2020/05/28

鉄アレイを塗り替え


支柱の根元が折れたリビング扇風機(M印製)


劣化の連鎖というべきか、我が家の電化製品が次々とダメになり始めている。
冒頭の写真の扇風機は、R品計画がデザインをして、無名の電機メイカーが製造したものである。
支柱の根元に、最初は小さなひびが出来て、それが日を追って広がり、ついに折れた。
折れた部分を見て判るように、あの重そうな頭を支えるにしては、パイプの肉厚が薄過ぎやしないか……と思われるのである。
強力な接着剤をもってしても補強などできない瑕である。

扇風機の次に、エアコンディショナーが動作しなくなった。
夏を目前に控えて、ダブルパンチである。
エアコンは、ぜひにも新調しなければならないのだが、先に新しい扇風機を買った。
無名のメイカー製は避けて(2,500円ぐらいのものがある)、老舗のH社製を選んだ。


古い鉄アレイがある。
鉄アレイという言葉自体が古い。
今ならダンベル[dumbbell=音の出ない鐘の意]と呼ぶのだろうが、それを訳したのが唖鈴[アレイ=物言わぬ鈴]なのである。
筋力アップのトレイニングをするために、中学生の頃に買った鉄アレイを、今も持っているのである。
50年物の鉄アレイということになる。

こやつは、単なる鉄の塊の故に、なかなか劣化しない。
思いついて、色の塗り替えをした。


赤い鉄アレイに、まず銀色を下塗り

青っぽく写っているが、銀色の下塗り完了

4キログラムの重量を示すレタリングを作成中

文字を切り抜く

鉄アレイの「鈴」部分に貼付




黒色を重ね塗り。画面奥に見えるのは、古新聞の重し代わりの自転車ペダル

レタリング部すなわちマスキングテープを剥がしていく

完成。マスキングが完璧でないところは文字が滲んで見える(上のアレイ)


この鉄アレイ、4Kの文字の反対面を平らに削ってあるので、転がらない。
たまの筋トレに使う以外に、工作の際の「重石」がわりにも使えるのである。
 

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