ワールドカップのグループリーグ2クール32試合のうち、30をネットでフルタイム観戦した。残りの2試合(開幕戦とウルグアイ対韓国戦)は、編集されたダイジェスト版(いわゆるハイライト)を観た。同じフィールドで、一個のボールを奪い合うだけのゲームなのに、連続して30試合を観ても、飽きることがない。
パンデミックの中、自国チームを応援するためにクァタールまで来た人たちも、もちろんフットボール好きだと思いたいが、ただ大声をあげて騒ぎたい輩も含まれているに違いない。ということは、自分がかつてスタジアムで観戦をしていた頃から感じていることである。相手チームを、ひたすら罵倒し続けるサポーターに対しては、同じサポーターとして、ひたすら恥入ってしまう。
それはともかく。勝負事では験(げん)をかつぐ。自分がスタジアムに行くときは、必ず白い帽子をかぶっていた。「白ボシ」につながるかもしれぬと思うからである。反対に、黒い帽子をかぶるなど、とんでもない。
ところが、最初から黒星を胸に戦っているチームがあった。アフリカを代表するガーナである。この国の旗は、上から順に赤・黄・緑の三色旗で、ま真ん中に黒い星がついている。Wikipediaによると、黒い星はアフリカの自由のシンボルだということである。この黒い星がユニフォームの胸の真ん中に刷り込まれている。なんと縁起が悪いと感じるのは自分ばかりか。ガーナは韓国を相手に派手に撃ち合って、勝利を収めたのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