2014/06/19

ブラジル大会ベストゴール


2014 FIFAワールドカップ試合結果
▼グループH
ベルギー 2-1 アルジェリア
得点者:フェライニ、メルテンス、フェグリ
ロシア 1-1 コリア・リパブリック
得点者:ケルジャコフ、イグノ

韓国を、コリア・リパブリックと表記するのか。
外国ではたんに、南または北朝鮮(South Korea、North Korea)と呼ぶのだと思っていた……
ここまでで、一回戦の全16試合が終了。
32チームすべてを観たことになるが、断然トップ(ダントツ)はオランダ。
得失点差4、総得点5。
2位はドイツ、得失点差4、総得点4。
逆に、断然のビリはポルトガル。
下から2番目がスペインとなった。
一回戦の順位をつけてもしかたないけど。

これより二回戦
▼グループA
ブラジル 0-0 メキシコ
カメルーン 0-4 クロアチア
得点者:オリッチ、ペルシッチ、マンジュキッチ(2)
▼グループB
オーストラリア 2-3 オランダ
得点者:ケイヒル、ジェディナク、ロッベン、ファン・ペルシ、デパイ
スペイン 0-2 チリ
得点者:ヴァルガス、アランギス

カメルーンは自壊して果てる。
オーストラリアは善戦むなしく敗退。
ケイヒルの左足ヴォレーによるゴールは、まちがいなく今大会のベストゴールだ。
ケイヒルは通算二回目の警告を受けて、次の試合は出場停止。
彼のワールドカップはこれで終了。
オランダのファン・ペルシも同様に、次の試合に出られず。
ディフェンディング・チャンピオンのスペインが二回戦も負け、沈没敗退。
信じがたいが、これがフットボール。

 

2014/06/17

役立たずのシステム


2014 FIFAワールドカップ試合結果
▼グループE
スイス 2-1 エクアドル
得点者:メフメディ、セフェロビッチ、E・ヴァレンシア
フランス 3-0 ホンデュラス
得点者:ベンゼマ(2)、バジャダレス(OG)
▼グループF
アルゼンチン 2-1 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
得点者:メッシ、コラシナッチ(OG)、イビシェヴィッチ
イラン 0-0 ナイジェリア
▼グループG
ドイツ 4-0 ポルトガル
得点者:ミュラー(3)、フンメルス
ガーナ 1-2 アメリカ
得点者:アユー、デンプシー、ブルックス

フランス対ホンデュラスの試合前、両国国家演奏されず。
そのまま陣地決めの手続きを終えるが……
キックオフの時間が指定されているため、両チームはフィールドで対峙したまま待ちぼうけ。
ベンゼマのシュートがゴールポストに当たってはね返り、それをGKのバジャダレスが取り損ねてオウンゴールとなったのだが、判定がいかにもお粗末だった。
ワールドカップでは今回から採用されたGLT(Goal-line Technology:ボールがゴールインしたかを判定するシステム)は、ゴールを7方向から撮影して判定するものだ。
そう教えられるまでは、ゴールのフレームにセンサーが仕込まれているものだと思っていたが、要するに競馬の着順を見る写真判定と同等のローテクだったのだ。
GLTは、ベンゼマのシュートがポストにはね返った直後の画像をノーゴールと判定したものの、GKがボールを押さえた瞬間を即座に判定できずにいた。
ひょっとして撮影できていなかったのか……?
という疑惑さえ招いた。
主審がゴールインを宣告したのだが、中継放送のリプレイを見る限りゴールインではなかった。

フットボールは、大きなフィールドで、大きなボールを足で扱い、広いゴールに入れる競技だ。
大ざっぱなものだと思われがちだが、まったくそうではない。
繊細な技術を駆使して、正確にプレイしなければ成り立たず、ゴールは生まれない。
その明らかな証拠がイラン対ナイジェリアの試合だった。
雑。

 

2014/06/16

本田、一瞬の覚醒


2014 FIFAワールドカップの試合結果
※自分で確認できたもののみ。到底全試合チェックできるとは思えない……
▼グループC
コロンビア 3-0 ギリシャ
得点者:アルメロ、グティエレス、ロドリゲス
日本 1-2 コートジボワール
得点者:本田、ボニ、ジェルビーニョ
▼グループD
ウルグアイ 1-3 コスタリカ
得点者:カバーニ(P)、キャンベル、ドゥアルテ、ウレニャ
イングランド 1-2 イタリア
得点者:スタリッジ、マルキージオ、バロテッリ

ウルグアイのGKムスレラは、ユニフォームの色がオレンジということもあって、林家たい平に似ていた(笑)
守備が固いのが定評のギリシャが3点も取られた。
ファルカオ抜きでも、やはりコロンビアが圧倒的に強い。
日本は最悪のスタート。
ロッカーアウトの直後から、選手たちの表情が硬かった。
がちがちの緊張状態。
キャプテンの心も整っていないように見えた。
本田のゴールは素晴らしかったが、よかったのはその部分のみ。

グループリーグは残り2カード。
日本は、いずれも勝って6ポイントを獲得すれば決勝トーナメントに進出できるだろう。
両方勝つのが無理でも、1勝1引分けの4ポイントを確保しなければならない。
ギリシャに勝って、コロンビアと引き分けるというのが順当なプランだ。

必ずしも順当にいかないのがフットボールの世界である。
ディフェンディング・チャンピオンが一回戦で大敗すれば、フォルランやカバーニ、スアレスを擁する強国ウルグアイもコスタリカに逆転負けする始末。
こうなると、FIFAのランキング格差も、あまり意味をなさない。
日本には都合よく、本命国が敗退することもあり得る。
しかし、確かに言えるのは、日本の次は「絶対に負けられない試合」だということだ。

 

2014/06/14

ざまあ見ろ!


