2020/12/21

年賀状準備中

 

いつものように、自分のではなく母の賀状である。

例年のように、葉書の全面を写真とし、その上に賀詞と本人の名前・住所を載せる。


11月に眺めのいいアパートに引っ越したので、そこからの眺望を撮影した写真が選ばれた。

母が書いたコピー(賀詞)は「あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願い致します 2021年元旦」と、前年と変わり映えがしない。


とりあえず、親の言いなりになって一案を作る。

実家にて、母用のPC(MacBook Airの古いヴァージョン)を借り、Pagesというアプリケーションを使う。

自分のマシンでは何を作るにしてもAdobe InDesignを使うので、Pagesには全く馴染みがないが、高度なレイアウト作業を行なうわけではないので……なんとかできた。


言いなりになって作ったものが気に入らず、(自分なら、こう作るのだが…)と思うB案をデザインした。

それを母にプレゼンテーションすると「こっちの方が、いいわ!」と、即採用された。

元)プロの言うことは、聞いてみるもんでしょ。



公開には、ちょっと早いけど




2020/10/04

草刈りと伐採@北畑

 

9月下旬、面倒をみているアパートの敷地の草刈りを行なった。

敷地の北側のお宅から、アパートの方に枝を伸ばしてきている木は、所有者の了解を得て、伐採した。


作業当日になって、北側のお宅の擁壁に、キイロスズメバチが営巣しているのを発見した。

一大事である。

この巣を処分しないと、危なくて伐採作業ができない。


そこで、アパートの住人さんに頼んで、役所に電話してもらった。

駆除業者を寄越してくれるという。

スズメバチに限って、費用は役所持ちで処理してくれるのである。


以下は、動画による記録(by taqueda11@YouTube)。

撮影に使用したカメラは2台、RX100(SONY)とD5600(Nikon)である。

D5600では、タイムラプス動画も撮影した。


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ハチの巣の駆除騒ぎで予定は狂い、作業はこの日だけで終えられなかった。

 

2020/09/21

墓参から難波・新歌舞伎座


五月の黄金週間に対して、白銀週間と言おうか。

敬老の日と秋分の日と日曜日が、まとめてやって来た。

こちらは365日休みの状態だから、関係ないが。


パンデミック下、外出は控えたいのだが、秋の彼岸とあって墓参はしたいのである。

春秋の彼岸と盂蘭盆、新年は墓参りをする、と従姉に話したら、真面目ねと言われたことがある。

真面目不真面目の問題ではないだろう。


今年秋の彼岸は、9月19日から25日である。

いつ墓参りするか?

