2022/10/31

国葬のシナリオ

とあるG7の構成国で、首相が不慮の死を遂げた。

後継首相が音頭を取って、元首相の国葬が行なわれることになった。

国葬にはG7の首脳が参列する(ロシアの大統領は招かれない)。

この首脳たちをテロリストが狙う。

というのが映画『エンド・オブ・キングダム』のシナリオである。

アメリカの映画なので、大統領を警護するシークレットサービスを主人公にして描かれているが、2016年に、こんな映画が製作されていたとは知らなんだ。

作中の日本の扱いが、いかほどかを観よ。


それはともかく。

同じ2016年作の『ザ・コンサルタント』も超面白い。

原題はThe Accountantで、主人公が、まさに会計士だから、コンサルタントというタイトルはないやろう、と思うのであるが、『ジ・アカウンタント』とか言うても日本の人には馴染みがないやろうと忖度して映画会社が命名したのだろう。

日本語のタイトルでええぢゃないか、『闘う会計士』なんか、どうよ。

この映画、もともとは三部作として企画されていたので、評判もよかったし、ということで続編とゾクゾク編を作るらしい。

主演は、ベン・アフレック。

ケイシーの兄である。

この兄弟二人で合計3回、アカデミー賞を獲得している。


2022/10/30

ウィンスレット、最高!

映画のこと以外で、書くことを思いついたのに、忘れてしまった。

まあ、よくあることだ。

すぐアウトプットしておかないのが、いけない。


ケイト・ウィンスレットという女優が大好きである。

かの有名な『タイタニック』で主演した、少しぽっちゃりとした身体を話題にされる、あの女優さん。

その後、数多(あまた)の作品に出演し、数々の映画賞で受賞し、アメリカのアカデミー賞にも何度もノミネイトされ、2008年に『愛を読むひと』の演技で主演女優賞を獲得した、名優の中の名優である。

確かに、ヌードになった姿を観ると、がっかりするが、裸の演技を期待しているわけではないのである。

U-NEXTで、これまでに観た作品は『オール・ザ・キングスメン』『スティーブ・ジョブズ』『素晴らしきかな、人生』。

『オール…』ではルイジアナの上流階級子女、『…ジョブズ』ではAppleやNeXTでマーケティング担当役員だったジョアナ・ホフマン役、『素晴らしきかな…』では広告代理店の役員を演じている。

私生活では結婚3回、それぞれで一人ずつ子どもを、もうけている。ちなみに二人目の夫は『007/スペクター』の監督であるサム・メンデスであった。俳優レオナルド・ディカプリオとは『タイタニック』で共演して以来、非常に親密であるが、恋愛関係に発展する気配は、まったくないのである。


2022/10/29

脳力の衰えとレイチェル・マクアダムス

ウェブログのレイアウトを若干変更した。

全体の幅を狭くして一行あたりの文字数を減らし、可読性を高めた。

それにしても……Bloggerは使いにくい。

エディタにしても、改行すると何故これほど行間が開いてしまうのか?


ほぼ毎日1、2本の映画を観ていると、脳内で混乱が起きる。

脳力の衰えもあって、多くの情報量が処理できないようだ。

簡単にいえば「頭の中がゴッチャになっている」のである。

同じ俳優が別々の映画に出演していることも、その原因の一つである。

たとえば『さらば愛しきアウトロー』に出ていたケイシー・アフレックを『インターステラー』でも観たし、レイチェル・マクアダムスがリチャード・カーティス監督の『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(2010)とロジャー・ミッシェル『恋とニュースのつくり方』(2013)に出ているのを観た。

各俳優の出演シーンが思い浮かぶが、そのシーンがどの映画のものだったか……?と考えてしまうのである。


ちなみに、『さらば愛しきアウトロー』というのはロバート・レッドフォード引退前の最終出演作。『アバウト・タイム…』は、特殊能力を有する男性主人公の恋愛ドラマ。『恋とニュース…』はテレビ局で朝の情報番組を制作する女性の話で、ハリソン・フォードが重要な役に配されているが、完全なミスキャストだと思う。自分がキャスティングするなら(あり得んが)この役には絶対に「ジャック・ニコルソン」を、あてたい。

 

2022/10/28

ヴァル・キルマーとディアスポラ

ディアスポラというのは聞くところによると、ユダヤの民が国を追われて離散してしまったことを指すらしい。

これをSF(サイエンス・フィクション)の世界では、地球外移民の意味で使う。

すなわち、隕石の衝突や環境の破壊によって人類が地球に住めなくなり、他の惑星に移住するという話である。


ディアスポラがテーマのSF映画を2本、U-NEXTで観た。

一つは『レッド・プラネット』、赤い星というからには、当然火星の話である。

この映画にヴァル・キルマーが出演している。

『トップガン』でマヴェリックのライバル役アイスマンを演じた俳優であり、『トップガン:マヴェリック』でも(過去の回想場面ではなく)続演した、ただ一人の俳優である。


もう一本のディアスポラは『インターステラー』。

監督は『バットマン』シリーズでも知られるクリストファー・ノーラン、映像づくりにこだわりの強い作家である。

出演者は、

エレン・バースティン

マシュー・マコノヒー

ジョン・リスゴウ

アン・ハサウェイ

マイケル・ケイン

ウィリアム・ディヴェイン(1シーンだけ)

