事故以来、我がMTBブルネロ号はベランダに置きっ放しになっていた。
後輪のブレーキを作動させるためのワイヤが、ブレーキレバー(ブルネロ号の場合は右側。通常は左)からの出口で部分断裂しているのを、修理できずにいたのである。
レバーは交換してしまうつもりで、早くにネットショップから購入してあった。
ワイヤももちろん新品に換える。
陽が差して暖かい日、修理開始。
ワイヤだけでなく、レバー本体が傷んでいるのを発見。
さらに、フォークのクラウン部分にも、衝突の痕跡を見つけた。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYV4R1XA1m-MwIeREaDeEI6j7OoirlY8NrbQeZmxbn9BmRQ_j1DW_pBUzNwlgC0sY8K-yASw-DfcUeQuLU-p6bQvZ4HG-PTs0DhwEcYCFYfaWYEWdZlqjK1INolT3aKnZZzKZ6rF_d2s63/s400/blogger-image-1632457208.jpg) |
上が右レバー。溝がひしゃげてワイヤが抜けない状態 |
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJANcB7OoKeYIvYB5syNGKyNVkUFSQKZyVvEPm2acMEfFyvr7JNaXAnIE23debzXl5c2y3OhImxGXazs1PP6cQsRizd6ULv8ZdDCOXfbjXzdrNRqvg_Izg9JDX6wkQ-JM0xRQb37m0VlNz/s400/blogger-image--2059213495.jpg) |
錆のように見えるのが、加害車の塗装が付着している部分 |
加害者の車の塗装が見てとれる。
やはり「当たりどころがよかった」わけで、左右どちらかにずれていたら……と考えると背筋がさむくなる。
リンクワイヤを前後ともリリースして、レバーを左右とも撤去する。
前ブレーキはそのまま生かし、後ブレーキのワイヤを引き抜く。
新しいレバーにそれぞれワイヤを固定して、前後輪のブレーキ本体とつなぎ、長さの微調整を行う。
短かすぎるとブレーキがかかりっ放し、長すぎるとかかりが遅いということになる。
作業終了後、車体を乾拭き。
チェーンに注油して、ようやく走ることのできる状態に復帰した。