージョンは、最大限の9.2.2。
年賀状の制作にはAppleWorks 6を使用しているが、いらいらするほどに処理速度が遅い。
それほど高度な作業を要求しているわけではないが……
とにかく、画像を配置して、文言を入力して、印刷データは完成。
出力機もE社製の10年ぐらい前のモデルで、スピードはあまり出ない。
「高精細」モードで刷るので、なおさらだ。


世界遺産に選定された富士山が今回のテーマ



















一枚ずつ広げて乾燥させる























 

2013/12/15

吹田市立スタジアム起工式


アメリカンフットボールの大学チーム日本一を決める甲子園ボウル開催さる。
あ、フィールドにバナナの皮が落ちてる!
あほ、あれはフラッグいうて選手が反則を犯したときに審判が投げよんねん。
関西学院大学ファイターズが23-9で日本大学フェニックスを破り、26回目の優勝。
毎年この時期の甲子園たるや、むちゃくちゃに寒い。
いいえ、今年は行ってませんが。

朝10時、エキスポフットボールパーク(仮称)の起工式に行く。
背広を着て、マフラーをぐるぐる巻きにして、N3-Bを羽織ったが、寒い。
しまった、レッグウォーマーを着けるのを忘れてた……
今のうちに断わっておくが、エキスポフットボールパークというのは偏固ジャーナル独自の仮称である。
仮称にも公式のものがあって、吹田市立スタジアムというのがそれである。
エミレーツ・スタジアム(アーセナル)など、スポンサーの名を冠したものはともかく、セント・ジェームズ・パーク(ニューカッスル・U)、スタジアム・オブ・ライト(サンダーランド・AFC)といったイギリスのフットボールスタジアムの呼び名とは、大分に違う。
ちなみに、建設予定地の北側にアメリカンフットボール専用競技場があって、そこはエキスポフラッシュフィールドと呼ばれているのだが、公式にはアメリカンフットボール球技場という名前である。

起工式への参加は、午前10時受付開始。
10時の時点で長蛇の列。
施主と工事関係者だけで行う神事の進行が遅れているという理由で、一般客(小口の後援者、サポーター)は待たされている。
「辛抱と長蛇」は、1970年以来この地でのスローガンである。

ガンバ大阪の野呂社長が挨拶。
「急いでやってきました、ノロです」と言ってますます寒くする。
次いで吹田市の井上市長が挨拶。
「私は(建設費の)寄付をしておりません、公職選挙法の関係で」と言わずもがなを言う。
続いて日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問が、J2に落ちていたチームにふさわしいスタジアムなのかと皮肉る。
Jリーグの大東チェアマンが挨拶して、乾杯の音頭を執る。
一般参加者全員の集合写真を撮影して終了。
その後は、建設予定地を遠巻きにして見学。


スタジアム観戦より寒し















神事をインタネット中継している様子















ならんだ重機ごしにクラブハウスが見える


北側にフラッシュフィールドの、その向こうに万博競技場の照明塔が見える


















太陽の塔を望む帰り道


















エキスポランドの跡地も工事開始!
















2013/12/14

去る人来る人短信


名古屋グランパスエイトに西野朗新監督、正式発表。
元日本代表選手で、奥寺康彦とともに1FCケルンの入団テストを受けている。
もともと日立製作所でフットボールをしていたので、その後は柏レイソルのコーチとなる。
その後日本協会でオリンピック代表チームの監督をしていたことは、あまりにも有名である。
また柏に戻ってナビスコカップを獲り、ガンバ大阪に移ってからはJ1リーグ制覇1回、ナビスコカップ優勝1回、天皇杯全日本選手権連覇、パンパシフィックチャンピオンシップ制覇1回、ACL優勝1回、クラブワールドカップ第3位と輝かしい成果を残した。
神戸では短期で解任された。

