2010/06/30

駒野を撃つな

▼決勝トーナメント1回戦
パラグアイ日本戦、0-0。
オシム風に言うならば、90分戦っても、その後30分戦っても決着のつかない試合は、引き分けだ。
どちらかのチームをQuarter Final(準々決勝)に進めるための抽選がPenalty Kick戦なのだ。
パラグアイは5人すべてが当たり、日本は駒野が外れくじを引いて5-3。

惜しかった。
パラグアイとではなく、スペインとこういう戦いをしてほしかった。
もちろん、パラグアイからは90分のうちに点を取って守り勝つということが前提の話だが。
準々決勝となる対スペイン戦では守備に徹して0-0に持ち込み、PK戦をゴールキーパー川島のセーブ力に頼るという作戦だ。
これならベスト4入りの可能性はあった。

皆がかばうのだが、PKを外してしまった責任はもちろん駒野にある。
3人目のキッカーとして彼が出てきた時に、ええっと思った。
案の定、失敗した。
素人さえ疑問視するキッカーを選択したのが監督なら、岡田にも責任がある。
相手のキックを一本も止められなかった川島にもいくらかの責任はあろう。
120分の試合時間内で点の取れなかった選手すべてにも責任はある。
書き出したらきりがない。
それを一人で背負うことになってしまった駒野が気の毒でならない。

泣いている駒野を慰めにきたヴァルデス選手の姿に目頭を熱くした。
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職業訓練の受講申し込みに、布施まで出かける。
片道1.5時間、旅費790円とけっこうなかかりだ。
帰りはバス代を節約して歩く。
途中、ガンバ大阪の西野監督に出会う。
グァムキャンプから戻ったばかりのはずの監督が、午後の散歩をしている。
街で偶然出会うのはこれが2回目だ。
厚かましくも声をかけ、エールを贈る。
 

2010/06/29

決勝トーナメント

ワールドカップの予選リーグは4チーム×8グループ。
総当たりだから各チーム3試合を戦う。
3試合×4チーム÷2=6試合、6試合×8グループ=48試合。
ここまで48試合が行なわれたわけだ。
そのうち、放送されたすべての32試合を観たことになる。

▼グループH
ポルトガルブラジル戦、0-0。
盛り上がらない試合で予選リーグ終了。

▼決勝トーナメント1回戦
ウルグアイ韓国戦、2-1。
韓国惜敗。
アメリカガーナ戦、1-2。
FWのGyanがついにPK以外で得点、アメリカに引導を渡す。
アルゼンチンメキシコ戦、3-1。
アルゼンチン強し。南米地区予選とは別のチームか。
Tevezの1点目はオフサイドから。
審判を無能呼ばわりするのは酷だが、役に立たない。
ドイツイングランド戦、4-1。
Lampardの完全なゴールを審判認めず。
審判は役立たず。
オランダスロバキア戦、2-1。
Robbenは止められない。
ブラジルチリ戦、3-0。
期待のチリも、やはりブラジルの壁を破れず。


雨の中、ずぶ濡れになって郵便局へ。
発送ではなくアルバイトの面接を受けに。
老若男女が来ている。

晴れた日、MTBで職安へ。
新たなる職業訓練の相談。
職安の職員にも甲乙あって、職業訓練の相談窓口のMという男は親身になってくれるのだが、もう一人の男は失業者をベルトコンベアに載せて流しているだけに思える。
長時間待たされることを覚悟して、Mを指名する。

8月に開かれる講座のうち自分に素地のあるIT関連のものを、あらかじめいくつか拾ってあったのだが、Mの忠告を受け断念する。
それらの講座を修了しても、中高年齢者の再就職率は低いというわけだ。
相談して、挑戦するのは「マンション管理ビジネス」と「住宅のリフォーム」になった。
今回はこの二つを併願する。
日本がパラグアイに勝つよりはたやすいだろうか……?

