2010/09/30

まだまだ紅茶話


(ポッカクリエイト)

(サンガリア)
(伊藤園)

(日本たばこ産業)

(オートマックセールス)


興味をもって歩いていると、たくさん見つかる。
それは、缶紅茶のことだ。
夜学への行き帰り、ヴェンダーのウィンドウで新種を5缶も発見した。
生野区小路東の路上で自動販売機の前に立ち止まり、携帯電話のカメラで缶を撮影しているヘンなおっさんひとり>偏固ジャーナル子

宣言した通り、買ってはいない。
どうせ似たような味がするのだろうと思う。
おいしいと思わせてくれたのは前述の『茶葉2倍…』だけだ。
他種すべてを自分の金で買いそろえてテストするには及ばない。
『暮らしの手帖』ではあるまいし。


(大塚食品)

ついでに書いておくと、PETボトルで売られている中でただ一つ買う気にさせるのは『シンビーノ ジャワティ ストレート』(大塚食品)だ。
無糖・無香料の、紅茶らしい紅茶で、冷たいままでおいしい。
もう一つついでに書いておくと、紅茶は日本茶と同じようにストレートで飲むか、たっぷりミルクと砂糖を入れて飲むのがおいしい。
つまり、ストレートの紅茶に砂糖を足したり、レモンのスライスを浮かべたりしない方がいい。
また、砂糖を入れないミルクティは、泥水のようなものだ。
(もちろん、泥水に砂糖を入れてもミルクティとはならない)
そして、冷たくしたものよりも、熱いものがおいしい。

紅茶のいれ方について。
ポットに茶葉を入れて熱湯を注ぐ。
日本茶と同じ。
ゆえに、紅茶用のポットがなければ急須で間に合う。
ティーバッグも同様にポットで抽出すれば、かなりおいしい紅茶がいれられる。

それから、紅茶を英語では「black tea」と呼ぶ。
ミルクを入れない紅茶、という意味ではないからややこしい。
 

2010/09/28

気まぐれ缶紅茶3&4




































買わないはずの缶紅茶をたて続けに買ってしまった。
買い物に行く途中のヴェンダーで発見した『Lipton贅沢ROYAL(ロイヤルミルクティー)』(サントリーフーズ)、
夜学に通う道にあったヴェンダーで見かけた『紅茶花伝ROYAL MILK TEA』(コカ・コーラカスタマーマーケティング)。
前者のセールスポイントはディンブラ産の紅茶が配合されていること、後者のそれは「ミルクの濃厚な味わい」だ。
いずれにしても味は今ひとつ。
……もう、買わんとこ。

阪急電鉄箕面線『桜井』駅まで歩き、電車で『池田』へ。
乗り換え駅の『石橋』で、宝塚ホテルのハードドーナツを2個買う。
職安に行って、今後の相談。
待つこと2時間超、相談は5分で終了。
待ち合いエリアにて偶然、知り合いの女性に遭遇。
こんなところで会いたくないものだ、と互いに言う。
携帯のメイルアドレスを交換しようとするが、とっさに赤外線通信の方法がわからず、口伝え。

その後夜学に行き、終了後大雨の中を帰宅する。
 

2010/09/26

サドンデスのメカニズム

Akizora


『ブルガダ症候群』と宣告されて半年が経過した。
30歳になる少し前には健康診断の心電図で『右脚ブロック』が発見され、その後別の病気で入院したときには『異型狭心症』と既に言われていた。
要するに、心臓のリズムが悪く、それが心電図の波形に如実に表われているらしい。
日常生活に支障はないが貧血やめまいが起こることがある、とWikipediaに記されている。
(日常生活に支障はないが、心臓が突然止まることがある)
めまいに悩まされて仕事を続けられなくなったのは、これのせいか。
また、中学生の頃から既に貧血を起こしていたので、先天的なものである可能性が高い。

