2022/12/08

PK戦も一つの戦術に

日本代表チームの帰国後会見の一部を視聴した。そこで知ったのは、PK戦のキッカーを決める方法が、いつもと同じだった(監督が、選手および順番を決めず、選手に決めさせる)、ということだ。なんとゆーことだ。それだからPK戦に負けた、といっても過言ではあるまい。2010年の南アフリカ大会でベスト16となった日本は、南米のパラグアイと90分+30分の戦いの末、引き分けて、やはりPK戦で負けている。相手のパラグアイから、我われもベスト8に上がるまでに8大会かかったのだから、と慰め?られたという。とすれば、日本代表がベスト8に進出するのは、まだまだ先のことになる。強い敵を相手に90分で勝てず、延長戦でも勝てない試合を、し続けなければならない。疲労困憊の状態で、それでも先に進むためには、PK戦(に勝つこと)を戦術の一つに組み込んでおく必要がある。第一キッカー(先鋒)には、キックが上手く、絶対にゴールを決められると確信できる者を選ぶべきである。対クロアチアで最初に南野選手が進み出たときには(お前とちゃうねん)と直感した。知っている選手の中から選ぶとしたら、ここは堂安律である。途中で交代してしまったので、それは叶わなかったのだが。

堂安選手は日本代表のトップスコアラ(2点)であり、対クロアチア戦では先発出場した。これを「戦術:堂安」と呼ぶならば、その心は「先攻して点を取る」であり、対ドイツ・対スペインとは異なる戦い方だった。結果的に堂安は不発、「戦術:三苫」も奏功しなかったので、そんな時のために「戦術:決められるPK」を練っておかなければならないと思う。


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