最長時間滞在となった職安を後にして池田駅前へ。
今買いたい本はないと自分に言い聞かせて本屋前を素通り。
その代わり、駅中の宝塚ホテルショップでドーナツを2個買う。
東京競馬場で売られている、中心が大きく空いたのを「大穴ドーナツ」と称するのは笑える。

2010/06/25

Group E/F's Game 3s

デンマーク対日本戦に備え、スロバキア対イタリア戦をパスし、早く寝る。
午前2時半ごろ、悪夢(前の職場)から目覚める。
ああ、夢でよかった。

▼グループE
デンマーク日本戦、1-3。
オシムの予想通り、引き分けても勝ち抜けられたが(勝ち点4)、見事に勝った(勝ち点6)。
日本代表戦を観て泣くのは初めての体験。
残念なのは、自分たちが勝ったことに浮かれ、敗者と健闘を称え合う態度が希薄だったこと。
「ドーハの悲劇」(1994年アメリカ大会の予選)の時も、敗退を悲しむあまり、同様の態度だった。
岡田株、ここに至って急上昇はまちがいなし。
実は、目標の「ベスト4」とは「4位以内に入る」ということなので、優勝をも含む(爆)

▼グループF
スロバキアイタリア戦、2-3。
生き残りをかけた壮絶な戦い。
前回優勝国が、準優勝国のフランスとともに敗退。

グループEの1位オランダ(勝ち点9)は、グループFの2位スロバキア(勝ち点4)と決勝トーナメントの1回戦で対決。
グループEの2位日本(勝ち点6)は、グループFの1位パラグアイ(勝ち点5)と対戦する。
日本対パラグアイ戦は、6月29日火曜日午後11時。
 

2010/06/24

Group A/C's Game 3s

ワールドカップ予選リーグいよいよ大詰め。

▼グループA
フランス南アフリカ戦、1-2。
フランス乾杯ならず完敗、エコノミークラスで帰国。
そもそも地区予選を勝ち抜く力さえ、このチームにはなかった。
Raymond Domenequeは断頭台の露と消える運命。
勝った南アフリカも得点が足りず、予選リーグ敗退。

グループAの1位はウルグアイ(勝ち点7)で、グループBの2位となった韓国(勝ち点4)と決勝トーナメントの1回戦で対決する。
グループAの2位はメキシコ(勝ち点4)、グループBの1位アルゼンチン(勝ち点9!)と対戦する。

▼グループC
スロベニアイングランド戦、0-1。
イングランドが辛くも勝った。
スロベニアは予選リーグ敗退。

グループCの1位はアメリカ(勝ち点5・総得点4)、2位イングランド(勝ち点5・総得点2)となった。


職業訓練校の入試は不合格となった(2回目!)。
報告を兼ねて職安へ行く。
7月開講の補欠はないが、8月開講の新規訓練受講を勧められる。
ここまで職業訓練にこだわっているのは、受講後の就職率が高いからだ。
三度目の正直となるか。
職安へ行った日の常で、駅前の本屋に行く。
また、ドーナツを買おうと駅の構内に入るが、財布がないことに気付く。
失くしたのではなく、持たずに外出したのだった……(爆)
 

2010/06/22

Group D/E/F/G/H's Game 2s

ワールドカップの日程にかろうじて追随。

▼グループD
ガーナオーストラリア戦、1-1。
ガーナはPKでしか得点できていない。

▼グループE
日本オランダ戦、0-1。
カメルーンデンマーク戦、1-2。
オランダは決勝トーナメント進出決定。
日本は第3戦の方を重視してメンバーを大幅に入れ替えてくるかと思ったが、第1戦と同じ。
いい試合だったが、得点のチャンスをことごとくふいにした。
交代で入った9、10、11番の選手が働けていない。
やっとエンジンのかかったカメルーンは惜敗。

▼グループF
スロバキアパラグアイ戦、0-2。
イタリアニュージーランド戦、1-1。
パラグアイは勝ち点が4に達しているが、まだ勝ち抜けていない。
前大会のカンピオーネ、イタリアは苦戦している。
ラグビーの代表チーム「オール・ブラックス」に対して「オール・ホワイツ」というのがニュージーランドの愛称。

