2010/03/31

ブリレ大阪

ブリレとはドイツ語で眼鏡のことなり。
数年前にブリレジャパンという会社ができて、星野仙一氏が取締役に就任したことで話題となった。
ドイツのRodenstockというブランドが主力商品である。
首都圏にショップ展開をしていたのだが、大阪・本町店が昨年6月で閉店してしまった。
この店で世話してもらっていた我がRodenstockを調整してもらう必要ができたのだが……

本町店のかつての店員Tさんに電話した。
「ブリレ大阪は移転再開するはずだったのでは?」
「すみません、その予定はなくなりました」
「いま、どこにいてるの?」
「銀座(ブリレ東京店のこと)に単身赴任してます」
「わいのローデン(Rodenstockの眼鏡のこと)の世話、どないしてくれるねん」
眼鏡を東京まで送ってくれたら調整させてもらいます、ということであったが、わざわざそんなこと……
というわけで、以前ブリレ大阪にいたIさんが開いたショップへ行くことになった。

自転車で外出、吹田市をまたいで茨木市まで走る。
目的地は阪急電鉄「茨木市」駅からほど近い、本通商店街。
途中、実家に近い千里中央公園を通る。
桜は三分ほど咲いている。

















万博記念公園北回りコースで茨木市に入る。
けっこう交通量が多く、自転車にとってはあまり安全とはいえない状況だ。
眼鏡店「オプト井上」に着き、眼鏡フレームの調整をしてもらう。
顔見知りの店長と雑談。
店を出て、近くの「吉野家」で牛丼並盛を食べる。


万博南回りコースで帰る。
通り道なのでガンバ大阪の練習フィールドに寄る。
誰もいない。














万博記念公園を抜けてさらに走り、阪急電鉄の千里線沿いに北上する。
途中で「How Deep Is The Ocean」という骨董雑貨屋を見つけて入店。













おしゃれな雑貨がいっぱい、価格表示がまったくないのが怖い。
また千里中央公園を抜けて帰る。
 

2010/03/30

受験に失敗

よく考えてみると受験に失敗するとは、受験ができなかったという意味だろうに。

訓練校の入試に落ちた。
歯医者から帰ってポストをのぞくと、通知が届いていた。
追加募集8名の枠に応募15人。
まあ、しゃあない。

虫歯と思っていたものは実は真っ黒な歯石で、除去してもらってきれいになった。
黒い部分が凹ではなく凸ということに気付かなかった……
そのかわり、他のところが虫歯だらけで、4月から治療を始めることになった。
このことの方が凹むわ。

帰宅して、またもおにぎり弁当で昼食。
食休みしてからストレッチ体操をする。
自転車で外出、訓練校を紹介してくれた職業安定所へ向かう。
豊中市から箕面市をまたいで池田まで、アスファルトの道ばかりを走る。
アップダウンが多いので頻繁にシフトを行なう。
途中で一度チェインを落とす。
今日はリングの外側か!

職安の担当者に選考結果を報告。
4月開講で空きのある講座をたずねる。
講座タイトルのリストだけ見せられて「どれにする?」と言うのだが、当てもんじゃあるまいし。
この場で決められますかっちゅうの。
もう少しだけ詳しい資料をもらって帰る。
一晩検討してみて、チャレンジできそうなものがあったら応募しよう。

阪急電鉄『池田』駅まで自転車を押して行く。
駅中の宝塚ホテルショップでハードドーナツ2個購入。
本日は「ドーナツの日」にて、1割引き也。
 

2010/03/29

大好きになった映画

今シーズン初めて本格的な降雪を見た。

洗濯をした日に降水することがよくある。
晴れたからといって洗濯をするのではなく、汚れ物がたまったら処置するという方法論なので、いわゆる「雨男」効果ではないと思うのだが。

洗濯を終えてから外出、近くの市場で買い物。
それぞれ三つで98円という価格に惹かれて人参、玉ねぎ、メイクインを買う。
りんごはいいものがなく、八朔を三つ買う。
サンドイッチ用にするパンとロースハム、きゅうり1本も買う。
その他インスタントラーメン、菓子パン、おにぎり弁当を買って帰る。

