2011/03/27

【J特】慈善試合G大阪対神戸

入場者数は14,000人超で、満員とはならず














急きょ前座試合が組まれたため、開門が早まった。
9時過ぎにMTBで自宅を出発。
服装はフットボール用のストッキング、同・短パン、タートルネックセータの上にマンチェ(Manchester United)の白いシャツを重ねている。
今日はチャリティマッチなので中立チームのシャツというわけだ。
背番号は「11」、ネームは「BEST」とプリントしてある。
ベストイレブンという意味ではなく、かつてManchester Unitedの11番だったGeorge Bestに因んでいる。
さらにトレーニングスーツを着て、その上にN-3Bを着込んでいる。
完璧なるスペクテイタールック。

途中のコンビニエンスストアで昼食用のおにぎりを調達。
焼鮭(135円)、焼たらこ(128円)、かつおおかか(105円)、こんぶ(105円)。
避難所でろくに食べていない人たちがいるというのに四つも食うのか、お前は。

10時に現地到着。
入場門にすでに長蛇の列ができている。
思わず万博を思い出した。
いや、もちろんここは万博なのだが、思い出したのは1970年のことだ。
この列の群衆があの小さなスタジアムに収まるのか不安になったが……収まった。
後刻来る友の分を含めて席を三つ確保する。
三つ横並びで取りたかったので、すでに誰かが置いていった鞄を勝手に移動させた。

謎の団体PAGが座席を確保














やがて前座試合開始。
「GO! JAPAN!」と「SWERVES」と称するチームの対戦。
GO! JAPAN!はよしもとの芸人とガンバ大阪OBの混成。
OBは本並健治(よしもと)や木場昌雄(タイリーグから帰国)や小島宏美(引退)、森岡茂(FC大阪のプレイングマネジャー)、實好礼忠(現コーチ)、松波正信(同)など錚々たる面々。
SWERVESも芸能人と元プロや現役のフットサルプロの寄せ集め。
マラドーナそっくりの形態模写をする芸人がスタジアムを沸かせた。
こういう才能を備えた人たちを集めて、Jリーグ版ハーレム・グローブトロッターズ(Harlem Globetrotters)を組織してほしいものだ。
試合の結果は2-2。
GO! JAPAN!得点者はたむらけんじ、松波。
SWERVESは……覚えてまへん。

ガンバ大阪対ヴィッセル神戸戦は黙祷で始まった。
リーグ戦中断中の非公式戦であるため、ガンバには新布陣や新人をテストする絶好の機会ともなった。
#13キムスンヨンを右のサイドバックに、#18川西翔太を最前線に採用。
川西は得点チャンスを何度もつぶして、イグノと交代。
一方、相変わらず期待を裏切り続ける左サイドバックの下平匠は#15藤春廣輝と交代。
いずれもベンチに戻った直後に西野監督から厳しい叱咤を受けるのが見えた。
怪我から復帰したばかりの明神が負傷して#25横谷繁と交代したのが心配の種だ。
宮城県出身の#8佐々木勇人がガンバの先制ゴール。
福島県出身の#21茂木弘人が#27都倉賢をアシストしてヴィッセルは2点目を取る。
結果は2-2の引き分け。
試合終了後は両チームでフィールドを一周し、被災地応援のためのメッセージバナーを掲げた。














主催者筋から、入場料収益およびグッズと食品販売の収益から5,000万円を寄付できると聞いた。
また日本万国博覧会記念機構は、通常の試合開催時に発生するスタジアム使用料の700万円を無料にしたそうだ。
隣に座って観戦したマイミクのピュアさんの会社では、50万個の支援物資の提供を政府に申し出て受理されたのだが、被災地からの要請がないという理由で2週間近くも倉庫に放置されることになった。
結局、被災地への物資支援の調整を政府はできなくて、提供者自身が行うように依頼されたそうだ。

再びMTBにまたがって帰る。
花粉症対策でマスクをしているため、呼吸するのが困難だ。
防寒対策で着たN-3Bは自転車で走るには暑すぎて、帰宅する頃には汗びっしょりとなった。
帰宅してすぐ、汗に濡れたユニフォーム類を洗濯。
19:00からTVで「FNS音楽特別番組 上を向いて歩こう」を観る。

