2014/11/30

残り2試合で二冠獲る


Jリーグ1部第33節、ガンバ大阪対ヴィッセル神戸戦。
3-1でガンバの勝ち。
得点者:宇佐美(2)、パトリック


選手入場!



















「一年間応援ありがとう、と言いたいところですが……」
ホーム最終戦セレモニーで、キャプテンの遠藤が切り出した。
リーグと全日本選手権を一試合ずつ残しているので、引き続き応援してね、ということだ。
そして、勝って二冠を獲る、と高らかに宣言した。

リーグ戦第33節を終了し、最終節で優勝する可能性のあるのは以下の3チーム。
1位:ガンバ大阪、勝ち点62・得失点差28
2位:浦和レッズ、勝ち点62・得失点差21
3位:鹿島アントラーズ、勝ち点60・得失点差26

ガンバ大阪は徳島に勝てば、優勝はほぼ間違いなし。
浦和レッズが大量に得点して名古屋に勝たない限りは。
しかし、フットボールでは何が起こるかわからない!
徳島が必死のパッチでガンバに勝って、名古屋が浦和に勝つ可能性もある。
そこで鹿島が鳥栖に勝てば、逆転優勝できるわけだ。
いやいや縁起でもない。
シンプルに、1点以上の差をつけて勝てばいい。


 

2014/11/25

Amazonの我慢


11月21日金曜日。
仕事帰りに店で食事。
味噌カツ(赤味噌のたれがかかった豚カツ)を食う。
翌日に大一番をひかえ、「レッズに勝つ」という験かつぎである。



付いている鍵のブランドが「GOAL」とは洒落がきいている




















最近、Amazonでの買い物がうまくいかない。
その一。
Victorinoxの五徳ナイフを買った。
ナイフ、やすり、鋏、ピンセット、楊枝の五つが装備された商品である。
そのことは写真と説明文に明記されている。
色のオプションでシルバーを選択。
届いた商品は、三徳ナイフだった。

Web上でAmazon返品プログラムを開始。
電話またはチャットでクレイムを受け付けるとある。
迷わずチャットを選択。
担当者に、不都合の内容を伝える。
なんと、彼の(彼女の?)名は「我慢」だという。
[何かの冗談ですか?]
思わずそう入力した。
[本名でございます]
と返ってきた。
[失礼しました]
我慢せい、という意味かと思ってしもうたわ。
この件は結局、着払いで商品をAmazonに返し、こちらにはお金を返してもらうことになった。

その二。
事故で傷んだブレーキレバーの代替品を購入。
Webに掲載されているカタログ写真では黒い色だったので、黒と思い込んでいた。
届いた商品はシルバーだった。
確認すると、商品名に「シルバー」と書き込んである。
こちらの落ち度か。
気に入らない色だけれど「我慢」するか。
いや、だめでもともと、とまたクレイムをつける。
このたびは、フォームに書き込むスタイルだ。
すると、やはりショップ側に非があるので返金する、とメイルが返ってきた。
しかも、商品は返す必要がないので、客側で処分せよとのことだった。
そんなん、あり?

 

2014/11/09

事故翌日


Jリーグ杯決勝戦の録画を観る。
広島対G大阪とタイトルにあるように、ガンバはアウェイの扱い。
したがってユニフォームも、白−白−白である。
広島がキックオフして試合開始。
遠藤がコイントスに勝って、ガンバサポーターが陣取るクルヴァ側のエンドを選んだようだ。
前半はサポーターに背後を支えられて守り、後半は青黒に染まったスタンドめがけて攻め上がることができる。

前半の途中まで0-2。
広島の最初の得点がPKだと初めて知った。2点とも、やんちゃくそ岩下の「自責点」だ。
2点取られても動じない様子のガンバは立派。
その後、パト、パト、コータローで逆転した時にゃ……
試合の終い方も、いつものガンバらしくなくてよかった(笑)
優勝賞金100,000,000円はぜひスタジアム建設募金団体に寄付していただきたい。

事故から一夜明け、あらためて自転車を見ると、恐ろしい。
右ブレーキの台座に、加害者の車の塗料片がこびりついている。
台座から伸びているブレーキワイヤは折れ曲がっている。
この位置に「峰打ち」を食らっているわけだが、外側にずれていれば、ハンドルを握っていた右手に相当大きなダメージを受けていたに違いない。
打撃は、背負っていたデイパックのハーネスごしだったので、重傷を免れたのだと思う。
内側にずれていれば鎖骨を折ったり、顔面にも当たっていただろう。
それを考えると、背筋が寒いのである。