▼グループG
ブラジルコートジボワール戦、3-1。
ポルトガル北朝鮮戦、7-0。
ブラジルが決勝トーナメント進出決定。
L. Fabianoの反則を見逃がした審判は無能。
ざまみろと言いたいが、圧倒的強者ポルトガルに対する朝鮮的態度は立派。

▼グループH
チリスイス戦、1-0。
チリの攻撃力がスイスの守備を破る。
スペインとの対決が楽しみだ。
 

2010/06/21

なぜ早く思いつかん















左:メーカーが送ってくれた交換用キャスター
右:ホームセンターの商品。ホイールサイドのデザインが少し違う。


椅子のキャスター5個のうち一つを交換した。
その翌日、別の1個が壊れた。
ホイールの素材の劣化のようだ。
最初の1個がそうなった時に、一斉交換を考慮していたのだが、一つ1,000円の価格に恐れをなして断念した。
二つ目の発生があまりにも早い。
残りの三つもすぐにだめになるだろう。

ホームセンターで売っているキャスターで代用することを思いついた。
取り付けボルトの径さえ合えば、どんなものでもいいと覚悟を決めて行く。
ところが。
椅子のメーカーが送ってきたものとほぼ同じデザイン、ほぼ同じ材質のキャスターを見つけた。
値段は1個270円。
陳列棚にあった4個を買い占めた。
それでも1,080円にしかならない!

帰宅して交換・取り付け。
既存のスプリングワッシャが合わないので、先に交換した1輪からワッシャを取り外し、追加4輪もワッシャなしで捩じ込む。
問題なく復活。
最初から、ホームセンターでキャスターの調達をすればよかった……
 

2010/06/19

Group C/D's Game 2

▼グループC
スロベニアアメリカ戦、2-2。
前半を2-0で終え、後半同点に。
激しい試合。
国同士の、相手を殺さない戦争。
#10 Landon Donovan (USA) のシュートは圧巻。

▼グループD
ドイツセルビア戦、0-1。
Game 1で4点取ってオーストラリアに圧勝したのはどいつや!
セルビア人は頭がおかしい。
ゴール前に飛来するボールに必ずハイタッチする。
反則を取られても抗弁する。
万歳の状態でハンドリングしておいて言い逃がれできると思っているのだろうか。

椅子のキャスターを交換。
代用品なので、ボルトの長さが1ミリほど長かった。
これを取付けた後でチェックすると、5脚のうち交換したキャスターに隣接する2脚が宙に浮いている。
三点接地の道理だ。
椅子に腰掛けると脚がしなって全脚接地する。
そして……。
今日また一つ、別の脚のキャスターが壊れた。
 

2010/06/18

Group B's Game 2s

▼グループB
アルゼンチン韓国戦、4-1。
Higuain、ハットトリック達成。
ギリシャナイジェリア戦、2-1。

各国のリーグ戦を終えてワールドカップに出場してくる選手たちの肉体的・精神的状態は普通ぢゃない。
たとえばMessi、シュートがことごとく外れる。
たまった疲労がキックの精度に、あるいはゴールの位置感覚に悪影響を及ぼしているのか。
たとえばナイジェリアの#14 Kaita、相手を蹴って退場。
そうはしなくてもいい状況なのに、常軌を逸してしまう。
ワールドカップの舞台上なのに。
あるいはワールドカップだから舞い上がって?
あるいはワールドカップのプレッシャーに苛まれた結果?

梅雨らしく雨降り。
代引き郵便にて椅子のキャスターが届く。
本体1,000円の他に送料と手数料を合わせて1,995円支払う。
冷蔵庫がすっからかんになったので、買い出し。
玉ねぎ、人参、メイクイン、ピーマン、きゅうり、バナナ、豆腐、ごま昆布、豚肉、素麺、食パン、菓子パン、野菜ジュース、ビスケット、チョコレート、かりん糖を買う。
帰宅直後、バナナ1本と菓子パンにて腹の虫を養う。


20年ぐらい使っている「ヴァーテブラ・チェア」
木の床で使うために交換したキャスターの一つが壊れた。 


2010/06/17

Group G/H's Game 1s

グループFを一試合も観ることができていない。

▼グループG
コートジボワールポルトガル戦、0-0。
Christiano Ronaldoは代表チームでは点を取れない。
田中マルクス闘莉王に痛めつけられたDidier Drogbaが復活するも、存在感なし。

