2023/02/13

母の受難(二度目)

竹内まりやの歌が延延とリフレインしている。実際には音は聴こえていないけれど、まりやが歌っていて、そのメロディが脳内に流れている。歌詞が「判読」できないのは、脳が記憶していないからだろう。タイトルも思い出せない。後で調べたら「Plastic Love」と判った。YouTubeの検索窓に[竹内まりや ミックス]と打ち込んで、彼女の曲を片っ端から聴きまくるつもりだったのに、2曲目が件の曲だった。簡単すぎるやんか!

それはともかく。母が居室で倒れて、肋骨を折ってしまった。最初は打撲程度に思っていた。じっとしていると痛まないが、動作によっては激しく痛むので、日頃世話になっている外科医院で診察を受けた。私がフットサルの試合で手首を骨折したときに治療してもらった医院でもある。

まずはレントゲン撮影である。次にエコーをあてて診てもらったら、2か所の骨折が見つかった。肋骨骨折の治療は、たいがい「日にち薬」である。折れた所が自然に復元するのを待つしかない。肋の周りに巻くバンドと湿布薬をもらい、帰宅した。

母の骨折は3年前の大腿骨につづいて2回目である。前回は救急車で入院して、手術を行なうことになる大怪我だった。それに比べればましと言わざるを得ないが、心配は尽きない。

私も肋骨を折ったことがある、たぶん。というのは医師の診断を受けなかったからだが、自転車のタイヤが木の根っこを踏んで転倒し、ハンドルで脇腹を強打したのである。かなり痛むので、肋骨が折れていると自己判断して、静養に努めた。痛みは徐々に治まっていった。ところがある日、脇腹で「ペチッ」という大きな音がして、痛みがぶり返したのである。想像するに、ひびが入ったか折れたかしていた肋骨が、やっと元の位置に戻って音が出た、ということだったのだろう。その後痛みはとれて、また運動ができるようになったものである。


「これは……折れてますな」
















骨折箇所のエコー画像

















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