2020/04/22

SSD、快感!


macOS Catalinaを搭載したMac mini(Late 2014)が、どれほど鈍かったかというと、
コマンドを一つ打ち込んでも、まったく反応なし。
数秒経過した後、虹色の円が画面で回り始めて……の繰り返しで、作業が全然スムーズに進まない。
テキストの入力は、漢字変換候補を表示させようとするたびに、作業がストップしてしまう。

ウェブで調査すると、外付けSSDに内蔵HDの中身を複製[replicate]し、そのSSDからMacを起動すれば、処理速度がアップする(らしい)ことが分かった。
(注:macOS内では[複製]ではなく[復元]という語を採用している)

そこで、SSD(約5,000円)とSSDを収納するケース(約1,000円)を、二つのウェブで発注した。
マシンを新調するよりも、はるかに安くすむ(つもり)。
ケースは郵便受けに投函・納品された。
スマートフォンぐらいのサイズなのだから、投函ですませてくれればいいものを、SSDの本体は宅配便で届けられたので(精密機器扱いだから?)、玄関で受け取ることになった。


パッケージ2種


SSDのケース



ケースは、あえて透明のものを選んだ。
中身が透けて見えて、かっこいい。
いや、かっこいいか否かは中に入れるSSD本体のデザインによって決まる。
SSDには、台湾ブランドのtranscendを選んだ。
ウェブ上では、特に評価の高いSSDではなかったし、価格が特に安いというわけでもないtranscendを選んだ理由は、これである。


銀色の筐体。しかし、回転しないのにDriveとは?



Mac miniのカラリングにフィットする。
これまで、外付けのDVDドライヴ、同・ハードディスクドライヴを買い足す場合にも「見た目を優先」してきたのである。


背景・上から:外付けHDD、DVDドライヴ、Mac mini






SSDをケースの中にセットして、肝心の「復元」である。
⌘+RをプレスしたままMac miniを起動したら、macOSのディスクユーティリティアプリを使って、SSDを初期化する。
初期化したSSDに、内蔵HDを複製、ぢゃなかった復元する。
参考にしたウェブページを書いてくれた人は、4時間もかかったそうだ。
自分の場合は、外付けSSDの組み立てを含めて、30分ほどで終了した。





楽勝やん。もっと早くSSDに気ぃついてたら、よかったのに。
そも、外付けのストレイジを購入する際に、SSDも候補に挙がっていた。
SSDが、ある日突然故障して使えなくなる可能性があると聞いて、ハードディスクを選んだのだった(ハードディスクは、故障の前兆を示す)。

Mac miniを再起動する(Optionキーを押しながら)。
起動ディスクの選択を要求されるので、SSDを選ぶ。
SSDの中を見ると、内蔵HDが、きれいに復元されている。
テキストエディタもウェブブラウザも、快速に動いた。
まさに「サクサク」と。
ひさびさの快感。
 

2020/04/19

鈍速 Mac mini


鈍速(ドンソク)って。
そんな言葉は、ありませんから。
鈍足、でしょう。

(迂闊にも)OSをCatalinaにアップグレイドしたら、わがMac mini(Late 2014)の動作が、ものすごおく遅くなったという話です。
OSのヴァージョンアップは、ハードウェアの買い替え促進策であろうと、とっくに気づいていたはずなのに……

実は、そろそろノートPCを導入しようか(つまり、今まではデスクトップ型を使っていた)という気になっていて、MacBook AirやMacBook Proの実機を、販売店でチェックはしていたのであった。
MacBookなき今、第一選択肢はAir(13インチ)だが、楔形の筐体デザインが、どうも好きになれない。
2、3万円ぐらい足せば、Pro(13インチ)が買えるのではないか……というところまで、検討は進んでいた。

結局、両方とも断念した理由は、貧弱なキーボードであった。
テキスト入力が非常に多い自分には、あのペラペラなキータッチによる長時間入力作業は、耐えられない。
そんなことを思っていたら、Airに新しいモデルが出て、キーボードが改善されたということだ。
早速、実機を検分しに出かけたが、またもや失望させられたのである。
MacBook(のキーボード)、あかんなあ……


もとい。
問題は、Mac miniが鈍くなってしまったことだった。
古い機種だからと諦めるか。
一つ前のOSに戻す、という消極的対策もある。
しかし、ここは積極的に攻めたい。
という訳で、新しいOSを外付けのSSDに入れて、そのSSDでMac miniを起動するテで、いってみることにした。
単に、新しいガジェットを買いたいだけだろうという気もするが。

ともかく、SSDの本体(240GB)と、それを収めるケースを、別々に注文した。
ケースの方はA社だが、納品は「置き配」で行なう、ということであった。
配達員は荷物を、玄関先やメーターボックスに置いて、帰るのであるな?
ついに、そんな時代になったのか……