ケイシー・アフレック

マット・デイモン

など、錚々たるキャストである。

一見してエレン・バースティンがその人であることを認識できるのは、年季の入った映画ファンだけだろう。


ちなみに、マット・デイモンが画面に現われたときには(火星で苦労して地球に帰還したのに*、また別の星に来たんかい)と、思ってしまった。

*マット・デイモンは『オデッセイ』(原題:Martian)という作品では火星にしばらく滞在する科学者の役を演じたのである。


2022/10/27

ミニマルになるiPhone

Apple社製のタブレット端末iPadの新モデルが、USB Type-Cのコネクタを装備する、というのは既定の事実である。

これを機に、iPhoneのコネクタもType-Cに移行するのかと思いきや……

iPhoneからはコネクタ自体が無くなる、という噂がある。

iPhoneからは、すでにイアホンジャックが取り除かれていて、ワイアレスのイアホンしか使えない仕様になっている。

充電もワイアレスだけで行なうように、変更されるのだろうか。

ありそうなことではある。

余計なものはつけないというジョブズの哲学が、携帯電話からキーボードを取り除いたし、ジョブズが作った「ホームボタン」でさえも取り除かれた。

やがては充電池と電源スイッチもなくなって、太陽光で作動するようになるかも知れぬ。

絶対に取り除けないのは、マイクとスピーカだけだ。

それがなければ、もはや電話(Phone)とは呼べない。


2022/10/26

円安とType-Cと紙のウラ表

マティアスのMacintosh用キーボードがチャタリングを起こすようになったが、メイカー修理に出すと数千円の費用がかかるとわかった。

該当するキースイッチを、取り替えるそうだ。

このキーボードは以前にも、別のキーで同様の症状が出ている。

その時は保証期間内だったので、無償で修理ができたのである。


二度あることは三度あるという訳で、修理に出すのはやめにして、キーボードを新調することにした。

しかし、Macintosh用のキーボードで、しかもキーセットがUS配列のものは、市場にあまりないのである。

そもそも純正のキーボードがお粗末なので、こういう状況になっているのである。


Amazonで、よさそうなのが見つかったので、注文した。

届いた荷を開封してみると、カタログ(Amazonのサイトに表示されている写真および商品説明文のこと)とは異なる状態のものだったので、返品した。

Amazonでの買い物においては、頻繁に起こる出来事である。


さらにネットを渉猟して「Keychron(キークロン)」という香港のメイカー(本社オフィスが在香港で、製造は中国本土)を見つけた。

Macintosh用であり、メカニカルスイッチで、外観のデザインも洗練されている。

Keychron公式のオンラインストアで発注すると、ブツが中国から送られてくるシステムだ。

個人で輸入するようなものである。

折しも円が1ドル110円台から128円へと安くなっていた時期で、おまけに輸送費も(Amazonに比べれば)かさむので躊躇したが、他に目ぼしい選択肢は、なかった。

結果的に、Keychronはマティアスよりも打ちやすいキーボードだったし、円も今や1ドル145円を超える安値なので、128円のレベルで買えたことは、よかったと思う。


有線のキーボードを注文したのだが、わざわざ有線にするのには理由があって、OSをゼロからインストールする時に、無線接続のキーボードは認識されないからである。

Keychronのキーボードのケーブルは、PC側がUSB Type-A、キーボード側同じくType-Cである。


さて、USBのType-Cについてである。

Type-Cの端子には表裏の別がないが、どちら向けに挿入しても信号伝達能力に差はないか、という疑問を持つユーザが、おられるらしい。

これに対する、あるメイカーの返答は、

1)表裏の別は、ある

2)能力に差は、ない

というものだった。

つまり、端子の中にあって外からは見えない小さな基盤に、微小な電子部品がハンダ付けされている側が「表」にあたるという。

繰り返すが、外からは見えない。

どちら向きに挿入してもOK。


ところで、Apple社からiPadの新機種が発表されたばかりだが、充電器などの周辺機器との接続を、従来のLightning(ライトニング)から変更して、USB Type-Cで行なうことになったそうだ。

Lightningの方が優れているのに、と思うのは、Lightningの端子を挿入すると、クリック感があり、しっかりと接続ができたように感じられるからである。

これは、USB Type-Cの端子にはないノッチを、Lightningが装備していることによる。


Lightning端子にもUSB Type-C端子にも表裏の別はないが、紙にはウラ表がある。

紙は、ドロドロになった状態のパルプを金属のネットの上に平たく広げて作るのだが、ネットに当たった側には、格子状になった凹凸が生じる。

こちら側が、紙のウラである。

なお、わざわざ「ウラ表」と表記するのは、裏という漢字が表と混同されないようにする、印刷屋の暗黙のルールである(どの印刷屋でも、そうだとは限りません)。


2022/10/25

(承前)007は死なない

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で主演を務めるのは、ダニエル・クレイグという俳優である。