リーガエスパニョラ第29節、Mallorca(マジョルカ)対Barcelona戦の録画を再生しながら弁当を食べる。
0-1でMallorca敗戦。
得点者:Ibrahimovic

『ダイヤモンド・イン・パラダイス』(原題:After The Sunset、Brett Ratner作品、2004年)を観る。
Pierce Brosnan、Salma Hayek主演。
引退しようとしている泥棒と、彼を執拗に追うFBI捜査官の対決。
満足度……☆☆★

『ラブ・ダイアリーズ』(原題:Definitely, maybe、Adam Brooks作品、2008年)を観る。
脇役で出ているKevin Kline以外誰も名前を知らないキャスト、スタッフばかり!
たぶんそんなわけで国内劇場未公開だった作品をWOWOWが放送。
娘への性教育の一環で、父親が自分の過去の女性関係を話して聞かせるというお話ですが……
満足度……☆☆☆☆☆(三つが最高)

『ラブ・ダイアリーズ』の中に、古本にまつわる話が出てくる。
主人公の女友達の書棚には『ジェーン・エア』が何冊も並んでいるのだ。
13歳の誕生日プレゼントにピアスの欲しかった彼女は、父親が贈ってくれた『ジェーン・エア』が嬉しくなかった。
それから間もなく父親が事故死してしまい、彼女はその時の気持ちを後悔するのだが、彼女の母親は家を処分する時に『ジェーン・エア』も売り払ってしまう。
主人公の女友達はそれ以来、古書店で『ジェーン・エア』を見かけるたびに買ってしまう。
父親が贈ってくれたものには彼女宛の添え書きがあるのだが、いまだに出会えずにいる……
 

2010/03/28

ブルガダ症候群

PCを起動するのも億劫な日がある……
ジャーナルを書かない言い訳。

土曜日。
起床してすぐ洗面、身支度を整え、朝食抜きで外出。
徒歩をあきらめてバスで千里中央へ行く。
以前かかっていたY医院にて健康診断を頼む。
左肘の内側から採血。
胸部X線写真撮影。
心電図記録。
採尿、身長と体重の測定はなし。

心電図の波形より「ブルガダ症候群」と診断される。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブルガダ症候群
私もどうやら祖父と父と同様に突然死ぬことになるらしい。

コレステロールを補給するためにマクドナルドへ。
「朝マック」でエッグマックマフィンを食べたいところだが、すでにサービス時間外になっていた。
ハンバーガーにこだわってロッテリアに移動。
「野菜いっぱい半熟タマてりバーガー」を食べる。
ダイコクドラッグに移動、「部屋干しトップ」を購入。
LOTO 6を買ってヤマダ電機に移動、本のコーナーで自転車の雑誌を立ち読み。
自宅近くのまる得市場にて食料品を購入して帰宅。

『007/ゴールドフィンガー』(原題:Goldfinger、Guy Hamilton作品、1964年)を途中からと、
『007/サンダーボール作戦』(原題:Thunderball、Terence Young作品、1965年)を観る。
古きよきアクション映画。
主演のSean Conneryがかつらをつけているのが、今ではありありとわかる。
満足度は前者☆☆☆、後者☆☆★。

夜に入って『トム・ホーン』(原題:Tom Horn、William Wiard作品、1980年)を観る。
大好きなSteve McQueenが製作総指揮と主演をしている。
満足度……☆☆★
 

2010/03/25

井上陽水全曲集














『私が愛したリボルバー』(原題:One For The Money、Janet Evanovich著、1994年)を読み終える。
女性のバウンティハンター(賞金稼ぎ)が主役のミステリで、これを読むことになったきっかけはパーカーの作品の中でホークが面白そうに読んでいたことだ。
満足度……☆☆☆

