2012/03/28

空を飛ぶ夢

「Wingsuit」というものを身に着けると、夢が実現する。
やってみたいけれど、かなり恐い。







 

2012/03/27

【J特】ジェフとかガンバとか

Jリーグ2部第5節、ジェフユナイテッド千葉対ヴォルティス徳島戦の録画を観る。
居眠りしながら……
#29大岩選手の2点目は柏の田中順也を彷彿させる、目の覚めるようなシュートだった。
ディフェンダーですよ、この選手。

ジェフのキャプテンを務めていたのは#5山口智。
この人がガンバから抜けたのは痛かった。
同じくガンバから移籍が決まったばかりの#32大塚翔平の出場は、まだない。

一方、そのガンバは。
メディアの報道によると、選手から「自由にゆったりとボールを回させてほしい」という意見が挙がったという。
速い縦パスをつないで崩すフチボウを目指すセホーン監督に逆らって、だ。
道理でのろくさい試合運びだと思った。
責任をとらされた監督はお気の毒。

これを機に選手も大幅入れ替えしてはいかが?
というわけで、戯れに偏固ジャーナル版の布陣を作ってみた。

FW:#24星原◆#20佐藤◆#18川西
MF:#14倉田◆#23武井(Captain)◆#10二川◆#8佐々木
DF:#3金◆#26西野◆#5丹羽
GK:#22武田

現在よくないと思われる部分を削除していった結果だ。
現キャプテンの明神、副キャプテンの遠藤さえいない。
フォーメーションはなんと3-4-3だ。
新たなセレクションの基準は「速いor大きい」。
ヘディングの強さを期待して、センターバックに#26西野を抜てき。
同様に、センターフォワードには#20佐藤を据える。
右サイドからの攻撃は#8佐々木のスピード頼み。
同様に、左サイドは#14倉田または#24星原で攻める。
ここが要のダブルボランチは#23武井と#10二川。
武井に新しいチームリーダーを任せる。

まあ、とりあえずこんなんで。
既定の松波正信監督がどうセレクトするか、分かりませんが……
とにかく、彼が標榜するのは選手もボールもよく動く攻撃的なフットボールだということは確かだ。
そう言っているのを、スポーツニュースで耳にしたばかりだから。
ひょっとして、スーツの襟を立ててベンチに座るか?
 

2012/03/26

【J特】それでも応援するのがサポーター

試合前の練習。中央の赤いビブスが今野

我慢強い金森社長に対するクルヴァの返答

この日の観戦は記者席横の特等席












































大相撲春場所の千秋楽。
肝心の部分を見逃がした。
万博記念競技場のスタンドに座った後、ワンセグの画面では白鵬が天皇賜杯を受ける瞬間が放送されていた。
ということは……
本割りで、鶴竜●−○豪栄道(これにより豪栄道は敢闘賞を獲得)、白鵬○−●把瑠都となったわけだ。
優勝決定戦を行うことになれば白鵬が絶対有利、と思っていた。
横綱が続けて同じ相手に負けるわけがない。
鶴竜は、豪栄道に絶対に勝たなければいけなかったのだ。

試合が終わってから何を言ってもはじまらない。
Jリーグ1部の第3節、ガンバ大阪対ジュビロ磐田戦の結果は1-2だった。
公式戦の結果を通算して5連敗となる。
ここがイタリアなら監督は解任されるところだが、金森社長はまだ我慢している。
それに対するクルヴァの反応がバナーに大書きされている。

今シーズンから試合に関するメモをとっているので部分的に紹介する。
--------------------------------
 23'/オフサイドと決めつける中澤/0-1/#23山本
 60'/ /0-2/#18前田(P)川口に捧げる得点
--------------------------------
以上は試合経過の例。
前半23分に磐田の山本(背番号23)が得点して0-1となったことなどを記録している。
この場面、#23山本はオフサイドの位置にいたが線審は見逃がしている。
#2中澤はいつもの悪い癖でこれをオフサイドと決めつけ、手を上げてアピールしているが、そんなことをしているひまに山本をパシュート(追撃)するべきだった。

その他のメモ。
 チームが躍動していない
 前へ(縦へ)攻められていない
 チャレンジしないでボールを後に戻す
 パスのスピードが遅い
 選手が走っていない・動きがスローモー
 今野×他の選手との連係ができていない
素人にこんなことを言わせてどうする。
 

2012/03/21

【ACL】G大阪公式戦4連敗

ネタを割るので題名は書かないが、ある映画の中のお話。
その囚人は若い頃に殺人の罪を犯し、終身刑で服役中。
20年を経過して、仮釈放を願い出る。
刑務所内の一室で、数人の仮釈放委員の面接を受けて、こう言う。
「社会復帰は充分できる。
 改心しました。昔の自分とは違う。
 今は真人間です。神に誓って」

