2019/08/30

相変わらずパスワード問題


一年と少し前、パスワードが盗まれた話を書いた。
そういう事件があったので、沢山あったパスを全部見直して、作り直した。
同じパスを使いまわすな、というのが安全策の基本だから、全部異なるパスにした。
すると……そんなに沢山、覚えられない!
という当然の事態に陥った。

覚えていられない事は、メモをすればいい。
しかし、パスをメモするな、というのも安全策の基本だ。
というわけで、覚えられないからメモするけれど、暗号化して記入するという「二段階認証的」措置をとった。
これならば、メモしたパスを他人に見られても、大丈夫だ。

うーん、しかし。
自分が作った暗号が……解けない/*{>_<}
 

2019/08/28

マンハッタン・ビーチ


『マンハッタン・ビーチ』(Manhattan Beach by Jennifer Egan:ジェニファー・イーガン、中谷友紀子訳/早川書房)
に対する書評の多くが、手放しの好評価であることを知り、慌てて書いておく。

自分は、ストーリー上の誤謬が気になった。
ネタばれにならないよう、極力ぼかして書く。

1)D男が、主人公の女性の住まいを訪れた際、以前にも訪れたことがあるのを思い出さない。
もう少し詳しく書くと、訳文上は(以前に)主人公の住まいと家族の特殊事情を目にしたことが書かれている[p.412]。
住まいの場所を失念したとしても、特殊事情の方を思い出しそうなものだ。

2)二つ目は、小さな疑問。
主人公の父親の懐中時計の所在……いつまで身につけていたのか?
これに関しては、いかようにも言い繕うことができそうなので、誤謬とまでは言えない。

3)最後の点も、誤謬とまでは言えない。
甚だしい、ご都合主義である。
文字通り絶体絶命の窮地(両手両足を縛られて)からの脱出が簡単すぎて、納得がいかない。

というわけで、星五つが満点とすれば『マンハッタン・ビーチ』は★★★☆☆(星三つ)です。
1)の減点が大きい。

 

2019/08/25

久しぶりコンパクトディジタルカメラ


誰憚ることもなく、一年ぶりの投稿。
ちなみに、故郷本山北町のまちづくり協議会のブログの更新は、ときどき行なっている。
https://ameblo.jp/motoyamakitamachi






上は、昨年と同じ寺での墓参りの写真である。
(8月13日RX100で撮A)

DSLR(ディジタル一眼レフカメラ)は重いし、かさばる。
かといって、携帯端末のカメラには満足がいかない。
メイカーがいくら頑張ったとしても、レンズの能力差は埋まらない。

というわけで、新しくコンパクトタイプのディジタルカメラを買ってしまった。
新しく、といってもSONYのRX100は2012年のモデルである。
いわゆるマーク1で、その後続々とヴァージョンアップをして、現在はマーク7にあたるRX100M7が市場に出ている。
マーク7だけでなく、マーク1までの過去ヴァージョン機が、現行販売されている。
その中の最も廉価なマーク1の新品を、かなり値切って買った。

コンパクトタイプとしては、PowerShot 350(Canon)、COOLPIX 5400(Nikon)に続く3機目である。
COOLPIXはYahoo! オークションで落札し、PowerShotと共に再びオークションで売却した。

RX100が何より、いいのはレンズが「ZEISS(ツァイス)」であること。
次いで、撮像素子が大きいこと。
撮Aした画像の質がアップしたことは、言うまでもありません。

お盆の墓参りは、重労働である。
我が家の墓は分家のものを合わせて、墓石が8基ある。
掃除もたいへんで(簡単に済ませるが)、香華の費用も、ばかにならない。
そろそろ「墓じまい」を考えるべき頃合いである。