『AERA』の8月30日号に、突然死に関する記事がある。
九州大学の藤野名誉教授によると、心臓が停止して突然死にいたるメカニズムは以下のようになる。

ストレス

脳疲労

カテコールアミン過剰

自律神経異常

生体のリズム異常

心停止

カテコールアミンとは脳内ホルモンのことだ。
ストレスで心停止に至る。
おまけに元から心臓に問題があるのであれば、リスクは高い。

記事の続きには、こうある。
・たとえ健康に良いこと(例えば運動など)でも、いやであれば、決してしない
・たとえ健康に悪いことでも、好きでたまらないか、やめられないことは、とりあえず続け、決して禁止しない
・健康に良くて、自分がとても好きなことを、一つでもいいから始める

ストレスを極力抑え、自分が快と思うことを、やりたい時にだけやれ、ということだ。
絶叫しながら、芝生の上を疾走して、ボールを蹴りたいのだが。
 

2010/09/25

気まぐれ缶紅茶2

『茶葉2倍…』とよく似た色使い



国勢調査の用紙配布さる。
もう5年経ったのか。
面倒くさいけれど記入して、専用封筒に入れて封をする。
買い物に出たついでに投函。

LIFEにてスネ肉ブロックを購入。
賞味期限切れ間近につき3割引き。
ここへ来る途中に見かけたヴェンダーで『TeaO(ティオ)ゴールデンミルクティー』という名の缶入り紅茶を購入。
先日の『茶葉2倍…』と比べてみたい。

スーパーマーケットのまる得市場へ行く。
この店にスネ肉があれば、はしごしなくてもすむのだけれど。
人参、じゃがいも、玉ねぎ、その他、自宅冷蔵庫の「常備品」を購入。

帰宅して、TVで大相撲中継を観ながら、おやつを食べる。
小ぶりのあんパンと、買ってきた缶紅茶。
例によって紅茶はコップにあける。
得体の知れないものが入っているが、たぶん茶葉の滓(かす)だろう。




コップにあけなければ、それとわからない滓

 

軍配は『茶葉2倍…』に上がった。

国技館に、Sylvester StalloneとDolph Lundgrenが観戦に訪れた。
『ロッキー4/炎の友情』(原題:Rocky IV、Sylvester Stallone作品、1985年)で共演した二人だ。
ボックス席に入るタイミングが悪く、観衆の注目が関取の仕切りから逸れてしまった。
仕切った直後に案内すればよかったと思う。
この点、ガンバ大阪の監督の入退場のタイミングは絶妙だ。
フィールド上に並んだ選手たちに目を奪われて、いつも西野監督を見逃がしてしまう。

紅茶の話に戻る。
缶入りではないものでおいしかった紅茶2点。
1点目は、グリコのダージリン紅茶。
紙製の円錐状パックに入った商品で、マイナーチェンジしたため、現在はない。
もう1点は、Mt. Rainier(マウント・レーニア:森永乳業のブランド)のチャイ・ラッテ。
プラスチックのカップに入った商品で、これまたラインアップから消えた。
まるで、好きで買い続ける者を拒否するかのように。
 

2010/09/22

午後の紅茶のイメージアップ




















ふだん、缶入りの紅茶を飲まない。
理由は簡単、おいしくないから。
また、缶コーヒーを飲んだことは今まで一度もないのだが、
それを飲んでいる人の口は、とてもクサいので閉口する。

水曜日は夜学は休みとなる。
この日を使って就職活動をせよ、ということなのだが、就職口がないから資格をとるための学校に通っているわけなので、ナンセンスだ。

まだ暑い日中、MTBで箕面へ走る。
銀行で受験料振り込み。
向かいの書店で、久しぶりに『monoマガジン』を購入。
ikariスーパーで、カレーパンと黒豆パンを購入。
ふたたびMTBにまたがって、BOOK・OFFまで走る。
『シッピング・ニュース』(E・アニー・プルー著、集英社文庫)を見つけて、購入。
以前に読んでいる作品だが、ふたたび読みたい。
全米図書賞、ピュリッツァー賞を受賞している。

BOOK・OFFの駐車場に設置されている自動販売機に『午後の紅茶SPECIAL茶葉2倍ミルクティー』という商品を見つけた。
気まぐれで購入。
帰宅して、買ってきたパンを食べながら、缶紅茶を飲む。
缶から飲むのではなく、コップに移して飲む。
「しっかり煮出した濃厚紅茶」とうたうだけあって、色も濃い。
味もいい。
今まで飲んだ中では1位タイのおいしさだった(個人的感想なり)。

