2014/09/21

2-0だが宇佐美無得点


ピンクの豚って言うたらあかん、と釘をさされてはいるんですが……
なぜかと言うと、それはあるフットボールチームの「蔑称」だからだそうです。
そのチームと対戦する相手のサポーターがその名前を呼んだり、横断幕に書いて掲げたりすると、出入り禁止の処分を受けることがある。
そういう事件を起こしたことにより、クラブ自身もリーグから処分を受けることがある。

自分としてはピンクの豚っていう言葉を耳にして想起するのは、憎悪ではなく愛玩の対象としての「めす豚ピンキー」なので、スタジアムで相手チームを豚よばわりするのは、せいぜいがからかいの気持ちからである。
くたばれ豚野郎、なんて絶対に思ってへんから。


ピンクの豚、ぢゃなかった旗で満杯のクルヴァ・スッド



















2014年9月20日土曜日、Jリーグ1部第24節ガンバ大阪対セレッソ大阪戦。
「大阪ダービー」と名付けられた一戦で、ガンバが勝利を収める。
2-0。
得点者:#13阿部、#20佐藤
後半終了直前、#39宇佐美→#10二川とパスが通り、シュート。
キーパーが止めたが、前にこぼれたボールを佐藤が蹴り込んだ。
最高の幕切れだった。



六つ目がなかなか獲れない星たち



















この日、ちょっとした騒ぎが二つ起こった。
一つは日本代表チームの監督であるハビエル・アギーレが視察に訪れたこと。
彼が座ったVIP用のボックス席のまわりに、まるで人気歌手に群がるかのごとく観客が押し寄せた。
雑居浪人が来たときにも起こらなかった事態に、クラブのスタッフが慌てた。

騒ぎの二つ目はそれ以前にメインスタンドのど真ん中で起こっていた。
ガンバサポーターの少年が、セレッソサポーターの友人と二人で座っていた。
その友人君がセレッソサポーターであることは、ピンクのユニフォームから明らかである。
それを間近で目にしたガンバサポーターの一人が、因縁をつけたのである。
周りの人が振り返るぐらいの大きな声でそのガンバサポーターが叫んでいたのは、ここはお前なんかの座る場所やない、出て行かんかいという趣旨の言葉だったと推察する。
はっきりとは聴きとれない距離だった。

対戦相手チームのサポーターがホームチームのサポーターの集まる席に座ることは遠慮されるべき、というのが暗黙のマナーになっている。
試合を運営する側のクラブも、相手チームのサポーターに対してはアウェイ側の席を使うように案内をしている。
そうしないと危険だからである。
憎悪のエネルギーをベースにして応援をしている輩が多いための措置でもある。

頑として席を離れようとしないセレッソサポーターの少年は、かえって健気に見えた。
ピンクのシャツの上にジャケットを着て隠そうとするのだが、例のガンバサポーターは許そうとしない。
やがて、騒ぎを起こしたサポーターたちは姿が見えなくなったのだが、それぞれスタッフが話をつけて、どこかに連れ去ったようである。

 

2014/09/12

あなタブ!


おっと。
出かける予定があるのを忘れていた。
あまり気乗りしないのが、忘れる理由だろう。
14:00から16:00まで市の施設の会議室にて、シニア向けタブレット講習会の講師(見習い)。
研修中でも交通費ぐらいは出してくれるのが普通だと思っていたが、否。
どうせ今日が最期とあきらめて行く。
行くと約束はしたのだ。
まったくの受け身で終わるのも面白くないと考えて、講座向けのアイディアを企画書にまとめて持っていく。
企画の押し売りである。
いや、金は払ってくれないだろうけれど。

企画書のタイトルは『
いきいきシニアプログラム
あなタブ!
“あなたのタブレット見せてください”

』というものである。

高齢者(シニア)がタブレットを使って、ソーシャルネットワーク上で自己表現・発信を行うことにより、生きがい意識を高めることが目的である。
講座参加者たちの個性豊かに装ったマイタブレットを見て、思いついた。
各人が、自分のタブレット自慢や見せびらかしをネットを介して行う、というイメージである。

バスに乗って当市の下町へ。
MTBで走って行きたいところだけれど、汗をかくのは避けたいのでやめておく。
メインターミナルまで行って、下車。
駅前のコンビニエンスストアで「小倉デニッシュ」と「宝塚ホテル・ハードドーナツ」を買う。
支払いはPi・Ta・Paで行う。
隣の書店で『本の雑誌』の10月号を、これまたPi・Ta・Paで買う。
ブログとは別の内容の『偏固ジャーナル』を投稿しているのだが、たまに採用される。


今回は「豚タイトル本」についてのお話
























13:30、会場にとうちゃこ。
「タブレット講習会10:00から12:00」と印刷されたチラシが掲示されている。
ああ、やってもうた、時間の勘違い。

とりあえず、講習会の部屋まで行ってみる。
すると、準備中である。
チラシのことを指摘すると、あわてて印刷したので時間を間違えた、ですって。
ほっとする。
差し出がましいのですがと言って、用意してきた企画書をプレゼンする。
いや、プレゼントか。

