2014/06/17

役立たずのシステム


2014 FIFAワールドカップ試合結果
▼グループE
スイス 2-1 エクアドル
得点者:メフメディ、セフェロビッチ、E・ヴァレンシア
フランス 3-0 ホンデュラス
得点者:ベンゼマ(2)、バジャダレス(OG)
▼グループF
アルゼンチン 2-1 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
得点者:メッシ、コラシナッチ(OG)、イビシェヴィッチ
イラン 0-0 ナイジェリア
▼グループG
ドイツ 4-0 ポルトガル
得点者:ミュラー(3)、フンメルス
ガーナ 1-2 アメリカ
得点者:アユー、デンプシー、ブルックス

フランス対ホンデュラスの試合前、両国国家演奏されず。
そのまま陣地決めの手続きを終えるが……
キックオフの時間が指定されているため、両チームはフィールドで対峙したまま待ちぼうけ。
ベンゼマのシュートがゴールポストに当たってはね返り、それをGKのバジャダレスが取り損ねてオウンゴールとなったのだが、判定がいかにもお粗末だった。
ワールドカップでは今回から採用されたGLT(Goal-line Technology:ボールがゴールインしたかを判定するシステム)は、ゴールを7方向から撮影して判定するものだ。
そう教えられるまでは、ゴールのフレームにセンサーが仕込まれているものだと思っていたが、要するに競馬の着順を見る写真判定と同等のローテクだったのだ。
GLTは、ベンゼマのシュートがポストにはね返った直後の画像をノーゴールと判定したものの、GKがボールを押さえた瞬間を即座に判定できずにいた。
ひょっとして撮影できていなかったのか……?
という疑惑さえ招いた。
主審がゴールインを宣告したのだが、中継放送のリプレイを見る限りゴールインではなかった。

フットボールは、大きなフィールドで、大きなボールを足で扱い、広いゴールに入れる競技だ。
大ざっぱなものだと思われがちだが、まったくそうではない。
繊細な技術を駆使して、正確にプレイしなければ成り立たず、ゴールは生まれない。
その明らかな証拠がイラン対ナイジェリアの試合だった。
雑。

 

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