アマゾンに発注していた『井上陽水全曲集』の中古CDが届いた。
ここのところ陽水に関する多数のプログラムに接して、昔の曲をまた聴いてみたくなったのである。
『Golden Best』でも『9.5カラット』でもなくこのCDを選んだのは、『小春おばさん』という曲が入っているがゆえだ。
さびの部分だけ覚えているのだが、これを全曲聞きたい。
 

2010/03/23

彼岸

土曜日のこと、彼岸の墓参りに行く。
母と待ち合わせ、花を買って地下鉄に乗る。
「谷町九丁目」から寺まで歩くと、途中で高砂部屋の宿舎の前を通る。
ここが、その名の通りのタニマチ。

墓参を終えて近くのドイツレストラン「ハンブルク」で食事。
いつものパターンでランチメニューを注文。
ヴィーナーシュニッツェル(ビフカツ)とハックステーキ(ハンバーグ)。
デザートにローテ・グリュッツェ(木の実を赤ワインとシロップで煮たもの)。

帰りは母と別れて長堀橋の時計修理センターへ。
預けてあったHEUERの海中時計(ダイバーウォッチですな)を引き取る。
足を伸ばして心斎橋の東急ハンズへ。
全フロアをチェック。
住宅用火災警報機を一つ購入して帰る。














自画像、本日撮影。
 

2010/03/19

三度の外出

朝から洗濯。
こんなにためた覚えはないのだが……!
風呂の残り水で洗い、真水ですすぐ。
計4ラウンド。

正午にならないうちに、と外出。
MTBで、ロマンチック街道と名付けられた府道を走る。
途中のATMで金を引き出そうとするが、長い列だ。
ようやく金を手に入れて、T診療所へ。
ここの院長のTは学校の先輩で、近年よく診てもらっている。
その昔、炎天下のグラウンドで貧血をおこして倒れた小生をおぶって保健室まで運んでくれたのが、当時サッカー部のキャプテンだったTである。

今日は健康相談。
ここ4か月で激しい目眩で3回、貧血で1回倒れたことを報告。
まあそういうこともあると簡単にいなされる。
右肘がずっと痛いのも、風呂でもんで湿布でもせよと言われる。
結局なんの薬も出ず、初診料820円払って帰る。

途中で前も後も同時にチェーンを落としたので、顔なじみのダイワサイクルに寄って点検してもらう。
店長自らがリアディレイラーのねじを調整してくれたが無料、感謝。

使わないまま放置してある自転車用のロック二つ、先日買ったトレンチコートについてきた粗品の携帯電話パウチ、これまた景品の小型FMラジオを持って箕面のリサイクルショップへ走る。
これが2回目の外出。
上記4点で110円。
高級品のロックは購入価格の百分の一以下で売れた。
これらを使わなくなった理由は、重たかったから。
見るからに頑丈で、解錠抑止力は抜群なのだが、車載品は軽いのが一番と知り。

箕面から千里中央まで、旧西国街道沿いに走る。
Willcomのショップで不要になった端末を返す。
買ったものだから返すというのも変だけど。
カウンターの女店員に暗証番号をたずねられるが断わり、そのまま処分してくれるよう頼む。
たずねられる理由がわからない。

チノ・パンツを買いたくて、4店回る。
購入のポイントは「股上が深いこと」であるが、回った店の商品はいずれも若者向けなので、そういうパンツはほとんど置いていない。
Right-Onしかり、UNIQLOしかり。
GAP(まさに年齢のギャップだな)で股上の深いパンツを発見したのだが、サイズなし。
ウェイストが細いので、一番サイズの小さいものでも「腰パン」になってしまう。
AXISという店ものぞく。
Leeというお気に入りのジーンズはあるがチノがない……
結局パンツは買えず、パン屋でパンを買って帰る。

大相撲をTVで観戦してから3回目の外出、また箕面へ、この度はブックオフへ本を売りに。
単行本10冊、新書10冊、なるべく見た目のきれいなものを揃えたが、少しへこんだ1冊がはねられて残りが910円で売れる。
少しずつだが本棚が片付いている。
 