クレイグが新たに配役された時、彼の明るい色の髪・青い眼がジェイムズ・ボンドのイメージに、そぐわない、と世間からブーイングを浴びたという。

初代を務めたショーン・コネリーのイメージが、あまりにも強かったのだろう。


ダニエル・クレイグはジェイムズ・ボンド役の映画を5本撮って、降板する。

最初から、そのような契約を映画会社と結んでいたと思われる。

YouTubeなどで、次のボンド役者を想定して作られた、まるで予告編のような、複数の動画を観ることができる。

ただし、007号(日本ではゼロゼロ・セヴンと呼ぶが、本来はダブルオウ・セヴンである)を務めるのが女性であったり、黒人である想定は、まだ、されていない。


『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を観て、その前作の『007/スペクター』を観ていないことに気付いた。

実は、クレイグ主演で撮った5本の007作品は、一つながりの長い物語になっているのである。

という訳で、逆順になったが『007/スペクター』をU-NEXTで観た。

この映画を監督したのはイギリス人のサム・メンデス。

ケイト・ウィンスレットの元夫である。


007のシリーズは、また新たな監督と新たな配役によってリブートするだろう。

『バットマン』のように、繰り返し、繰り返す。

 

2022/10/24

007は死なない

せっかくの無料見放題なので……映画ばかり観ている。

U-NEXTで無料で観られる作品の中に、有料のものが混ざっている。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(原題は単に、No Time To Die)は、その一つだ。

タイトルは「死ぬ暇はない」と訳すことができる。

英題の発音を片仮名に置き換えるだけの邦題には、芸がない。


ちなみに、007の映画シリーズには死ぬ(die)と生きる(live)の語が入ったタイトルが、他にもある。

▼You Only Live Twice(1967)※日本が舞台となった作品

邦題:007は二度死ぬ/主演:ショーン・コネリー

これは、悪の組織スペクターの首領ブロフェルドが言う、象徴的な台詞に因むタイトル。

ブロフェルドは膝の上の猫にたとえて(a cat has nine livesという諺がある)一度は死を免れても、二度はないぞ、と言っているのである。

▼Live And Let Die(1973)

邦題:死ぬのは奴らだ/主演:ロジャー・ムーア

原題を訳すれば「(自分は)生きよ(他は)死なせよ」なので、「死ぬのは奴らだ」というタイトルは、気が利いていると思う。

▼Tomorrow Never Dies(1997)

邦題:トゥモロー・ネバー・ダイ/主演:ピアース・ブロスナン

芸のないタイトル、その2である。

「明日という日は必ず来る」という意味ですな。

それで想い出したのが『俺たちに明日はない』(原題はBonnie And Clyde)である。

▼Die Another Day(2002)

邦題:ダイ・アナザー・デイ/主演:ピアース・ブロスナン

「他の日に死ね」と、おっしゃいますか。


スパイも年老いるし、危険な職業ゆえ若死にすることもあるだろう。

ジェイムズ・ボンドも、毎度絶体絶命という状況に追い込まれるのだが……

エンドロールの末尾には、いつも「James Bond Will Return」の文字がある。


2022/10/23

36年前のトップガン

『TOPGUN: MAVERICK』を観たら、前作も観たくなった。

U-NEXTを利用すれば、今のところ無料で観ることができる。


自宅で観ることの利点は、視聴の途中で休憩できること、と書いた。

もう一つ、エンドロールをじっくりと読むことができる、ということがある。

『スター・ウォーズ』以来、出演者・製作スタッフの部門と名前、使用された楽曲名、などなどが、ずらずらと列記されるようになった。

長いものは10分にも及ぶので、これを映画館で観る(読む)のには支障がある。

観客は本編が終わると、すぐに席を立ち、帰り支度を始めてしまう。

落ち着いて座っていられないし、かえって迷惑をかけてしまうことになりかねない。

ヴィデオや配信動画であれば、途中でスクロールを停止させたりして、エンドロールの細部までを確認することができるのである。


エンドロールは……興味深い!

スタントマンの名前も書いてあるし、セット撮影の際に使った背景の画家の名前も書いてある。

ロケーション撮影に使った場所も書いてあるし、仕出し弁当屋の名前まで書かれている。

映画の中で使った小道具の提供元(タイアップしている場合が多い)も分かる。


もちろん、出演者(CAST)の名前が真っ先に表示される。

ある時、一人の俳優の名前が目についた。

(いったい、どの場面に出演していたのだろう?)