願いは却下され、さらに10年が経過する。
社会復帰できますか、とたずねられて答える。
「できます、確実に。
 昔の自分とは違います。更生しました」

願いは却下され、さらに10年が経過する。
うんざりした彼は、更正したと思うかとたずねられて言い放つ。
「更正とはどういう意味だろう。
 更正とは国が作った言葉だ。君たちに背広やネクタイや仕事を与えるために……
 更正なんて全く意味のない言葉だ。
 不認可のスタンプを押せ、これは時間の無駄だ。
 正直言って、仮釈放などどうでもいい」

開き直った彼は仮釈放を許され、刑務所を出て行くという展開だ。
再就職の面接もこういう具合に進まんかなあ。
「自己PR?
 そんなもの全く意味のない言葉だ。
 履歴書と職務経歴書を読んで、こいつ採用したいと思えないのなら、
 不採用の判を押せ、これは時間の無駄だ。
 正直言って、再就職などどうでもいい」
あかんやろうな……

我が心の支えであるはずのガンバ大阪は、南半球の遠い空の下。
ACL(アジアチャンピオンズリーグ)のグループステージの第2戦を終えた。
相手はAdelaide United FC(豪州)、スコアは0-2だった(録画で観戦)。
ガンバの選手たちの動きが、スローモーションのように見える。
2008年に決勝戦で対戦したときに相手の監督から、ガンバは選手が15人もいるように思えたとコメントされたのと大きく変わったわけだ。
私が見たところでは、フォーメーションは4-2-3-1(下記)。

#9ラフィーニャ
#11パウリーニョ◆#7遠藤◆#37イスンヨル
#17明神◆#23武井
#4藤春◆#15今野◆#2中澤◆#21加地
(#1藤ヶ谷)
イスンヨルを重用する意味わからず→64分、#8佐々木を交代投入。
明神、負傷か→70分、#13寺田を交代投入するも、存在感示せず。
パウリーニョ→77分、#10二川を交代投入。調子のいいのは彼だけだ。

国立競技場(東京)で行われたACLグループステージの第2戦、FC東京対蔚山現代FC(韓国)を途中からTVで観る。
東京が最終盤に追いつかれ、2-2の惜しい引き分け。
蔚山のトップには髪をブロンドに染めた#11イグノ、左サイドには#13キムスンヨン、2列目の右サイドには#28家長とガンバに縁のある選手が先発した。
東京の#49ルーカスも83分から同窓出場。
 

2012/03/18

【J特】加地の頭越しに

J1の2011年シーズン第2節。
東日本大震災により延期された浦和レッドダイヤモンズ対ガンバ大阪の戦いは、1-1の引き分けだった。
レッズには強いガンバが0-1とリードしていたが、77分に#24原口元気のヘディングシュートで失点する。
2012年シーズン第2節、そのシーンをまるでヴィデオテープで再生するような敗戦だった。
セレッソ大阪対ガンバ大阪戦。
前半に1-0(#10ブランキーニョ)、1-1(#11パウリーニョ)と推移して後半へ。
そのまま引き分けにするつもりの94分に#9ケンペスのヘディングシュートで失点する。
もちろん取り返す時間的余裕も余力もなかった。
原口のヘディングもケンペスのそれも、右サイドからゴールの遠い側に上げられたボールに対してのものだ。
いずれも#21加地の頭越しにゴールを決められている。
「屈辱」としか書きようがない。

J2では早くも横浜FCの岸野監督が解任された。
今シーズン3節を終えて2敗1引き分け。
公式戦3連敗のガンバ大阪よりいい成績だ。

録画された『栄光への5000キロ 特別編』(蔵原惟繕作品、1969年)を観る。
一番の興味は伊丹十三の出演部分だったが、あまりにも少ないことに驚く。
台詞が3行ぐらいしかなかった。
石原裕次郎、浅丘ルリ子主演。
『エマニエル夫人』に出演していたAlain Cuny(アラン・キュニー)の顔も見える。
内容は『栄光のル・マン』の同工異曲と言っていい。
プロのレーシングドライバーが車に乗って走る、事故を起こす、恋人が心配する、それでも男は走って何事か成し遂げる、というストーリーだ。
撮影に使われた車はDATSUN(日本名:ブルーバード)510、プアマンズBMWと呼ばれた名車である。
 

2012/03/17

春スキーに行きませんか

A5サイズ4頁、コート紙に1°×1°刷り




















ピュアさんの細君が実家を片付けていたときに、古いパンフレットを発見した。
彼女はそれを廃棄処分しようとしたのだが、ピュアさんによって阻止された。
1977年の3月に2回催行されたスキーツアーの参加者募集パンフレットは、ちょうど35年前に私がデザインしたものだ。

