買い物がてらcycleを、もらいに出かけた。いや、cycleのついでが買い物であった。cycleとは自転車が趣味の人たちに無料で配布されている情報紙「季刊紙サイクル」のことで、自転車ショップなど特定の店に配置されている。この近くではジャイアントストアで手に入る。文字通り台湾の巨人であるジャイアントのバイクは、世界最高品質ながらも価格が安い(つまりコストパフォーマンスが高い)ことで有名である。
つい最近、ジャイアントストアの近くにSPECIALIZED(スペシャライズド)というアメリカのメイカーのショップがオープンした。ついでに覗いていく。品揃えは一にMTB、二にクロスバイクという感じで、電動アシストとEバイクに注力しているジャイアントとは対照的だった。「何かお目当てのものでも、ありますか」と店員さんが常套句で攻めてくる。特にない。ちょっと見に寄っただけ。スペシャライズドは1台所有していて興味がある。「何というモデルですか」答えても、若い店員からは反応が返ってこない。モデルが古すぎるのだった……
スペシャライズドショップから退散して、近くの超市場(スーパーマーケット)Lへ。果物(ミカンやリンゴ)が欲しかったのだが、値札を見て断念する。食パンが安かったので、二袋買ってしまう。店内を歩いていると「業務連絡、100番です」という放送がかかる。売り場に並らべるための新しい品物が入荷した、という符牒である。従業員は、これを聴いて荷下ろし場へと急ぐのだった。
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