そう思って、本編を見直したのだが、どれほど注意して観ても、その俳優を見つけることはできなかった。

後で調べて知ったのだが、その俳優の出演シーンは本編からは丸ごとカットされてしまい、映画製作に参加した事実のみがエンドロールに記されたということだった。


話は36年前の『トップガン』に戻る。

マヴェリック機の後座席でレーダーを担当するのはグース。

彼を訪ねて、家族がトップガンに、やって来る。

グースの妻であるキャロル(メグ・ライアンが演じている)が、マヴェリックと司令官の娘の、過去の恋愛事情を語るシーンがある。

字幕には出ていなかったが、その娘の名前が「ペニー・ベンジャミン」であることが、聴き取れた。


ちなみに、グースを演じたのはアンソニー・エドワーズ。

テレビドラマの『ER緊急救命室』では、マーク・グリーン役を演じた俳優である。


2022/10/22

トップガン:マヴェリック@U-NEXT

課金されるものとは知らず。

観てしまったものは、仕方ない。

770円だった。

U-NEXT無料体験プログラムについてくるポイント(600円相当)が使えたので、170円になったけれど。


久しぶりに、PCの画面で映画を観た。

映画館で観る迫力と雰囲気には劣るけれど、途中でトイレ休憩できるのが、いい。


マヴェリック(Maverick=仲間はずれの牛)ことピート・ミッチェルは、アメリカ海軍所属の現役パイロットである。

そして、いまだに独身だという設定である。

マヴェリックを演じるトム・クルーズは実年齢60歳。

まったくポンコツらしさのない、元気なおじさんである。


少しだけネタばらしをしておく。

マヴェリックに関係する重要な役どころで、ペニー・ベンジャミンという女性が出てくる……

そう書くだけにしておきましょう。


ちなみに前作『トップガン』は1986年公開だから、も早36年も前のことである。


2022/10/21

subscribeは、せんとこう

10年ぐらい前にYouTubeで、よくJimmy DiRestaのチャンネルを観ていた。

自身の工房でモノを作り上げる工程を動画で観せてくれるチャンネルである。

これを観ると必ず「subscribeせよ」というバナーが現われて、subscribeとは登録という意味だから、そこをクリックすると住所や名前・クレジットカードの番号などを入力させられるものだと思っていた。

こちらはインタネットで観られるものは無料である、という思い込みと希望があったので、subscribeは、せずに過ごした。


YouTubeチャンネルをsubscribeすると金を取られる、というのは誤解であることは、後になって知った。

subscribeすると、そのチャンネルの視聴者としてカウントされ、カウントの多寡によって、チャンネル製作者であるYouTuberの収入の度合いが決まるのである。

subscribeしていただければ励みになります、と定型文でYouTuberが言っているのは、要は「金、金、カネ!」と叫んでいるのと同じなのである。


時代は下り、subscribeは「サブスク」などと呼ばれるようになり、一定の料金を毎月支払うことによって、何らかのサービスを受ける仕組みとして一般的に理解されるようになった。

ガス・水道・電気もサブスクの一種である。


それはともかく。

最近、U-NEXTにsubscribeしたのである。

語弊があるが……、騙されて。またしても。


たとえば、Amazonにはプライムという「隠し球」がある。

5千円(1年で)ほどの有料プログラムで、商品の送料が無料になったり、ヴィデオが無料で観賞できたりする特典がある。

これには、無料体験プログラムがあって、一か月間試用できるのである。

以前、プライムのプラン料金が3千900円の頃、体験プログラムにsubscribeした。

一か月が過ぎれば、自動的にsubscribeされるものと思い込んでいたのが失敗だった。

こちらから解約を申請しなければ、本契約へと自動的に移行することになっているとは、知る由もない。

結果的に、3千900円を支払ったけれども、それに見合うサービスを受けるほどAmazonでショッピングしなかったことは確かである。


さて、U-NEXTのことである。

「31日間・無料で・映画を観放題」という言葉に騙されて……

『トップガン/マヴェリック』を観たのである。

YouTubeに流れてくる予告編の数々を観て、本編を観たい、と思っていたのである。

すると、無料だと思っていたのに、いきなり課金されてしまった。

全作品が無料なのではなく、有料視聴の作品も混ざっているのである。

まさに「そんなの、きいてないよー」である。

subscribeなんか、せんぞ、と……

言わんこっちゃない。


2022/03/07

2台目のiPhone


ここのところ「ヤフオク!」に頻繁に出入りしている。

何百台かある、亡父のモデルカーコレクションを整理して、片端から出品・売却しているのである。

「ええっ、あんた本気ですか?!」

と思うぐらいの高値で売れる車があるのである。

最近高値で落札されたのが、トミカのマツダ カペラ ロータリークーペで、91,888円の値が付いた。

こんな小さな(7センチぐらい)ボロい中古車が、である。

仕入れ値はゼロなので、文字通りボロい儲けである。

(ヤフオク!側が手数料として8パーセントを取っていく)


そんなんで、オークションに出入りしていると「売りに徹せよ」と肝に銘じているにもかかわらず、買い気をそそられる物に出会ってしまうのである。

数日前にiPhone 5cの白いのを見て、落札してしまった。

送料込みで1,500円。

中古というよりも使用済み、のマシンでSIMは入っておらず、充電ケーブルもなし、素っ裸の本体のみが、緩衝材でぐるぐる巻きにされた状態で届いた。


ご存知の方もあろうが、5cというのはiPhoneのシリーズ中最低人気の機種であった。

不人気の理由は判然としないが、自分ではその形が最も気に入っていたのである。


落札品に充電して、初期設定を施した。

まともに動作する。

無線LANに接続できたので、メイルチェックには使える。

アプリをダウンロードしたので、寝YouTubeも楽しめそうである。


ちなみに、1台目はiPhone SE(第一世代)。

だいたい同じ大きさである。


■BLOG_914 IS OVER. 

