Arduinoを利用して開発した電子バナーその1は、プロトタイプより先には進んでいない。
とりあえず、ここまでのところをまとめてみる。
……職業訓練を受けていたときの実習成果発表を思いだす。
まずは手描きによるアイディアスケッチ。
左に見えているボードがArduino(アルドゥイーノ) |
材料はできるだけ自宅在庫品から選択する。
費用節約のためである。
バナー本体には、厚さ0.75ミリのPP(ポリプロピレン)シートを使う。
自転車のホイルカバーを作る目的で、以前購入していたものだ。
カッターおよび料理用はさみにて、部材の切り出し。
InDesignで作っておいた型紙を両面テープでシートに貼り付けておいた。
これをもとにして、LEDの両脚が通る穴も明ける。
穴明けまで終了した状態 |
使用した型紙 |
LEDを一つずつ植えていく |
「田植え」完了 |
裏面 |
8×8のマトリクスになるように、脚を折ってハンダ付け |
配線して、またハンダ付け。末端にはピンヘッダをつける |
制御部(Arduino)と電源部(単三形電池×2)への仮配線 |
実際には背面パネルに設置される |
スペーサーを入れて、パネルとの密着を避ける |
前面と背面パネルを合体させて完成 |
プロトタイプには側面パネルを設けていない |
前面のビスも黒いものにしたいところだ |
テストランを携帯電話のカメラで撮影した。
表示されるのは「Emigre 8」というフォントで、タテ8個のスクエアドットで構成されており、8×8のマトリクスにはうってつけだ。
フォントを実装するのではなく、1文字ずつビットマップを作成した。
「... SPIRIT OF GAMBA IN YOUR HEART ... 」という文字列が流れている。
これぐらいの長さ(マスの個数にして256)しか表示できないのが残念。
スタジアムにも持ち込んでテストしたが、パフォーマンスが低くて使い物にならず。
LEDをもっと大きいもの(プロトタイプは5ミリ角)にすれば、もっと明るくもっとサイズの大きい文字が表示できるものと思う。
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