▼グループH
ホンジュラスチリ戦、0-1。
スペインスイス戦、0-1。
マイナーカードと思われていたはずの前者はスペクタクルな好試合。
チリは今大会要注目のチームだ。
スペインのようないいチームも負けることがある。

これで全チームが試合を行なったことになる。
いざGame 2sへ。

暑くなった。
布団をはだけて眠っていたために、ちょっと風邪気味だが、日光浴を兼ねて外出。
箕面を歩く。
銀行、郵便局と回り、ガンバ大阪へレプリカユニフォーム代送金。
背番号に12番を指定する。
もちろん、12番目のプレイヤーという意味の、サポーター専用ナンバーだ。
ほっかほっか亭でとりマヨ丼を買い、芦原公園の池のほとりで昼食。
素足を蟻がよじ登ってくる。
 

2010/06/16

Group C/D/E's Game 1s

可能な限りワールドカップの追っかけ。

▼グループC
イングランドアメリカ戦、1-1。
アルジェリアスロベニア戦、0-1。
イングランドは、彼らから独立した国と熱く激しく戦う。
Steven Gerrardの得点が早すぎた。
アルジェリア移民の子Zidaneが応援に駆けつけたアルジェリアは惜敗。

▼グループD
セルビアガーナ戦、0-1。
セルビアはファウルトラブルで自滅。
ドイツ対オーストラリア戦は観られず、非常に残念。

▼グループE
オランダデンマーク戦、2-0。
日本カメルーン戦、1-0。
オランダはさほどの楽勝でもなし。
日本はやっと片目をあける。
やはり頼りになるのは長谷部と松井。

グループFは一試合も観られず。
 

2010/06/13

Group B's Game 1s

さらに2試合観戦。
▼グループB
韓国ギリシャ戦、2-0。
アルゼンチンナイジェリア戦、1-0。

韓国の朴智星はManchester Unitedでは下っ端みたいにこき使われている感じがするが、国の代表チームでは堂々たる将軍だ。
アルゼンチンのMessiは、決定率ゼロ。
ナイジェリアは連動性が高くて速い、素晴らしいチームだ。

いずれの試合も前線のアタッカーがまったく得点できていない。
 

2010/06/12

W杯と映画

2010年FIFAワールドカップをすでに2試合観た。
▼グループA
南アフリカメキシコ、1-1。
ウルグアイフランス、0-0。
前者の前半と後者の後半は眠たいゲームだった。

南アフリカの1点は目の覚めるようなファインゴール。
これが今大会の初ゴールとなった。
前回のドイツ大会の初ゴールもフリンクス(独)の決めたファインゴール。
いずれも脳に焼き付いて離れない。

ワールドカップ前に急いで消化した映画を2本。
『消されたヘッドライン』(原題:State Of Play、Kevin Macdonald作品、2009年)
満足度……☆☆★
原題は何と訳せばよいのやら。
消されたヘッドラインという題名に気を惹かれた。
これだけで、舞台が新聞社、陰謀を暴くスクープ、妨害工作……と知れる。

『アマルフィ 女神の報酬』(西谷弘作品、2009年)
満足度……☆☆★
邦画もなかなかいい、と思わせる作品。
原作者として真保裕一がクレジットされているが、エンドロールには「脚本」がない。

2作はよく似ている(カッコ内は配役)。
『消された……』の主人公は新聞記者(Russell Crowe)。
腕はいいが、上司(Helen Mirren)には疎まれている。
若い女性記者(Rachel McAdams)と対立しながら、やがて協力して取材にあたる。
主人公の学生時代の友人である国会議員(Ben Affleck)が事件の発端となる。

『アマルフィ……』は主人公が外交官(日本大使館の書記官、織田裕二が演じる)。
有能で、それ故に周囲の人間からは忌避される傾向がある。
若い研修生の女性(戸田恵梨香)にも煙たがられながら、協力して邦人旅行者(天海祐希)の面倒を見る。
フリーのジャーナリスト(福山雅治)と親しい。
日本の外相(平田満)の訪伊が事件の発端となる。

