2014/08/31

エキスポフットボールパーク


ガンバ大阪の新しい本拠地となるスタジアムの建設が進んでいる。
建設費のほとんどを寄付や補助金でまかなう、というあまり例のない事業だ。
140億円集めて、4万人超を収容するハコを作る予定なのだが……
現在使っている万博記念競技場が満員になることは、めったにないのである。
どうするん。

募金団体が実施した見学会に参加する。
まずは、ガンバ大阪のクラブハウスにて野呂社長が工事の進捗状況をスライドにてプレゼン。
次いで、百分の一スケールの完成模型およびタブレット上のVRにてスタジアムの外内観を見る。
最後に、クラブハウスを出て現地を見学。
全工程の28〜30パーセントまでできている、とのこと。

ちなみに、当日の撮影機材はNikon D60。
レンズを交換している余裕はないので、28ミリ一本にしぼる。
ピントおよび露出はマニュアル。
すなわち、勘に頼る。
しかしデジタルが便利なのは、撮影したカットをその場で確認できること。
露出の過不足があっても、すぐに調整がきく。




ガンバ大阪クラブハウス















 















ガンバ大阪の野呂社長。背番号は「60」


















二分割された、スタジアムの模型(1/100スケール)


















 















見学会用に一部分仮設されたスタンド


















3Fのコンコースになる部分


















 
















設置される(予定)シート。座らせてはもらえず

















 

2014/08/30

5-0だが宇佐美無得点


金曜日。
「タブレット講師養成説明会」なるものを受けに行く。
シニアがシニアにタブレット端末の使い方を教えるという事業らしい。
市が痛くした、痛っ、委託した業者が、その事業を行う。
時給820円ですって。
安いですが、このあたりの最低賃金を上回ってます。
1円だけね。
講師をする講座は、1回2時間。
ひと月に3回程度やっていただきます、ですって。
820円/時かける2時間かける3回イコール……
あああほらしっ。

土曜日。
Jリーグ1部は第22節、ガンバ大阪対アルビレックス新潟戦の日。
暑さがやわらいだので、久しぶりにMTBで行く決心をする。
戦闘モードに着替えをする。
雨が降ったときのために、撥水性のパーカをパックに入れておく。
MTBの両輪には、樹脂製の泥よけを装着。

いつもの三角おむすびを買うために、コンビニ遠藤/倉田を探して走る。
一軒目(箕面・船場東)は空振り。
二軒目(いつもの千里中央)で購入。
「いつもありがとうございます」の声に送られて万博へ。
途中で2回、チェーンが外れる。
注油を怠ったつけが回ってきた。

試合結果。
5-0。
得点者:#3西野、#11倉田×2、#10二川、#9リンス
こういうのを快勝というんよ。
ハイになって、楽々家まで走って帰れた。

試合のよかった点は、前半および後半の終了間際に得点できたこと。
相手の得点をゼロに抑えきったこと。
よくなかった点は、3点リードしてから受け身になったこと。
これはいつもの悪い癖。
#39宇佐美が点を取れなかったこと。



G大阪vs新潟戦、まもなくキックオフの図




















2014/08/24

プレミアリーグ開幕2


イングランドリーグ、こぼれ話。
日本代表選手の吉田麻也が所属しているSouthampton(サウサンプトン)の今シーズンのユニフォームには、ブランドマークが入っていない。
adidas社との契約を解除して、文字通りのノーブランド品を使っているとのことだ。
このチームのファーストユニフォームは、赤と白の縦縞である。
同じデザインのユニフォームを持つチームがスペインにある。
アスレチック・ビルバオとアトレチコ・マドリーである。
ビルバオはもともとイングランド人が作ったチームでAthletic Clubという英名で呼ばれていた。
ある時大量にユニフォームが必要となり、サウサンプトンで50着を買い、その半分を姉妹チームのアトレチコに与えたのだそうである。

サウサンプトンは、ポチェッティーノ監督がトッテナムに引き抜かれて移籍した。
この人はエスパニョールの監督をしていたときに、中村俊輔を重用しなかった。
サウサンプトンにやって来てからは、吉田麻也を同じ目に合わせた。
日本人ぎらいなのかと思わざるをえない。
ポチェッティーノが手腕を発揮して、チームはリーグ8位に躍進した。
その結果、監督以外にも、主力の選手が何人か他のチームに引き抜かれた。
自力によってではないにしても、吉田麻也はレギュラーに復帰することができたのである。
昨季「MAYA」だった背中のネームを「YOSHIDA」に変更してプレイする

