2011/08/29

国がため

(失礼を承知で)
海江田議員は国会で泣いたので×
前原議員は外国人からの献金問題でミソを付けたので×
鹿野議員、馬淵議員は最初から問題外……××
というわけで、もっともまともな彼氏が代表にふさわしいと思っていたノダ。

新しい党首はこう言った。
「お疲れさまでした。ノーサイドにしましょう」
こうも言った。
「私は民主党が大好きです」
この人の真っ直ぐさを信じたい気持ちにさせられた。
(注:偏固ジャーナルはいかなる政党も支持していません)

2009年5月に購入してから2年、『英詩訳・百人一首 香り立つやまとごころ』(マックミラン・ピーター著、集英社新書)を読み終えた。
百人一首は、高等学校で本格的に学ぶ以前から、我が家の正月の遊びであり必修科目だったので、馴染みは深い。
今回読んだのは英語で出版されたものを日本語に翻訳したものだが、もちろん歌の部分は英語で表記されたものをそのまま残してある。
たとえば。

 For you,
 I went out to the fields
 to pick the first spring greens−
 all the while on my sleeves
 a light snow falling.
(君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ:光孝天皇)

 I have nothing to say about that.(何とも言いがたい:B.T.)
 

2011/08/28

文化活動少々

最近、本を買っていない。
買いたい本が見つかると困るので(必ず見つかる)、そもそも書店に足を踏み入れないようにしているフシがある。
そういうわけで、読みかけで放置してあった本を何冊か再開して片付けた。

『ロビン・フッド物語』(原題:The Chronicles Of Robin Hood、Rosemary Sutcliff著、原書房)を読み終える。
おなじみの、森で生活する義賊の話。
お子様向けだが、大人でも充分楽しめる。
Hoodとは、頭巾のこと。

『O・ヘンリー・ミステリー傑作選』全1巻(小鷹信光編/訳、河出書房新社)
新訳を中心にした作品群。
O・ヘンリーはなんとシャーロック・ホームズ譚のパロディまで書いている。

そういえば『SHERLOCK(シャーロック)』(原題もSHERLOCK、イギリスBBC制作)というドラマをTVで観た。
舞台を現代に移し、シャーロック・ホームズがロンドン警視庁のコンサルタント探偵として活躍する話だ。
彼とルームシェアをするのが、アフガニスタンで負傷した元軍医のジョン・ワトソンで、シャーロックの活躍をブログに書き綴るという設定になっている。

『ウォルター少年と、夏の休日』(原題:Secondhand Lions、Tim McCanlies作品、2003年)をTVで観る。
満足度の高いエンタテインメント。
さほど話題にならなかったのでおそらくはB級扱いの作品なのだろうが、主演はMichael Caine(アカデミー賞の助演男優賞を2回受賞)、Robert Duvall(同・主演男優賞を1回受賞)、Haley Joel Osment(『シックス・センス』で同・助演男優賞にノミネート)と豪華だ。
邦題は……Lionsというところがミソなので、私なら『少年とライオン』とするけれど。
 

2011/08/24

【J特】ガンバ大阪夏の陣

8月17日(水)J1第9節、対名古屋グランパスエイト
8月20日(土)J1第22節、対川崎フロンターレ
8月24日(水)J1第23節、対柏レイソル
ガンバ大阪、真夏の万博3連戦を終えて首位を維持。
乱暴な書き方をすれば、3戦負けなしで総得失点10-5であった。
実際の獲得ポイントは7だが、柏に勝った点は6にも等しい。

このジャーナルを入力している時点でガンバ大阪の総得点は57で断トツ。
2位は名古屋の42点なのだが、驚くべきはそれとほぼ同じ41をガンバが失点していることだ。
福岡(現在最下位)の48点、甲府(16位)の45点に次いで、下から3番目だ。
失点のシーンをホームでもよく見るが、それらがいずれもクリーンなシュートを打たれてのものなのが、つらいところだ。
川崎戦をともに観戦したフットボール仲間の意見は、1-2-4-6が弱点だということで一致した。
なんとかならんかいな。
 

