2013/07/28

古本でパンを買う


iTunesでBGMを流しながらジャーナル書き。
やっぱりDavid Sanbornはええわ……
と雰囲気にひたっていたら、荒井由実に変わる。
シャッフルモードにしているからね。
これはたぶんユーミンと名乗る前の「私のフランソワーズ」。

火曜日、図書館に出かける。
水曜日も図書館に行く。
木曜日、図書館に浸る。

今年の春まで勤めていたN図書館の2階に、参考室と呼ばれる部屋がある。
辞書や資料の類をまとめて置いてあり、それを調べものや研究のために供する場所だ。
ここにある本は、借り出すことはできない(禁帯出)。
一般図書を持ち込んで読んだり、受験生が自習をすることは許されない。
原則はそうなっている。

国語辞典と漢和辞典と英和辞典を書架から抱えて持ってきて、席に座る。
自分がここでしている作業は校閲と校正なので、調べものといっていい。
東京に本社のある校正専門会社から送られてきた実技テストを解いている。
解く、という表現が妥当かは自信ないけれど。
テストに合格すれば、在宅の校正者として契約してもらい、仕事を受けるわけだ。
それで食っていけるかは、仕事量とギャランティの高による。

とにかく、規定の日数内にテストを仕上げて返送する。
MTBにまたがって、M市の本局へ。
角2の封筒に切手を貼って送ると390円かかると判った。
レターパックの方が40円安いので、封筒をそのままレターパックに入れて発送した。

帰途、新古書店に寄って文庫本を売る。
比較的新しいもの5冊と古いもの2冊で、わずか270円。
内訳は『アウトロー』(リー・チャイルド著)上下巻が100円。
『暗殺者グレイマン』(マーク・グリーニー著)473ページで50円。
『暗殺者の正義』 (同上)564ページで50円。
『かすてぃら』(さだまさし著)は237ページで50円。
内藤陳の書評エッセイが2冊で20円。

ちなみに読後満足度は、以下の通り。
『アウトロー』……☆☆☆☆
『暗殺者グレイマン』……☆☆☆☆
『暗殺者の正義』……☆☆
『かすてぃら』……☆☆☆☆

スーパーマーケットでピザパン、アップルパイ、ネクターを買って帰る。
泣き出しそうな空だが、まだ雨は降らず。
 

2013/07/23

39(サンキュウ)宇佐美


温かく迎えてくれてありがとうという気持ちを込めて。
いやこちらこそ、帰ってきてくれてありがとう!
君のおかげで神戸戦に勝てた。

まるで1部リーグの試合を観ているようだった。
ポポにクリーンシュートを決められて愕然としたけれど、
宇佐美、宇佐美で逆転。
後半に遠藤がだめ押しの3点目を入れたところまではよかった。
その後1点返されたところがガンバのだめなところ。
勝ち逃げしようなんて、とんでもない!

宇佐美は自身のラッキーナンバーは3であると言っている。
以前つけていた33番が空いていなかったので(現在、沼田選手が使用中)39番を選択したらしい。
昨シーズン金正也(キム・ジョンヤ、今季は鳥栖所属)がつけていた3番が空いているのに。

ともかく、久しぶりの快勝に身も心も高揚してスタジアムを後にした。
MTBで坂も楽々と登れる。
いつもよりかなり短い時間で帰宅できてしまったのだが……
翌日の筋肉痛が激しかったことを告白しておく。


美味G横丁 















欠けている文字は「闘極」















珍しく、車による撒水















君を撮ってるんぢゃないよ……


















宇佐美軍曹、恥ずかしながら帰ってまいりました
















 

2013/07/15

万博は雨に濡れて


天気予報では1800時ごろに雨が降るらしい。
MTBの後輪に泥除けを装着。
タイヤチューブに空気を補給。
チェインには潤滑油を吹きつけた。
1500(イチゴマルマル)時、出発。
いざ、エキスポ'70スタジアムへ。

途中で食糧を調達。
本日は「勝つサンド」とチョコチップの入ったデニッシュ、赤ぶどうのジュース。
「デカビタC」のPETボトルもついで買い。

G大阪のクラブハウスで途中停車。
グッズショップを素見す。
前社長のKさんは不在のため会えず。

万博公園東口にトウチャコ。
自転車を駐めて露店街へ。
いつものドーナツを買う。
向かいにある、スタジアム建設費の募金ブースにて小額を寄付。
ここを素通りするのは不可能だ。
5万円寄付したからもういいでしょ、と言って逃げる人がけっこういる。
それは太っ腹なんか、けちなんか、どっちや。

雷が接近して来たために募金活動は中止。
すでにスタンドに入っていた客も、外で待機していた客も、コンコースに避難するよう求められる。
やがて、試合開始。
その内容は、ここに書くに値しない。

