2013/01/03

正月ジャーナル


MISIAの『君には嘘をつけない』にのせて初ジャーナル。
Yahoo! のニュースで訃報を読んでPatti Pageに切り替え。
冥福を祈りつつ続行。

▼2013年元日。
キンキンに冷えたMTBに初乗り、実家まで走る。
ささやかなお節料理で新年を寿いだ後、雑煮をいただく。
元日は白味噌仕立てが我が家の習慣。
二日以降は澄まし汁に焼き餅を入れる。

午後2時からは大画面TVで全日本選手権大会決勝戦を観る。
濃い青のユニフォームのガンバ大阪対白い柏レイソル。
ガンバよ、こんなのろいスタートでいいのか。
相撲に例えると「ふわっとした立ち合い」。
レイソルも敢えてそれに合わせる。
ガンバにはボールを持たせておけばいい。
老獪なネルシーニョの、そんな思惑がうかがえる。

ポゼッション・フットボールという思想には大きな疑問符1がつく。
仮にポゼッション率が100パーセントに達したとしても、ボールを前に運んで相手のゴールに入れなければ試合には勝てないのがフットボールだからである。

盛り上がりを欠いたまま、0-1で試合終了。
松下電器のチームだった時以来、決勝戦で負けたことのなかったガンバが負けた。
2012年春に公式戦5連敗で始まったシーズンは、最後も屈辱で終了。

クラブは松波正信監督の退任(契約期間途中)と、HKこと長谷川健太氏の監督就任の発表を行った。
長谷川監督との契約期間は1年。
つまりJ2から再び昇格するまでを想定しているのだろう。
前にも書いたが、この人にチームの浮沈を託すのは甚だ不安だ。
清水エスパルスの監督を退任して放送局の解説者になってからの仕事っぷりを見たうえでの疑問符2。

試合が終わった後、弟夫婦も実家にやって来る。
弟は11日で53歳。
少し早いが、ケーキにロウソクを立てて誕生祝い。
夕食までの時間を麻雀で過ごす。
やがて半荘を終わって「すき焼き」に突入。
まずビールで乾杯。
前日近所のマーケットで見かけた「ハートランド」を衝動買い。
キリン製の瓶ビールだ。
飲酒するのは1年ぶりとなる。
夕食後、深夜までもう半荘。

▼お年玉。
目上に年玉とは失礼だが、母に最高額の図書カードを贈る。
弟と義妹にはB.T.オリジナルデザインのダイアリーノートを贈る。
義妹には色彩豊かな女性向け、弟には色数を抑えた男性向けの「差別的」デザインで。

▼正月二日。
毎年この日は墓参、その後初詣と決めている。
花を大量に買い、母と二人で地下鉄に乗り、谷町へ。
我が家の墓は数が多い。
九代以前のB.T.(Bは名跡)とその血縁者たちがここに眠っている。
一つにまとめて祀りたいが、自分の代でできそうにない。
先祖譲りの数珠を持ってくるのを忘れた!
近くの高津神社に初詣。
左手、右手、口を漱いで本殿へ。
賽銭を投入して二礼、二拍手して一礼。

地下鉄で長堀橋まで戻り、心斎橋まで地下商店街を歩く。
母がアクセサリー屋や鞄屋を素見す。
店員の息が酒くさい。
途中「御座候」を買い、再び実家へ行って、母と麻雀で遊ぶ。
夜になり、自宅まで歩いて帰る。

▼正月休みに読む予定の本たち
『屍者の帝国』(伊藤計劃×円城塔著、河出書房新社)
M市の図書館から借りた本。
この本には何十人と予約の列がついており、早く読んでしまわないといけないのだが、返却期限の6日までに読めるだろうか。
共著者の伊藤計劃はすでに亡い。
この人の名を横文字で「Project Itoh」と綴るのが洒落ている。
同工異曲で「武田理論:Theory TAQUEDA、通称テオ」を思いつく。

『本の雑誌』(2012年11月号)
勤務先の図書館から借りた雑誌。
8日返却期限、楽勝。

『償いの報酬』(ローレンス・ブロック著、田口俊樹訳、二見文庫)
M市の図書館から借りた探偵小説。
新刊なので予約の列ができている。
13日返却期限、ほぼOK。

『アメリカン・スタイル』(ボブ・グリーン著、菊谷匡祐訳、集英社)
勤務先の書庫で見つけた時代物のコラム集。
17日返却期限。

『リボンの騎士』(1〜5巻、手塚治虫作画、なかよし増刊、講談社)
勤務先から借りた漫画。
原作を読んでみたいとずっと思っていた。
17日返却期限。

『フット×ブレインの思考法 日本のサッカーを強くする25の視点』(文藝春秋)
近くの書店で買った本。

以上10冊。
自分には、積んである本をそれぞれ少しずつ「つまみ読み」する癖がある。
それは自ずと1冊に集束していくのが常なのだが、今回は『フット×ブレイン』だ。
返却期限の迫っているものから読め、と言うに。
 

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