ガンバ大阪にはブラジルからエブソン(EVSON PATRICIO VASCONCELOS DO NASCIMENTO)というディフェンダーが新加入すると公式発表があった。
一方で#9ロチャ、#11パウリーニョ、#14平井将生、#24星原健太とは契約を延長せず、4人ものフォワードが戦力外となった。
攻撃第一主義のチームが、そんなにフォワードを切ってどうする。
どこかから「秘密兵器」を買ってくるのか。
そして、これはいい知らせに違いないが、#1藤ヶ谷陽介とも契約を延長しなかった。
残るGKは新婚ほやほやの#29木村敦志と#31田尻健だけとなる。
経験の浅いGKの2人体制など絶対にあり得ないので、ここも補強が必要だ。
日本代表クラスの選手に声をかけているという噂があるが……
NとかGは、NGやで。
 

2013/12/13

Cloud効果


書き散らし雑談ブログ。

名古屋グランパスエイトのDragan Stojković(ストイコビッチ)監督が退任し、離日した。
監督として6年(2008-2013)、それ以前に選手として7年(1994-2001)を名古屋で過ごした。
1996年9月まで名古屋の監督を務めたArsène Wenger(アルセーヌ・ヴェンゲルまたはアーセン・ウェンガー)は同年10月からずっとArsenal(アルセーヌの?)を指揮しているが、ストイコビッチをチームに勧誘したらしい。
そのオファーをストイコビッチは断わっていたことになる。
なんと奇特な。
彼の後を継いで名古屋の監督になるのは西野朗と報道されているが、そうなるとJ1に昇格したガンバ大阪にとっては厄介な相手となる。

唐突に、手袋のリフォーム。
Justinというブランドのグローブをここ数年使っているのだが、サイズが大きい。
他人に任せて買ってきてもらった結果だが、革が伸びたものか、さらに大きくなってしまったような気がする。
駄目にしてしまうのを覚悟のうえで、ダウンサイジングに挑戦。
▼Justinワークグローブ
http://www.airmonte.co.jp/pg461.html

目打ちで穴を明けないと針が通らない


















裏向けにして縫い、余った革はカットする



















グローブを裏返して、既存のステッチの内側を縫う。
新しいステッチの外側にはみ出ている部分を切り捨てれば、一回り小さいグローブができあがるという寸法だ。
皮革を縫うための針も糸も持ち合わせないので、すべて布用の材料で間に合わせる。
まあなんとか、使用に耐え得るレベルにて完成。
アイアンならぬアルミニウムホース(MTB)に乗るときに使う。



「ミュージック」アプリの一画面。右端に雲のマークが何個か見える



















AirPlayを楽しむために、iPad miniに購入済みの楽曲をダウンロードしようとする。
しようとするが……その必要がないと知る。
すでに購入したものはiCloudに自動で保存されていて、そこからiPad、AirMac Expressを経由してステレオから音を出すことができた。
EvernoteでもDropboxでも感じなかった、Cloudのメリットを初めて体験。
PC(Mac mini)側のOSがCloud非対応とあれば、それもしゃあない。
 


2013/12/12

AirMac Express更新


イングランド・プレミアリーグのフットボールを録画で観戦する。
Liverpool FC(リヴァプール)対West Ham United FC(ウェストハム)戦は、2013-14シーズンの第15節。
全部で38節あるので、ちょうど中盤戦に入ったところだ。
ウェストハムの選手の中に「G・マッカートニー」という名前を見つけた。
ネットで調べてみるとGはGaryでもGarethでもなく、Georgeだった。
Georgeはありふれているが、ファミリーネームにMcCartneyが付くと、かなり目立つ。
しかも相手にしなければならないFWがLuis Suárez(ルイス・スアレス)とくれば、なおさらだ。
第14節、リヴァプールはNorwich City(ノリッチ)に5-1で勝ったが、4点をスアレスが取っている。
1試合4得点をポーカーというらしいが、それはともかくマッカートニーは、どうすれば彼を抑えられるのか。
来年のワールドカップでスアレスが代表選手のウルグァイは、プレミアリーグの選手で構成されるイングランドと同じD組で一次リーグを戦う。

