あんなに大事にしてたのに、
壊れて出ない文字がある。
どーしよー。
どうしよう。
というわけで、今回の気まぐれブログ投稿は、キーボードの話です。
中国のAnkerといえば、かなり有名なメイカーだろう。
Macintosh用メインで(iOSにもAndroidにもWindowsにも対応)、US配列で、Bluetoothで接続できて、見た目もかっこよろしい。
それが2,000円ほどで手に入るのである。
誠にありがたい。
キーはパンタグラフ方式で、今どきのノートPCに装備されているのと、同じものである。
打鍵感は、かなりよかった。
はっきり言って、現行のMacBook Air(キーボードを改善したという)を試した感じよりも、よかった。
Ankerのキーを試し打ちしたわけではなく、Amazon.co.jpに発注して送ってもらった。
2018年4月29日のことである。
2年で壊れた、あるいは壊したと言うべきか。
それほど邪険に扱ったおぼえは、ないのだが……
最初は[』](二重鉤括弧の閉じる方)が入力できなくなった。
[」](一重の鉤括弧)はOKだが、シフトキーを組み合わせると、何も表示してくれない。
この問題は「かっこ」と打って変換することで[』]を表示・入力して対応した。
そのうちに[i]の具合が悪くなり、母音に[i]を含む漢字の入力に困るようになった。
次に[a]が、あかんようになった……
Anker、あかんやん。
チャタリングも、よく起こった。
同じ文字を延々と入力し続けたり、困ったのは[delete]が延々と続いたことで、後でundoをコマンドしても復旧できないということがあった。
キーボードを買い換える場合、純正のものを選ぶのが、本来の道である。
しかし、Appleのキーボードは、甚だ評判が悪い。
実際に試しても、やはり悪いものは悪い。
サードパーティ製のMacintosh用のキーボードを買うしかない。
どこのメイカーの製品を比較検討したかを書けば、うんと長くなるのでやめておく。
結局、カナダ製のキーボードを、試打なしで(つまりネット通販で)買ったのである。
Matias Quiet Pro Keyboard for Mac. |
テンキー付きのフルサイズ! |
銀×黒の配色が気に入った |
Matias Quiet Proの使い心地は……まあまあ、である。
昔使ったことのあるIBMに勝りませんが。
テンキーがついているので大きいが、画像補正など数値入力が多い作業には好都合。
それで思い出したが、キーボードを使ううえで何が面倒かと言って、日本語と英数のモードの切り替えほどイラつくことは、ない。
切り替えは一瞬でできるが、そこで必ず作業の流れが途切れるのである。
このタイムラグを全部つなげたら、どれほど大きな時間になるだろうか?
英数モードのままで全ての作業を行なえる米英人が、この時ばかりは羨やましい。