2本目の万年筆


普段、手帳にメモをとるのに万年筆を使っている。

ドイツ製のPelikanを高校生の頃から気に入っていて、何年か前に「Classic」という最も安価なモデルを購入した。

ペン先を選ぶときは常に中字、なぜならば筆圧が強いので、細字では紙に溝ができてしまうからである。

インクはPelikan 4001のボトル入り、ロイヤルブルーがこれまた昔からのお気に入りである。

ロイヤルブルーのいいところは、色が美しいのはもちろん、指についても水洗いできれいに落とせるのである。


2色目のペンが欲しくなって、PILOTが初心者用と称する万年筆を買うた。

メーカーの標準価格が1,000円の製品である。

巷の評判はすこぶる良くて、よく売れているそうである。

文房具屋の店頭で試し書きをしたときは、好感を持ったのだが、自宅で使い始めると「初心者用」のしかけが邪魔になってきたのである。

このペンは軸の断面が円ではなく三角形になっていて、それゆえ初心者に対してペンを持つ位置を強制するのであるが、自分がその位置で持つと、ペン先の角度がいつもとは異なってしまい、書きづらいのだった。

また、買い物に失敗してしまった。


仕方なく、三角形の軸をヤスリで削って丸くした。

新品で透明の美しい軸をガリガリと削った。

もったいなかったけれども、持ちやすくなった。

別売りのコンバータにPelikan 4001の茶色を入れて使うことにしたのは、青(ロイヤルブルー)に対する2色目として、赤以外の色を使いたかったからで、オレンジ色でもよかったのだが、同じPelikanの茶色を偶々見つけたのである。

茶色の欠点は……指につくと、洗っても落ちない! 


■BLOG_913 IS OVER.

2022/02/17

バイアスロンでハートを射ち抜かれ

 


自室にテレヴィがないことは、すでに書いた。

昔から、あまりテレヴィに依存しない生活を送っていたのだが、海外(特に西欧)のフットボールだけは観たくてたまらず、ハードディスクレコーダを買ってPC用のディスプレイで試合観戦をしていたことがある。

ギリシャが優勝するという、とんでもない事件が起こったユーロ(欧州蹴球連盟主催の選手権大会のこと)を観たので、2004年のことである。


なんと18年前のことであって、その時のレコーダは現在、実家にあるのである。

まだ立派に現役である。

昨夜も北京五輪のカーリング女子日本対米国の試合を録画しながら、追っかけ再生して観戦したところである。

つまり、テレヴィは実家に帰ったら(毎週帰る)観ているわけで、まったく観ていないわけではない。


2004年からしばらくの間、自室のテレヴィは「スポーツTV」と呼ばれていて、それはほぼ文字通り、スポーツしか映らないテレヴィという意味であった。

充分である。


カーリング以外に観た種目。

ちょうどバイアスロン女子24km(6km×4人)リレーを実況中継していた。

bi-athlonは二種競技のことであって「自転車+水泳」でもいいわけだが、五輪の冬季競技におけるバイアスロンは「クロスカントリースキー+射撃」のことを指す。

これを「戦争ごっこ」と言って悪ければ、「狩りごっこ」と言い直そう。

実際の狩りでは、雪山で獲物を追うのである。

狩人はライフルを背負い、スキーを履いて走る。

獲物を見つけたら止まって、撃つ。


しからば、狩りの習慣があり、かつ山岳を擁する国の選手たちが好成績を残せる道理である。

ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、チェコ、スウェーデン、ノルウェイといった国々が強い。

しかも、北京に送り込まれてきたのは美女ばかりである。

その名を記録できなかったが、イタリアチームの第二走者には、胸を射抜かれた。

ファウストを真似て言っておこう。

「時よ止まれ、君は美しい!」


■BLOG_912 IS OVER.