ちなみにもう一つの1位は、UCCブランドのロイヤルミルクティー。
現在は見かけない。

2010/09/19

ヴェイダー卿のイメージダウン

ここのところジャーナルを書く余裕がないのだが、
NTT docomoのTV-CMがちょっと気になるので短く書く。

それは、俳優の渡辺謙とダース・ヴェイダー卿が対話する、スマートフォンのCMだ。
悪の権化としてのヴェイダー卿のイメージがダウンさせられていると思うので、勝手に手を入れさせてもらった(下記)。

謙:お久しぶりです。
ヴェイダー:なれなれしくするな。
謙:ケータイ同士で、なんか照れますよね。
ヴ:なぜ照れる。
謙:少し雰囲気変わりました?
ヴ:別に。
謙:信じられない、あなたがデコメだなんて。
ヴ:信じる必要はない。
謙:実は僕も、なんです。
ヴ:奇遇だな。
謙:親指でこう触られるのに慣れてるんで、人差し指でこすられると、
  くすぐったくなるみたいなとこ、ありません?
ヴ:ない。
謙:ムズムズしません?
ヴ:馬鹿な。

オリジナルはTVでご覧ください。
 

2010/08/29

げっそり

西脇公園から箕面の山を見る




















8月は一度も万博記念競技場に行っていない。
ガンバ戦のチケットが手に入らなくなった。
それとともに、供給元だった友人からの連絡も途絶えた……

土曜日。
アパートの窓から大阪空港越しに、花火を見る。
花が開いてから音が届くまでテンカウント。
直線距離で約3.5km。
神津大橋たもとで行われた、いたみ花火大会と知れる。
私の好きな「しだれ柳」のような花火は、今ではもう見られない。

最近の日課。
朝、だらしなく起きる。
口を漱ぎ、顔を洗う。
PETボトルを利用した如雨露で、ベランダに水を撒く。
タンブラー半分の野菜ジュース、バナナ1本でプレ朝食。

小さなPETボトルの水とタオルを持って散歩に出かける。
西脇公園のグラウンドまで行き、ベンチの側でストレッチを行う。
首から始めて、だんだん下へ。
かなり念入りに行う。
軽くジョグして、帰る。
シャワーで汗を流してから朝食。
米を主体に、和のテイストで。

すぐにお昼がやって来る。
出かける前に軽く腹ごしらえをする。
暑いときの定番である素麺を食べる。
薬味はすりゴマにおろし山葵またはおろし生姜。

夜学の用意をし、MTBで地下鉄の駅まで走る。
汗をかくが、バス代がかせげる。
地下鉄で南下する。
目的地は近鉄の布施駅前なのだが、電車代をかせぐために地下鉄から近鉄には乗り換えない。
布施からもっとも近い地下鉄の駅「小路」で下り、歩く。

講義は15:00開始。
50分やって10分休憩。
17:50から40分は「中入り」で、夕食を摂る。
中入り後講義3コマ受ける。
21:20に終了。
21:37小路で地下鉄乗車
22:25千里中央帰着
アパートに帰るのは、22:45ぐらいだ。

夕食も安くあげるため、ファストフードですませることが多い。
ある日はMcDonald'sでチーズバーガー1個とオレンジドリンクのS一つ、220円。
またある日は松屋の牛めし一杯、250円。

そんな生活をしばらくしているうちに、げっそり痩せた。
まるで、矢吹丈戦に臨む力石徹のよう。
というのは取り消す。
そんなにかっこよくはない。
ウェイストが細くなり、臀部の肉も落ちたため、パンツがずり下がってしょうがない。

これでダウンしたら元も子もないので、ちょっと緩やかにした。
真夏の間は、MTBで駅まで走るのはやめることにした。
中入りの食事も改善することにした。
チーズバーガー1個のところを2個に、牛めしは大盛りに(爆)
 

2010/08/07

朝練

起床して、運動に出かける。
Tシャツを着て寝ているので上はそのまま、下をフットボールパンツに履き替える。
黒地に青のストライプ。
ガンバ大阪ではなく、インテル・ミラノのレプリカだ。
足下はadidasのジョギングシューズ。
adidasの白いキャップを後ろ前にかぶり(延髄保護のため)、水筒、タオル、自宅の鍵を手に持つ。
パンツにポケットはついていない。

