2020/05/10

スコヤを探して


外出の自粛を一時中断して、買い物に出かけた。
運動を兼ねて、MTBで走る。
この場合、MTBとは「MTB-like Town-riding Bike」のことであり、本来は山道を走るためのバイク(自転車)を、街乗り用にアレンジしたものである。

まずは、チェインに潤滑油をくれてやる。
コマ一つおろそかにせずに一周注油することが肝要である。
注油前にはチェインをから拭きして、ゴミを取り除いておく。
注油したら、スプロケットを全段空回しして、潤滑油を行きわたらせる。

次に、タイヤに空気を補給する。
空気を入れすぎると、チューブが破裂する恐れがある(経験あり)。
空気が足りないと、乗り心地はソフトになるが、接地面が大きくなって、走行効率は下がる。
ものすごく足りないと、チューブはリムと路面にはさまれて、パンクする可能性が大きくなる。
適度の弾力を確保しつつ「パンパン」に近い状態になるように、空気を入れる。
タイヤの接地面積が小さいほど、摩擦が小さくなって、運動効率がアップする道理である。

チェインとタイヤに世話を焼いてやると、バイクの走りが良くなる。
どれぐらい良くなるかというと、シフト一段分ぐらい、軽くなるのである。


愛車は1999年型のアメ車をカスタマイズしたもの。尾灯以外、銀と黒のカラリング



自転車なら、人と接触することなく移動ができる。
本日の目的地は、箕面・船場東にある「Buff Stock Yard」。
週末しか営業しない、と思っていたので日曜日に出かけてきたのだが、月曜日も営業日であった。
アメリカから大量に仕入れるガラクタに、超高い値付けをして売る店である。


倉庫をそのまま店舗にして営業している

ガラクタ満載のエントランス


スコヤを求めているのであった。
スコヤとは大工が使う直角定規のことで、square(スクエア)という言葉が訛ったものと言われている。
実際に、店で「スコヤを探しています」と言うと、店員が「スクエアですか?」と聞き間違えてくれたのだが、彼はそれが何を意味するかは、ご存知なかったのである。

結局、店内を渉猟してスコヤを見つけたが、求めていた金属(アルミ)製ではなく、樹脂製のものであった。
国内のホームセンターなどで見かけたことがないのは、目盛りがセンチ刻みではないからだろう。
ついでにスタンリーのメジャーも買った。
これも、ホームセンターではお目にかかれないブランドである。


本日の「戦利品」(金払たけど)3点


色といい、フォルムといい……


アンティークのテープディスペンサも、形に惚れて買ってしまった。
おいおい、セロテープなんか、今どき使わんやろ!

なんやかんやで、1万円以上も散財することになった。
しかし……
自分の体で風を切って走るのは、気持ちいい!
 

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