2012/06/29

ロゴタイプが変わりました


ブログのタイトルロゴが、新しくなった。
万博記念競技場のバックスタンドの画像の夜・昼ヴァージョンから、タイプフェイスを使ったものへの変更である。
電子バナーのプロトタイプを作りはじめて以来使っている「Emigre 8(エミグレエイト)」というフォントを、おもちゃのブロックで描いた。
LEGOではなく「nanoblock(ナノブロック)」という商品だ。
ナノというだけあって、一マスのブロックが約4ミリ角で非常に小さい。
▼nanoblock|カワダ
http://www.diablock.co.jp/nanoblock/

フォントブック(書体の見本帳)を見ながら、黒いベースの上に白いブロックを植栽して作る。
Emigre 8はその名が示すとおり、8個のスクウェアドットがデザインの基本になっている。
四角いブロックを使って元のデザインどおりに描ける道理だ。
一文字作って撮影し、ばらして次の文字を作る。
それをまた撮影して、横並びにつなげる。
ディジタルカメラとPhotoshopがあるから簡単にできる作業だ。
合計8枚の画像を合成して、hencojournal. は完成した。


模様も描ける。約40ミリ角の市松

2012/06/28

【J特】ガンバ、逆転ならず



名古屋グランパスエイトの監督














練習開始直前の田中選手























次代を担うガキんちょ
















青い戦闘服に着替えて、午後4時に自宅を出発。
MTBで、山田駅前を経由して万博記念競技場へ走る。
いつものマーケットでクラブハウスサンドイッチ、菓子パン、赤ぶどうジュースを購入。
さらに、競技場前の屋台で宝塚ホテルのハードドーナツを買う。
5時にゲートが開くのを待って入場。
マッチデイプログラムや景品の当たる抽選券が配られた。
シートクッションを借りて指定席へ。

スタンドのフェンス越しにクラブの社長と話す。
「札幌戦を観ましたか。
(フットボールの)やり方が間違っていないことがわかったし、
選手は最後まで走り切ることができました」
異論はあった。
しかも最下位のチームに勝ったからといって喜べるはずがない。
しかし、言われるがままになっておいた。

同伴者2名が試合開始の10分前にやって来た。
もう1名は仕事の都合で開始後に到着、合計4人で応援する。

キックオフ後10分たたずに名古屋の永井が得点。
さすがはオリンピック代表選手。
1列後に座った女子がその連れに、
「あ、今の観てなかったわ」
鶏の唐揚げがくさい。
20分たたずに名古屋の永井が得点、2-0となる。
いずれもガンバらしい(名古屋らしくではなく)クリーンシュートにて。
さきほどの女子が、
「あ、また観てなかったわ」
そんなん観てんでもよろし。

階段をはさんで隣の女子たちはビールで飲み会。
明らかにフットボール以外と思われる話題で盛り上がり。
試合の真っ最中にきゃあきゃあと笑っている。
静かになったと見るや、スマートフォンをはじいている。

中澤がヘッドで1点とり返す。
田中(通称はトゥーリオ)や監督(ストイコビッチ)が激しくオフサイドを主張。
スタンドからは、そうとは見えず。
何より本日の主審は西村雄一、見落とすはずはない。

二川が右足のシュートでもう1点とり返す。
2-2。
後列の女子たちがさかんに、
攻めがのろいのろい
と言うのだが、まったく同感だ。
この部分は太文字で書いておかなくては。

ガンバの弱点である終了間際の時間帯。
名古屋の田中マルクス闘莉王が攻撃に参加して、ガンバ大ピンチ。
失点しなかったのはたんなるラッキーだ。
カウンターアタックで、ガンバ2騎対名古屋DFが1騎の大チャンス到来。
武井がフリーでパスを受けるも加点できず、試合終了。
他チームと同じ15試合を終えてわずか3勝、勝ち点13で第16位。
J1第9節ガンバ大阪対名古屋グランパスエイト戦の結果である。


2012/06/22

ハゲタカとかもめ

 
Firefoxを13.0.1にヴァージョンアップした。
スクロールの動き、ブックマークのコンテクスト表示、新規タブを開いたときの振る舞いなど、気に入らず。
これに限らず、ヴァージョンダウンしたいことが世間に多くある。

珍しく、邦画を観賞。
 『ハゲタカ』 (大友啓史作品、2009年)
TV版のドラマが好評だったことに気をよくして作ったのだろう。
鷹ならぬ鷲津という名を冠した投資ファンドの後日譚。
スタッフや出演者はほぼ同じ。
Lehman shockが起きたために、当初用意された脚本が80パーセントほど書き直されたという。
石丸謙二郎がクレジットされているが、シーンごとカットされているので、作品中で姿を見ることはできない。
満足度……☆★★★★