近くにある公園まで歩く。
ベンチに持ち物を置き、準備体操。
首から始めて、伸ばしたりほぐしたりする箇所を下げていく。
鍵だけ握って、ジョギング開始。
公園のグラウンドはだいたいの見当で一周200m、ジョグする。
ゆっくりとだが、ふだん走っていないので実にしんどい。

「サッカーなどの危険なスポーツは禁止」
という札がフェンスに付けられている。
サッカーを危険とするセンスが理解できない。
サッカーを筆頭にあげるセンスが理解できない。
危険でないスポーツとは何かも理解できない。
公園のグラウンドでスポーツを禁止するセンスが理解できない。
小学生と中学生が一団となってフットボールの練習をしている。
年かさの者が指導をしている。
指導の仕方がよくない。
「こらあっ」などと頭ごなしに叱りつけている。
言葉づかいがきたない。
見本をやってみせるつもりで、生徒と同じ失敗をしている。

ベンチに帰ってくるたびにインターヴァルを入れて5周走った。
たったの1kmだが、おっさんにとってはたいした1kmだ。

2010/08/06

借金の時効

朝起きると、汗まみれだ。
シャワーを浴びる。
食事をとったり、家事をしていると、また汗をかく。
もうひとシャワーかかりたいところだが、MTBで走るので、どうせ汗をかく。
そう思い、タオルで汗を拭くだけにして出かける。
地下鉄の冷えた車内でも、汗は流れ続ける。

基金訓練の講座で、民法を学んでいるのだが……
こんなものを作るから余計に世の中がややこしくなるのとちゃう?
と思ってしまう。
借金の時効は10年だそうだ。
金を貸した方が10年間一切催促をしなかったら、借りた方は返さなくてもよくなる。
ただし、借りた方が「10年経ったから、ちゃらやで!」と法的に宣言をしなければ成立しない。
ということである。
宣言をしなくても、10年経ったのだから時効が完成して、借金は自然消滅すると思っていた。
さにあらず。
「再び時効は進行を開始する」のであった!
 

2010/08/04

訓練開始

















受講の許可を受けて「基金訓練」に通い始めた。
国が費用を負担してくれるので、無料で学べる。
しかも生活費の支援もしてくれる。
借金生活に突入した身にはありがたい。

受けるのはマンション管理ビジネスの講座だ。
法律のこと、契約のこと、会計のこと、設備のこと……など、未経験のことばかり。
1日に50分×6コマの講義。
これを週に4または5日受ける。
こんなこと今さらできるわけがないと思いつつ、必要に迫られているので仕方ない。
印刷物がらみの企画制作ならすぐに役立てるのだが、50歳代半ばのおっさんにその方面の就職口はない。
足を洗って出直すしかないのだ。

近鉄電車『布施』駅の近くまで通うことになった。
地下鉄で『なんば』まで行き、近鉄に乗り換えて『布施』まで41分、640円(『駅探』調べ、以下同)。
地下鉄で『鶴橋』まで行き、近鉄『布施』までが47分、580円。
交通費がけっこうかかる。
自転車で通いたいところだが、体力が保たないだろう。
地下鉄で『小路』まで行って、15分ほど歩けば430円ですむとわかった。

月曜日に入所式を終え、翌日から本格的に受講が始まった。
講義開始が午後3時なので、暑い中自宅を出発する。
倹約のため地下鉄の駅までをMTBで走ることにする。
準備。
雨が降りそうな予感がするので、ナイロンのジャケットや折り畳みの傘を、教材や筆記具とともにデイパックに詰める。
暑いので、水筒は必須だ。
この時、夜間走行用の前後灯を入れるのを忘れたことを、後で思い出すことになる。

公営の駐車場で100円支払って、MTBを預ける。
千里中央駅で定期乗車券の料金をチェック。
小路まで4区間、1か月の料金は15,710円だ。
週に4日通う間は、その都度支払う方が安くつく。
430円×往復×4日×4週=13,760円という計算だ。
回数券を買っておくのがいいか。
13:54発の列車に乗って行く。
乗車中に大雨に遭う。