2011/08/22

【J特】ロイヤルティ

クラブに対する忠誠心(loyalty)のことである。
私が会員として登録されているフットボールクラブのファンクラブ事務局から、アンケートが送られてきた。
回答は「非常に強くそう思う」をトップに「まったくそう思わない」まで、七つの段階のいずれかを選択してチェックマークを入れる。

設問の一部分を、記憶をたよりに記す。
「人気選手がいなくても、チームを応援するか」
(→非常に強くそう思う)
「チームが弱くなって負け続けても、応援するか」
(→そのためのサポーターやろ)

もう一つか二つ同工異曲の設問があって、つまりはチームがどん底の状態にあってもロイヤルティを維持するかを執拗に問うている。
これ見よがしに「非常に強くそう思う」に黒々とチェックを入れて送り返した。

応援しているチームを見限るのは、彼らがローカルでなくなった時だけだ。
たとえば、ガンバ大阪が移転してガンバ滋賀になったら関係は清算され、新しいサポートの対象は新チームの万博レンジャーズ(XPR)に移る。
地元チームを応援することが基本であり、これはJリーグの理念にも通じる。
 

2011/08/21

【J特】ガンバ大阪対川崎フロンターレ

万博に雨が降っている。
ピュアさんから提供を受けた席には、それでもガンバ大阪のファンが連なる。
試合開始前、クラブの社長に会ってがっちりと握手。
戦勝を誓い合う。

前回も雨中の対戦だった。
あの日ガンバのディフェンダーの頬を伝ったのは、雨か涙か。
中村憲剛に2発決められて負けた悔しい試合。

今回の対戦。
2-0と楽に試合を進めた後に3点奪い返され、2-3。
最悪の気分で前半を終える。
わざわざ応援しに来てくれた友人たちには、万博でまだ負け試合を観ていないと言い訳をする。
そして、6-3で終了。
明神がひさびさに得点したところで喉をつぶした。
友人たちが満足して帰って行ったことは、言うまでもない。
 

薄型TVの導入

自動機のフレーム















完成したフィンガーの一つ。必要がないのに磨いて仕上げた















職業訓練に集中のあまり、ブログは低調。
工場実習で、自動機を作っている。
このマシンの最終形は、シーケンサで制御されるシリンダとチャックを使い、ステンレス製の円柱をはさんで持ち上げ、移動させるというものだ。
チャックにはオリジナルデザインのフィンガーを取り付け、それが円柱を把持(hold)する。
設計者や工員になるわけではなく、「生産管理技術」の一環として学んでいる。

フィンガーをアルミの部材から切り出して、加工するだけでも大変な苦労だ。
切断には弓のこを使うのだが、そもそも真っ直ぐに切ることすらできない。
指定の仕上がり線の近くをアバウトに切って、平やすりで削って直線にする。
やすりで直線や平面を出すのもまた至難の技だ。

閑話休題。
実家の母がTVを見られなくなって不便を強いられているので、訓練の帰りに立ち寄って、二人でY電機に行く。
私はMTBを押して歩く。
母の立ち会いのもと実機の検分をし、注文だけして私は帰宅する段取りだった。
目当てはS社のスタンダードモデルだったのだが、その日たまたま店頭に特売品として山積みされていた。
32Vで39,800円。
ほぼ即決。
納品(後日)を頼むこともできたが、すぐに使いたくて持ち帰りを選択。
MTBを母が押し、私が10kg超の荷物を手に提げて実家に逆戻り。

これだけでもけっこうな労働だが、この後がまた大変。
数倍重い29インチのCRTをTV台から下ろして32Vと入れ替え。
ケーブルの接続のし直し。
HDMI端子が使えるのはシンプルでありがたかったけれど、アナログの端子が極端に少なくて、ビデオが1台しかつなげなかった。

下ろした29インチはリサイクル料金を支払ったので、業者が引き取りにきてくれる。
HDMIのケーブルを新調したのと合わせて、総予算50,000円以内におさまった。