2022/02/15

ケイゾーの流儀

 


処分しようと思って古い本を整理していたら『イチローの流儀』が2冊出てきた。

2006年3月30日発行(初版)のハードカヴァと、2009年4月1日発行の文庫版である。

版元は新潮社、著者は小西慶三である。


私はハードカヴァを読んだ後、文庫版は買っていない。

これは、おそらく実家の本棚から勝手に持ち出してきたものに違いない。

しかし、読んでもいないのは、文庫版あとがきと解説が本日初見だったことから判った。


ケイゾー、というのは仲間内での彼の呼び名であるらしい。

いやいや、それが本名だから。

実は、彼とは古い知り合いである。

1971年の冬に、我が家は引越しをして、前年に開催された万博のコンパニオンの宿舎になっていた公団住宅の一室に入居したのである。

周囲の部屋には、まだ誰も入居しておらず、まるで冷蔵庫の中に住んだかのように寒かったことを憶えている。

少し遅れて、我が家の真下の部屋に引っ越してきたのが小西家だったのである。

ケイゾーは当時5歳だったはずである。

痩せっぽちで、眉を八の字に寄せ、神経質そうな男の子だった。

ちなみに、こちらはこの年に高校に進学を果たしたのである。


それ以前に、中学校では同級生の一部の物好きが集まって、アメリカンフットボールの真似事を校庭でしていた。

私はクラブ活動でフットボール(サッカーのことな)をしていたので加わることはなかったが、かなり興味を持ったことは確かである。

数年経ってアメリカンフットボールに人気が集まるようになり、テレヴィ放送でも、よく観戦をするようになった。

そしてついに、楕円球を買ってきて、我が弟とキャッチボールをするまでになってしまった。

団地の庭で、我々がアメリカンフットボールごっこをするのを、ケイゾーが見ていたらしい。ということを彼のお父上から、うかがったことがある。

どうやら、アメリカンフットボールがしたくなってKGに進学したふしがある。


やせっぽちで、虫網を持って近所を走っていたケイゾーは、チームの守備の要となり、主将にも選ばれた。

卒業して通信社に職を得て、フットボールではなくベイスボールの取材を担当することになったのは、彼が自分のMLB好き・知識豊富を就職試験の場でアピールしたからのようである。

これがそもそもケイゾーがイチローと関わることになる、発端である。


ケイゾーが取材先から原稿を通信社に送るのに苦労しているというのは、これまたお父さんから、うかがった話である。

現在ほど通信環境が整っておらず、原稿はノートPCで打てても、データを送るのはカプラを使って公衆電話から送っていたというのである。

『イチローの流儀』の文庫版解説で石田雄太氏が、ケイゾーは機械音痴でパソコンが苦手だと書いているが、カプラを扱うことの方がよっぽど難しいと思うのである。


■BLOG_911 IS OVER.

2022/02/14

Subscribe嫌い


食事をする時にテレヴィを見ながら、という人は多いだろう。

拙宅にはテレヴィがないので、そういうことにはならない。

NHKの集金人(実際に金を集めに来るわけではないが、便宜上こう呼ぶ)にそう言っても、いっこうに信じようとしないのだが、証明するために家の中に入れてやるのも業腹だ。

「受信機はないから帰って」と言い続けるしかないのである。


さて、食事をすることに専念しているのかというと、そうでもなくて、テレヴィの代わりにYouTubeを観ていることが多い(爆)

最近よく観るのがAGT(America's Got Talent)、BGT(Britain's Got Talent)すなわち米英のタレント発掘オウディションである。

プロかアマかを問わず、まだあまり世に知られていない人たちが、自分の芸を認めてもらおうと番組に応募してくるのである。

芸を披露する持ち時間は2分(たいがいはオウヴァするのだが)、YouTubeに出てくるのは好結果の例なので、おいしい部分だけをつまみ食いできるのが、ありがたい。

ちなみに、10分以上のヴィデオクリップには体力がついていけなくなってしまった。


YouTubeで、もう10年も追っかけているのが、Jimmy DiRestaである。

名前から察するところイタリア移民の子孫であろう、この人はDesigner, Builder, Makerである。

われわれの言葉でいえば「モノ作りの天才」。

手仕事でも、道具やマシンを使ってでも、見事なモノを作り上げる。

スピードも速い。

いや、それはヴィデオを早回ししているから、そう感じるだけかも知れん。


やっとSubscribeまでたどり着いた。

DiRestaのヴィデオを観ていると、必ず「Subscribeせよ」という表示が出てくる。

10年前には、これが鬱陶しくて。

「Subscribe=課金される」と思い込んでいたので、一切subscribeは、しなかった。

今に至るも、していない。

しなくても観られるから。


YouTuberからは、しつこくsubscribeせよ、と言ってくる。

「励みになりますので」という決まり文句は、おそらくYouTube(=Google)からの指導が入っているのだろう。

視聴者が増えるだけ広告料を稼げる道理であって、要は金目である(copyright by 石原)。

視聴者への課金はないのだが、YouTuberに金が入るのである。


今、subscribeを検討しているものがある。

AdobeのCC(Creative Cloud)である。

Adobeの主要製品はパッケージ販売をやめ、Cloud(空の上ぢゃなく、地上の建物内にあるサーヴァコンピュータだろ)にあるアプリをオンラインで使わせる方式に変わった。

こちらのsubscribe(名詞形はsubscription)は、確実に課金される。

Adobeにとっては太い商売になるが、今や日曜ユーザに落ちぶれた我が身には、いい迷惑である。

いい迷惑なんだが、今ヴォランティアでやっている広報の仕事に、新しいInDesignが使えれば重宝するのに……という訳である。

InDesighの単体プラン:2,728円/月(税込)。

うーん、悩ましい。

半額以下にならんかなあ。


■Blog_910 is over.