『かもめ食堂』(荻上直子作品、2005年)
一度観てみたいと思っていた作品。
人がものを食うところを観るのは大嫌いだが、本作では「食」に力点を置いていないので助かる。
ただし、「フードスタイリスト」がクレジットされているだけあって、料理のシーンが沢山ある。
かもめ食堂の一方の壁の上半分には鏡が張ってあるので、そちらに向かって撮影する場合にはカメラの位置を低くしている。
ところが、キッチンで料理するシーンでは、鍋にタレを注ぎ込むボウルにカメラやライトマンが映り込んでいる。
映画のために書き下ろされたストーリーは、群ようこの作。
満足度……☆☆☆☆★

2012/06/21

【J特】■ービーマッチ


Jリーグ1部は14節まで消化。
ガンバ大阪は試合が一つ少ないけれど、浦和に負けて17位に落ちた。
中継放送をしていたスカパー!の当日のゲストは安田理大だった。

5月下旬、「攻撃面を強化しろ!」と言ったサポーターに「了解しました」と応じた金森社長は、レアンドロを中東から呼び戻した。
これによって事態が好転すればいいのだが、彼の出場は7月下旬以降になる。
ついでに安田を呼び戻して、左サイドバックを強化したいところだ。

第15節、ガンバ大阪は札幌ドームに遠征してコンサドーレ札幌と対戦する。
札幌は14節まで1勝1引き分け(勝ち点4)で18位。
2勝3引き分けのガンバ大阪と戦うのは、ダービーならぬブービーマッチだ。
 

2012/06/20

実用性は低いが……


電子応援バナーはプロトタイプどまりだが、その後もう一つ作品ができた。
完成度は高いと思うのだけれど、スタジアム向けのサイズではない。
卓上でピカピカさせて、何の役に立つか……

とりあえず、製作のまとめ。
1.Arduino Duemilanove
2.シールド
・電源昇圧回路(電池2本分の3Vを5Vに上げる)
・トグルスイッチ(電源をON/OFFする)
・ピンヘッダ(マトリクスLEDを接続するターミナル)
3.8×8マトリクスLED(58ミリ角)
4.電池ボックス(単4形×2本入り)
以上の部品をケースに収める。


100円均一ショップでプラスチックのペンスタンドを購入

















その中に部品1〜4を組み込み

















2のシールド基板のB面

















シールドのA面には電源昇圧回路を移植。ピンヘッダにマトリクスLEDを挿入する

















ケースにインストールしたところ。テスト点灯中

















ケース背面

















ケース内側のジャケットは新しいものに交換

















完成形

















 


組立て過程を駒撮り。
テスト点灯でOKだった電池が使えず、急きょUSBポートから給電。
もう一つ動画を追加。
 

 


 

2012/06/17

【J特】悪魔と死神










 


青いクルヴァ














応援合戦も彼らの勝ち














 
Jリーグ1部第14節、ガンバ大阪対浦和レッドダイヤモンズ戦を現地で観る。
それぞれの同伴者が間際になって来られなくなったので、男二人雨に濡れる。
プラチナチケットを無にするなんて、大変申し訳ないことだ。

ゲームは1-0(#20佐藤のヘッド)、1-1(#24原口の右足シュート)と推移する。
雨がますます激しく落ちてくる。
同点のまま90分を超えて追加時間帯に突入。
1-2(#7梅崎の右足シュート)で逆転さよなら負け。
赤い悪魔。

試合が終わり、モノレイルで千里中央まで帰る。
駅近くのビルでトイレを借りた。
鏡の中を覗くと、骸骨のような自分の姿があった。
青いユニフォームを着た死神。
 
 

2012/06/14

映画ジャーナル


最近観た作品のメモ。
観たのは最近だが、新しい作品ではない。

『クリフハンガー』(原題:Cliffhanger、Renny Harlin作品、1993年)
Renny Harlinは『ダイ・ハード2』を撮って名を馳せた。
本作はSylvester Stalloneが主演し、脚本にも参加している。
高所恐怖症の方(たとえば火野正平氏のような)にはお薦めできません。
満足度……☆☆☆★★