講義6コマ。
1コマが90分では集中力がもたないが、50分なのでなんとか。
休憩10分、いわゆるエコノミークラス症候群になりたくないので、席から立って動くようにする。
17:50から18:30まで長い休憩。
40分の間に夕食を摂る。
McDonald'sのチーズバーガーとオレンジドリンクで安くあげる。
21:20に受講終了して帰宅の途に。

往路でほとんど消費した水のかわりにPETボトルの茶を求める。
『綾鷹』が飲みたいのだが、1軒目のコンビニエンスストアにはなし。
駅までの道すがら、Coca・Colaの自動販売機を見るのだが、自販機はあっても買うことができない。
財布には五千円札1枚きり。
都合よく、開いているスーパーマーケットを見つけた。
自販機で140円だった綾鷹が99円で手に入った。

来た道を戻る。
地下鉄で近くに座った人がiPhone 4を使っている。
手の脂でべたべたになっているのが見てとれる。
終着駅を出て駐車場まで歩く。
目の前を行く人が肩から下げているのはiPadだ。
革製のジャケットを着けている。

夜なのに無灯火で走って帰る。
なるべく他の車と行き合うことのないコースを選ぶ。
登り坂はつらいが、逆は気持ちいい。
汗をかいて帰り着く。
22:50。
明日は「就職活動日」という名目で講義はない。
 

2010/07/31

エイジング

昼前、徒歩で外出。
ホームセンターで買い物。
アクリルラッカー(黒)を一缶、シンナー一瓶、細い刷毛。
ベランダで作業するときに使う、折りたたみの踏み台。
踏むのではなく、腰かける。

帰宅。
箱のボンドが乾いたスピーカーを試し聴き。
一晩おいただけで音がよくなった。
エイジングの力、侮るべからず。
さらに音を出しながらエイジング。

いったんケーブルを外して、塗装の準備にかかる。
はみ出たボンド、板の合わせ目などを中心に、ひたすら磨く。
始めは、粗いめのサンドペーパーでざくざく削る感じ。
途中から鉄製のやすりに持ち替えて、磨く感じ。
ほんとうはペーパーをどんどん細かいものにしていく。
どうせ何回か塗り重ねるから、下地をつるつるにしなくてもいいのではないか。

Jリーグ1部第16節、鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸戦の放送を観る。
試合を観つつ、箱を磨く。
納得がいったところで、再びアンプに接続する。
エイジング続行。
 

2010/07/30

サウンドチェック














エンクロージャが仮組みの状態で音出し。
この段階のチェックはたんなる結線の確認。
確実に接続されているか。
プラスとマイナスを逆につないでいないか。
George Michaelの『Faith』をかけてみる。
シャリシャリいって耳障りだが、接続はOK。

結線チェックが終わったので、エンクロージャを閉じる。
吸音材を入れ、側板を木工用ボンドで接着。
この後スピーカーユニットの取り外しはできない。
「はめ殺し」だ。

一晩乾燥させてから、サウンドチェック。
シャリシャリから一転して力のない、こもった音に聴こえる。
吸音材の入れすぎが原因だとしても、取り返しはつかない。
何時間、何十時間と音を出し続けているうちに(エイジングと呼ぶ)、ましになることもある。
6.5cmの小径スピーカーなので、あまり高望みはできない。
反対に、大きければいいというものでもない。
 

2010/07/29

製作続航2

まずはユニットに結線。ハンダ付けはいまだに下手くそ。

表面に突き出さないサイズの木ネジでユニットを固定する。

ユニットを取り付けたところ。上半分は後で塗る。

背板にケーブルを通してターミナルと結線。吸音材も入れる。

側板(右)はまだ接着していない。とりあえずこの状態で音出しチェック。


2010/07/28

製作続航

エンクロージャの下塗り














オリジナルスピーカーの製作をつづける。
まるで夏休みの宿題の工作をしているようだ。

本日は下塗り。
昨夜のうちに、プライマーと呼ばれる下地塗りをしておいた。
乾いた下地にサンドペーパーをかける。
ベランダに出て行なうが、昨日のように風のある日はできない。
専用の工作室があればね。

