2010/06/30

駒野を撃つな

▼決勝トーナメント1回戦
パラグアイ日本戦、0-0。
オシム風に言うならば、90分戦っても、その後30分戦っても決着のつかない試合は、引き分けだ。
どちらかのチームをQuarter Final(準々決勝)に進めるための抽選がPenalty Kick戦なのだ。
パラグアイは5人すべてが当たり、日本は駒野が外れくじを引いて5-3。

惜しかった。
パラグアイとではなく、スペインとこういう戦いをしてほしかった。
もちろん、パラグアイからは90分のうちに点を取って守り勝つということが前提の話だが。
準々決勝となる対スペイン戦では守備に徹して0-0に持ち込み、PK戦をゴールキーパー川島のセーブ力に頼るという作戦だ。
これならベスト4入りの可能性はあった。

皆がかばうのだが、PKを外してしまった責任はもちろん駒野にある。
3人目のキッカーとして彼が出てきた時に、ええっと思った。
案の定、失敗した。
素人さえ疑問視するキッカーを選択したのが監督なら、岡田にも責任がある。
相手のキックを一本も止められなかった川島にもいくらかの責任はあろう。
120分の試合時間内で点の取れなかった選手すべてにも責任はある。
書き出したらきりがない。
それを一人で背負うことになってしまった駒野が気の毒でならない。

泣いている駒野を慰めにきたヴァルデス選手の姿に目頭を熱くした。
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職業訓練の受講申し込みに、布施まで出かける。
片道1.5時間、旅費790円とけっこうなかかりだ。
帰りはバス代を節約して歩く。
途中、ガンバ大阪の西野監督に出会う。
グァムキャンプから戻ったばかりのはずの監督が、午後の散歩をしている。
街で偶然出会うのはこれが2回目だ。
厚かましくも声をかけ、エールを贈る。
 

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