 
試合開始前、シートの上にたまった雨水をかき出すスタッフたち



















席のスポンサーである友人夫婦にドーナツを進呈。
いつも同じもので、飽きてないかな。
友人からも反対にいろいろもらう。
自分が普段買わないようなものばかりで、ちょっと楽しい。
先日ドーナツをあげた彼らの娘さんからもケーキのお返しをいただいた。

O氏、遅れて参観。
得点シーンを観られず残念がる。
持参のたこ焼きを勧めていただいたが、食えず。
彼の気遣いは、いつもこちらの嗜好と合わず、申し訳ない。
パスは、なかなかつながらない。

帰り支度。
MTBのヘッドランプは駐車する時に取り外しておいた。
それを再取り付けしたのだが……スイッチに不具合が発生。
押してしばらくすると自然にOFFになってしまう。
走りながら、OFFになる度にスイッチをONにすることを繰り返す。
間もなく、押し続けていないと光らない状態に陥った。
さらに、ハンドルに固定するための樹脂製のバンドが千切れた。
何これっ。
(百均のヘッドランプじゃ)
ランプを握った手をハンドルに添えて運転する羽目になった。
 

2013/07/05

ブラス!


ハードディスクの片隅に埋もれかかっていた『ブラス!』を観る。
原題はBrassed Off、Mark Herman監督、英国1996年製。
Birminghamの炭鉱町に実在した吹奏楽団の物語だ。
Pete Postlethwaite(通常、ポスルスウェイトと表記)、Ewan(同・ユアン)McGregor出演。
brassは当然管楽器のことを指すのだが、brassed offは「困っている、腹を立てた、うんざりした」という意味になる。

英国政府は主要エネルギー源としての地位を失いつつあった石炭を見限り、炭鉱労働者から職を奪った。
その数25万、とこの映画では示されている。
2013年4月にMargaret Thatcherが亡くなった後、「鐘を鳴らせ、悪い魔女は死んだ」と言ってその死を祝った人たちも、Brassed Offのことを思い出しただろうか。
 

2013/07/04

梨の日


本日はアメリカの(イギリスからの)独立記念日だけれど、特別の感慨はない。
ただ、いつも映画『大脱走』(原題:The Great Escape、John Sturges作品、1963年)のことを思い出す。
ドイツ軍の捕虜収容所でこの日を迎えることになった米空軍のヒルツ大尉(Steve McQueen)が、お祝いのイベントを企てる。
当日、彼が賑やかに謳うメッセージは、
「アメリカ万歳! イギリスくそくらえ!」
というものだった。
その台詞には、陰湿さのかけらも感じられない。

昨日はJ2の試合があって、ガンバ大阪はFC岐阜に8-2で勝ったということだ。
いくら大量に得点して勝っても、勝ち点3に変わりはない。
それよりも、6点差で勝つのならば、6-0を目指さねば。
試合終了前、最後に点を取るのが相手チームというのも、サポーターの精神衛生上よくない。
 

2013/07/03

雨に降られて


Son of a bitch stole my lamp.
という前項のタイトルは、『フロント・ページ』の決め台詞のもじりだ。
舞台劇だった『フロント・ページ』(The Front Page)は何度か映画化されているが、そのうちの一つがWalter MatthauとJack Lemmonが競演した1974年のものだ。
Matthauが言う台詞は、
Son of a bitch stole my watch.
で、訳せば「あの野郎、俺の時計を盗みやがった」となろうか。
Matthauの役どころは新聞の編集長。
フロント・ページとは第一面を指す。

フリーの求人誌でガソリンスタンドのアルバイト募集の広告を見つけた。
こういう求人に優遇されるために乙四(おつよん)と呼ばれる危険物取扱者の免許をとってあるのだ。
もしもし、求人広告を拝見しまして、応募させていただきたいのですが。
年齢はおいくつですか。
残念ですが、体力的にきつい仕事ですし、覚えていただくことも沢山ありまして、若い方を求めております。
という訳で相手にされず。
乙四を持ち出すまでもない。
シニアは体力も知力もないと思われている?

図書館の求人情報だけを扱う「われわれの館」というウェブサイトがあって、そこで応募できるものを見つけた。
履歴書と職務経歴書に添え状を付け、折らずに封筒へ。
雨の降らないうちに、とMTBで郵便局へ。
M市の本局から発送。
局を出たところで雨粒が落ちてきた。
本降りになる前に帰ろう。
ところが、信号待ちをしている間に土砂降りになった。
風神と雷神も暴れ出した。
雨宿りする暇もなく、ずぶ濡れ。
出発前に取り付けておいた後輪の泥除けが役に立った。