四連休を避けて、23日に行くのが望ましいが、その日に別の用事ができてしまった。 

24、25日でもまったくOKなのだが、早く済ませるにこしたことはない。

そう考えて、19日の土曜日に、少々のリスクを冒して出かけた。


寺町まで地下鉄に乗って行く。

最近、大阪メトロという名になったのだが、誰かがそう呼ぶ声を聞いたことがない。

墓所で水を打って、掃除をして、香華を手向けて、頭を垂れる。

持参の数珠は祖父が使っていた、珠の一つひとつに羅漢が彫られたものである。

ある時、珠が一つ割れてしまい、その珠を取り除いて、房と紐を短かいものに取り替えてもらった。

珠の数が減ってもかまわないそうである。




我が家の墓は数が多いので、世話するのも時間がかかる。


大阪メトロに乗って、帰る。

「なんば」で乗り換えるところ、途中下車して千日前道具屋筋に買い物に行った。

人出が、けっこうある。

長居は無用だが、時間をとって丼鉢を探す。

気に入っていた鉢を割ってしまったので、その替わりである。


波書房と天地書房にも入店。

遠慮しいしい見て回るが、獲物なし。



髙島屋百貨店の軒下から、丸井とエディオン








丸井の向こう側に見える新歌舞伎座




あちらこちら、うろうろするのは衛生的によくないので、徘徊を切り上げて、帰る。

御堂筋の南端に位置する「新歌舞伎座」の古風な建物が、シンプルだがモダンな建物に押さえつけられているように見える。

今から40年近く前に、新歌舞伎座から印刷の仕事をいただいていた。
舞台公演に関連する印刷物の製作である。
沖雅也公演の際には、とんでもない事件が起こった。

新歌舞伎座のN課長から、電話があった。
「武田くん、お昼のニュース見たか」
「……?」
「沖雅也が死によったんや!」

公演の開幕まで、あと何日もなかった。
用意できていた印刷物は、すべて沖座長の道連れにされてしまったのである。

代替公演が決まり、印刷の現場が大車輪で作業をしてくれたお蔭で、刷り直しの印刷物の納品は、開幕に間に合わせることができた。

あの事件のときの沖雅也が遺したといわれる台詞を、今でも憶えている。

「おやじ、涅槃で待っている」

こんな台詞、自分でも誰かに言ってみたい。


2020/08/18

新訳に何の意味がある?


このことはどこかに書いたことがあるが、昔、携帯電話(iモード)向けに「偏固通信」というミニブログを書いていたことがある。

主に、日日の暮らしの中で腹立たしく思ったことなどを書いていたのだが、ある時それを読み返してみて、我ながら不愉快になって、やめてしまった。

後になって、楽しみにしてくれていた奇特な人がいたことがわかったけれども、もう遅い。


その後、ブログ[web-log] に乗り換えて今日に至るというわけだが、Bloggerを選んだのは、ここなら悪口雑言を書いても、あまり目立つまいという気がしたからである。


さて、本日のお題は「新訳」である。

すでに誰かが翻訳した海外の作品を、また訳しなおすということである。

訳文の日本語が古くなったので、現代に即したスタイルに仕立て直して売ろう、というのが出版者[社]の思惑だと思っていた。


この夏、東京創元社がアーサー・コナン・ドイルの『失われた世界』の新訳版を出す、という情報を得て喜んだ。

少年の頃に面白く読んだのだが、今また新訳で読めるとは幸いである。

悪い癖?で、書店の店頭で試し読みすることなく、レジに持って行って買った。











訳文が、古臭かった。
しかも、わざと、そうしてある。
100年と少し前に「ストランド」という雑誌(シャーロック・ホームズ譚も掲載された)に発表したときに使用した挿絵を入れ、当時の雰囲気に近づけようという意図である。

わざわざ新しい訳者を立てずとも、自社文庫にすでにある龍口直太郎訳版に、ストランドの挿絵を追加するだけでよかったはずである。

『失われた世界』(原題:The Lost World)は、夏休みに読むのにふさわしい、読後感の爽やかな冒険小説である。

ちなみに、マイクル・クライトンの『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』は、本作へのオマージュである。

 


2020/08/14

墓参りとパーツ探し

 

墓参りのトピックを、よく投稿している。

そんな気がする。

信仰心は薄いくせに、彼岸の春と秋、盆と正月に、寺に行く。









さて、寺に世話になっているということは、家に仏壇があるということなのである。

父が亡くなったときに、大阪の有名店で新調した。

その店の主の墓も、同じ寺の墓所にある。


仏壇の灯明は、AC100Vを電源とする電球(に提灯型のカヴァが被されている)なのだが、以前から点灯したり、しなかったりを繰り返していて、ついにダメになった。

蝋燭だけでお盆を過ごすことになったのだが……

家の近くの仏壇仏具の店を訪ねてみると、電球・電線・電源の部分だけを取り替えられるキットが売られており、出張取り替え費込みで6千円ということだった。

この値段を高いと思った自分は、検討するからと断わって、直後にネット通販をチェックしたら、同等品が半額で、しかもDIYで取り替えできるということだった。


そして、どちらにしても、もうお盆には間に合わないのだが、DIYで取り替えできるのであれば、パーツも自分で調達して組み立てればいい、と思いついた。


大阪市内の墓から、日本橋の電器屋街までは、それほど離れていない。

地下鉄(大阪メトロという名に変わったが、誰もメトロと言わない)で一駅。

中学生時代から通い慣れた場所である。


千石電商(せんごく・でんしょう)でLED球とリード線と電池のケース、などを買う。

(間違って、通商と書いてしまったので訂正)