第二世代のAirMac Expressを買った。
先代のExpressがだめになってから、しばらく有線LAN状態だったのだが、無線に慣れた身には不便に感じられてならなかった。
新しいExpressが対応するMac OSの低い方のヴァージョンが、最大限に高いヴァージョンで使っている自宅のOSと同じになったので、今のうちに再導入しておかないと「置いて行かれる」ことになる。




パッケージ。デヴァイス本体は約10センチ角



















デヴァイスをヴァージョンアップすれば、ドライヴァも相応のヴァージョンに上げなければならない。
アップルのサイトから、AirMac ユーティリティの5.6.1をダウンロードして、Mac miniにインストールしておく。
Express本体をパッケージから取り出して、ADSLモデム、インクジェットプリンタ、ステレオに接続する。
モデムとはEthernetケーブル、プリンタとはUSBケーブル、ステレオとはミニジャックのついたケーブルでの接続だ。
……USBといえば!
端子が裏表の区別なく使える新規格(3.1、Type-C)が開発されているらしい。
今さらというか、やっとこさというかだが、たいへんに喜ばしい。
ただし、3.0以前のものとは互換性がない!

脱線から復帰。
Expressのマニュアルによれば、周辺機器を接続してから電源を入れよ、とある。
電源のスイッチはないので、Expressに電源コードを付けて、コンセントに接続することで通電する。
PCからAirMac ユーティリティによる無線LANの設定が正常終了するまでは、オレンジ色のインディケータランプが点灯する。

AirMac ユーティリティ5.6.1を起動。 
PCに内蔵されているAirMacを通してExpressを検索する。
まずここでつまずいた。
検索ボタンを何度クリックしてもExpressが見つからなかったのだが……
PCのメニューバーで「AirMac を入にする」ことで解決。

二つ目のつまずきはモデムとの接続ミス。
Express本体には二つのEthernetポートが装備されており、一つはLAN、もう一つがWAN対応なのだが……
WANにつながなければならないところをLANポートにケーブルを接続していた。
隣のポートに接続し直して解決。

DNSサーバへの接続設定はDHCPまかせで簡単に終了。
開通まで何か月もかかった昔が懐かしい。
自宅のネットワークを「R802net」と命名。
802号室(Room 802)やからね。
そして、接続するためのパスワードを設定。
英数混在の12桁のパスを作る。
もっと長い方がいいのだが、憶えていられないと困る。

すべての設定を正しく終えたので、Expressのランプがオレンジからグリーンに変わった。
テストラン。
インターネット接続……OK
モデム直結よりも高速なのは気のせい?
iTunesからAirMac経由ステレオへ(AirPlay)……OK
プリンタへファイルの出力……OK




[設定]から[Wi-Fi]を開く。画面は設定終了済みのもの




















もちろんiPad mini側も設定が必要だ。
「Wi-Fi」コントロールパネルを開いて、既存のネットワークを検索する。
「R802net」を見つけて選択し、パスを入力する。
上の画面では「R802guest」というネットワークも選択可能だ。 



iPad miniにインストールしたAirMac アプリからも接続確認ができる




















iPad miniからAirPlay中




















PCで設定終了したネットワークに乗っかるだけなので、簡単である。
R802netに接続した後は、iPad miniによるAirPlayも可能になった。
以前PCから購入した曲は、PC搭載のiTunesのヴァージョンが古いのが原因でiPad miniと同期ができず、あらためてiTunes StoreからiPad miniにダウンロードすることになってしまったが、再課金されないのは幸いである。
PCを起動しないでも、iPad miniからAirMac Expressを経由してHi-Fiセットから音が出せる。
この快適さは、実際に体験してみるまでわからない。

一つ誤算があった。
AirPrintアプリを使って、iPad miniからプリンタ出力をしたかったのだが、AirMac Expressを介してのデータ送信はできず、プリンタ自体にWi-Fiが搭載されていなければならなかった(つまりAirPrint対応である)こと。
プリンタを更新する余裕はないし、第一今あるプリンタがまだ使える。
 
 

