2018/08/16
お盆の墓参り
猛暑のなか墓参りは危険である、というわけで、夕方から墓参りに出かける予定であった。
ところが当日の朝は曇り空。
実家の母が電話をかけてきて、涼しいから、今からすぐに出かけよう、と言うのである。
あわてて用意をし(数珠を忘れることが多い)待ち合わせの場所に急ぐ。
自宅を出ると……小雨が降ってきた。
先着したので、マーケットへ行って花を買う。
以前にも書いたが、当家には花を供えるべき墓石が七つもあって、墓参の際には花束だけで一抱えも持参しなければならない。
いきおい、安い花を多く買うことになるのだが、お盆やお彼岸のシーズンは、他の客と取り合いになる。
幸いに、小雨は本降りとはならずに、止んだ。
母は、自分が元気なうちに迎えに来てくれろ……と祈っているのである。
文豪
文豪とは。
きわめてすぐれた文学者。大作家。(「明鏡国語辞典」)
文章・文学にぬきんでている人。文章・文学の大家。(「広辞苑」)
英語では、Great Writer。
偉大なる作家、である。
ところが『本の雑誌』では、作家本人のダメ度合い・ゲス度合いの高さが、文豪たる所以であるという論調である。
そんなバカな。
もちろん冗談ですよね?
文豪とは、素晴らしい作品を、数多く書いた作家である、と言いたい。
自分が最初に思いついたのは、アレクサンドル・デュマである。
『三銃士』『王妃の首飾り』『黒いチューリップ』が有名だが、何と言っても『モンテ・クリスト伯』が最高傑作である。
というようなことを『本の雑誌』に書き送ったのだが、採用されなかった。
かわりに「偏固ジャーナル」が三角窓口に掲載されました。
今年になって6回目、打率5割以上が確定した勘定になりますw
パスワード盗まる
脅迫Eメイルが届いた。
件名が、自分が使っているパスワードだったので、すぐにそれと知れたのである。
本文は長文の英語であった。
お前のパスは、こちらで把握した。
お前はこのメイルを無視することもできるが、その場合はお前の恥をネットにばら撒くことになる。
いやなら、金を払え。
というのが主旨で、金額は約3000ドル。
それをビットコインで振り込めという要求なのである。
こういう風に脅されると、ちょっとビビるよね……
ま、しかし、無い袖は振れないので、安心である/*{>_<}
というより、払う気もないし、恥を晒されても大丈夫なぐらい、恥の多い人生を送っている身なのであった……
さて、そのパスワードというのが、あるSNSに固有で設定してあったパスなので、そのSNSに対して、警告のメイルを回送しておいた。
安全対策はなされているという旨の返信があったのだが、パスが漏れたのは厳然たる事実なので、なお不安ではある。
同じパスは使いまわすな、というのがセキュリティ対策の常識となっている。
自分もその言を信じて、ログインが必要なサービスの各々に、別個のパスを設定している。
要するに、一人でたくさんのパスを所有・運用しているのであるが、使用頻度の少ないものから忘れる傾向にある。
パス以前の問題だが、自分で設定したはずのIDも忘れる。
何年も前に、インスタグラムが日本語化された頃で、スマートフォンの普及以前に設定したIDが思い出せず、最近になって新規アカウントを申請した。
世の中に、同じような状況で廃棄された「幽霊アカウント」が山ほどもあるに違いない。
IDとパスを、メモしておけばいい。
しかし、どこにメモしたかも忘却の対象であるし、紛失したメモを第三者に悪用される恐れもある。
サービスの提供者側は、二段階認証とか「秘密の質問」とか画像認証とか……ユーザ側に負担を強いるセキュリティ対策を行なうばかりである。
とりあえず、自分が各所で使っていたパスを全部、書き換えた。
もし、この工程が、密かに仕込まれた「トロイの木馬」によってコピーされていたら……
と考えると、余計に怖い。
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