p.99に掲載 |
偏固ジャーナルのリアル原稿が『本の雑誌』第371号(2014年5月号)に掲載される。
今回はアメリカの女流SF作家コニー・ウィリスの作品の話。
オックスフォード大学の史学部で開発された「ネット」と呼ばれるマシンで時間旅行をする話のシリーズを追っかけている。
『見張り』(原題:Fire Watch、1982年)
『ドゥームズデイ・ブック』(同・Doomsday Book、1992年)
『犬は勘定に入れません』(同・To Say Nothing Of The Dog、1998年)
『ブラックアウト』(同・Blackout、2010年)
『オール・クリア』(同・All Clear、2010年)
以上、見かけは五つの作品だけれど、『ブラック…』と『オール…』は密接につながっているので一つの作品として扱われる。
ただ、あまりに文章量が多いので二つに分割されているだけだと思われる。
日本語版では両方を合わせて三分冊で発行された。
『ブラックアウト』までをなんとか読み終えた。