かちかちに乾いた刷毛を、ラッカーうすめ液にひたして「解凍」する。
ラッカーうすめ液とは、シンナーのことだ。
ラッカーの原液をカップに少量移して、シンナーで濃度を調整する。
原液のままだと粘りが強すぎて塗りにくい。
うすめすぎると流れてしまい、塗膜が形成されにくい。
このへんはだいたいの勘で行なう。

今回は、先にユニットを取り付ける。
鉄製のフレームが、ユニットの裏側から手前方向に打ち抜かれていた。
これをエンクロージャの手前から取り付けると、フレームのエッジが、しゃくれ上がった状態になる。
たぶん、気にする人はそう多くない些細なことだ。
そう考えて、普通のやり方でいこうとしたけれど、気が変わった。

穴の向こう側にスピーカーユニットを取り付ける。
ということは、穴が手前に見える。
穴自体の仕上げをきれいに行なわなければならない。
穴にユニットをかぶせる方法であれば、穴は隠れてしまうので、縁がぎざぎざでも許容される。
やっかいな方法を選んだものだ。
面倒くさがりのくせして。

穴の縁をきれいに塗ったらユニットを取り付ける。
ねじ回しが入らないので、背面の板をつけない状態で作業する。
配線をして、背板を貼り付ける。
吸音材を入れる。
これも普通は後から入れられるものだが、今回は先に入れておかなければならない。
いったん入れたら調整はできないので、これまた勘にたよる。

仕上げ塗りはまだ先のことだ。
 

2010/07/27

スピーカー製作難航

箱の片側だけを接着















iTunesで取り込んだアルバムのアートワークを自前の画像で行なう方法を学習。
そうか、「情報を見る」のか。

オリジナルスピーカー製作中。
デザインを急きょ変更したり、ホームセンターのカッティングが指定通りでなかったり、で難航。
もっと厄介な問題が発覚した。
板が捩じれていた。
ちょうどプロペラのようになっており、貼り合わせる板の片方の端が1ミリはみ出てしまう。
板を買い直す以外、貼り合わせた後にやすりで削って均すしか対策はないが、1ミリ分いびつな箱ができあがる。

普通は、箱ができあがったら塗装を行ない、最後にスピーカーユニットを取り付け、配線して完成する。
今回のデザインでは、ユニットを内側から取り付けるので、箱を閉じる前に作業する。
塗装も半開状態のまま部分的に進める。
昨夏リノベートしたスピーカーと同じく、アクリルラッカーの黒を塗る。
スプレイ式のものは周辺に拡散して、もったいないと同時に環境を汚染するので、使わないようにしている。
第一、刷毛で塗る方が楽しい!

録画してあった『私をスキーに連れてって』(馬場康夫作品、1987年)を観る。
意外にも初見。
三上博史が演じる主人公は「安宅物産」の社員。
『メッセンジャー』(馬場康夫作品、1999年)の舞台も安宅物産だったので、膝を打つ。
 

2010/07/25

天神祭の日

ただいま製作中……




















隣の部屋に住むH氏が散歩から帰ってきた足音で目覚めた。
午前5時26分。
熱帯夜の眠りは浅い。
H氏は毎日早朝から自転車で箕面駅まで行って、そこから箕面の滝まで歩いて往復するという。

ガンバ大阪は昨夜アウェイで対横浜Fマリノス戦。
1-0でFマリノスの勝ち。
終了間際に失点するという悪い癖がついてしまったようだ。

今日はディヴィジョン2の札幌コンサドーレ対横浜FC戦の放送を観る。
開始1分でホームチームに退場者出来。
途中、居眠りしてしまう。
中山雅史が出場するも不活躍。
三浦知良は出場せず。
現役であることにこだわっても、出場機会がなければ意味がない。

天神祭の生中継放送を観る。
毎年観ているが、ばかばかしいと思う。
祭りがではなく、それを自宅のTVで観ることがだ。
これは現場で体験しなくては意味がない。
今年のゲストの一人が遠藤保仁選手だった。
フットボール選手には似合わない浴衣姿。
首から上は日焼けしているのに、その下のV字ゾーンが白い。

