『TOPGUN: MAVERICK』を観たら、前作も観たくなった。
U-NEXTを利用すれば、今のところ無料で観ることができる。
自宅で観ることの利点は、視聴の途中で休憩できること、と書いた。
もう一つ、エンドロールをじっくりと読むことができる、ということがある。
『スター・ウォーズ』以来、出演者・製作スタッフの部門と名前、使用された楽曲名、などなどが、ずらずらと列記されるようになった。
長いものは10分にも及ぶので、これを映画館で観る(読む)のには支障がある。
観客は本編が終わると、すぐに席を立ち、帰り支度を始めてしまう。
落ち着いて座っていられないし、かえって迷惑をかけてしまうことになりかねない。
ヴィデオや配信動画であれば、途中でスクロールを停止させたりして、エンドロールの細部までを確認することができるのである。
エンドロールは……興味深い!
スタントマンの名前も書いてあるし、セット撮影の際に使った背景の画家の名前も書いてある。
ロケーション撮影に使った場所も書いてあるし、仕出し弁当屋の名前まで書かれている。
映画の中で使った小道具の提供元(タイアップしている場合が多い)も分かる。
もちろん、出演者(CAST)の名前が真っ先に表示される。
ある時、一人の俳優の名前が目についた。
(いったい、どの場面に出演していたのだろう?)
そう思って、本編を見直したのだが、どれほど注意して観ても、その俳優を見つけることはできなかった。
後で調べて知ったのだが、その俳優の出演シーンは本編からは丸ごとカットされてしまい、映画製作に参加した事実のみがエンドロールに記されたということだった。
話は36年前の『トップガン』に戻る。
マヴェリック機の後座席でレーダーを担当するのはグース。
彼を訪ねて、家族がトップガンに、やって来る。
グースの妻であるキャロル(メグ・ライアンが演じている)が、マヴェリックと司令官の娘の、過去の恋愛事情を語るシーンがある。
字幕には出ていなかったが、その娘の名前が「ペニー・ベンジャミン」であることが、聴き取れた。
ちなみに、グースを演じたのはアンソニー・エドワーズ。
テレビドラマの『ER緊急救命室』では、マーク・グリーン役を演じた俳優である。
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