2022/02/12

マイiPhone SEレポート


電話を使わないので持っていてもしょうがないと思うのだが、ポケットに一つ入っていると非常に便利なので、iPhoneを所有している。

それはiPhone SEの、いわゆる「第一世代」で、iPhone 5と同じ筐体のモデルである。

スマートフォンが、まるで草鞋のように巨大化する前のタイプである。


iPhone 4が角のない筐体だったのに対し、iPhone 5では角の立った鋭利なデザインとなった。

知り合いが買ったので、早速手に取らせてもらったのだが、あまりの重量感に驚いたのを憶えている。


前述したように電話は使わないので、iPadであってもいいのだが、iPadがたとえminiであったとしても、ポケットに携帯するのは不可能である。

そこで、どこにいてもメイルチェックだけは行なえるようにと導入したのが、iPhone SEと通信専用の「格安SIM」であったわけだ。

現在は通信専用SIMを解約して、音声通話もできるSIMに換装してあるのだが、通話はまだ一度もしていない。

電話番号も実家の母だけにしか教えていない。


電話として使わないiPhoneを、どう使うのか。

カメラ?

否、レンズ(SEは単眼)が非力なので非常時(咄嗟に何かを記録したい時)以外使わない。

最近よく使うのは、宅配便の発送コード(QRコード)をコピーして、コンビニエンスストアや郵便局で送り状を発行すること。

宛名書き不要なので、すごく便利。


そして、ニューズウォッチ。

アプリを使ってYahoo! ニュースとツイッターをしょっちゅうチェックしている。

YouTubeを眺めてから寝につきます(悪い習慣)。


これまでiPhone純正のメールアプリを使ってきたが、メイルの到着(チェック)が遅いので、どうせGmailをチェックするのだから、とGmailアプリに変更した。

今のところ、iPhoneの通知音が使えないのだけが不満。

というより、どうやってGmailアプリオリジナルの通知音を鳴らしているのか?

■ 

2022/02/11

ポルシェ908


これまでに試したブログは数知れず。
……いいえ、数えられますとも。
アメーバにライブドアにエキサイトにシーサーにYahoo!にSportsnaviですから、都合六つです。
どのブログにも満足がいかずに、やがてやめてしまいましたが、
また気まぐれをおこして「Blogger」に書くことにしました。
タイトルは以前の『偏固(へんこ)通信』を改めて、『偏固ジャーナル』にしました。
今回はいつまで続くやら……


上記のように入力したのは2009年6月28日のことだった。
2022年現在、偏固ジャーナルもほとんどエントリーがない。
書くネタもあるし、その気もあるけれど、面倒くさい。
これに尽きる。
ブログの紙面ならぬ画面を、よく見せようと、画像を入れたりしようとするのが、いけない。
Bloggerが提供するエディタの使い勝手も快適とはいえないのである。
有名人が、始めたブログを放置してインスタグラムに移って行ってしまうのも、スマートフォンを使って手軽にエントリできるからなのでしょうね。

そうか、Bloggerもスマートフォンのアプリがあるんぢゃ?と思ってチェックしたら、あった。
さっそく使ってみたけれども(iPhoneで)、これもまた使いづらいものでした。
ネット上のレビュウでは、GoogleのアプリなのでiPhone版のアプリには力が入っていない、というようなコメントが見られた。
なるほど、そうか。

ともあれ、数えてみれば908回目。
908と書いて思い出されるのは、やっぱりポルシェ908か。
日本でだけヒットした映画『栄光のル・マン』で主演Steve McQueenが運転していたレースカーである。

908回は相当大きい数字だけれど、千回には満たないチュートハンパな数である。
とりあえず、1,000回を目指して、もうちょっと頑張ってみましょうか。

2022/02/07

固定費を見直そう

 

自分用のメモとして。


収入は超低空飛行で安定しているが、

安定しているが超低空飛行、と書いた方が正しいか。

とにかく、生活が苦しいことには違いない。

出ていくお金を、できる限り減らすことが大事である。


固定費を、常に見直し。

■電気代……関西電力から、いわゆる再生可能エネルギー系の新電力会社Lに乗り換えた。

それはもう何年か前のことで、電気代は確かに安くなった。

ところが、最近どうも電気代の支払いが増えているようなので、再び電力会社の見直しをすることにした。

その結果Lより安いと思われるSでんきに乗り換えることになった。

再生可能かどうかには構わず、決めた。

ちなみに、実家の電気も昨年転居した際にSでんきに変更したところだった。

■ガス……自由化されたとはいえ選択肢は少なく、電力会社が売るガスに興味はないので、そのままである。


次に、通信費。

■固定電話……だいぶん前にNTTから、でんきのブランドと同じSのおとくラインというのに乗り換えて、基本料金ベースで月200円の節約に成功したのだけれど、Yahoo! BBのインタネットサービス(ADSL)を有利な条件で申し込むのにNTT回線が必要だったので、戻したところ、直後にADSLが消滅することが判明した(T_T)