『シンシナティ・キッド』(原題:The Cincinnati Kid、Norman Jewison作品、1965年)を途中から観る。
主人公のキッドを演じるSteve McQueenが今でも好きだ。
キッドを誘惑するAnn Margretも、すごくいい。
キッドがビーフステーキを食べるシーンも好きだ。
ミディアムレアのペッパーステーキを、ナイフで小さく切る。
その都度フォークを右手に持ち替えて、口に運ぶ。
これを観ると必ず、ビフテキが食べたくなってしまう。

キッドはギャンブラーだ。
5カードのスタッド・ポーカーで勝負する。
ディーラーが配る最初の札は、最後まで裏向けのままだ。
そこへ表向けの札を1枚ずつ4回配る。
すなわち相手にもその4枚は見えているのだ。
裏を向いたカードに賭けるという、非常にリスキィなゲームだ。
映画の中で、勝ち札がマクロレンズでクロースアップされる。
よく似たショットが『スティング』(原題:The Sting、George Roy Hill作品、1973年)にあったのではないかと思い、DVDを探す。

『スティング』ではPaul Newman扮する詐欺師がポーカーをする。
(Paul Newmanのことも大好きだ。)
こちらの場合は、5枚すべてを裏向きで配るというやり方だ。
1ペアさえないカードでも、はったりをかまして勝負することができる。
『シンシナティ・キッド』ほどのマクロではなかったが、勝ち札のアップショットあり。
札の種類が同じだった。
 

2010/07/24

死んだお茶の味

『スター・ウォーズ』に出ていたDarth Vaderが、なんと今は日本にいて、俳優阿部サダヲの家来(通信士)になっていることを知る。
この暑さの中、黒い甲冑に身を包んで生きていくのは無理でっせ。

スピーカーユニットを取り付ける穴を削るのがはかどらない。
ホームセンターに新しいやすりを買いに行く。
太陽が真上に来ないうちに、歩く。
目の粗いものが欲しいのだが、店で発見したものは「鬼目」といって、文字通り鬼の角のような目が立っている。
これではあまりにも引っかかりがありすぎて、削りにくい。
というわけで「中目」を購入。
ほんとうは鬼目と中目の中間が欲しい。

店の外に駐車している、なじみの移動パン屋でデニッシュを一本買う。
歩いて帰る途中、自動販売機にてPETボトルの茶を買う。
実は、昨日も船場東の販売機で同様の茶を買った。
ふだんはけっしてこのようなことはいたしません。
PETボトルに入れて売られている茶を、おいしいと思ったことはないので。
昨日は水筒を携えていた。
それにもかかわらず冷たいものを求めたのだが、炭酸飲料やら甘味料入りのものを避けていったら、綾鷹(日本コカ・コーラ)が残ったというわけだ。
これが意外においしかったと、ここに告白いたします。

そんなわけで、少しPETボトルの茶を見直して、次の日も買ったわけだ。
伊右衛門(サントリー)。
やはり、だめだった……
反省。
帰宅して、沸かしたての湯でほうじ茶をいれて飲む。
暑いけれど熱いけれど、こうして飲む茶が一番おいしい。
 

2010/07/23

役所とか職安とか

南と北の窓を開放すると、アパートの中を風が通る。
涼しい風ならいいのだが、温風だ!

三夜つづけて『スター・ウォーズ』を観る。
DVD-BOXで揃えている作品なので、それを観ればいい(pull)のだが、放送されるものをその時間に従って観る(push)のも悪くない。
3作目はエピソードの6番目にあたる。
日本で『ジェダイの復讐』と題されたもので、これまた1997年に手を加えられた特別篇だ。
原題はStar Wars: Episode VI, Return Of The Jedi [special edition]。
監督はRichard Marquand。
絵のように2枚並べて見比べるわけにはいかないので、原作にどのように手を加えたのかは、よく分からないのだが、最後のシーンに現われるアナキン・スカイウォーカーが、まったく別の俳優に置き換わっているのだけは、はっきり分かった。



