2012/04/25

【ACL】ガンバ大阪の展望


AFCチャンピオンズリーグ2012は、現在グループステージの途中だ。
我らがガンバ大阪の入っているグループEでは、すでに各チーム4試合ずつを消化した。
1グループ4チームの構成でホームアンドアウェイ戦を行うので、それぞれが6試合を予定している。
つまり、グループステージは三分の二が終わったところだ。
どのチームにもラウンド16へ進出する可能性がある。

ガンバ大阪の進出条件はかなり厳しい。
・残り2試合に勝って、勝ち点の合計を9にすること
・同じ勝ち点となる他チームを上回るために、得失点差を拡げること
具体的には、
◎アウェイの浦項スティーラーズ戦に勝つこと
 勝ち点が同じになった場合のために、4点以上差をつけておくこと
◎ホームでのアデレイド・ユナイテッド戦に勝つこと
 勝ち点が同じになった場合のために、3点以上差をつけておくこと
である。

以下は現在の順位。
1.アデレイド・ユナイテッド:勝ち点9
2.ブニョドコル:勝ち点6
3.浦項(ポハン)スティーラーズ:勝ち点6
4.ガンバ大阪:勝ち点3
ガンバ大阪は、いわゆる「崖っぷち」。

仮定の見積りをしてみよう。
5試合目のカードは「アデレイド対ブニョドコル」と「浦項対G大阪」である。
▼Aパターン
アデレイドとG大阪が勝てば、
1.アデレイド:勝ち点12でステージ突破が決定
2.G大阪:勝ち点6(4点差以上で勝った場合の順位)
3.ブニョドコル:勝ち点6
4.浦項:勝ち点6
とすることができる。
▼Bパターン
ブニョドコルが2点以上の差をつけて勝った場合は、
1.ブニョドコル:勝ち点9
2.アデレイド:勝ち点9
3.G大阪6
4.浦項:6
もあり得る。

最終の6試合目も仮定してみる。
カードは「G大阪対アデレイド」と「ブニョドコル対浦項」だ。
▼Aパターンのつづき
G大阪とブニョドコルが勝てば、
1.アデレイド:勝ち点12(勝ち抜け済み)
2.G大阪:勝ち点9(直接対決の結果で上回り、勝ち抜け)
3.ブニョドコル:9
4.浦項:6
▼Bパターンのつづき(1)
G大阪とブニョドコルが勝てば、
1.ブニョドコル:勝ち点12
2.G大阪:勝ち点9(ただし、アデレイドに3点差以上で勝つことが条件)
3.アデレイド:9
4.浦項:6
もあり得る。
▼Bパターンのつづき(2)
G大阪と浦項が勝てば、全チームが勝ち点9となる。

引き分けがあった場合のことは考慮していないし、得失点差や総得点差が読めないかぎり、順位は予想もつかない。

以上、正しく計算できたかな……>俺

2012/04/24

【J特】G大阪対清水


再就職対策として「危険物取扱者」の資格試験を受ける。
マッチデイと重なるが、受験を終えてからでもキックオフに充分間に合う。

というわけで、昼ごろに自宅を出発。
目的地は大阪大学の待兼山キャンパス。
自転車で行くつもりを、風雨のため徒歩に変更。
距離の見積りを間違え、集合時間に遅刻する。
かなり走ったので、指定の席に座るころには大汗をかいている。

危険物取扱者にはランクが甲乙丙とあり、それもまた細かく分類されている。
本日受験するのは「乙種第4類」、通称「オツヨン」である。
この資格をもっていると、ガソリンスタンドで重宝される……らしい。

基礎工学部の学舎を望む















試験終了後、最寄りのモノレイル駅から万博公園に直行するつもりだった。
予定より早く解答できたので早退。
いったん自宅に戻り、着替えて出直し。

いつも何気なく通過している駅のコンコースで彫刻作品を発見。
仏の顔のように見えるが、頭頂部はC-3POに似ているのであった。
タイトルは『航海』(Voyage、1993年)、小泉俊己という人の作品。

『航海』…………どこが?