臙脂色と水色の組み合わせは、意外に美しい。
この絶妙のツートーンをユニフォームに採用しているチームが、同じリーグに三つある。
アストン・ヴィラ(1874年創設)、ウェストハム・ユナイテッド(同・1887年)、バーンリィ(1895年)である。
三チーム並んだとして、遠目では見分けがつかない。
これはわざわざヴィラのユニフォームをまねして作ったらしい。
それは、アストン・ヴィラが強かった昔のことである。

また背番号の話にもどる。
チェルシーに再入団することになったドログバ(コートジヴォワール代表)の背番号は、当初「15」になると発表された。
ところが、開幕試合を見ると「11」になっていた。
「11」をつけるはずのオスカル(ブラジル代表)は、ランパードが移籍して空いた「8」に変わっていた。
ドログバがよほど11番にこだわりを持っていることがうかがわれる。

今季からプレミアリーグでは、FKの際にボールおよびそこから10ヤード(約9.15メートル)の位置を示すためのペイントスプレイ採用されることになった。
ワールドカップでの日本メディアのアナウンスでは「ヴァニシング・スプレイ」となっていたようだが、プレミアリーグの実況アナウンサー「シェイヴィング・クリーム」と呼ぶのが聞こえた。
 
 

2014/08/21

プレミアリーグ開幕


欧州リーグのトップを切って、イングランドのプレミアリーグが始まった。
今年はワールドカップが開催されたので気が紛れたが、そうでなければ待望久しいと書くところだ。

フットボールファンすべてにとって気になるのは、この時期の移籍情報である。
特に日本のメディアは、Manchester United(マンU)に所属している香川真司選手の動向に注目している。
朴智星がいない今、マンUの東アジア向けマーケティング対策ツールとして、香川の存在は欠かすことができない。
監督が香川を使わず、香川自身が出場の機会を求めてよそのチームに行きたくても、クラブが香川を売らない。
そういう状況に陥っている。
香川が試合に出たいと思うなら、監督が使いたいと思うような選手にならなければならない。
現状から改善すべき点は、
・ポジション→味方がパスを出しやすいポジションどりをする
・シュート→撃つタイミングを早く、キックモーションを速くする

それはともかく。
ギグズが引退して、その背番号だった「11」を誰が受け継ぐのかに興味があった。
若手有望株のヤヌザイが「44」から「11」になった。
ふーん、そうか。
そして、ユニフォームのメインスポンサーは「AON」から「Chevrolet」に変更された。
来シーズンはユニフォーム自体が「Nike」から「adidas」に変わるらしい。
「Umbro」のユニフォームに「SHARP」のロゴが付いていた時代が懐かしい。

昨シーズンのチャンピオンManchester Cityは、ユニフォームが「Umbro」から「Nike」に変わった。
「Nike」を使っていたArsenalは「PUMA」に変わった。
この辺り、サプライヤーの戦いも熾烈である。
ちなみに、ワールドカップの決勝で対戦した両チームともユニフォームが「adidas」だったのは、ア社にとってはマーケティングの大勝利といえる。

 

2014/08/20

BenQのディスプレイ


必要に迫られて、コンピュータのディスプレイを新調することになった。
間に合わせで買うのではないが、なるべく安価なもので、デザインが美しいものにしたい。
DELLやLGのデザインに惹かれるが、自分の想定以上に高価で、手が出ない。
結局、BenQ(ベンキュー)を選んだ。
デザインよし、価格安し、信頼感高し。
信頼感の部分は、自転車乗りであるが故の台湾ブランド信奉に起因する。

24型シネマディスプレイというキャッチコピー付きのEW2440LをAmazon.co.jpで購入。
シネマディスプレイ、の文字に心が揺らいだ。
しかし、現物を見ずに買うとは、大胆な。
▼参考)BenQのウェブサイト
http://www.benq.co.jp/product/monitor/EW2440L

極限まで小さいパッケージに入って到着。
ディスプレイに段ボールを巻き付けてガムテープで止めただけ、ぐらいの大きさしかないのだ。
恐るべし、BenQ。
これで中身は安全なのか。