上を向いて歩こう、涙がこぼれないように。

2011/03/24

北摂を巡る旅

郵便配達のアルバイトもあと6回の「出撃」で終了する。
本日は休みをもらってあり、所用により外出。

千里中央の郵便局まで歩く。
本日支給された給料を、端数をのぞいてすべて引き出す。
09:16千里中央発のモノレイルに乗車、摂津市へ(360円)。
ポリテクセンター関西にて職業訓練への入校前オリエンテーションを受ける。
制服となる作業用ブルゾンと帽子のサイズ合わせあり。
お仕着せのものは(÷E)。
つまりかっこ悪いと言いたいわけで……
正午すぎに終了。

12:21摂津市発のモノレイルに乗車、千里中央を通り越して蛍池へ(450円)。
少路駅までの高架から、我が配達エリアの如意谷を一望することができた。
阪急電鉄宝塚線に乗り換えて池田へ(150円)。
駅の改札口を出てすぐのところにある宝塚ホテルのショップでハードドーナツを3個購入(315円)。
万博記念競技場の美味G(おいじい)横丁で買うよりも消費税分だけ高い。
駅前の銀行で、ゆうちょ銀行で下ろしたお金のほとんどを入金。
栄町商店街にあるコーヒーショップで昼食。
店頭で販売している自家製のパンを店内に持ち込んで食べることができる。
ミックスサンドイッチ1セット(400円)と菓子パン2個(計200円)を選んで入店。
サンドイッチのパンの耳を切りましょうかと言われたがとんでもない、と断わる。
天然果汁であることを確認してからオレンジジュース(300円)を注文。
ここはコーヒー屋とあって紅茶のメニューは皆無だ。
締めて900円、自分としてはかなり贅沢なランチとなった。

職安へ行き、我が担当のM氏と面談。
担当が決まっているわけではなくて、こちらが毎回彼を指名する。
職業訓練を受ける間の生活支援金を受給する手続きをしてもらう。
求職者にとってありがたい制度だが、雇用問題を解決しないと国の財源が枯渇する。
ただでさえ困難な時期に大災害に追い討ちをかけられたわけだ。
(天が我われに伝えたいことや何かある)

ふたたび阪急電車に乗って帰る。
「石橋」で箕面線に乗り換えて「牧落」で下車(180円)。
駅から箕面市役所の別館まで歩いて行く。
ここにある労働金庫のATMを使い、借金の2か月分を返済。
去年の夏、基金訓練を受けていた時に借りた金を36か月かけて返すことになっている。
歩いて帰宅。
風呂の残り湯をポンプで汲み上げて洗濯2ラウンド。
TVをつけ、Grace Kellyに魅了されつつ『裏窓』(原題:Rear Window、Alfred Hitchcock作品、1954年)を途中から最後まで観る。
 

2011/03/21

避難所にあればいいと思うもの

他の人がとっくに思いついているかもしれないけれど、いちおう書いておこう。

SANYOの充電式ニッケル水素電池eneloop。
eneloopに太陽光で充電するソーラー充電器。
そして、同じくeneloopの製品で、
充電式カイロ、
充電式ポータブルウォーマー、
充電式ひざ掛け、
充電式ウエストウォーマー、
充電式ネックウォーマー。
避難所生活をしている人に最適やないですか。

http://jp.sanyo.com/eneloop/lineup/index.html
 

被災した人たちに贈る歌

他の人が歌ったものだけど、こういうことを伝えたい。



 

2011/03/20

【J特】リーグ再開の時期

リーグ最下位、なんと縁起の悪い。
リーグ再開と打ちたかったのだ。
東北で起こった大地震の影響でJリーグは第2節以降を開催できずにいる。
いっそのこと半年間休止したらどうか。
9月に再開し、正月をまたいで5月に終了すれば、欧州の主要リーグと同じカレンダーになる。
彼らの都合に合わせて移籍が発生し、Jリーグのシーズン途中で有力選手を失う心配がなくなる。
炎天下でプレイする必要がなくなる。
(2010年はワールドカップが開催されたため、夏期はリーグが中断された)
プロ野球との間で、観客やメディアの奪い合いをしなくてもすむ。
それに、もともとフットボールは寒い時期のスポーツだ。
 

2011/03/19

【J特】震災チャリティマッチ

3月27日日曜日に、ガンバ大阪対ヴィッセル神戸が万博記念競技場で対戦する。
スタンドは全てが自由席となり、一律2,000円の入場料収益の全額が義援金として寄付される。
以上のことを、いつもリーグ戦をともに観に行っている友人たちに配信したのだが、誰も反応してこない。