前置きが長くなってしまった!
試合はJリーグ1部の第7節、ガンバ大阪対清水エスパルス。
ガンバにとって、昨シーズンの最終戦を圧倒的な強さで勝った相手である。
結果は3-1。
得点者:#23武井、#9ラフィーニャ、#20佐藤
3-0で勝ちたかったところを、終了間際に1点入れ返される情けなさ。

雨上がり、風やや強し















今シーズンからメモを取りながら試合を観ることにしていたのだが、それをやめた。
メモのせいであるはずはないけれど、取りはじめてからチームの調子がよくない。
それに、メモに視線を落としている間に得点シーンを見逃がしてしまうことがあった。
食べる行為も同様だ。
こちらはキックオフまでにすませてしまい、ボールが動き出したら試合に集中することにした。
写真もできるだけ撮らない。
上の画像は、とりあえず試合を観に行った証拠としてのワンショットである。


2012/04/16

フットボールときどきシネマ

フットボールは現場まで行って観ることが多くなったが、映画館へは行かなくなった。
2時間じっと座っていることに耐えられない。
必ず途中でトイレに行きたくなる(爆)
というわけで、メディアを介して自室で観賞する場合が多い。
最近観た作品は以下のとおり。

『ザ・メキシカン』(原題:The Mexican、Gore Verbinski作品、2001年)
Brad Pittが出演している作品をよく観ている。
セブン、イングロリアス・バスターズ、オーシャンズのシリーズ、ジョー・ブラックをよろしく、など。
大好きな俳優の一人である。
『ザ・メキシカン』にはピストルとメキシコの街が出てくるので『デスペラード』(原題:Desperado、Robert Rodriguez作品、1995年)と混同してしまう。
満足度……☆☆☆☆☆(満点!)

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(山崎貴作品、2010年)
抜群にいい素材なのに、それを台無しにした感あり、残念。
満足度……☆★★★★(最低!)

『美しい人』(原題:Nine Lives、Rodrigo Garcia作品、2005年)
美女を期待させるタイトルだが、内容はまったく違う。
邦題は嘘を言う。
原題を映すタイトルカットを観て、猫を連想した。
A cat has nine lives.(猫に九生あり)からである。
案の定、オムニバス構成の最終話に猫が出てきた。
満足度……☆★★★★

『コレリ大尉のマンドリン』(原題:Captain Corelli's Mandolin、John Madden作品、2001年)
『ビルマの竪琴』みたいな話とはちょっと違う。
占領したケファロニア島(ギリシア)における、伊対独の枢軸同盟国同士の対立。
第二次世界大戦時にそんなことがあったとは知らなかった。
カピターノ・コレリを演じるのはNicolas Cage。
この人の本名がNicolas Coppolaであることを最近になって知る。
かのFrancis Ford Coppolaの甥だったとは。
満足度……☆☆☆★★

『ファイヤーウォール』(原題:Firewall、Richard Loncraine作品、2006年)
題名から察せられるとおり、サーバコンピュータへの侵入犯罪が扱われている。
Harrison Fordが、シアトルの銀行に勤めるコンピュータ・セキュリティ担当重役を演じている。
満足度……☆☆☆★★
 

2012/04/15

【J特】何とも言えない幸福感

新スタジアムの構想を公告

現在の第一練習場および北側土地に建設予定

終了を目前にして、川崎の猛攻を受ける






















































































「スタジアムでなんとも言えない幸福感に包まれる時間が好きでした」
とかなんとか西野前監督がホームの最終戦でスピーチしたのが心に残っている。
新しいシーズンの4月14日、J1第6節ガンバ大阪対川崎フロンターレ戦を現地で観る。
3-2の逆転勝ち。
なんとも言えない幸福感どころか、躁状態に入ってしまった。
帰途を走るバイクのペダルの軽いこと軽いこと。
通常の半分の時間で帰宅してしまった。
というのはもちろん感覚だけのことで、実際はいつもとほぼ同タイム。

地上波とBSでスポーツニュースのはしごをする。
それだけでおさまらずに試合の録画を再生して、冒頭だけを観る。
開始後19秒で最初の失点。
あまりに早すぎて、試合のメモをとっていた自分はこの部分を観損なっている。
思い返せば、メモをとり始めて以来チームの調子が悪い。
これはもうやめよう。

風呂が焚けたので入浴。
出てからまたスポーツニュースを観る。
入浴中に録画された『FOOT×BRAIN(フットブレイン)』も観る。
ブレイン(出演ゲストのことを称する)の大竹夕魅(おおたけ・ゆみ;三浦淳宏の妻)の話を聞いて大笑いする。
するが、けっしてお笑いの番組ではない。
フットボールの関係者には非常にためになる。
副タイトルは「日本のフットボールを強くするためにわれわれができること」である。

疲れて、就寝。
 

2012/04/08

【J特】お前ら!