開梱して、ディスプレイ部にスタンドを取り付けて、組み立て完了。
ケーブルを接続して通電。
スイッチの突起は見当たらない。
タッチセンサーを利用しているらしい。
センサーが不具合を起こさないことを願う。

本体のベゼル幅が1.5ミリしかない。
しかし、液晶パネルの周囲に5ミリ幅の非表示域があるので、合計6.5ミリの枠のように見えるのは残念。
いや、贅沢を言うと罰があたる。
画質はクリアだし、2万円で充分お釣りがくる。
 

2014/08/17

連勝ストップ


天気予報を裏切って、雨が降る。
全身ガンバ応援スタイルのまま、傘をさしてバス停へ。
バスを降り、コンビニ遠藤/倉田にて「ガンバ大阪応援大きな三角おむすび」とPETボトル入りの緑茶「綾鷹」を買う。
そもそも市販の緑茶飲料は、どれも不味くて飲む気にはならないのだが、綾鷹だけOK。

2014年8月16日、土曜日。
J1第20節、ガンバ大阪対名古屋グランパスエイト戦には、JFAから原博実専務理事(前強化担当技術委員長)が視察に来ていた。
試合の結果は0-1。
得点者はレアンドロ・ドミンゲス。
名古屋のCKをクリアしたボールが、充分な距離をかせげないでペナルティエリアの端っこあたりの空中から降りてくる。
ゴール前に相手チームの選手が多数残っている状況で、これをさらに大きくクリアしないのは危険である。
「競れ!」
といつも声に出てしまうのだが、もちろん選手に聞こえるはずもない。
衝突をおそれずにヘディングで競るのが常識だが、このとき#7遠藤は足先で処理をしようとした。
レアンドロ・ドミンゲスはそこへ身体を入れ、ボールが地面に落ちる前にゴールに向けて蹴り込んだ。
言わんこっちゃない。

16位から勝ちはじめて→13位→11位→8位→6位→5位まで上がったが、一つ負けて7位に下がった。




試合開始前、小雨の場外



















名古屋から大応援団



















キックオフ前、練習中 




















2014/08/13

何ごとも順番が大事


ヴィジュアルのだささ故に(そうは思わない人の方が多いと思いますが)、松たか子を軽く見ていた。
しかし、歌はうまい!
音程はぶれず、高音も破綻がない。
女優をさせておくのは、もったいない(爆)
サーフボードと流行には乗らないタイプだが、彼女の歌う『Let It Go』を聴いて驚いて、ダウンロード(DL)してしまった。

今年の春ごろ特に話題になっていたという、各国版吹き替えキャスト25人の女声ボーカルによる『Let It Go』をYouTubeで視聴したのである。
松がもうけたな、と思うのは、ちょうどサビになる部分で歌う順番が来ていることである。
それとも国別に、サビをその国の人が歌うヴァージョン(25種)を作っているのか。
たぶん、それはない。
というのは、YouTubeに寄せられた各国人のコメントを読むと、日本語で歌われるパートが特にすばらしいというものが多くあるからだ。
やっぱり松たか子、ラッキーだったのである。

『Let It Go』をiTunes StoreからDLする。
今回、iPad miniへDLしたのだが、これが失策だったというお話。
Apple IDを使って、サインインを行う。
Apple IDに関連付けをしてあるものならば、別のデヴァイスにもiCloudからDLできるという、おいしいメリットがある。
まだPCの方をメインに使っていたころは、そちらに音源をDLしていた。
さらにその曲を、iPad miniへもDLすることができたのである。
PCの機種はMac miniで、iCloudに対応していないOSで動いているマシンである。
つまり、iPadで先にDLした音源を、iCloudからDLすることは、で・き・ま・へ・ん。
という訳で、DLの順番には要注意。>自分

 

2014/08/12

iPadシンドローム


頸の筋を違えてしまった。
もう一週間も症状を維持しているので、筋違えどころか捻挫というべきではなかろうか。
原因は寝違えなどではなく、iPadであると目星がついている。
畳の上でくつろいでいると、ついiPad miniに手を伸ばして、横になったままの状態でウェブを閲覧したり、動画を観たりしてしまう。
(ちなみに動画はJimmy DiRestaという人物がいろいろなものをMakeするシリーズをよく観ている)
これが頸椎に悪い影響を及ぼしたことは、ほぼ間違いのないところだ。

