ハードディスクの片隅に埋もれかかっていた『ブラス!』を観る。
原題はBrassed Off、Mark Herman監督、英国1996年製。
Birminghamの炭鉱町に実在した吹奏楽団の物語だ。
Pete Postlethwaite(通常、ポスルスウェイトと表記)、Ewan(同・ユアン)McGregor出演。
brassは当然管楽器のことを指すのだが、brassed offは「困っている、腹を立てた、うんざりした」という意味になる。
英国政府は主要エネルギー源としての地位を失いつつあった石炭を見限り、炭鉱労働者から職を奪った。
その数25万、とこの映画では示されている。
2013年4月にMargaret Thatcherが亡くなった後、「鐘を鳴らせ、悪い魔女は死んだ」と言ってその死を祝った人たちも、Brassed Offのことを思い出しただろうか。
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