2010/03/17

Love means……

午後から外出、MTBで緑地公園へ向かう。
目的地は天牛書店、背中のパックには古本が20冊あまり詰め込んである。
ほんとうは10キログラム分ぐらい背たろうて走りたいところだが、半分以下の重量でも負担は大きい。
バイク本体が14キロ、荷物が5キロ、自重50キロ少しを加えて約70キロを引っぱって走る計算になる。

今日運んだのは、特に売れそうにないものばかりで、長井彬(ながい・あきら)の一連のミステリとか。
結局、持って行った23冊のうち20冊が売れた(1,000円)。
先日とは別の、心優しき店員様様。
売れ残ったのが、
『アメリカの旅』(本田一二著、保育社カラーブックス)
『ラブ・ストーリィ』(原題:Love Story、Erich Segal著、1970年作)
『姓名による開運術』(鹿島秀峰著)

本田一二(ほんだ・いちじ)という人は亡父の知人で『アメリカ……』は著者サイン入り。
今やなんの値打ちもなし。

『ラブ・ストーリィ』はベストセラーとなり、映画化もされた(邦題は『ある愛の詩』)。
Ryan O'Neal、Ali MacGraw主演。
有名になった台詞が“Love means never having to say you're sorry.”、
「愛とはけっして後悔しないこと」である。
今やすっかり忘れられた作品。

『姓名……』は、息子が生まれたときに当時の勤務先の先輩からもらった本で、これで字画などをさまざまに検討したのだが、それにこだわらず自分のいいと思う名前をつけた。
結果的に役に立たなかった本。

先日スルーしたマクドナルドに入店。
魚フライをはさんだパンとオレンジドリンクで虫養い。
MTBで来た道を戻る。
途中、歩道をショートカットしようとして段差に蹴られ転倒。
左太ももの付け根を打つ。
段差に斜めに入ってはいけないことは重々わかっているはずなのに、久しぶりにやってしまった……
 

2010/03/16

死者の名を読み上げよ

『死者の名を読み上げよ』(原題:The Naming Of The Dead、イアン・ランキン著、2006年作、早川書房刊)を読み終える。
リーバス警部シリーズ中の最高傑作だ!
ポケットブック判(18.4×10.6センチ)に二段組、10級ぐらいの小さな文字をギュウギュウに詰め込んで、それはもう読み応え充分。
第25章を読み進むこと4ページ、思わず声を上げてわろた。
図書館や電車の中で読んでいなくてよかったわ……。
(注)けっしてユーモアミステリではありませんが。
満足度……☆☆☆☆(☆ひとつオマケ)


ネットで注文してあったトレンチコートがゆうパックで届く。
代金7,800円+送料800円を玄関にて支払う。






















現物を見ていないけれど値段が安かったので、まあいいか、と買ってしまった。
全体に、光る粉がついていたので、さっそく洗濯。
洗濯機で洗える、とタグに表示してある。

こやつの正体は、米空軍の放出品。
ミリタリー趣味からは脱しようと思うのだが、機能的かつ丈夫で長もち、おまけに低価格とこられては抗えない。
もしもお金が有り余るほどあるのならば、ほんとうはイギリス・A社のトレンチコートを買いたいところだ。
25倍ぐらいの価格でしょうがね……!
 

2010/03/13

くたびれもうけ

 
怠慢に毎日を過ごしているようで実は、何かせねばと焦っている。
にもかかわらずほとんど何もできないのは、例のイップスのせいでもある。
やろうと思いつくことが沢山ありすぎるのもネックだ。

カオスとなっている北の間の片付けもしたいことの一つで、盲目的にものを捨て去れば簡単に解決するのだが、できない。
見てから捨てようとして未練や強欲(オークションで売れるのでは)がわいてしまう。
話題になっている『断捨離』という本を読んでみようか。

とにかくやってみる。
古い段ボール箱の中に、美術全集を見つけた。
全24巻、アルコールを染ませたウェスで清掃し、カートに積んで古書店へ運んだ。
先日売却した全集が推定20キログラムだったのだが、今回分はさらに重い。
箱にスペースがあったのでサイズの同じ洋書を2冊だけ追加してある。
カートを引く手の肘が抜けそうだ。
地下鉄の駅まで行き、二駅目で下車する。