震災などおかまいなしにM市には大量の郵便物が送られてくる。
いつものように朝礼で集配課の課長が社員を罵倒し、その課長を支店長が罵倒して一日が始まる。
仕事は楽しいものぢゃない、と支店長は断言した。
(ええっ、うそぉ)
豊中の郵便局でのアルバイトがけっこう楽しかったので応募したのだが、所変わればムードも変わる。
この支店で働くのは無愛想で利己的で、かわいそうな人たちだ。

超勤(残業)を断わり、自転車で帰る。
途中のローソンでチャリティマッチのチケットを買う。
金に余裕がないので自分の分だけだ。
たとえ都合が悪くなって行けなくなっても、義援金を寄付したことにはなる。
チャリティマッチのキックオフは13:00。
ぜひ万博へ行こう。
 

2011/03/09

ハ・メ・マ……

郵便配達のバイトは本日お休み。
予約してあった歯科医院へ。
歯医者通いは少年の頃からの習慣のようなものだ。
歯並びが悪く、虫歯ができやすい。
治療後、半年経過すると検診してくれる。
検診する度に新しい患部が見つかって、また新たな治療が始まる。
加齢により歯、眼、下半身の一点の順に弱ってくるそうだ。

診察台にディスプレイが装備されていて、ペンシル状のデジタルカメラで撮影した画像をその場で見せてくれる。
歯の隙き間に虫歯ができている。
以前の治療跡の直近だ。
詰めてある金属は相当古いもので、有害な物質が溶け出すことがあるため、現在ではもう使われていないそうだ。
金属を取り除き、虫歯も削って、最新のプラスチックを詰めるという。
キョクマ(局部麻酔)を打ってもらう。
M医師が麻酔を使うということは、相当に痛い治療だということだ。

削った後の状態を、画像で見せてもらった。
海水に浸食されて穴のあいた岩のようになっている。
どうすればこんな穴を削ることができるのか。
最新のドリルは、虫歯になった部分だけを感知して削ることができるようになっている。
歯の健康な部分に先端があたると、回転が制御される。
あいた穴に白いプラスチックを詰めてもらう。
一日で完了、まるで新品の歯だ。
歯科医療の進化が早い。
 

2011/03/06

【J特】2011シーズン開幕

万博記念球技場のホームスタンド












クルバノルド
















3月5日土曜日、Jリーグの2011年シーズン開幕。

万博メモリアルスタジアムに来るのはすでに二度目、ガンバ大阪の今季は四日前のACL戦から始まった。
オーストラリアのメルボルン・ヴィクトリーを迎えてのグループステージ第1節は夜間試合、5-1で勝つ。
得点者:武井、アドリアーノ(P)、イグノ、二川、キムスンヨン

今日は「大阪ダービー」だ。
セレッソからレンタル移籍したアドリアーノとガンバからレンタルしている倉田秋が点を取り合う。
選手がチームを裏切ったのではなく、チームが選手を売ったのだから、ブーイングを浴びせるのは気の毒だ。
遠藤がミドルシュートを決めて、前半に得意のペナルティキックをキムジンヒョンに阻止されたのを帳消し。
2-1でガンバが勝った。
センターバックの金正也と山口智の組み合わせは、中澤と高木より安定感あり。
左サイドバックの下平はアシスト1を記録するも、守りが非常に危なっかしい。

帰宅して、TVで柏レイソル対清水エスパルス戦を観る。
3-0。
Jリーグの1部に上がってきた柏レイソルは、ユニフォームのサプライヤーをアンブロからヨネックスに変更した。
柏の黄色いシャツと黒いパンツ姿は、10人の審判がフィールドを駆け回っているように見えてしかたがないが、これは日立の伝統色だ。
大阪の社会人リーグ5部で対戦した日立の「五軍」も黄色の勝負シャツで我がチームを圧倒した。

清水エスパルスは選手を大量に入れ替え。
監督も長谷川健太から、前イラン代表監督だったゴトビ(Ghotbi)に交替。
ゴトビと聞いて早野宏史が黙ってはいまい。
小野伸二は背番号を30から18に変更。
なぜ10番ではないのかと思ったが、小林大悟に先に獲られた模様。
ただし小林は試合に出場していない。
韓国から戻った高原は馴染みの番号19をつけて、途中出場した。