2014/07/20

全身ガンバ


前夜発熱してダウン。
氷と解熱剤でなんとか持ち直した。
募金活動への召集をEメイルで断わり、遅めに出発する。
雨が降っていることもあり、バスとモノレイルを使う。

近所のマーケットでスポーツドリンクを買って乗車。
降車地の近くの店ではおにぎりを買う。
セブン-イレブンでしか手に入らない「ガンバ応援 大きな三角おにぎり」である。
若い女店員が我がスタイルに敏感に反応する。
「全身ガンバですね」
「w」
「おまけに、このおにぎりって……」
「今日これから試合なんで」
彼女の応援をありがたく受けて、駅に向かったのであった。

そういう経験は以前、山田駅前のマーケットでもあった。
やはり若い女の店員が、今日試合ですかガンバってください、と声をかけてくる。
レプリカユニフォームはもちろん、上から下までフットボールギアで固めている姿は目立つようである。
これを恥ずかしいと書くとクラブとチームに対して申し訳ないので、照れくさいと書いておく。

中断していたリーグ戦は、第15節から再開。
いただきもののチケットを使い、友人のヒロMと観戦。
G大阪 2-0 甲府
得点者:#39宇佐美、#11倉田
シュートを撃つタイミングが早かったのがよかった。
16位から13位へジャンプアップ。



17:25 バスからロッカールームへ向うチーム



















19:02 もうすぐキックオフ


















 

2014/07/15

さらばブラジル


2014 FIFAワールドカップ、全64試合コンプリート。
と言っても、眠たいゲームやよそ見をしていたゲームがいくつかあったけれど。

欧州のチームが南米で勝てないというジンクスをドイツが破る。
前線からプレスをかけて守備から攻撃に転ずるフットボールを実現できたのは、GKノイヤーの力量に負うところが大きい。
ノイヤーの守備範囲が広いので、DFラインを高く保持できる。
その分、中盤と前線も「前がかり」になることができるというわけだ。
ゆえに、FIFAが選出する最優秀ゴールキーパー(Golden Glove)および最優秀選手(Golden Ball)の両方にノイヤーを選んでもいいのではないか。
少なくとも、メッシが最優秀選手ではあり得ない。
決勝戦だけが対象であるならば、#7シュバインスタイガーをMVPに選びたい。
何度倒されても立ち上がり、戦い続けたスピリットは感服の極み。

試合結果
▼準決勝(Semi Final)の残り
オランダ PK 2-4 アルゼンチン
ファン・ハールが最初のキッカーにフラールを選んだのが大間違い。
ペナルティキックは最初が肝心なのである。
主将のファン・ペルシが蹴るべきだったが……試合途中で交代してしまっていたのが痛い。
ちなみに、アルゼンチンのGKロメロはオランダのクラブ所属時代、監督だったファン・ハールにPKストップの指導を受けたそうだ!

▼第3位決定戦(Playoff for the 3rd place)
ブラジル 0-3 オランダ
得点者:ファン・ペルシ(P)、ブリント、ワイナルドゥム
ブラジルは、準決勝大敗のショックからついに立ち直れず。
戦う姿勢を見せたのは#11オスカルのみ。

▼決勝(Final)
ドイツ 1-0 アルゼンチン
得点者:ゲッツェ
同じ胸トラップからのヴォレーでも、ロドリゲス(コロンビア)のものよりはるかに難易度が高い、ゲッツェのシュート。
東西ドイツが統一されて以後の初優勝を飾った(西ドイツとしては3回の優勝あり)。

64試合中のベストゲームは準々決勝のオランダ対コスタリカ戦。
ベストゴールはティム・ケイヒル(豪)の左足ヴォレー(1次リーグ2回戦の対オランダにて)。
ベスト4のチームは、いずれも自国人が監督を務めた。

そんなこんな言ってるうちに、大相撲名古屋場所が始まった……

 

2014/07/09

疾風怒濤


2014 FIFAワールドカップの試合結果
▼準々決勝(Quarter Final)
Match 57
ブラジル 2-1 コロンビア
得点者:チアゴ・シウバ、ダビヂ・ルイス(F)、ハメス(=James)・ロドリゲス(P)
Match 58
フランス 0-1 ドイツ
得点者:フンメルス
Match 59
オランダ PK 4-3 コスタリカ
Match 60
アルゼンチン 1-0 ベルギー
得点者:イグアイン

以上の結果により、準決勝の対戦は、
ブラジル対ドイツ
オランダ対アルゼンチン
というカードになった。

オランダ対コスタリカ戦、延長の後半が13分を超えたころから、鳥肌が立ってきた。
さすがはワールドカップのベストエイト同士の戦いと言いたいところだが、コスタリカがここまでやるとは夢にも思わず。
大会直前の強化試合で、日本が3-1で負かしたチームでっせ。