『めぐり逢えたら』 (原題:Sleepless In Seattle、Nora Ephron作品、1993年)
Meg Ryanのアップショットに耐えられなくなって、途中でギブアップ。
ゆえに満足度はゼロ。
Sleepless In Seattleは、ラジオ番組のキャスターが、ある男につけた「ラジオネーム」。
その男をTom Hanksが演じている。
邦題は往年の名画『めぐり逢い』(1957年)を彷彿させる。

『コーリング』(原題:Dragonfly、Tom Shadyac作品、2002年)
邦題のコーリングは呼び声をイメージしてつけたのだろう。
Kevin Costnerがシカゴの病院のER部長を演じている。
満足度……☆☆☆☆★

『エリザベス』(原題:Elizabeth、Shekhar Kapur作品、1998年)
監督はパキスタン出身の人。
エリザベスとは現存の2世ではなく、1世。
「処女王」と呼ばれるが、それはたんに結婚をしなかったという意味である。
この作品で特筆すべきはEric Cantonaがフランス王国の大使役で出演していることだ。
胸を張り威風堂々と歩く姿は、Manchester Unitedの選手時代と変わらない。
本作には続編『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(2007年)がある。
満足度……☆☆☆★★

『シティ・オン・ファイアー』(原題ほか未確認)
オーストラリア作品と思われる。
シドニーの山火事にまつわるできごとをドキュメンタリータッチで描いている。
満足度……☆☆☆★★

『チェイサー』(原題:Mort D'un Pourri、Georges Lautner作品、1978年)
フランス作品。
原題を直訳すると「腐った者の死」となる。
Alain Delon主演。
共演のOrnella Mutiが美しい。
音楽にStan Getzを使うところは『死刑台のエレベーター』の影響?
満足度……☆☆☆★★

『ウエスタン』(原題:Once Upon A Time In The West、Sergio Leone作品、1968年)
大ざっぱな邦題だ。
昔の作品ゆえ、テンポがのんびりしているが、さすがにLeoneは飽きさせない。
Henry Fonda、Charles Bronson出演。
ここにまたもやイタリア製の美人女優Claudia Cardinale出現。
Mutiと同様、彫刻のような美形。
満足度……☆☆☆★★

『スリー・リバーズ』(原題:Striking Distance、Rowdy Herrington作品、1993年)
3本の川が合流するピッツバーグが作品の舞台になっている。
Bruce Willisが相変わらず警官を演じている。
共演はSarah Jessica Parker、この人はこの作品で最も美しい。
満足度……☆☆☆☆★

『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』(原題:Charlie's Angels: Full Throttle、McG作品、2003年)
子どもは観たらあきません!
Drew Barrymoreは『E. T. 』で宇宙人を見て叫んでいた頃からあまり変わっていないようだ。
Production Designがいい。
満足度……☆☆☆★★

2012/06/12

【J特】ガンバオンジエッヂ


ワールドカップのアジア地区最終予選は今日一段落して、代表チームに召集されていた選手たちがそれぞれの所属チームに戻ってくる。
J1のリーグ戦は13(チームによっては12)試合が消化されたところだ。
ガンバ大阪は2勝3引き分け7敗で、獲得ポイントは9。
18チーム中の16位だ。

5月25日。
サガン鳥栖に逆転さよなら負けをした後、クルヴァに残ったサポーターたちは激しく怒った。
彼らをなだめるために、クラブの金森社長は何の根拠もなく「大丈夫、まだ上位は狙える」と言った。
トップが危機感を持っていないことを、サポーターはさらに厳しく非難した。
「ガンバは残留争い(GAMBA on the EDGE)してんねん!」

はっきり言って(書いて)、責任は選手にあると思う。
ここ2シーズン、間近でゲームを観ていて思ったのは「よくこんなチームで勝てるな」ということだ。
選手がいいから勝てるのではなく、監督の指揮がいいから勝っているチームだったのだ。
ところが、練習がマンネリズムに陥っていると言い出して、西野監督を切るきっかけを作ったのは選手の方だ。
慢心しきっていたとしか思えない。

そして、無名のブラジル人監督が招聘される。
縦方向にパスを出して攻撃を推進する戦術に、選手が異を唱えた。
「後ろでゆったりパスを回したい」
アホか。
指示通りにせいで、どないする。
これも、選手が監督をなめていたとしか思えない。
選手が責任を負わず、またしても監督の方が追われた。
若い松波正信にこの選手たちを治める力はあるだろうか。