本日のプログラムでは、タブレットで写真撮影をして、撮った画像をアルバムに整理する。
そのために「iフォトアルバム」というアプリをダウンロードするところから始めた。
初級のシニアがチャレンジするので、そう簡単にできるはずがない。
うまく教えたつもりが、いざダウンロードする段になって、パスワードを知らないと言う。
Apple IDを使ってサインインするためのパスなのだが、息子さんからもらったiPadなので、知らないそうだ。
ちゃんと教えてあげておいてよ>息子さん

部屋のあちらこちらで、それぞれ異なる理由で紛糾しつつ、講習会は進み、やがて終了の時間を迎えた。

 

2014/09/11

正念場の秋


9月3日(水)アウェイ:リーグ杯準々決勝第1戦/対神戸戦
9月7日(日)ホーム:同上・第2戦
9月10日(水)アウェイ:全日本選手権大会4回戦/対広島戦
9月13日(土)アウェイ:リーグ第23節/対広島戦

9月20日(土)ホーム:同上・第24節/対セレッソ大阪戦
9月23日(火・祝)アウェイ:同上・第25節/対清水戦
9月27日(土)ホーム:同上・第26節/対鳥栖戦
△ 以上、9月の7ゲーム
10月5日(日)アウェイ:リーグ第27節/対鹿島戦
10月9日(木)ホーム:リーグ杯準決勝第1戦/対川崎戦
10月12日(日)アウェイ:同上・第2戦
10月15日(水):全日本選手権大会準々決勝戦
10月18日(土)ホーム:リーグ第28節/対川崎戦
10月22日(水)アウェイ:リーグ第29節/対柏戦
10月26日(日)ホーム:リーグ第30節/対東京戦
△ 以上、10月も7ゲーム

ガンバ大阪のゲームスケジュールである。
フットボールにあるまじき過密日程(△の部分を除く)なのだが、強いチームほど、このようになってしまう。
ガンバ大阪は、リーグ杯(ナビスコカップ)、全日本選手権大会(天皇杯)ともに勝ち進み、二冠はおろかリーグでもう一冠獲ることも可能な状況にある。
広島や川崎など、実力のあるチームも同様の状況なので、どのステージでも顔を合わせることになる。
同じ相手に、続けて勝たなければ上にはいけない。
勝ったり負けたりしていては、強いチームとはいえない。
勝ったり勝ったり、悪くても引き分ける(相手から勝ち点2を奪う)のが強いチームである。
今シーズンのガンバ大阪が真価を問われる2か月である。

 

2014/09/08

フットボール、フットボール


フットボールと名のつくものが好きである。他に、
ラグビーフットボール、
アメリカンフットボール、
オーストラリアンフットボール、
エトセトラ。
サッカーという言葉は、除外。
昔はよく使っていたけれど、今は使わない。
フットボールの訳語か?と思っている。
メジャーリーグ・サッカー、それって何?

昔、オーストラリア人の従弟に、お前の好きなスポーツは何かとたずねられたことがある。
「フットボール」と答えると「それはサッカーのことか」と聞き返された。

それはともかく。
機会あって、ザ・ラグビー・チャンピオンシップ2014のオーストラリア対南アフリカ戦を観る。
まるで、ワラビーズが紅白戦をしているように見える。
というのも、スプリングボックスのファーストジャージのデザインが、ワラビーズのセカンドジャージと酷似しているからだ。
ノーサイド間際に、ワラビーズが6点差を逆転(1トライ+1ゴール=7点)して勝った。
フットボールでは、こうはいかない。

なでしこリーグ・エキサイティングシリーズ2014のジェフユナイテッド市原千葉レディース対INAC神戸戦を観る。
まれに見る撃ち合いのゲーム。
3-4で神戸が敗戦。
アメリカから復帰した川澄が1得点。

戦闘服に着替えて外出。
MTBにまたがって万博公園に向かう。
途中の市場で飲食料を調達、クラブハウスサンドイッチ、クリームパン、赤葡萄のジュースを買う。
スタジアムの場外で寄付2回。
1回はスタジアム建設資金、もう1回は広島土砂災害義援金。

スタンドで写真を撮ってから、マッチデイプログラムにゆっくりと目を通す。
待ち合わせをしている友人Mを迎えに、いったんスタンドを離れる。
左手の甲に再入場スタンプを押してもらい、外出。
入場口で、別の友人Sに遭遇。
家族4人で観戦に来たらしい。
そこへさらにSの友人T氏が偶然やって来た。
いや、フットボールを観に来ているのだから偶然とは言えない。
なんとT氏は神戸のサポーターで、試合前にはこうして両チームのサポーター同士が和やかに話しているのである。



メインスタンドのアウェイ側を望む




















前半終了!




















Jリーグ杯は、スポンサーの名をとって通称ナビスコカップと呼ばれる。
本日は準々決勝の第2戦、ガンバ大阪対ヴィッセル神戸が行われた。
厳しい戦いが予想されたのだが、ガンバが守り切った。
それだけでなく、3得点である。
書くまでもなく、ドーパミン出しっ放しで家まで帰った。

ジャパンラグビー・トップリーグ第3節のプールA、ヤマハ対パナソニック戦を観る。
ヤマハは「ヤマハ発動機ジュビロ」という名称だ。
J2のジュビロ磐田と同じ名前を使っている。
そう思えば、スタジアムも共用のようだ。
ラグビーにしては、ゴールエリアが狭い。
対するパナソニックは、ガンバではなくワイルドナイツだ。
今季快調だったヤマハを、パナソニックが下した。

以上、すべて同じ日に観たフットボール。