これらを仏壇に組み込めば……仏様が許してくださればであるが、許していただけるものと思って、作業するしかありません。











LED球は、豆球に似たデザインで、直径8ミリ、14,400ミリカンデラの輝度を、DC1.5Vの電源により発生する。







別の部品屋「デジット」。古っぽいところが気に入っている。






休まないことにしたんですと。






堺筋脇の信号機の制御箱にプリントされた「落書き」






これも堺筋脇の「ガンプラ」のおーきな看板。
そもそもガンダム世代ではない(それより以前)ので、それ以外コメントできない。
 

2020/07/14

キーボードを新調


僕の大好きな(それほどでもなかったけど)キーボード。
あんなに大事にしてたのに、
壊れて出ない文字がある。
どーしよー。
どうしよう。

というわけで、今回の気まぐれブログ投稿は、キーボードの話です。

中国のAnkerといえば、かなり有名なメイカーだろう。
Macintosh用メインで(iOSにもAndroidにもWindowsにも対応)、US配列で、Bluetoothで接続できて、見た目もかっこよろしい。
それが2,000円ほどで手に入るのである。
誠にありがたい。

キーはパンタグラフ方式で、今どきのノートPCに装備されているのと、同じものである。
打鍵感は、かなりよかった。
はっきり言って、現行のMacBook Air(キーボードを改善したという)を試した感じよりも、よかった。

Ankerのキーを試し打ちしたわけではなく、Amazon.co.jpに発注して送ってもらった。
2018年4月29日のことである。
2年で壊れた、あるいは壊したと言うべきか。
それほど邪険に扱ったおぼえは、ないのだが……

最初は[』](二重鉤括弧の閉じる方)が入力できなくなった。
[」](一重の鉤括弧)はOKだが、シフトキーを組み合わせると、何も表示してくれない。
この問題は「かっこ」と打って変換することで[』]を表示・入力して対応した。

そのうちに[i]の具合が悪くなり、母音に[i]を含む漢字の入力に困るようになった。
次に[a]が、あかんようになった……
Anker、あかんやん。

チャタリングも、よく起こった。
同じ文字を延々と入力し続けたり、困ったのは[delete]が延々と続いたことで、後でundoをコマンドしても復旧できないということがあった。

キーボードを買い換える場合、純正のものを選ぶのが、本来の道である。
しかし、Appleのキーボードは、甚だ評判が悪い。
実際に試しても、やはり悪いものは悪い。

サードパーティ製のMacintosh用のキーボードを買うしかない。
どこのメイカーの製品を比較検討したかを書けば、うんと長くなるのでやめておく。
結局、カナダ製のキーボードを、試打なしで(つまりネット通販で)買ったのである。



Matias Quiet Pro Keyboard for Mac.


テンキー付きのフルサイズ!


銀×黒の配色が気に入った


これがAnker。コンパクトかつ薄っぺらい


Matias Quiet Proの使い心地は……まあまあ、である。
昔使ったことのあるIBMに勝りませんが。

テンキーがついているので大きいが、画像補正など数値入力が多い作業には好都合。
それで思い出したが、キーボードを使ううえで何が面倒かと言って、日本語と英数のモードの切り替えほどイラつくことは、ない。
切り替えは一瞬でできるが、そこで必ず作業の流れが途切れるのである。
このタイムラグを全部つなげたら、どれほど大きな時間になるだろうか?
英数モードのままで全ての作業を行なえる米英人が、この時ばかりは羨やましい。
 

