2011/09/05

世界陸上の印象

ジャマイカチームの最終走者ボルトが2位以下をぶっちぎってゴールイン。
速報タイムの表示を見た瞬間に思わず「うわあっ」と声をあげてしまった。
37秒04は男子4×100mリレーの世界新記録だ。

レースの録画をチェックすると、アメリカチームの三走がイギリスチームのアンカーに接触して転倒したように見える。
もちろんバトンはアンカーに手渡しできていない。
さらに、転倒した選手は外側の走路のトリニダード・トバゴの選手に接触して、そのスピードを奪っている。
イギリスチームも、三走がアンカーに追いつけず失格。
このアンカーがフライングしたことがそもそもの原因と思われる。

選手の接触といえば、男子110mハードルの決勝では、ロブレス(キューバ)の手が劉翔(中国)に当たってしまい、1位になったロブレスはその後失格。
2位のリチャードソン(アメリカ)が1位に、3位になった劉翔が2位に繰り上がったのだが、ロブレスの妨害がなければ優勝していたであろう劉翔にとっては不幸な裁定だ。


ロシアの陸上界が少し元気を取り戻してきたように思える。
それは、スタジアムにロシア国歌の流れる回数が増えてきたことで知れる。
このメロディが好きなので、実をいうとロシアが優勝するとちょっとうれしい。