素人にしてはうまく作っていると思う。
タイトル文字「OPEN SKI TOUR」の揃え方は、あまりよくない。
DTPが存在しない頃だったから、英字の書体見本を複写機でコピーして、一文字ずつ切り貼りしたものだ。
当時は書体の名前も知らなかったが、今ならGaramondに似たフォントだとわかる。
「Pag」のロゴタイプは手描きのオリジナルだ。
よく見れば、線がびびっている。
今さらその必要もないのだが、Illustratorを使ってトレースしたい気持ちにさせられる。

ともかく、できあがったパンフを学校で配って客を集め、スキー場に同伴した。
春山は、晴れて風があまり吹かなければ、けっこう暖かい。
半袖のシャツで気持ちよく滑っていたのだが、転倒して肘をずたずたに切ってしまった。
ザラメと化した春の雪は、粉々に割れたガラス同様に危ないのである……
 

2012/03/11

【J特】負のスパイラル

ピュアさんと並んでJ1開幕戦を観る。
試合開始前の黙祷で涙。
脱帽しない人が多くいる。

せっかく就職した会社をすぐに辞めた理由を質される。
仕事が気に入らないのではなく、能力がなかったと弁明。
実のところ、要求された作業を行うスキルが、自分には不足していた。
そもそも何ができるか、何はできないかの説明が充分にできていなかった。
それでは、できるはずと思って雇ってくれた会社を騙したことになる。
という訳でリスタートすることになった。
観戦の前日に1社の面接試験を受けたのだが、感触悪く望み薄。
それ以前に応募している1社も書類選考の段階で落選確定。

ひいきのフットボールチームが勝ってくれれば気も休まるというものだが、敗戦続きだ。
開幕戦の相手は、ザッケローニが現在最も注目しているヴィッセル神戸。
スコアは2-3だった。
ブラジル人のFW二人が点を取り、その役目を果たしたのだから、神戸の得点を2未満に抑えられなかったディフェンスに問題があるのは明らかだ。
肝心の#1、#2、#15の連係が「魔のトライアングル」になってしまっている。
ガンバ大阪はスタートでつまずき13位。
ゴール裏のサポーターたちが、ブーブー言い始めた。


松下、三木谷両巨頭の後ろ姿が見える


貴乃花親方のキックインにより開幕
 

2012/03/07

エクレールな気持ち

大江健三郎の『取り替え子』には、主人公が鏡を見ないようにしている場面が描かれている。
この部分を読んでデジャヴを感じたのは、クッツェーの『遅い男』にも同様のことが描かれていたからだと気づいた。
二人ともノーベル賞受賞作家だということは、たぶん偶然である。

負ける予感はあった。
ACL戦でのガンバ大阪のことだ。
2月初旬、JFLのHONDA FCとの練習試合を観た時、攻撃に破壊力が感じられなかった。
下旬、サガン鳥栖と行ったプレシーズンマッチをTVで観た時は、守備にも安定感がなかった。
案の定、3月6日に浦項スティーラーズに惨敗する。
2012年のスローガンである「躍動」が、まったくなかった。
横の連係はうまくいかず、縦へのチャレンジもなかった。
3人目の交代のときに誰かが「呂比須を入れろ!」と怒鳴っていた。

敗戦の帰り道はペダルが重く、距離が2倍になる。
途中のコンビニエンスストアにMTBをとめて、エクレアを買う。
衝動にかられて甘い物をヤケ食い。
ちなみにエクレアを本家フランスではエクレールと呼ぶが、稲妻という意味だ。
ガンバのマスコットボーイが手に持っているのも黄色い稲妻であることに気づいた。
エクレールの外殻は押すと簡単につぶれる。
中身は形が安定せず、どろっとしている。
しかも非常に甘い。
……ガンバのフットボールに対する当てつけ。


 


今野は、4-3-3を4-2-3-1に変更したとコメントしたが


ピントも合わぬエクレール
 

2012/03/06

シーズンイン

●今年サッカー以外で挑戦したいこと……
 なんとか再就職して、生活費を稼ぐ
●好きなサッカー選手……
 George Best(ジョージ・ベスト;かつてManchester Unitedで活躍)
 Roberto Baggio(ロベルト・バッジォ;元伊代表、セリエAの名選手)
 田中順也(柏レイソル所属、左利きのアタッカー)
●サッカーを始めた頃のポジション……GK
 ちばてつやの漫画『ハリスの旋風(かぜ)』に感化されて。
 そこしか余っていなかったという理由も。
●もしサッカー選手になっていなかったら……
 こんな質問、意味がない!