2020/07/05

かまぼこ板のネイムプレイト


▼材料
・かまぼこ板……1枚
・文字タイル(小)……7枚
・ネオジム磁石(6ミリφ)……3個



15ミリ角の文字タイル


adequatという語[仏]が存在する



かまぼこ板(着色済み)に埋め込む









ウラ面にはネオジム磁石(直径6ミリ)を埋め込む




アパートの鉄扉に貼付可能


単に、これだけのことですが……
タイムラプス動画(01:38)もあります。
 

2020/05/28

鉄アレイを塗り替え


支柱の根元が折れたリビング扇風機(M印製)


劣化の連鎖というべきか、我が家の電化製品が次々とダメになり始めている。
冒頭の写真の扇風機は、R品計画がデザインをして、無名の電機メイカーが製造したものである。
支柱の根元に、最初は小さなひびが出来て、それが日を追って広がり、ついに折れた。
折れた部分を見て判るように、あの重そうな頭を支えるにしては、パイプの肉厚が薄過ぎやしないか……と思われるのである。
強力な接着剤をもってしても補強などできない瑕である。

扇風機の次に、エアコンディショナーが動作しなくなった。
夏を目前に控えて、ダブルパンチである。
エアコンは、ぜひにも新調しなければならないのだが、先に新しい扇風機を買った。
無名のメイカー製は避けて(2,500円ぐらいのものがある)、老舗のH社製を選んだ。


古い鉄アレイがある。
鉄アレイという言葉自体が古い。
今ならダンベル[dumbbell=音の出ない鐘の意]と呼ぶのだろうが、それを訳したのが唖鈴[アレイ=物言わぬ鈴]なのである。
筋力アップのトレイニングをするために、中学生の頃に買った鉄アレイを、今も持っているのである。
50年物の鉄アレイということになる。

こやつは、単なる鉄の塊の故に、なかなか劣化しない。
思いついて、色の塗り替えをした。


赤い鉄アレイに、まず銀色を下塗り

青っぽく写っているが、銀色の下塗り完了

4キログラムの重量を示すレタリングを作成中

文字を切り抜く

鉄アレイの「鈴」部分に貼付




黒色を重ね塗り。画面奥に見えるのは、古新聞の重し代わりの自転車ペダル

レタリング部すなわちマスキングテープを剥がしていく

完成。マスキングが完璧でないところは文字が滲んで見える(上のアレイ)


この鉄アレイ、4Kの文字の反対面を平らに削ってあるので、転がらない。
たまの筋トレに使う以外に、工作の際の「重石」がわりにも使えるのである。
 

2020/05/25

まちカメ3号購入記


Casey Neistat[ケイシー・ナイスタット]のと、そっくりなvlog[ヴログ]を作っている人が、日本にいる。
岸本康という映像作家で、アート・ドキュメンタリー(作品の制作過程を撮る)などを手がけている。
ナイスタットと同じサングラスで、ナイスタットと同じようにレンズの端に白縁をつけて、自撮りをしている。
ヴログのタイトルデザイン、BGMの選曲、タイムラプス映像の挿入など、まったく、まったく同じスタイルである。
本人が、ナイスタットを真似していると公言しているのだから、ま、ええけど。

それはともかく。
デジタル一眼レフカメラを買い換えた。
今まで所有していたNikon D60を処分して、現行機種D5600の中古品を手に入れた。
D5600は、D60やRX100とは違い、タイムラプス動画の撮影ができる。
間欠的にシャッターを切り、撮影した画像を自動的に動画として記録する。


D60一式。新品で購入して以来10年以上、これほどきれいに揃っているのは珍しくない?

D5600のボディのみ購入。見た目はD60にそっくり

これまた中古のズームレンズ(18-55mm)を装着


4年ほど前から、故郷の町の、まちづくり協議会にヴォランティアとして参加している。
協議会は、安全で・安心で・豊かな暮らしを醸成するための作業を行なっている。
そのためにメンバーが、ときどき街を歩いて、問題点のチェックをしている。
例えば、倒壊しそうなブロック塀がないか、とか、放置された空き家がないか、とか。
問題点の抽出以外に、街並の景観にも目を向け、魅力的であると住民が感じる場所等の記録も行なっている。

街歩きにはカメラの携帯が必須である。
撮影しながら、まち歩きをするのを「カメラウォーク」と協議会では呼んでいる。
以前は、そのカメラウォークにD60を持って参加していたのだが、最近はSONYのRX100をメインに使うようになっていた。
そこで、まち歩き持参カメラD60を「まちカメ1号」、RX100を「まちカメ2号」と呼ぶようになった。
まちカメ1号を引退させるので、新機D5600が「まちカメ3号」となるわけである。

前置きは、ここまで。
ええっ?

