10年ぐらい前にYouTubeで、よくJimmy DiRestaのチャンネルを観ていた。
自身の工房でモノを作り上げる工程を動画で観せてくれるチャンネルである。
これを観ると必ず「subscribeせよ」というバナーが現われて、subscribeとは登録という意味だから、そこをクリックすると住所や名前・クレジットカードの番号などを入力させられるものだと思っていた。
こちらはインタネットで観られるものは無料である、という思い込みと希望があったので、subscribeは、せずに過ごした。
YouTubeチャンネルをsubscribeすると金を取られる、というのは誤解であることは、後になって知った。
subscribeすると、そのチャンネルの視聴者としてカウントされ、カウントの多寡によって、チャンネル製作者であるYouTuberの収入の度合いが決まるのである。
subscribeしていただければ励みになります、と定型文でYouTuberが言っているのは、要は「金、金、カネ!」と叫んでいるのと同じなのである。
時代は下り、subscribeは「サブスク」などと呼ばれるようになり、一定の料金を毎月支払うことによって、何らかのサービスを受ける仕組みとして一般的に理解されるようになった。
ガス・水道・電気もサブスクの一種である。
それはともかく。
最近、U-NEXTにsubscribeしたのである。
語弊があるが……、騙されて。またしても。
たとえば、Amazonにはプライムという「隠し球」がある。
5千円(1年で)ほどの有料プログラムで、商品の送料が無料になったり、ヴィデオが無料で観賞できたりする特典がある。
これには、無料体験プログラムがあって、一か月間試用できるのである。
以前、プライムのプラン料金が3千900円の頃、体験プログラムにsubscribeした。
一か月が過ぎれば、自動的にsubscribeされるものと思い込んでいたのが失敗だった。
こちらから解約を申請しなければ、本契約へと自動的に移行することになっているとは、知る由もない。
結果的に、3千900円を支払ったけれども、それに見合うサービスを受けるほどAmazonでショッピングしなかったことは確かである。
さて、U-NEXTのことである。
「31日間・無料で・映画を観放題」という言葉に騙されて……
『トップガン/マヴェリック』を観たのである。
YouTubeに流れてくる予告編の数々を観て、本編を観たい、と思っていたのである。
すると、無料だと思っていたのに、いきなり課金されてしまった。
全作品が無料なのではなく、有料視聴の作品も混ざっているのである。
まさに「そんなの、きいてないよー」である。
subscribeなんか、せんぞ、と……
言わんこっちゃない。
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