韓国から浦項(ポハン)スティーラーズが乗り込んでくる。
アジアチャンピオンズリーグが開幕し、1次リーグの1回戦が万博記念競技場で行われる。
迎え撃つのはもちろんガンバ大阪。
2012年になって初めての公式戦だ。

浦項スティーラーズはその名が示すとおり、製鉄会社のフットボールチームが母体となったクラブで、現在の監督は黄善洪(日本ではファンソンホンと呼ばれていた)。
かつてセレッソ大阪と柏レイソルに所属した名FWだ(リーグ70戦出場、42得点)。

6日火曜日の夕方に行われる試合を友人3名と観に行くことになった。
今年も変わらずマイミクのピュアさんからチケットの配給を受ける(感謝)。
平日開催だが、失業者はたぶん2時間前には現地に到着しているだろう。
しかし他は勤め人2名およびその夫人1名なので、三々五々集まることになる。
都合のいい時間に来て連絡(携帯電話のメイル)してもらい、迎えに出るというシステムだ。
それを事細かくメイルに認(したた)めて各人に発送した。
8時間経って、誰からも了解した旨の返信がなく、プチ切れる。
プチ(petit)ですよ、ブチッぢゃなくて……
手紙をもらったら、返事するもんやろ普通。

雨が上がり、陽が射してきた。
いよいよシーズンインである。
 

2012/03/04

【J特】G大阪オフィシャルイヤーブック


カバー。カバー下の表紙は2ndユニフォームのデザイン

























人材銀行で企画プランナーの求人を見つけた。
応募するための書類を整える。
添え状、銀行の紹介状、履歴書、職務経歴書をまとめてクリアホルダに入れる。
ときどき顔写真を貼り忘れそうになる。
MTBに乗って自宅を出る。
土曜日の午後だが、本局まで行けば発送可能だ。

帰途、スーパーマーケットのKにてクラブハウスサンドイッチとシナモンツイストを買う。
万博記念競技場に出かけるときも、Kの別の店でこのサンドイッチを調達している。
ミルクティと調和する。

パンをデイパックに入れたままで中央図書館に行く。
週末は異常に入館者が多く、外にとめられている自転車も多数ある。
館内は静寂とは程遠い。
雑誌の棚から『Casa BRUTUS』の最新号をつかみ出す。
座る椅子を見つけ、アップルデザインの特集を読む。
「こだわり男」ジョブズの物語。

帰り際、書架に大江健三郎の『取り替え子』を見つけ、借り出す。
大江の義兄でもう一人のこだわり男、伊丹十三とおぼしき人物が登場する小説だ。
そこに興味があって、読むつもりになる。

ガンバ大阪の公式イヤーブックがY運輸便で届いた。
「この荷物は郵便物ではありません」と表示されている。
郵便物より扱いが悪いという意味か、封筒が破れている。
選手紹介のページを読む。
アンケートに対する各人の回答が書かれている。
●今年サッカー以外で挑戦したいこと……ない
●好きなサッカー選手(国内、海外、今昔問わず)……川西翔太
●サッカーを始めた頃のポジション……MF
●もしサッカー選手になっていなかったら……フリーター
いったい、まじめに答えているのか遠藤保仁。

2012/03/01

【J特】G大阪ファンの集い

吹田市のメイシアター大ホールにて開催。
今年は吹田後援会が主管なので、豊中のメンバーは助っ人として参加する。
平日の16:00だから、みんな仕事を抜けてやって来る。
そんなことでいいのか。
もちろんいいのだ。

私は……とりあえず体は空いている。
選手のサインが入った、東日本大震災のチャリティTシャツ販売を手伝うという役目を仰せつかった。
他の後援会のメンバー数名とともに、ホワイエに販売テーブルを設営する。
Tシャツはクラブからの提供なので、G大阪の社員も出張してきての共同作業だ。
このあたりがややこしい。
後援会側が主導するのか、それともクラブか。
Tシャツを買いに来てくれたファンの目前で、後援会の重鎮が社員を面罵する。
背後から細かい指示をするおっさんがいて、うるさい!と思っていたら、G大阪の偉いさんだった(爆)

テーブルには選手も座ってくれて、購入者への握手サービスをしてくれる。
最初に、#8佐々木、#18川西、#30エドゥの3選手。
20分後には#9ラフィーニャ、#11パウリーニョ、#13寺田、#21加地、#23武井の5選手。
まずバックヤードに連れ込んで、その場でサインしたTシャツを着てもらう。
間近で言葉を交わすものの、感動の暇もない。

大汗をかきつつ、時間切れで販売は終了。
300枚用意されたTシャツはほぼ完売した。
ホールの中で行われたイベントは一目も見ていない。


開場直前のエントランス風景