▼準決勝(Semi Final)
Match 61
ブラジル 1-7 ドイツ
得点者:オスカル、ミューラー、クローゼ、クロース(2)、ケジラ、シュルレ(2)
ドイツの3点目、クロースのワンタッチの左足ハーフヴォレーと、
同じく7点目のシュルレの左足ハーフヴォレーは技術レベルの高いシュートだった。

主将のチアゴ・シウバの出場停止を解除してくれるようにとチームがFIFAに嘆願したのもうなずける。
ドイツがシウバのいない穴をつく。
疾風怒濤の攻撃をしかけてブラジルを撃沈させた。
最後に1点与えてしまったのは余計だったが、ドイツが勝つのを観て溜飲を下げた。
ドイツ対オランダの決勝戦を観たいところだが、果たしてどうなるか。

 

2014/07/03

ベストエイト


心ここにあらず。
地球の裏側にあり。

ぼやぼやしているうちに1次リーグは終了。
アフリカとアジアは全滅した。
続いて決勝トーナメントの1回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろった。
各グループを1位で勝ち抜けたチームばかりである。


Group ABraCroMexCamPtsGD
ブラジル ○3-1△0-0○4-175
クロアチア●1-3 ●1-3○4-030
メキシコ△0-0○3-1 ○1-073
カメルーン●1-4●0-4●0-1 0-8

Group BSpaNetChiAusPtsGD
スペイン ●1-5●0-2○3-03-3
オランダ○5-1 ○2-0○3-297
チリ○2-0●0-2 ○3-162
オーストラリア●0-3●2-3●1-3 0-6

Group CColGreCotJapPtsGD
コロンビア ○3-0○2-1○4-197
ギリシャ●0-3 ○2-1△0-04-2
コートジボワール●1-2●1-2 ○2-13-1
日本●1-4△0-0●1-2 1-4

Group DUruCosEngItaPtsGD
ウルグアイ ●1-3○2-1○1-060
コスタリカ○3-1 △0-0○1-073
イングランド●1-2△0-0 ●1-21-2
イタリア●0-1●0-1○2-1 3-1

Group ESwiEcuFraHonPtsGD
スイス ○2-1●2-5○3-061
エクアドル●1-2 △0-0○2-140
フランス○5-2△0-0 ○3-076
ホンジュラス●0-3●1-2●0-3 0-7

Group FArgBosIraNigPtsGD
アルゼンチン ○2-1○1-0○3-293
ボスニア・ヘルツェゴビナ●1-2 ○3-1●0-130
イラン●0-1●1-3 △0-01-3
ナイジェリア●2-3○1-0△0-0 40

Group GGerPorGhaUSAPtsGD
ドイツ ○4-0△2-2○1-075
ポルトガル●0-4 ○2-1△2-24-3
ガーナ△2-2●1-2 ●1-21-2
アメリカ●0-1△2-2○2-1 40

Group HBelAlgRusKoRPtsGD
ベルギー ○2-1○1-0○1-093
アルジェリア●1-2 △1-1○4-241
ロシア●0-1△1-1 △1-12-1
韓国●0-1●2-4△1-1 1-3


決勝トーナメント2回戦の組み合わせは以下のとおり。
・ブラジル対コロンビア
・フランス対ドイツ
・オランダ対コスタリカ
・アルゼンチン対ベルギー
そろそろオランダが優勝してもいい頃だと思っているのだが、どうか。

ここまでで、印象に残ったゴール&アシスト&その他。
▼技術的にハイレベルなゴール
・ケーヒル(オーストラリア)の左足ヴォレー
 1次リーグの2回戦、対オランダでの得点
・シュルレ(ドイツ)の左足ヒール
 決勝トーナメント1回戦、対アルジェリア延長戦での得点
・グリーン(アメリカ)の右足ヴォレー
 決勝トーナメント1回戦、対ベルギー延長戦での得点
・ルイス(コスタリカ)の左足コロコロ
 決勝トーナメント1回戦、対ギリシャでの得点
▼気持ちのいいシュート
・ジョーンズ(アメリカ)の右足ミドル
 1次リーグ2回戦、対ポルトガルでの得点
▼ハイレベルなアシスト
・アサモア(ガーナ)の右足アウトサイド
 1次リーグ3回戦、対ポルトガルでギャンに送ったアシスト。
 左サイドをドリブルで進み、左足ではなく右足のアウトサイドでセンタリングする。
 ギャンは頭で合わせて得点

▼最もデザインのよかったユニフォーム
・ポルトガル
 ポルトワインを思わせる赤の濃淡横縞をグラデーションに見えるように組み合わせている