古書店の本日の査定担当は、この人でなければいいがと思っていた若い店員で、値付けが非常に厳しい。
店としての基準をもって査定にあたっているはずだと思うのだが、納得できたためしがない。
今回も箱を開けて一瞥しただけで、これは値段がつかない、洋書は1冊100円でと即答であった。
せめて箱から出して、中身をブラウズしてからなら、買えんと言われても納得できるのだが。
結局、全集は処分をたのみ、200円を受け取ってとぼとぼと帰る。
往復の地下鉄運賃が220円だから、逆ざやだ。
部屋が少しだけ片付いてよかったと思うことにしよう。

空腹をおぼえ、帰り着いた駅の上のロッテリアで虫おさえを行なう。
注文したのは「野菜たっぷり・半熟タマてりバーガー」と「コーンポタージュ」。
マクドナルドのラインアップからはなくなった後者があるのがうれしい。
バーガーは分厚すぎて、噛み付こうとしたら逆にこちらが噛み付かれた。

昨日読み終えた本:『勝者のエスプリ』(A. ベンゲル)
満足度……☆☆☆
本日読み終えた本:『勝者のヴィジョン』(同)
満足度……☆☆★
 

2010/03/11

旧西国街道を歩く


自転車に乗って外出するつもりだったが、ストレッチ体操をしている時に太ももに痛みのあることがわかり、徒歩に変更。
阪急電鉄箕面線『桜井』駅で『石橋』まで行き、宝塚線に乗り換える。
一駅だけ乗車して『池田』で下車。
目的地は公共職業安定所。
いつ行っても、非常に繁昌している。

指定の時間に出頭し、失業状態であることを認定してもらう。
求人に対しては年齢に制限をつけてはいけないという建前になっているが、実際には年齢が高い失業者に与えられる仕事は非常に少ない。
そしてそれは学歴・職歴とも経験値の高い者ほど当てはまる。
履歴書を見た段階ではねられてしまう。
どの企業も若くて安い労働力が欲しいわけだ。
そういうわけで、今まで身を置いた業種・職種を離れ、別の職業訓練を受けてみる気になった。
窓口で説明を受ける。
今なら間に合う4月開講の訓練があるらしい。

帰途、池田駅前のブックファーストにて『拮抗』(D. & F. フランシス著/早川書房)を買う。
昨日図書館で予約を入れたばかりだが、待っていられない。
『拮抗』の隣に積んであった『死者の名を読み上げよ』(イアン・ランキン著/ハヤカワ・ミステリ)と目が合ってしまい、これも購入。













中身も見ないで買ってしまう作家3人のうちの二人に出会ってしまうとはなんたる不幸、いや僥倖か。
残る一人、ロバート・B(ブラウン)・パーカーは先日亡くなったので一安心、いやもう買えない。
値段も見ないでレジへ持って行く。
「4,095円です」
ええっ、なんと高いのか、本は。

「活字離れ」と言われて久しいが、本の価格が高くなって買えないだけではないのか。
高くても読みたければ買う、と考えている出版社には反省を促したい。
紙に印刷して製本して販売するという出版の方法では不採算になって当たり前の時代なのだ。

本屋を出て阪急『池田』駅へ。
駅ナカの宝塚ホテルのショップにてハードドーナツを2個購入。
来た道を戻り『桜井』で下車。
自分の不明が恥ずかしいが、いつも歩いている道が旧・西国街道であることに今日気付いた。













八幡大神宮に寄って写真を撮る。
ふたたび旧・西国街道を歩いて東進すると、新しい方の西国街道(国道171号線)と交わるあたりに業務スーパーという市場がある。
文字通りプロを相手のご商売なので、一人暮らしのおっさんに必要なぐらいの食材を買うのには不適の店である。
ともかくも入店。
いちごジャム、チューブ入りの芥子とおろし生姜、瓶入りの味付け海苔、コロッケパン、菓子パンを買う。
全部で864円、安い。
 