2014 FIFAワールドカップの試合結果
▼グループA
ブラジル 3-1 クロアチア
得点者:ネイマール(1+P)、オスカル、マルセロ(OG)
メキシコ 1-0 カメルーン
得点者:ペラルタ
▼グループB
スペイン 1-5 オランダ
得点者:シャビ・アロンソ(P)、ファン・ペルシ(2)、ロッベン(2)、デ・フライ
チリ 3-1 オーストラリア
得点者:サンチェス、ヴァルディビア、ボーセジュール、ケーヒル

スペイン対オランダは、前回大会の決勝と同じカードである。
大差での雪辱。
今日が2010年なら、オランダ初優勝で閉幕、という図だ。
さぞかし気持ちがよかったことだろう。
観ていたこちらも大いに溜飲を下げたのである。
何となれば、アンチポゼッションフットボール派だから。
ちまちまとボールを回し続けて、なかなかシュートを撃たないフットボールの、どこが面白い。
自陣から長いパスを受け、セルヒオ・ラモスの追走をブッチぎってシュートを決めたロッベン。
ひさびさに興奮した。
いや、いつもしてるけど。

 

2014/06/13

夏来たりなば


四年に一度のワールドカップ、始まる。
たんにThe Openといえば全英オープンゴルフであるように、たんにワールドカップといえばフットボールのことを指す。
各各がた、肝に銘じられるべし。
(誰に向って言うとんねん)
各国のリーグが終了した後に、選手たちが所属するそれぞれの国に戻ってチームを組み、対戦するのがこの大会だ。
多くのリーグが8月の中旬から9月にかけて開幕し、5月の下旬か6月に終了する。
という訳でワールドカップは夏に行われるので、暑さと戦う大会でもあった。
それは主に北半球で開催されている間のことで、2010年の南アフリカ大会では季節が逆転した。
今回開催地のブラジルは、赤道からそう遠く離れていないので、南アよりは暖かいようである。

とはいえ、それをメディア越しに観ている北半球は、あと一週間ほどで夏至を迎える。
日本の夏は暑い。
夏来たりなば、冷やし素麺である(爆)
近所の市場にて、最も安価な麺を買ってきたが、失敗。
けちり過ぎた……
























投稿が掲載されたので『本の雑誌』7月号を購入。
ジェフリー・アーチャーやらコニー・ウィリスの作品に言及するショートエッセイ。
言及するといっても、ネタばらしは未読者の興を削ぐので極力避ける。
本屋に行ったついでに文庫本を2冊買う。
『星を継ぐもの』(J. P. ホーガン、創元SF文庫)
『シャーロック・ホームズの冒険』(アーサー・コナン・ドイル、ハヤカワ・ミステリ文庫)
旧作ばっかり。
『シャーロック…』はほぼ50年ぶりに再読することになる。
前回読んだのは岩波文庫版だったけれど。
きっかけは英国のTVドラマ『SHERLOCK』である。
ホームズがMacやiPhoneを使うやなんて……

 

2014/06/01

reMake: LEDマトリクス


iTunesから流れてくるBGMは、カーペンターズの「I Need To Be In Love」。
懐かしくて、涙が出そう。

3ミリ砲弾型のLEDを8かける8個並べてメッセージを表示させる装置を、いったん完成させたのだが、望んだパフォーマンスが発揮できず、お蔵入りしていた。
未練がましく、それをリメイクする。
結果を先に書くが、ふたたび失敗した(爆)




お蔵入りしていた状態。サイズは450×450ミリとかなり大きい



















最初の失敗は、光が透過するパネルに赤いものを使ったこと。
裏側で赤いLEDが光っていても目立たない。
街なかにあるガソリンスタンドなどの表示板を参考にして、スモークまたは透明のビニル板に交換する。




まずは、赤い透過パネルだけを取り除いた状態



















それぞれのLED球には、光を拡散するキャップをかぶせてある。
さらに漏斗型の反射板をつけてあるのだが、反射板自体のきらめきも、ない方がいいように思われる。




そこで反射板に覆いをかける



















GSやスタジアムで使われている表示板に近い完成形



















透明のビニル板を前面パネルの内側に移動させた



















少しはましになったのだが、やっぱり昼間は役に立たず。
圧倒的な光量不足だ。
次なる策は……明るいLED球を探すべし!