そして、いずれも戦争、テロリズムという問題をベースにしてストーリーが作られている。
 

2010/06/08

勝ち点の経済学

ログインIDがいっぱいあって、パスワードも全部違うので、あー、やーこしい。

『オシム 勝つ日本』を1章分読んだ。
いわゆるゴリゴリのフットボール論なので、そう易々とは読み進むことができない。
しかし、ワールドカップ開幕までには読み終えないと価値が激減する本なので、急ぐ。

オシムは、プロのフットボール選手でなければ、数学の教師になっていたかも知れない人だ。
その人がいったいどういう計算をして、こういうことを言うのか、まだ理解できずにいるのだが、
「勝ち点を4取れば、日本はグループEを2位で勝ち抜けられる」by Osim.
これを鵜呑みして、どう戦えば勝ち点4を取れるのかを考えてみたい。

現代フットボールの勝ち点は、3(勝ち)または1(引き分け)だ。
負けて点を引かれるわけではないけれど、3戦して勝ち点ゼロはもち論外だ。
3戦全部に引き分けたとしても3点しか取れない。
つまり、勝ち点を4取るためには、必ず1勝はしなければならない。
そして、残り2戦のいずれかで引き分け以上の結果を残さないといけない。

勝ち点3をどの試合で取るのか。
もっとも可能性の高いのは、対カメルーン戦だ。
何度対戦したのかは知らないが、日本はまだ負けたことがないらしい。
反対に、対オランダ戦で勝つのは非常にむずかしい。
よくてスコアレスの引き分けか。
そうなれば、勝ち点は4に到達する。
最後の対デンマークは楽な精神状態で戦うことができる。
引き分けるか、うまくいけば勝つ。
グループで2勝すれば、確実に決勝トーナメントにあがれるだろう。
オランダに負けたら勝ち点は3のまま。
意気消沈して対デンマーク戦に負けても勝ち点は3のままだ。
だから、デンマーク戦では頑張って引き分け以上に持ち込まないといけない。

三つの試合を重要な順に並べると、
・対カメルーン戦(絶対に勝たなければならない)
・対デンマーク戦(絶対に引き分け以上でなければならない)
・対オランダ戦(勝つ可能性は低い)
となる。
もしも、初戦でカメルーンに負けてしまったら……
万難を排してオランダ戦を引き分けに持ち込み、必死のパッチでデンマーク戦には勝たないといけない。
それは、すでに岡ちゃんも考えていることだろうが、勝ち点4を取るためには最悪のシナリオだ。
 

2010/06/07

さらば、HEUER
















ドイツ語の辞書を引くと、HEUERはホイアーと発音するらしい。
意味は「[副詞]今年」とある。
英語の「HOUR(アウワー)」にあたる言葉だと思い込んでいた。
それなら時計にふさわしい名前ではないか。

ウェブで調べてみると、HEUERは人の名(姓)だった。
ホイアーさんの名をつけた時計メーカーだったわけだ。
1860年(日本は江戸時代末期)に設立。
資金難に陥って、1985年にTAG(Techniques d'Avant Garde)という企業から支援を受けることになる。
こうしてTAG/HEUERというブランドが生まれた。

日本でHEUERの時計の人気が出だしたのは、流行りの言葉でいえばアラウンド1980年。
真っ先にその人気の時計に手を出した理由は、それより10年も前に『栄光のル・マン』の中でSteve McQueenが演じるレーサーのスーツの胸に「HEUER」のロゴを見ていたことによる。
ユニフォームの胸の企業ロゴは、かくも大きい効果があるのだ。
ところで『栄光のル・マン』(原題:Le Mans、Lee H. Katzin作品、1971年)は日本でだけヒットしたという作品で、これがなぜ欧米でうけなかったのかが不思議だ。