ガンバ大阪の軌跡。
2005年、優勝……勝ち点60(18勝6引分10敗)
2006年、3位……同66(20/6/8)
2007年、3位……同67(19/10/5)
2008年、8位……同50(14/8/12)
2009年、3位……同60(18/6/10)
2010年、2位……同62(18/8/8)
2011年、3位……同70(21/7/6)
2008年はリーグ8位だが、ACLのチャンピオンになった。
イングランドに例えれば、アーセナルのような強豪チームだ。
ここ7年に限っては。

非現実的だが、試算してみよう(またか!)。
優勝のラインは、勝ち点72とする(2010、2011年実績値)。
残り22試合を全勝すればガンバ大阪の勝ち点は75に到達する。
全勝するぐらいでなけりゃ上位入りは無理ということでっせ。>金森社長
反対に、勝ち点40を確保しておかないと、危ない。
何が危ないのかは、その言葉が現実化するのが恐いので、具体的には書かないでおく。
40ポイントまであと31。
リーグ戦の残りの半分を勝てばいい。
それを勝てそうにないのが今のガンバ大阪の悩みである。

今シーズンのガンバ大阪のスローガンは「躍動」である。
縦に突破できないので横パスを出す、後ろに戻すというフットボールは躍動を生まない。
無責任な選手たちには自覚を促したい。
パスはシュートのように速く、シュートはパスのように正確に。
パスを出したら走れ、パスを受ける前に動け。
常にチャレンジして、縦に突破せよ。
倒れても、すぐ起きよ。
休むな、走れ!

2012/06/10

プロトタイプ02のまとめ


液晶ディスプレイ保護フィルム(商品名ママ)を貼ってから、PCの作業が心地いい。
本末転倒ではあるが、ノングレア(ツヤ無し)のディスプレイの表面についた傷をかくすために貼った。
フィルムに乱反射を抑える効果があって、眼への負担が減ったようだ。
保護フィルムを、最初から貼っておくべきだった……

閑話休題。
Arduinoを利用して作る電子バナーのプロトタイプ第2弾である。
今回はPOV(Persistence Of Vision)を表示させる。
残像を利用したバナーといえるかもしれない。

ヒントはウェブ上のArduino関連記事から得ている。
いや、ヒントどころかまるごといただいて、ちょっと手を加えているだけだ。
Arduinoはハードもソフトもオープンソースということなので、それも許される。
▼『武蔵野電波のブレッドボーダーズ』の記事
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1226/musashino024.htm

Arduinoは、ボード自体にヴァージョンがさまざまあって、つまりは年々進化を続けているということだが、私が使っているのは「Duemilanove」だ。
デュエラノーヴェと発音するのだが、イタリア語で「2009」を表わす。
つまり、2009年製だ。
最新ヴァージョンには「UNO(ウーノ)」という名がつけられている。
ボードに搭載されているマイコンチップに書き込むためのプログラムのことをArduinoでは「スケッチ」と呼ぶ。
PC上でスケッチを描いて、USBポート経由でボードに送り込む。
スケッチを描くのはArduino専用の統合開発環境(IDE; Integrated Development Environment)で、これにも新旧ヴァージョンがある。
私が使用しているのは2009年の0016だ。


完成形。8個のLEDが高速で点滅しているところ

















LED部。基板を細長くカットした

















暗闇でのテストラン。5秒間シャッター開放で撮影

















MTBのホイルに装着してみたが……

















パフォーマンス低し

















テストランでは装置本体を左右に振っている。
文字が反転している部分は、復路の表示である。
このことを利用して、あらかじめスケッチに反転した文字を組み込んで、プロトタイプ02を仕上げた。
スタジアムに持ち込んで振ってはみたものの、やはり圧倒的にパフォーマンスが足りない。
「企画だおれ」というやつである。

2012/06/09

プロトのプロト


実はプロトタイプ01を作るためのプロトタイプがあった。

ひいきのフットボールチームをスタンドから応援するための電子バナーを開発するという思いつきは、ArduinoというマイコンボードでマトリクスLEDを制御できるという記事をインタネット上で見かけた時に生まれた。
マトリクスLEDというのは、複数のLED球を格子状に組み合わせた製品のことである。
市場に多く出回っているのは5×7や8×8といった組み合わせのものだ。
このうち特に8×8に興味をもったのは、Emigre 8というフォントならばそのデザインを損なわずに表示することができそうだったからだ。
ただし、マトリクスLEDは最大で60ミリ角程度のサイズなので、バナーとしては小さ過ぎる。
そこでプロトタイプ01のようなオリジナルのマトリクスを製作することが必要だったわけだ。


オリジナルのEmigre 8を少しアレンジした(赤い印のある部分)