そんなことを続けているうちに、iPad自体も「通信速度の低速化」状態におちいってしまった。
契約している通信プランで設定されている、ひと月分の通信量をオーバーしてしまったので、キャリア(SB)がわがiPadの通信速度を遅くして(意地悪して)いるのだ。
元のスピードに戻してほしければ追加料金を払え、というわけだ。
簡単に言いなりになるのも悔しいし、二三日したら請求の締め日を過ぎるので、そこまで我慢すればいい。
必要に迫られたら、PCの前に戻ればいいのである。
それにつけてもiPadは便利、起動の速いこと。

PCを使えばいいと書いたばかりだが……
液晶ディスプレイ(M社製)が使用不能になった。
「ホワイトアウト」というやつである。
信号が入っていない真っ黒な状態とは正反対の真っ白。
あしたのジョー状態なんである。
十年ぐらい使ったので、電化製品としての命を全うしたといってもいいかも知れぬ。
しかし、なぜ今死ななければならぬ。
タイミングの悪い奴よ。

このディスプレイの表示画素数は、1280×1024である。
すなわち、横長でない画面サイズであった。
やっとワイド画面のディスプレイが導入できることになったわけだ。
ちなみに、ワイドに対して「横長でない」のはスクウェアと呼ぶらしい。

 

2014/08/07

原爆を二発も食らって

(『憂国』を改題)

今から10年前まで日本は外国と戦争をしていた。
そう聞けば、ちょっとびっくりするだろう。
筆者の生まれ年は1955年なので、戦後わずか10年しか経っていなかったのだと、今さらながら思うのである。

8月6日と9日は、特別な日である。
それぞれ広島と長崎に原子爆弾が投下された。
小学校低学年生のとき、母親に連れられて広島の原爆資料館を見学した。
そのとき目にしたものよりも、もっとむごたらしいものをいろいろ見てきたが、広島で受けた衝撃の大きさを上回るものはない。
以来、原水爆の「アンチ」となった。
(原水爆は、その後一般的に核兵器と呼ばれるようになる)
原子力で動くものは、船であろうと発電所であろうと、今でも嫌いである。

原爆によって牙を抜かれた日本は、よほど怖かったのだろう、おとなしい愛玩犬となり、何十年経った今でもアメリカのご機嫌をうかがっている。
これがなんとも情けない。
(仕返しの)仕返しをせい、などと言うつもりは毛頭ない。
しかし、なぜもっと毅然とした態度をとることができないのか。

どなたかが『永続敗戦論』という本を著したそうだが(未読)、日本は戦争に負けた状態からいまだに抜け出せていないという考え方には、同調するものである。
日本の戦後は終わっておらず、精神的な復興・自立がまだできていないという思いが強い。



2014/08/04

ネイマールを獲れ!






















2014年8月2日土曜日。
小雨降る万博競技場。
試合開始前にG-VISIONで選手の座談会が放映された。
DFの岩下が司会役で、金正也、丹羽、明神から話を聞く。
「スタジアムを満員にするには、どうすればいいか」

こんなテーマは、クラブが考えるべきこととちゃう?
選手に考えさせるっていう企画はNGでしょ。
そもそも「満員になっていない」という事実を曝露している。
それにもかかわらず、さらに大きいスタジアム(約2倍)を新調しようとしているのだから、何をか言わん。

スタジアムを満員にするには、
「わざわざ観にくるだけの価値のある、素晴らしいゲームを提供する」
これにつきる。
選手4人がガンバっても仕方がない。

選手の座談会では「すぐに満員にするのは無理」という意見があったが、これには簡単な解決策がある。
「ネイマールを買う」
大株主のP社が広告契約を結んでいるようだが、CMに出すのではなく、試合に出す契約ならもっとよかった。
つまりは、客寄せパンダである。
ネイマールやフォルランが無理でも、まだ他にいそうなものだ。

肝心の試合は……J1第18節、G大阪対横浜Fマリノス。
2-0の快勝。
得点者:パトリック、遠藤

横浜の左SBは、ドゥトラが引退したので下平が務める。
元ガンバの下平がボールに触れると、ピーピーブーブー言うくせに、ラフィーニャが交代出場してきても何も言わない。
クルヴァの人たちは、わかっているのか、いないのか。
ラフィーニャも元ガンバやで?
そういえば、アドリアーノも日本に戻ってきて、J1徳島に加入した。
これはガンバを含めた他チームにとって、大きな脅威になりそうだ。