Jリーグ1部第5節サンフレッチェ広島対ガンバ大阪戦をTVで観る。
4-1。
G大阪得点者:#20佐藤晃大
4節終了時点の15位から17位に転落、下には鹿島アントラーズがいるだけのいわゆる「崖っぷち」。
広島まで応援に行ったサポーターが、試合後の挨拶に来た選手たちをお前呼ばわりする怒声が、放送中に流れた。

マイミクのピュアさんは現在の状態を「苦行」と言っているが、フットボールではよくあることだ。
先刻承知のサポーターとしては応援し続けるしかない。
それは不実な神に祈りを捧げたり、念仏を唱えたりするのと、ほぼ同じ行為だ。
われわれの履歴書に宗教を記入する欄があれば、そこには「フットボール」と書かれてあるだろう。

凶事の発端は西野監督の退任だ。
新スタジアムでの試合も西野監督が指揮をとる、とかマンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督を引き合いに出して「長期政権」を示唆する発言を金森社長はしていたはずだ。
「(西野監督の退任は)社長の発想ではないでしょう」とずばり聞いてみた。
「マンネリに陥っていると選手が言い出したんですよ」という答だった。

紆余曲折の末、ブラジルからセホーンと呂比須、他を呼び寄せた。
報道された記事によると、セホーンは縦パスを使う速いフットボールを標榜したという。
それに対して選手たちが、ゆったりパスを回すことを望んだらしい。
お前ら、阿呆か!と言いたい。
それって監督に対する反逆やろ。
マンネリズムから脱却したいのではなかったのか。
選手が指示に背いた結果連敗し、その責任を取って解任された監督たちが気の毒でならない。

西野朗から緩やかに松波正信へ。
サポーターたちがそう考えていたこともあったが、突然実現した。
「人もボールもよく動くフットボールを目指す」
新監督がそう語るニュース映像をこの目で観た。
しかし、ゲームは監督の思うように動いていないように見える。
選手は走っていないし、パスも走っていない。
第5節のマッチリポートにはこう書いた。
「うしろでゆったりとパスを回している場合か」
 

2012/04/04

【ACL】G大阪対ブニョドコル

4月3日、火曜日。
この日の段取りは、強力な低気圧のおかげですべて狂ってしまった。















午後2時ごろ降りだした雨は、あまりにも激しく、視界不良に。















小降りになったので外出。
強風のため、MTBで走るのは無理と判断。
バスを使うという選択肢もあったが、運賃を節約して徒歩で出発。

スーパーマーケットのDで弁当を調達。
Kとは同系列なのに、いつも買うクラブハウスサンドイッチがない。
別のパンで間に合わせて、駅へ急ぐ。

モノレイルが強風のため運休している。
「いらち」の人間の行動は、こういうとき素早い。
万博記念公園方面に走っているバスを探す。
あいにく、公園前に停まる便が出たところだった。
別の路線でもっとも近い所まで行くバスを見つけて乗車する。
「阪大東口」でバスを捨て、万博公園を目指す。
スカウトペースで進む。
40歩速歩プラス40歩駆け足というのが本来のペースだが、40カウント歩いて40カウント分ジョグすることにして進む。
運休中のモノレイルの高架の下を、公園の外周沿いに進む。

10分ほどして万博公園の東口に到着。
スタジアムの周辺は、異常に人の数が少ない。
屋台の店が出ていない。
後で聞いたことだが、強風ですべて吹き飛ばされたらしい。
したがって、宝塚ホテルのハードドーナツは調達できず。
シートクッションの貸し出しなどのサービスも、すべて中止された。















金森社長が気にしているのは、隣に立っている風速計。
チケットは12,000出ていたそうだが、この日の入場者数は6,100にとどまり、屋台の店には見舞金を出すはめになった。













晴れたが、風がきつい。
そのため、旗は設置されていない。


仕事先から飛行機でやって来るはずだったピュア氏は、欠航のため来られず。
もう一人の友人M氏も北大阪急行線が運休のため、江坂で足止め。
彼は細君の自動車に迎えを頼んで到着。

試合は開始後14分でガンバ大阪が先制得点。
#7遠藤によるクリーンシュート。
これほど美しい弾道はめったに観られない!















後半戦開始前のイレヴン


試合のレポートにはこう書いた。
「あまり良くなっていないが、相手もヘボい。
 細かいファウルに笛を吹くレフェリーに助けられた。
 すっきりしない勝利」
レフェリーに助けられた、とは二つのPKのことだ。
二つ目はいったん止められた後、やり直しが命じられた。
終了前に1点取り返されたのはおおいに不満。

ガンバ大阪(JPN) 3-1 ブニョドコル(UZB)
得点者:遠藤、ラフィーニャ(P×2)

動き出していたモノレイルに乗って帰路につく。
M氏には再び細君の迎車あり。
高い代償を払うのだと笑いながら言う。