 

事故〜リーグ杯


11月8日土曜日、Jリーグ杯決勝戦が行われる日。
実家でテレビ観戦する予定だったので、MTBに乗って出発。

ターミナル近くの交差点で信号待ちをしている車列の歩道側を走っていた。
推定速度は時速25キロメートル。
右側に停まっている車のドアが、突然開いた。
とっさに何かをする暇はなく、ジャストのタイミングでガツンとぶつかった。
刀の峰打ちはかくやと思う衝撃を右肩に受けた後、転倒。
道路上に投げ出されたショックでしばらく立てない。

この事故を近くで見ていた人たちが駆け寄って来て、救急車を呼ぼうか、警察に連絡しようか、と声をかけてくれる。
救急車を断わって、近くの交番から警察官を呼んでもらう。
肩の骨は折れてはいないようだが、痛みがどんどん激しくなってくる。
土曜の午後とあって近隣の医院では診てもらえそうにないので、警察官に頼んで救急車を呼んでもらうことにした。
この時、気になっていたのは大事な試合のことである。
(キックオフの時間に間に合わない……)

やがて到着した救急車で、M市民病院のERへ搬送された。
これが生涯二度目の救急搬送である。
(社会人リーグの試合中の事故で片目を失明した時以来)
診断結果は右肩打撲・挫創、右膝打撲・挫創、左臀部打撲。
痛みが強いので、鎮痛薬をもらう。
大騒ぎをした割には、大した怪我ではなかった。

ERの待合室でタブレット端末を開く。
Jリーグの公式ウェブサイトにアクセスを試みるが、電波が入って来ない。
加害者の金で支払いをすませ、事故現場に戻る。
交番で、事故係がやって来るのを待たされる。
水をもらって、痛み止めを飲む。
ここでもタブレットを開いて試合経過を確認する。
広島に2点先行された後、追いついたことがわかる。

画面が更新され、#19大森が逆転ゴールを決めたことを知るが、試合はまだ続いている。
ガンバにとって最も危ない時間帯を、無失点で終えなければならない。
3-2で試合が終了した時には、交番の椅子の上で泣きそうになった。






2014/11/02

しぶとい仙台


Jリーグ1部第31節、ガンバ大阪対ベガルタ仙台戦の日。
豊中後援会主催の小学生対象のサッカー教室が、サブグラウンドで開かれることになっている。
天候不順ならば中止、の決定を8:00に連絡してくるという。
スタッフの集合時間は8:30なのに、8:00にゴーサインが出てから出発しても間に合わない。
そうか、自動車で走って来いということか……

ところがこの日、万博の外周道路が大渋滞。
教室参加者も軒並み遅刻する事態となった。
万博公園内で別のイベントが開催されているせいと思われる。
近い将来に、新しいスタジアムと巨大アウトレットモールができるのだが、さらに増える交通量をどう処理するか、誰か考えてる?

11:30に教室を終了して撤収作業。
欠席の人があり、配付する景品の選手のサイン色紙が余ったので、役得で一枚いただく。
自分は誰のサインにもまったく興味がないので、友人Mのために#13阿部を選んだ。

正午を少々過ぎて入場。
今にも雨が降りそうだが、持ちこたえている。
スタンドでマッチデイプログラムに目を通す。
遠藤/倉田で買ってきた「大きな三角おにぎり」で腹ごしらえ。
ボリュームがあって「一粒で三度おいしい」。
渋滞に巻き込まれたM君が、ようやく到着。





















仙台はしぶといチームだ。
ガンバのアタックに対するディフェンダーの間合いが近く、詰め方が速い。
間合いを広くとってドリブルで前進したいタイプの#39宇佐美にとっては厳しい戦いとなった。
それでも、遠藤→大森とパスが渡り、二試合連続得点が生まれる。
試合はそのまま1-0で終わろうとしていた。
85分、隣に座っていたカップルが席を立ってスタンドを後にした。
すると、追加時間帯に失点。
こういうパターンは、J2に降格することになった頃の悪いガンバを彷彿させる。
今季ガンバの攻撃の原動力となっているのが#29パトリック、#39宇佐美、#19大森だが、すべて交代させる羽目に陥った。
終了間際になって投入された#9リンスには充分な時間なし。
サポーターの失望のため息がスタジアムを包んだ。