2022/12/09

本が届いた。

今日は、本の雑誌増刊『文庫王国2023』の発売日である。手元には本の雑誌社さんから贈られた一冊が、すでにある。拙稿が採用されたので、その掲載見本誌を送ってくださったのである。タイトルは2023だが、中身は2022年度の文庫本のベストカタログである。すなわち、いろんなジャンルの文庫本から、さまざまな書評家の方たちが選んだタイトルたちが、どどどどみそど……と並らべられているのである。

ちなみに、翻訳ミステリ専門の拙者が選んだ2022年度のベストワンは『キュレーターの殺人』(M. W. クレイヴン著/東野さやか訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)。文庫本にして1,386円は、ちいと高いけれども、それぐらいの価値はある。ベストツーは『奪還』(リー・チャイルド著/青木創訳/講談社文庫)。これまた上下巻合わせて2,200円もするのだけれど、ジャック・リーチャーのシリーズとあっては、買わずにはいられない。いやー翻訳ミステリって、ほんとにいいもんですね(©水野晴郎)。




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