2013/12/06

CDよ、さらば


ケータイの次は、CDにおさらば。
CDが出始めた頃、CDって何?という問いに「中日ドラゴンズ」「クリスチャン・ディオール」そしてわずかに「クリエイティブ・ディレクター」という答まであった。
知名度の低かったCDは、やがてLPを駆逐するまでになったけれども、音はLPの方がよかったという声は今もよく聞かれる。
LPに対するCD本体の優位性は、ノイズがないこととディスクが摩耗しないことぐらい。
不可聴域と思われる周波数をカットして録音した結果、音に深みがなくなったと言われている。
SACD(スーパーオーディオCD)という新しい規格(CDとの互換性なし)で、さらなる高音質が追求されているようだ。

SACDはともかく。
今やCDも売れない時代となった。
かくいう自分も、楽曲をiTunes Storeで買うことが多い。
それも「単品」で買う。
気に入った曲が欲しくても、アルバムごと買うのは不経済だからだ。
ジャケットもライナーノーツも要らない。
サウンドオンリーで楽しむスタイルだ。
すでに買って持っているCDも、PCに取り込めばいい。
好きな曲だけ編集して、デジタルオーディオプレイヤーにダウンロードしたり、CD-Rに再録して楽しむこともできる。

自宅にあったすべてのCDのリッピングを終えてから、かなり時間が経った。
不要になったCDを処分できないでいたのは「愛着」という、単にセンチメンタルな理由からである。
それを、ついに断ち切ることにした。
CDが占めているスペースが片付くし、いくらかの金に換わればありがたい。
最寄りのB●●K・●FF(伏せ字効果なしw)へ持って行く。
普通ならば自転車で走って行くところだが、段ボール箱2杯分のCDを積むのは無理である。
こういう自転車ならば可能だが。

http://www.diatechproducts.com/news/2013-0216.html
そこでキャリーカートに積んで、引いて行く。
30分はかかる道のりである。
今日は、汗ばむほどに暖かい。
店に着き、買い取りのカウンターで手続き。
金額の査定に1時間ぐらい要するとのことだが、これは想定の範囲内。
いったん店を出て、周辺をポタリングする。

中央図書館まで行く。
時間つぶしには絶好の場所だが、こんな日(第一金曜日)に限って閉館している。
それならばと足を延ばして本屋まで歩く。
店員とは見えない若い女二人がレジカウンターの中で雑談に熱中している。
そんな店だが、雑誌の品揃えが素晴らしい。
いや、たまたま自分の好みにあったのが並んでいるだけか?
片っ端から立ち読みする。
女店員たちは雑談のつづきに一所懸命で、気にしていない様子。
一冊も買わないまま店を出る。

通りの向いにある100円均一(税別)ショップへ。
特に目的はなかったのだが、花立てを見つけて買ってしまった。
墓石に花を生けるための筒である。
価格相応のプラスチック製でいかがなものかと思うが、とりあえず一対求めて210円払う。
まだ時間に余裕があるので、スーパーマーケットを襲う。
いつもクラブハウスサンドウィッチを買っている店だが売り場が縮小され、サンドウィッチは姿を消していた。
デニッシュ二つ、98円バナナ一房、ジョナゴールド二つを買う。
ジョナサン(紅玉のこと)とゴールデンデリシャスをかけ合わせた品種のりんごである。

B●●K・●FFに戻る。
査定の結果、CD147点が22,330円となる。
機械から明細のスリップを打ち出してくれるのだが、長さが86センチもあった。
最高価格は1,000円の「ベスト・セレクション」。
何のベストなのかは表示されていないが、たぶんCarpentersだと思われる。
次点はBill Evans「At The Montreux Jazz Festival」の500円。
シオン城のジャケットで有名なアルバム。
第3位はCASIOPEA「Mint Jams」、400円。
最も気に入っていたTake 6「So Much 2 Say」がたったの10円。
買い取り不可のビデオCDが一枚(宮沢りえ)が混じっていたのはご愛敬。
空のカートを引いて帰る。
 

Best Sellection?















レマン湖に建つシオン城















日本のフュージョン

アカペラの最高峰