前置きが長い。
というわけで、私が1985年以前に買ったHEUERのリストウォッチの文字盤には「TAG」の文字がない。
やがて金属アレルギーが出た私は、腕時計をすることがなくなったので、ネットオークションで売ることにした。
「TAGがついていない、珍しいHEUERやぞう」と宣伝して。
そして、予想以上の高値がつき、わがHEUERは女カヌーイストにもらわれて行ったのである……

商品を発送したその足で、ブックオフに向かう。
気が大きくなっていたので、まとめて5冊買ってしまった。
▼『傷 慶次郎縁側日記』(北原亞以子著、新潮文庫)
以前の同僚が薦めてくれた作家。慶次郎をTVドラマで高橋英樹が演じた。
▼『影帳 半次捕物控』(佐藤雅美著、講談社文庫)
女性作家と思っていた時期がある。マサミではなくマサヨシ。
姓はサトウ、呼び名がハンジという友人がいるので目にとまった。
▼『おこう紅絵暦(べにえごよみ)』(高橋克彦著、文春文庫)
この作家は以前読んだことあるかなあ……? 本作は目録の紹介を読んで気に入った。
▼『午前零時の玄米パン』(群ようこ著、角川文庫)
『別人「群ようこ」のできるまで』を読んだら、デビュー作を読みたくなって。
▼『バスカビル家の犬』(大沢在昌著、コナン・ドイル原作、講談社文庫)
翻訳ではないらしい。バスカヴィルとして脳に刷り込まれているので、バスカビルは少し異和感あるなあ。

『傷』と『影帳』の解説を、『午前零時の……』の作者に自分のペンネームを与えた北上次郎(本名:目黒考二)が書いている。

2010/06/06

オシム2006-2010

『グラン・トリノ』(原題:Gran Torino、Clint Eastwood作品、2008年)を観る。
Eastwoodが製作、主演も兼ねる。
主人公Walt Kowalskiは朝鮮戦争の英雄で大のアジア嫌い。
自身もポーランド系だが国粋主義者だ。
かつてFord社で組み立て工をしていたことがあり、日本車を軽蔑している。
自分でステアリングコラムを取り付けた1972年型の「Gran Torino」を自宅ガレージで養っている。
偏屈で頑固。
まるで誰かさんのようだ!
Eastwoodの近作のテーマには暗いものが多くて、観た後味がよくない。
本作の満足度は☆☆☆。

ネットオークションへ立て続けの出品。
昨日はサドル、今日はリアディレイラー。
何年も止まっている腕時計(ベルトなし)を1円で出品したら、1,000円以上の値がついた。
出す方も出す方なら、買う方も買う方だ!
いや、ありがたいのですが。

マイミクのhirakenさんから『オシム 勝つ日本』届く。
わざわざAmazonの奥地で探して、送ってくださった。
ひと目見て、池田のブックファーストで「スルー」した本と知る。
カバーに写った、病後の弱々しいオシムの姿が書名にそぐわず、手にとることをためらわせたのだ。
それが今は我が手に。
さっそくページを繰って目次に目を通す……
これは、ワールドカップ開幕までに読み終えていないといけない本だ!






















2006年9月7日号




















2010/06/05

オシムを惜しんで

オシムはまだ死んでいません、念のため。

ワールドカップ開催前の国際親善試合、日本代表対コートジボワール戦の放送を観た。
コートジボワールの国名はフランス語で、Côte d'Ivoireと綴る。
英語表記ではIvory Coastとなるようだが、いずれも「象牙海岸」という意味だ。

試合の結果は0-2。
印象は対イングランド戦よりもよくなかった。
アフリカの至宝ドログバに怪我をさせてしまうというおまけまでついた。
彼の活躍をワールドカップで観られないのは、大きな失望だ。
それと同様に、日本代表の今野の怪我も心配だ。

オシムが元気でいてくれればどうなっていたか、という思いが頭をよぎる。
彼の采配がワールドカップで観られないことも残念でならない。

ここからはちょっとお遊び。
もしも自分が監督ならば、こういう構成でいく。
後から見て、4-2-3-1。
前から並べると……
19 森本をトップに。
1.5列目は左から、8 松井、4 田中、17 長谷部
ここ2試合で最もゴールの可能性の高かった田中マルクス闘莉王をアタッカーに抜擢するわけだ。
2列目は左から、20 稲本、2 阿部
守備の強化を図る。
3列目は左から、5 長友、13 岩政、22 中沢、6 内田
今野が負傷してしまったので内田を入れる。
攻撃にまわる田中の代わりに岩政、というわけだ。
GKは、1 楢崎
How's that!!
 

