2020/05/25

まちカメ3号購入記


Casey Neistat[ケイシー・ナイスタット]のと、そっくりなvlog[ヴログ]を作っている人が、日本にいる。
岸本康という映像作家で、アート・ドキュメンタリー(作品の制作過程を撮る)などを手がけている。
ナイスタットと同じサングラスで、ナイスタットと同じようにレンズの端に白縁をつけて、自撮りをしている。
ヴログのタイトルデザイン、BGMの選曲、タイムラプス映像の挿入など、まったく、まったく同じスタイルである。
本人が、ナイスタットを真似していると公言しているのだから、ま、ええけど。

それはともかく。
デジタル一眼レフカメラを買い換えた。
今まで所有していたNikon D60を処分して、現行機種D5600の中古品を手に入れた。
D5600は、D60やRX100とは違い、タイムラプス動画の撮影ができる。
間欠的にシャッターを切り、撮影した画像を自動的に動画として記録する。


D60一式。新品で購入して以来10年以上、これほどきれいに揃っているのは珍しくない?

D5600のボディのみ購入。見た目はD60にそっくり

これまた中古のズームレンズ(18-55mm)を装着


4年ほど前から、故郷の町の、まちづくり協議会にヴォランティアとして参加している。
協議会は、安全で・安心で・豊かな暮らしを醸成するための作業を行なっている。
そのためにメンバーが、ときどき街を歩いて、問題点のチェックをしている。
例えば、倒壊しそうなブロック塀がないか、とか、放置された空き家がないか、とか。
問題点の抽出以外に、街並の景観にも目を向け、魅力的であると住民が感じる場所等の記録も行なっている。

街歩きにはカメラの携帯が必須である。
撮影しながら、まち歩きをするのを「カメラウォーク」と協議会では呼んでいる。
以前は、そのカメラウォークにD60を持って参加していたのだが、最近はSONYのRX100をメインに使うようになっていた。
そこで、まち歩き持参カメラD60を「まちカメ1号」、RX100を「まちカメ2号」と呼ぶようになった。
まちカメ1号を引退させるので、新機D5600が「まちカメ3号」となるわけである。

前置きは、ここまで。
ええっ?

これからが購入記。
なぜ新品を買わないのか……経済的に余裕がないから
なぜD5600なのか……同様に、タイムラプス動画の撮影ができる、最下位レヴェルの機種だから
なぜまたNikonなのか……これは言うまでもなく、既存のレンズ資産が活かせるから

ご多分にもれず、まずはウェブで調べることから始めた。
D5600は発売から2年経つが、現行機種である。
以前にD5500という機種があり、その発展型と思われる。
すなわち、D5500の中古品も狙い目なのだが、タイムラプス動画の撮影はできないことがわかった。

いろいろ調べて、結局カメラのNのウェブサイトから、中古のD5600に発注をかけた。
(Nカメラの実店舗では、父子二代にわたって世話になっている)
品質は画像でしかチェックできないが、店が商品に対して付けているランクと販売金額の両方を考慮して決める。
ランクが高ければ価格も高いし、オンボロの中古なら、それなりに安い。
デジタルカメラの中古品を買うときの問題は、再販時点までに何回シャッターを切っているか分からないという点である。
あらかじめ設定された回数に達すると、デジタルカメラは寿命が尽きてしまうのである。
新品を買うに越したことはなく、中古品を買うのは賭けである。

購入前にチェックするために、実機を神奈川の店から、千里の店に回送してもらった。
気に入らなければ買わなくてもいい、というシステムになっている。
購入時にD60を下取りしてもらうこともお願いしておいた。

数日後、実機と対面。
Nカメラのランクでは、上から二番目だったが、見た目は新品同様である。
購入決定。
価格は5万円を、かなり下回っているが、さらなる値切りに成功。
さらに、D60の下取り査定は当初ゼロ回答だったのだが(12年前の機種なので、それが当たり前)、保証書をはじめ、元箱や付属品がきれいに揃っている点が奏功して、1,000円になった。
こういう、店員と客のやり取りが、大阪っぽいところである。

レンズやアクセサリーは既存資産を、ほぼ流用できるのだが、ホットシューのカヴァ(外付けのストロボを取り付ける部分をおおう蓋)がなかったので、ヨドバシカメラのウェブで注文(168円)、メイル便(無料)で送ってもらった。
もうしばらく、Nikonとのお付き合いが続きます……


▼D5600で撮影したタイムラプス動画(流れる雲)
https://youtu.be/Ux4_hR3P-mk
 

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