仕方なく、しばらくはスマートフォンだけでインタネット接続を行なうことになった。

■スマートフォン(無線の電話)……音声通話をしないので、iPhoneを使ってはいるが、電話というよりも超小型のコンピュータのようである。

ここでも節約のため、MVNOのいわゆる「格安SIM」を導入した。

Dモバイルという業者が用意してくれた「シェアコース」というプランを選択、月間8ギガバイトの容量を3枚の通信専用SIMで分け合うというものである。

料金は毎月2,000円とちょっと、という低水準である。

一枚目のnano SIMをiPhone SEに入れて(通信用SIMなので音声通話はできない)、

二枚目のmicro SIMをDモバイルから買ったルータAterm MR04LNに、

三枚目のnano SIMを母のiPad mini 2に導入して使うことにした。

母はメイルチェックぐらいにしか使わないので、実質的に一人で8ギガバイトを使えるのであって、当初はこれで充分間に合っていたのである。

■インタネット接続……やがて、ヴォランティアで引き受けている仕事でインタネットを使う頻度が増したので、やむなく新しいISPを頼むことになった。

現在住んでいるアパートがauの光回線に対応しているので、Sネットのひかり対応のプランに申し込んだ。

他で切り詰めている費用を、こちらに注ぎ込んだ感じではある。

■ふたたびスマートフォン……Dモバイルが事業をRモバイルに売り渡し、通信専用SIMのシェアコースが消滅することが判った(T_T)

しかも、DからRへの契約移行はできなくて、Dモバイルをいったん解約してRモバイルとの新規契約をしなければならないということであった。

新規契約をするのであれば、例えばUモバイルもYモバイルも選択肢に含まれるわけである。

さまざまに検討の末(UもYもプランが分かりにくい!)、Dモバイルの3枚のSIMを解約して、Rモバイルの「無制限」と称するシンプルプランに2回線分申し込んだ。

RモバイルでAterm MR05LNを新規購入して1枚目のSIMを導入、これを実家の母に(iPad miniをWi-Fi機として)使ってもらうことにした。

仮に、母の使用量が月に1GB未満であれば、料金は0となる。

SIMは通信専用ではないので、わがiPhone SEはやっと電話のできるスマートフォンを名乗ることができるようになった。

ちなみに、従来のルータAterm MR04LNは退役し、ネットオークションでめでたく落札されました。

■ふたたび固定電話……Sのおとくラインから、無駄にNTTに変えてしまったのを、再びSに戻そうかと考え始めた。

月に200円、年間2400円の再節約である。

その時ひらめいたのが「ひかり電話が使えるんぢゃ?」

おのれはインタネットをひかり回線で使っているのであろう、しからばひかり電話も使えるのではないのか、ということである。

調べたら、もちろん使えた。

しかも月550円!である。

おとくラインに戻すまでもない。

NTTの解約手続きもやってくれるそうなので、即行で申し込んだ。

一週間ほどして、それまで使っていた電話が通話不能になった。

それを合図にして、電話機を壁のローゼット(NTT)からSネットのルータ(auひかり;機械はAtermのホームゲイトウェイ)につなぎ替えた。


以上、各々乗り換え手続きは超面倒臭いけれど、やってみるだけの価値はある。


2021/08/15

終戦記念の日(落穂拾い)

 

ボツ原稿復活(落穂拾い)の連続、本日第二弾。

『本の雑誌』の読者アンケートに答えて書いた原稿を、ちょうど終戦記念日なので、ブログに公開する。

今日たまたま目にした、ある人(僕より年長)のツイッターに「日本は世界に誇れる国になった」と書かれていた。

そうかなあ。

第二次世界大戦の敗戦国となって以来「残念な国」であり続けているような気がするのですが。


▼以下は、お薦めの海外ノンフィクションの紹介。

大日本帝国の興亡〔新版〕全五巻

ジョン・トーランド著/毎日新聞社訳/ハヤカワ文庫NF

--------

☆戦後七年も日本が米軍に占領されていたことは、忘れられているのではないでしょうか。日本をアメリカ化するために文書のローマ字つづりを強制する計画が、あったそうです。また、日本全島をアメリカの在外農場化してしまう計画も。まるでSFのような話ですが、ノンフィクションです。

 以上のことは『大日本帝国の興亡』には【書かれていません】。この本には大日本帝国が第二次世界大戦を、いかに戦い、いかに砕け散ったかがリアルに記されています。それがリアルと信じられるのは、著者トーランド(戦時中はアメリカ陸軍大尉)が、主に東と南のアジアで五百人から聴き取った話を基にして書き上げたということからです。

『大日本帝国の興亡』(原書は一九七〇年刊のThe Rising Sun: The Decline and Fall of the Japanese Empire, 1936-1945)をイチオシする理由は、文庫本で読める・さほど頁数が多くないので通史としては読みやすい・ピュリツァー賞受賞作(1971年)である、こと。モノクロの写真に原色のタイトルを配したカヴァデザインも気に入っています。

--END---