2010/03/10

春の嵐

 
昨日の風雨はすごかった。
またまた銀行に用ができて外出したのだが途中、水平に吹いてくる強風に傘を飛ばされそうになって立ち往生。
傘をたためばいいのだが、そうすると雨に叩かれることになる。
なんとか下町にたどり着き、銀行をはしごする。

どこにも寄らず、まっすぐに帰宅。
しばらくしてめまいを起こしてダウン。
ここ4か月で3回目。
数時間動けない。

今日は昼から外出。
日が差しているが雲も見える。
路面に濡れているところがありそうなので自転車をあきらめて徒歩にする。
千里中央でちょっとだけ求職活動。
いつものパン屋でバタールと菓子パン一つ購入。
図書館で自転車の整備マニュアルを閲覧、持って行ったノートにメモを取る。
急に思いついてArsène Wenger(日本ではアーセン・ベンゲルと表記。フランス人なので本来はアルセーヌ・ウェンゲルとなるはず)の本を検索。
自宅近くの別の図書館にあることが判明、図書館をはしごすることに。

歩いて行く途中、スーパーマーケットにてはっさく6個(380円)、缶詰のカットトマト(98円)購入、安い。
図書館にてベンゲルを探すが書架に見当たらない。
カウンターでたずねると、件の本は地下の書庫にしまってあるという。
彼の著作はよほど大事なものらしい……
 

2010/03/09

しあわせの隠れ場所

相変わらず邦題は……

『しあわせの隠れ場所』の原題は“The Blind Side”である。
ラ式やア式のフットボールで、ボールの位置から見てディフェンダーの数が多い方のサイドのことだ。
Strong Sideとも呼び、わざわざ守備の厚い方の側を攻めるのが、勇敢さの証明となる。
この映画は、後にアメリカンフットボールの選手として大成する黒人少年と、彼の里親となる白人女性の物語だから、Blind Sideとは困難を乗り越えようとする行動を象徴しているはずである。
『しあわせの……』はまるで恋愛映画のようだ。
里親を演じたSandra Bullockが、第82回アカデミー賞の主演女優賞を受賞した。

春の日差しに誘われて外出したが、寒い。
一生懸命にMTBのペダルを踏む。
ブックオフにて文庫本20冊売却、860円也。
前回20冊売りに来た時は480円、1冊は古すぎて売れず。
基準が、まだよく判らない……

銀行で引き出し。
郵便局で送金。
機械で処理したのだが慣れていないため「払い込み票」を取って帰るのを忘れる。
誰からどこへ、いくら送金したかを印刷したもので、支払いの証明となるものだ。
住所や電話番号などの個人情報は含まれていないが、大事なものを忘れる。
何か他にも忘れているものはないだろうか……
 

2010/03/07

アンドレ・カンドレ

 
昨年がデビュー40周年にあたり、井上陽水の特集番組が多く組まれた。
その再放送を観て、デビュー時の名前が「アンドレ・カンドレ」であったことを知った。
びっくりしたのは、アンドレ・カンドレという名前を覚えており、それが今になって初めて井上陽水と結びついたことだ。

FIFA国際強化試合フランス対スペイン戦の録画を観る。
0-2でフランスがホームで敗戦。
ここの監督(Raymond Domenech)も批判の矢を受ける。

Jリーグ第1節、大宮アルディージャ対セレッソ大阪戦の後半の後半を観る。
大腿の骨肉腫のため戦列を永久に離脱する塚本選手が所属する大宮が3-0の快勝。
セレッソ大阪には気の毒だったが、タイトルや勝ち点以外のものを賭けて戦うチームに、さらにアウェイで勝つのは難しい。

『インサイド・マン』(原題:Inside Man、Spike Lee作品、2006年)
Spike Leeの作品を初めて観た。
Denzel Washington、Clive Owen、Jodie Foster主演。NYの銀行を舞台にした交渉人(Washington)と強盗(Owen)の頭脳戦。
Inside Manは犯人を暗示する、意味深なタイトル。
満足度……☆☆☆