これからが購入記。
なぜ新品を買わないのか……経済的に余裕がないから
なぜD5600なのか……同様に、タイムラプス動画の撮影ができる、最下位レヴェルの機種だから
なぜまたNikonなのか……これは言うまでもなく、既存のレンズ資産が活かせるから

ご多分にもれず、まずはウェブで調べることから始めた。
D5600は発売から2年経つが、現行機種である。
以前にD5500という機種があり、その発展型と思われる。
すなわち、D5500の中古品も狙い目なのだが、タイムラプス動画の撮影はできないことがわかった。

いろいろ調べて、結局カメラのNのウェブサイトから、中古のD5600に発注をかけた。
(Nカメラの実店舗では、父子二代にわたって世話になっている)
品質は画像でしかチェックできないが、店が商品に対して付けているランクと販売金額の両方を考慮して決める。
ランクが高ければ価格も高いし、オンボロの中古なら、それなりに安い。
デジタルカメラの中古品を買うときの問題は、再販時点までに何回シャッターを切っているか分からないという点である。
あらかじめ設定された回数に達すると、デジタルカメラは寿命が尽きてしまうのである。
新品を買うに越したことはなく、中古品を買うのは賭けである。

購入前にチェックするために、実機を神奈川の店から、千里の店に回送してもらった。
気に入らなければ買わなくてもいい、というシステムになっている。
購入時にD60を下取りしてもらうこともお願いしておいた。

数日後、実機と対面。
Nカメラのランクでは、上から二番目だったが、見た目は新品同様である。
購入決定。
価格は5万円を、かなり下回っているが、さらなる値切りに成功。
さらに、D60の下取り査定は当初ゼロ回答だったのだが(12年前の機種なので、それが当たり前)、保証書をはじめ、元箱や付属品がきれいに揃っている点が奏功して、1,000円になった。
こういう、店員と客のやり取りが、大阪っぽいところである。

レンズやアクセサリーは既存資産を、ほぼ流用できるのだが、ホットシューのカヴァ(外付けのストロボを取り付ける部分をおおう蓋)がなかったので、ヨドバシカメラのウェブで注文(168円)、メイル便(無料)で送ってもらった。
もうしばらく、Nikonとのお付き合いが続きます……


▼D5600で撮影したタイムラプス動画(流れる雲)
https://youtu.be/Ux4_hR3P-mk
 

2020/05/24

正金のプチナイフ


物持ちがいいので……いや、物が捨てられないという方が正しいでしょうか。
一時はコンピュータが大小七台も部屋にあった。
しかも、購入時の元箱も保存してあったので、それらの占有スペースは非常に大きかったのである。
コンピュータは、その後ネットオークションで売却したり、リサイクル業者に引き取ってもらったりして、数を減らした。
オブジェとして成り立つ、美しいデザインのものが多かった。
宝の持ち腐れ、泣く泣くの「断捨離」である。

断捨離といえば、建築資材メイカーのサンワカンパニーが、収納用の家具も開発しているのだが、その商品名が「ダンシャーリー」というのである。

それはともかく、「正金のプチナイフ」が、お題であった。
正金は、MASAKANEと読む。
今から40年ほど前に、神戸元町センター街の「菊秀(きくひで)」という、刃物・金物を扱う店で、正金の牛刀とプチナイフを買った。
何をするのも、まずは道具選びから始めるのが、我がスタイルである。
菊秀のショウケースで見た正金の包丁は「デザインがよかった」。