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2020/04/16

その名前言いたくないね


「この人、知能が低いのとちゃう?」
この辛辣な言葉は、母の口から出たものである。
この人とは誰か。
母は続けて、
「岸(信介)は、どやったんかねえ?」

いきなり、そこまで遡るんかい。
晋太郎てゆう人もおったで。
藤浪(阪神)とは違うがな。
そもそも、うちのおかんが言うには……


まあ、それはともかく。
ここに入力するのも忌まわしいもの(ハリー・ポッターの「名前を言ってはいけない人」のようでもある)の蔓延を食い止めるため、緊急事態宣言が発令された。
……とは言うものの、人は何かしら必要があるから出かけるのであるし、健康維持のための散歩は許されるとなると、人出を八割減らすのは、無理でしょうよ。

デイサービスに出張した帰途、『本の雑誌』の5月号を買った。
図書館は閉めているのに、書店は開いている!
本を生活必需品とみる向きもあろうが、『本の雑誌』のある棚の周辺にでき上がっていた、心ない立ち読み人たちによる「密」状態を回避するためには、閉めておいてもらった方がよかったと思う。

理美容院も営業している。
散髪をする頃合いなのだが、散髪屋に行くのは気がひける。
それならば自分で、とバリカンを買いにホームセンターに行った。
ここも店を開けているクチである。
自分のことを棚にあげて言うが、買い物客で賑わっている。
平日の昼間である。
レジの列では、隣の列の客と肩が触れ合う状態が、できていた。

マスクは、依然として入手できていない。
雑誌『DIME(ダイム)』の付録のマスクが一つ、キープしてある。
現在使っている(使いまわしている)のは、医療用ではなく、工事現場で使う防塵用のマスクだ。
自室で工作をするときに着けていたもので「烏天狗」のような風貌になる。

政府が、減収世帯への30万円給付策を、取り下げることになった。
ええっ、取り下げできるの?
それなら、マスクの配付も取り下げようよ。
推定1億枚のマスクは一般市場に放出して、売ってもらったらいい。
節約した400億円以上は、他に回しましょうよ。


公共交通機関が使えないときは自力で


2020/04/06

アマチュア無線技士


ラジオのアナウンサー、
「新型コロナウイルスに感染するお知らせでした」
えっ、いま何て言うたん?
(たぶん、空耳でしょうが)


不謹慎を承知で親父ギャグ、
新型コロナだけに
「コロナ、まあ苦痛(Mark II)」






国家試験に合格。
これで免許証の交付を受けたあかつきには「第四級アマチュア無線技士」となる。
最下級ですけれどもね……「技士」という響きが、いいね。
ハインライン『夏への扉』の主人公の肩書も技士だったのを想い出す。
あちらの言葉でいえば、technician(テクニシャン)だろうか、いやengineer(エンジニア)のようである。

「乙種第4類危険物取扱者」の資格(免状)も持っている。
「第四級アマチュア無線技士」を「四アマ(よんあま)」と呼ぶのに対して、こちらは「乙4(おつよん)」などという。
ガソリンスタンドに雇ってもらおうかと思っていた頃に取得したものである。
いまだに役には立っていないのであるが。

第四級アマチュア無線技士の資格の方は、ドローンのFPV[First Person View]飛行をする場合に使用する無線機を扱うための準備だったのだが、国土交通省がドローンの操縦自体を免許制にすることを考えているらしいのが、気になる。
200グラム以下のドローンは、免除してほしいものである。

***

自室のインタネット環境が、いわゆる接続し放題になったので、YouTubeを楽しんでいる。
もともとは、DAZN[ダゾーン]でフットボールの欧州リーグを観戦するという企みで、通信基盤を整備したのだが、リーグは現在閉鎖中なのである。

そこで、YouTubeやStayhomehubなどを観ているのである。
・Jimmy DiResta
・Laura Kampf
・Frank Howarth
・I Like To Make Stuff
ナレイションが英語で、断片しか聴き取れないのだが、百聞は一見に如かずという通り、観ているだけで、もの作りの参考になる。
ドイツ人女性のLaura Kampfは、自転車の改造まで手がけている。


ちなみに、わがバイク[bicycle]の現状は画像のごとくである。





1999年型!のSPECIALIZED HARDROCK A1 COMP FSという、
車輪が二つ、一人力(いちじんりき)のクルマである。

こうして眺めてみると、購入した当時の姿からは、かなり変わっている。
「テセウスの船」の同一性パラドクスが想起される。
当初のままのパーツは、フレイム・シートポスト・クランク・ホイール・Vブレイキのアームだけで、フロントフォークも換装しているのである。
フレイムが残っているので、このバイクはHARDROCKとしての同一性[アイデンティティ]を、かろうじて保っている。

この自転車、丈夫すぎて、まだまだ廃車には、なりそうもない。