とにかく、マトリクスLEDに文字を表示させる仕組みを検証してみなければならない。
既製品の8×8マトリクスLEDをネットショップで購入。
これをArduinoのボードに載せて動作させるためには「シールド」と呼ばれる中間ボードが必要となる。
シールドは、日本橋のショップで買ってきた基板を使って作った。
Arduinoボード…シールド…マトリクスLEDは相互にピンを差し込むことで固定される。


シールド。左側上下のピンヘッダにマトリクスLEDの脚を挿入する
















挿入後。58ミリ角のサイズ
















シールド背面の配線。ハンダ付けは相変わらず下手くそ
















Arduinoに合わせて曲げ加工したピンの先端
















Arduino(左)とシールドを合体させる
















左からLED…シールド…Arduinoの三層構造
















 


テストランを撮影。
初期段階での表示文字列は「THE SPIRIT OF FOOTBALL」だった。
 

2012/06/08

プロトタイプ01のまとめ


Arduinoを利用して開発した電子バナーその1は、プロトタイプより先には進んでいない。
とりあえず、ここまでのところをまとめてみる。
……職業訓練を受けていたときの実習成果発表を思いだす。

まずは手描きによるアイディアスケッチ。

左に見えているボードがArduino(アルドゥイーノ)














材料はできるだけ自宅在庫品から選択する。
費用節約のためである。
バナー本体には、厚さ0.75ミリのPP(ポリプロピレン)シートを使う。
自転車のホイルカバーを作る目的で、以前購入していたものだ。
カッターおよび料理用はさみにて、部材の切り出し。
InDesignで作っておいた型紙を両面テープでシートに貼り付けておいた。
これをもとにして、LEDの両脚が通る穴も明ける。


穴明けまで終了した状態























使用した型紙
















LEDを一つずつ植えていく
















「田植え」完了
















裏面
















8×8のマトリクスになるように、脚を折ってハンダ付け
















配線して、またハンダ付け。末端にはピンヘッダをつける
















制御部(Arduino)と電源部(単三形電池×2)への仮配線
















実際には背面パネルに設置される
















スペーサーを入れて、パネルとの密着を避ける
















前面と背面パネルを合体させて完成
















プロトタイプには側面パネルを設けていない
















前面のビスも黒いものにしたいところだ
















 


テストランを携帯電話のカメラで撮影した。
表示されるのは「Emigre 8」というフォントで、タテ8個のスクエアドットで構成されており、8×8のマトリクスにはうってつけだ。
フォントを実装するのではなく、1文字ずつビットマップを作成した。
「... SPIRIT OF GAMBA IN YOUR HEART ... 」という文字列が流れている。
これぐらいの長さ(マスの個数にして256)しか表示できないのが残念。

スタジアムにも持ち込んでテストしたが、パフォーマンスが低くて使い物にならず。
LEDをもっと大きいもの(プロトタイプは5ミリ角)にすれば、もっと明るくもっとサイズの大きい文字が表示できるものと思う。


2012/06/02

経年劣化


AirMacステーション














無線LANが使えなくなった。
突然、通信が遮断され、アンプ経由で接続してあったスピーカから「ジリジリ」というノイズが聴こえた。
ベースステーションのパイロットランプ(上の画像では左側面の中央に見える)が消灯していたのでチェックした。
手を引くほど熱くなっており、基板の焦げる独特のにおいが漂っている。
内部でショートしたらしい。
(先ほどのノイズは焼ける音だったのか……)
とにかく、発火にまで至らなかったことはよかった。

物にせよ人にせよ、年を経るにしたがって「へたり」が現われる。
次の日の朝、作業中の洗濯機から水が漏れ出した。
洗面所の床の一部が水浸しになっている。
階下に漏れ出したら大変だ。
無線LANの不具合で他人に迷惑を及ぼすことはないだろうが、こちらは大ごとになる。

幸いにも漏水は少量で、雑巾で吸い取ることができた。
洗濯機は、受水ホースの接合部を補修。

無線LAN(8年間使用)は修理も買い替えもとりあえずあきらめて、すべて実線で再接続した。
ADSLモデム、プリンタ、ステレオアンプからのケーブルをPC本体につなぐ。
これまではiTunesからの音声はAirMacのステーションを経由してステレオのスピーカから、それ以外の音(警告音やYouTubeの音声など)はPC本体に内蔵された小さなスピーカから出ていた。
それを変更してPCとステレオアンプを直結したので、警告音がバカでかい音量で出るようになってしまった。
このままでは、次に劣化するのは自分の耳にちがいない。