源正金は、その昔横浜で初めて西洋包丁の製作を行なったということである。
正金の和包丁には、縦書きの「源正金」という銘が打たれていたのだが、牛刀やプチナイフには、
MARQUE DÉPOSÉE MASAKANE JAPON
とフランス語で刻まれ(登録商標:正金・日本の意)、ハンマーを振り上げた腕のロゴマークと、○の中に「金」の文字が入った印に挟まれていた。

買ってから40年、牛刀は事情があって、すでに人手にわたり、手元にプチナイフだけが残った。
料理好きではないので、あまり使っていなかったが、久しぶりに研いだ。
今さらながら、ナイフをよく見てみると、ハンドルの木部がナイフの金属よりも大きいところがあるのが、わかった。
2枚の木の板でナイフの持ち手を挟んでいるところに凹んだ溝ができていて、そこに錆びや汚れが、たまっている。
刃を研ぐついでに、ハンドルもきれいにしようぢゃないの!



刃渡り12センチ、全長22センチのプチナイフ

ハンドルの木部の方が大きく、溝ができている

木部をカッタナイフで削る

サンドペイパで平滑にする

切削と研磨終了

木部にワトコオイルを塗り込んで、乾燥中

一丁上がり

2020/05/23

劣化キャスタ


自室にホームエレクタの棚が六つある。
エレクタというのは、鉄のワイヤを溶接して作った枠(フレイム)を鉄柱に固定して、棚を形成するものである。
店舗の商品陳列棚に使われることが多いが、その家庭版と言えるのがホームエレクタである。

自室のホームエレクタの支柱にはキャスタが取り付けてあるので、棚ごとゴロゴロと位置を移動させることができる。
……できるようになっていたのであるが、キャスタが駄目になった。
キャスタの車輪の素材はウレタンゴムなのだが、経年劣化して外側から崩壊し始めたのである。
新品に買い換えればすむものを、費用をケチって、修理できないものかと考えた。


ボロボロに崩れたキャスタと交換用に買った車輪(左)


まずは、車輪だけを交換する方法。
インタネットで調べて、モノタロウのウェブサイトなどもチェックしたが、手っ取り早く最寄りのホームセンターで購入。
とりあえず1個だけにして、現物合わせを行なう。
ホームエレクタの棚の一つをジャッキアップして(大変危険!)キャスタの一つから車輪を抜き取って、比較した。
車軸径が合わず、交換は断念。

次に、車軸径を基準にして、車輪の検索のし直し。
該当品なく、断念。

また次に、キャスタごとの交換を検討。
キャスタを鉄の支柱にねじ込んでいるボルトの見本を持って、ホームセンターへ。
そこにある、どのボルトとも規格が合わず、断念。
これで諦めて、エレクタ純正のキャスタを買えばよかったのに。

アメリカの有名なヴロガー(vlogger)に、ケイシー・ナイスタット(Casey Neistat)という人がいる。
この人がニューヨークのオフィスで使っていたテイブルに、スケイトボード状の足が付いているのを、YouTubeで観たのである。
これを真似て、エレクタの足を自作することにした。

外出自粛を要請される中、またホームセンターへ。
板材1本・小キャスタ8個・スクリュウを購入。


上等すぎるヒノキ板

結局、地べたで切断。粉まみれ!

50センチに切った板片の角を、ジグソウで切り落とす

これが「スケイトボード」の本体となる

切り落とした角を、滑らかにする

角を丸めたもの(上)と未処理分


キャスタの位置決め

エレクタの支柱が入る穴を掘る

止め穴が掘れるドリルビット

「穴掘り」完了

キャスタ取り付けの下穴を空けて、塗装(ワトコオイル)
キャスタの取り付け。スクリュウの色が揃わず


キャスタの取り付け完了


積載物を、ほぼ取り除いたエレクタ棚

いよいよ劣化キャスタを取り外す

「スケイトボード」への載せ替え完了

ボードの上に物が置ける


結論:かかった手間隙および費用を考慮すると、純正キャスタを買って取り替えた方がよかったよ……