2020/04/16

その名前言いたくないね


「この人、知能が低いのとちゃう?」
この辛辣な言葉は、母の口から出たものである。
この人とは誰か。
母は続けて、
「岸(信介)は、どやったんかねえ?」

いきなり、そこまで遡るんかい。
晋太郎てゆう人もおったで。
藤浪(阪神)とは違うがな。
そもそも、うちのおかんが言うには……


まあ、それはともかく。
ここに入力するのも忌まわしいもの(ハリー・ポッターの「名前を言ってはいけない人」のようでもある)の蔓延を食い止めるため、緊急事態宣言が発令された。
……とは言うものの、人は何かしら必要があるから出かけるのであるし、健康維持のための散歩は許されるとなると、人出を八割減らすのは、無理でしょうよ。

デイサービスに出張した帰途、『本の雑誌』の5月号を買った。
図書館は閉めているのに、書店は開いている!
本を生活必需品とみる向きもあろうが、『本の雑誌』のある棚の周辺にでき上がっていた、心ない立ち読み人たちによる「密」状態を回避するためには、閉めておいてもらった方がよかったと思う。

理美容院も営業している。
散髪をする頃合いなのだが、散髪屋に行くのは気がひける。
それならば自分で、とバリカンを買いにホームセンターに行った。
ここも店を開けているクチである。
自分のことを棚にあげて言うが、買い物客で賑わっている。
平日の昼間である。
レジの列では、隣の列の客と肩が触れ合う状態が、できていた。

マスクは、依然として入手できていない。
雑誌『DIME(ダイム)』の付録のマスクが一つ、キープしてある。
現在使っている(使いまわしている)のは、医療用ではなく、工事現場で使う防塵用のマスクだ。
自室で工作をするときに着けていたもので「烏天狗」のような風貌になる。

政府が、減収世帯への30万円給付策を、取り下げることになった。
ええっ、取り下げできるの?
それなら、マスクの配付も取り下げようよ。
推定1億枚のマスクは一般市場に放出して、売ってもらったらいい。
節約した400億円以上は、他に回しましょうよ。


公共交通機関が使えないときは自力で


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