健康保険を国保に切り替えた。
市役所の出張所で手続き。






















これで分かりやすくしたつもりかい。


職業訓練を受けるという条件で、生活支援金を受けることにする。
職安にて手続き。
これでもか!というほどたくさんの書類に必要事項を書かされる。
帰り道にて憂さ晴らしの?散財。
ブックファーストの池田駅前店にてR. B. パーカーの文庫本1冊。
MTBで一路箕面へ。
カルフールでフィッシュ玉子サンドイッチとオレンジジュースを買い、昼食。
Neustädt(ノイシュタット)という雑貨屋で、クリップ型のボールペン1本購入。
ふたたびMTBで船場東に移動。
BUFF STOCK YARDというこれまた雑貨屋で、電灯スイッチやらキーホルダーやらマグカップやら購入。
そんなもん、いらんのとちゃう?
その通りだが、この店に並んでいる雑貨は、なかなか楽しいのだった。

2010/07/22

黒い騎士
















『スター・ウォーズ/帝国の逆襲 特別篇』(原題:Star Wars: Episode V, The Empire Strikes Back [special edition]、Irvin Kershner作品、1997年)を観る。
といっても、夕食の用意をしながらだから、不真面目な観方だ。
この特別篇は1980年公開の原作を部分的に修正してあり、画面表現がよりリアルになっている。

ベランダから夜空を仰ぐと、そこには月が。
『スター・ウォーズ』を観た後で、いつもより立体的に見える。
発作的にカメラを持ち出して撮影。
135mmの望遠で絞り開放(f3.5)、距離無限大にセットする。
露出時間をマニュアルで1/8秒に調整した。
カメラはデジタル一眼レフだがレンズがオートではないので、こういう作業が必要になる。

『アイヴァンホー』(ウォルター・スコット卿作、菊池武一訳、岩波文庫)を読み始めた。
35年前に一度読んだものだが、もともと中世が舞台の物語なので、古びてしまうことがない。
『スター・ウォーズ』と同様、戦う騎士たちの物語だが、Darth Vader(ダース・ヴェイダー)が最強最大の悪役として描かれているのに対して、『アイヴァンホー』をはじめとする中世騎士物語では、黒装束の騎士は善の味方である場合が多い。

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勘当の騎士の陣営のなかに一人、
黒の甲冑を着、黒の馬にまたがった戦士がいた。
馬は形も大きく背も高く、見たところ丈夫で力が強そうであった。
乗っている騎士もまたそのとおりであった。
そしてその楯にはなんの模様もついていなかった。
(中略)
ところが、味方の旗頭がこんなにひどくやられているのを見ると、
いままでの平気の平左の気持ちをかなぐり捨てたように見えた。
まだちっとも疲れていなかった馬にぱっと拍車をくれたかとおもうと、
さながら雷でも落ちる勢いで助勢に駆けつけ、
ラッパの音のように叫んだ。
「デスディチャード、助勢いたす!」
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以上は『アイヴァンホー』第12章より。
勘当の騎士、デスディチャードは主人公アイヴァンホーの別名。

また、アーサー王伝説の中にも、盟友Lancelot(ランスロット)が黒い甲冑でその身分を隠して活躍するエピソードが見られる。

2010/07/21

ショーシャンクの空に















地震で目覚める。
大阪北部、震度3。
阪神淡路大震災を実体験している身には大したことのない揺れに思える。
最悪のことを知っていれば、それ以下のことには楽に対処できるということだ。
炎天下、フットボールの練習でしごかれたつらさに比べれば、今日の暑さがなんぼのもんか。
しかも1970年代の運動部は、練習中に水を飲むなという乱暴な規律にしばられていた。

オリジナルスピーカーの製作は、なかなかはかどらない。
ホームセンターで切ってもらった板のサイズの微調整を鉋(かんな)で行なう。
鉋の刃を研ぐことから始めなければならなかった。
バッフル(ユニットを取り付ける正面の板)にスピーカーの穴を明けるのにも苦労する。
鉛筆で円を描き、円周の内側に沿って電動ドリルで穴を明ける。
何か所か明けた穴にジグソー(電動糸鋸)の刃を入れて、大まかな円形に切る。
切り明けた穴をやすりで仕上げる。
やすりにハンドルがついていないので、軍手をしていながらも手が痛む。
こういう作業をしている時、『ショーシャンクの空に』(原題:The Shawshank Redemption、Frank Darabont作品、1994年)を思い出す。
Redemptionは含蓄のある言葉だ。