『人間は笑う葦である』(土屋賢二著/文春文庫)を読む。
哲学者の書いたエッセイ。
哲学をテーマに書いたものではなく、哲学的論法を弄したユーモアエッセイ。
満足度……☆★★
 

2010/03/06

ホーム必勝の理

 
『新・御宿かわせみ』(平岩弓枝著/文藝春秋)読了。
中編を七つ読み終わって、やっと話が通じた。
満足度……☆☆☆


本日、Jリーグ開幕。
主要な海外リーグとは半年のずれで始まるので、日本から海外への選手の移籍がJリーグのシーズン途中になる場合が多い。
チームの戦力調整に大いに困ることになる。
また、ワールドカップが開催されるのが海外リーグがオフとなる夏期なので、Jリーグは4年ごとに必ず中断を強いられるわけだ。
今年がその年にあたる。
さて、今後どうなる。

鹿島アントラーズ対浦和レッドダイヤモンズからTV観戦開始。
2-0で鹿島の勝ち。
マルキーニョスのようなFWが日本人にも欲しい。
浦和はフィンケ監督の采配が当たらず。

ガンバ大阪対名古屋グランパスエイト戦を観る。
1-2でガンバ大阪敗戦。
「勝て、勝て、勝て、ホームやぞ」
とはスタジアムでいつも見る、応援団の横断幕だが、まさにおっしゃる通り。
ホームで勝たずしてなんとする。
Jリーグのチームがホームで簡単に負けることが多いのが理解できない。
 

2010/03/05

行方不明になった本

 
古い美術全集を売りに江坂まで行く。
ほんとうは自分の物ではなく亡父のコレクションだったが、ページを開く気にもならず。
しかし、売るためにはそうもいかず、外観と中身をチェックしてから段ボール箱に詰める。
正確に量ったわけではないが、だいたい20キログラムの重さだ。
カートに積み、引いて歩く。

汗をかくほど暖かく、途中でウィンドブレーカーを脱ぐ。
花粉防止のため着けていたマスクもとってポケットに入れる。
駅に着いてから、マスクを落としたことに気付くがもう遅い。

さかのぼること五日、実家の母が、『新・御宿かわせみ』(平岩弓枝著)がどうしても見つからないので同じ物を古本で買った、と話した。
その本なら私が借りたが、とっくの昔に返却したはずである。
そう思い込んでいたが、本の整理をしていたら出てきた。
惚けたのは母ではなく息子。

もともと『御宿かわせみ』として続いていたシリーズは江戸時代が舞台であったのを作者が唐突に終わらせ、『新・御宿かわせみ』は前シリーズの子世代を主人公にした明治の時代小説として再スタートした。
『オール讀物』に不定期連載されるものを単行本にまとめたものがすでに3冊発行されている。
その2冊目にあたる『華族夫人の忘れもの』を最近になって読んだのだが、登場人物の関係について筋の通らないところがあった。
今回、母の本(シリーズの1冊目)を発見して気付いたのだが、借りておきながら最後まで読んでおらず、そのため話がつながらなかったのだ。
さらに惚けではないか。

母には事情を話して謝罪。
お詫びとして3冊目の『花世の立身』を買って持っていく。
1冊目の『新・御宿かわせみ』を返し、代わりに母が買った古本をもらう。
帰途、同じ道を戻り、落としたマスクを見つける。
犬糞を取り上げる要領でポリ袋に納め、近くのゴミ箱に捨てる。


▼ここ2、3日の間に観た映画、いずれもアカデミー賞受賞または候補作。

『扉をたたく人』(原題:The Visitor、Thomas McCarthy作品、2007年)
Richard Jenkins主演(アカデミー賞候補)。
扉をたたく、は原題からほど遠い。
満足度……☆☆☆☆(一つおまけ)

『レインマン』(原題:Rain Man、Barry Levinson作品、1988年)
もう22年も前になるのか、この作品は。
Dustin Hoffman、Tom Cruise主演。
アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞(Hoffman)、脚本賞を受賞。
満足度……☆☆☆
 