2010/06/04

とほほのロック

ネットオークションでmicroSDカードが1枚売れた。
携帯電話を買ったときについてきたおまけ。
こんなものでも売れるのだ。
元手ゼロで850円の儲け。
さっそく発送の準備。
バブルラップでくるんで定形封筒に入れ、80円切手を貼る。

江坂に古書を売りに出かけるついでに、豊中の本局へ行く。
MTBを駐車スペースに置いて局内のポストへ。
MTBのところに戻ってアンロックしようとすると……鍵が入らない!
鍵穴にそってひびが入っており、あがっていなければならないラッチが落ちているようだ。
壊れていない錠なら開ける自信があるのだが、壊れていてはラチがあきまへん。
丈夫なワイヤロックなので引きちぎるわけにもいかず、万事休す。

国道をずうっと下ったところに「シルベストサイクル」という自転車屋があるのを知っていたので、そこまで引いていくことにした。
こういう時にMTBの重さが辛い。
少し行くと「鍵屋」の看板が目に入ったので、国道を横断する。
事情を話し、ロックのワイヤを大きなワイヤカッタでぱちんと切ってもらう。
105円で買ったワイヤロックを取り外す手数料が525円也!

解き放たれたMTBで一路、江坂へ。
緑地公園を抜けていくときに、砂利にタイヤをとられてすっ転びそうになる。
持ちこたえた。
誰や、こんなとこに砂利まいたんは。
池田満寿夫の版画集2冊、ガウディの作品写真集、宮沢りえのヌード写真集、他を売る。
5,500円也。
これは売れるまいと思いつつ持っていった宮沢りえのカレンダーまで売れた。
例のふんどしスタイルで撮った写真がレイアウトされているものである。
1991年のカレンダーやから、暦を読む役には立たんのですよ。

McDonald'sに寄ってチーズバーガーとオレンジジュースを買う。
鍵のないMTBを置いたところが見えるところに席をとる。
宇江佐真理『雨を見たか』を数ページ読む。
今日はまだ雨を見ない。
 

2010/06/03

夕立ち

5か月ぶりにネットオークションを始めたら、ジャーナルを書くのが億劫になった。
というよりも、PCに向かい続けるのは疲れるので、ほどほどにしなければと思う。

『サッカーの話をしよう』(大住良之著、NECクリエイティブ)のシリーズを集中的に読んだ。
図書館にあった第3集と5集を借り出したあと、Amazonで第1集と2集を買ったことはたぶん、もう書いた。
10年以上前の本なので、退屈させられる部分もあるが、新しい発見もある。
オランダ・アヤックスがホームスタジアムとして使っている「アレーナ」は、フィールドの下を道路が通っていることとか、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズのホームのメインスタンドが前後数列の幅しかないこととか。

やっと読み終わった本を、図書館に返しに行く。
MTBでひとっ走り。
他に借りていたEnyaのCDを2枚と『サッカーの話をしよう』を2冊、カウンターで返却。
第1集と2集を寄付して、大げさに感謝される。
クラシックのピアノ曲にアレンジされたビートルズのCDを借りる。
しばらく館内のソファで読書をしようと思ったが、空きがない。
ひまをもて余している人たちで、今日も図書館はいっぱいなのだ。

雷鳴が聞こえたので、帰ることにする。
MTBでふたっ走り。
そのまままっすぐ帰宅すればいいものを、マーケットに寄ってパンを調達している間に、雨が降りだした。
パンの入った袋を片手に下げ、MTBにまたがる。
帰り着いた直後から、激しい雷雨になった。
雨にたたかれて地面から舞い上がった土のにおいがする。
まるで夏を思わせる夕立ち。
梅雨はいつ来る。