2010/03/03

足を前に出せば

バンクーバーオリンピックのスピードスケートチームパシュートを、あらためて録画でチェックする。
このパシュートを「追い抜き」と訳すことがあるが「追い上げ」こそふさわしい。
3人で1チームだがリレーではなく「団子」となって滑る。
最後尾の選手が2番目の、2番目が先頭の選手のお尻を押しながら滑ることもある。
ゴールインの成立は、3人目の選手のスケートの刃の先端がラインに達した時点。

女子の決勝戦日本対ドイツのゴールシーンをよく観ると、ドイツの選手は足を前方に精一杯伸ばしてゴールラインを切っている。
これに対して日本の選手はゴールイン時に足を伸ばしていなかった。
しつこいけれど0.02秒の差ですよ、ものすごく悔しい!

伏線はあった。
準々決勝戦の日本対韓国は、かの国らしくないあっさりした負け方で決着。
続く準決勝戦の日本対ポーランドでは、リードした日本チームが追い上げられ、0.19秒差でからくも勝った。
同じ準決勝戦のドイツ対アメリカは、ゴール前でドイツの3人目の選手が転倒、氷上を必死に「泳いで」ゴールインする執念をみせた。
決勝戦は日本チームが大差のリードをつけたにの追い上げられて、ドイツに「刃の差」でかわされてしまった。
さもありなん。

ちょっと話は逸れるが、
「ぜひ頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
というコメントが多すぎます。
こちとら常に応援してますが、あんた頑張らん場合もあるん?
「いつも応援ありがとうございます。頑張ります!」
ぐらいは言ってほしいですな……

アイスホッケー男子決勝戦は観る余裕なし。
『わが谷は緑なりき』(原題:How Green Was My Valley、John Ford作品、1941年)を観る。
69年前のモノクロ作品。
満足度……☆☆☆
 

2010/03/01

世界第2位じゃダメなんですか

March in!

昨日は母の誕生日。
弟夫婦と実家を襲って水炊きの鍋を囲む。
Henri C. の、苺の載ったケーキを買っていったが、
頼んだはずのろうそくを店員が入れ忘れ。
こんなところでもついてない!


オリンピックは終了したが、録画した競技観戦が残っている。
結果を先に知ってしまったアイスホッケー男子カナダ対アメリカ戦はおいておいて、その前日のスキーアルペン男子回転を観る。
ひまに飽かせて……
競技の一回目に出場した102人中、101人の滑りを観る(一人はスタート前に棄権)。
難しい旗門設定に加えての悪天候で、コースアウトする選手が44人!
皆川賢太郎選手のDNF(Did Not Finish)は、あまりにもさびしい。

スキーのマラソンとも言えるクロスカントリー女子30kmも通しで観る。
石田正子選手が後方からのスタートにもかかわらず5位に入るのを観て感動。
結果だけを先に知って、大したことないと思ったらとんでもない!

スピードスケート女子パシュートは第2位だが、ドイツに逆転負け。
スーパーコンピュータは世界第2位でもええやんか。
しかし0.02秒差の第2位は、あえてダメと言いたい。
日本代表は勝負に弱すぎる……


自転車に乗って外出するつもりでストレッチ体操をする。
すると……雨が降ってきた。
やむなく徒歩で外出、ブックオフで文庫本19冊を480円で売却。
20冊持参したが、『勇将ジェラールの冒険』(コナン・ドイル著)は買い取りを拒絶された。
ここでの悪は、売った以上に買ってしまうことだが、査定待ちの間に 『一人の男が飛行機から飛び降りる』(バリー・ユアグロー著/新潮文庫)を見つけてしまい、400円で購入。
わずかに80円のプラス。
ブックオフで買うたらあかんっちゅうに。

郵便局で文庫本1冊発送(マイミクのhirakenさん宛)。
ライフでアップルパンとシナモンロールを買って帰る。
どうも私はシナモンと名の付くものに弱い。