My Foolish Heartというジャズのスタンダード曲がある。「愚かなり我が心」という、いい邦題がついている。今なら、さしずめマイ・フーリッシュ・ハートとカタカナ化するだけだろう。
宅配便の受け取りを「置き配」一本に、しぼっている。在宅であろうが留守であろうが、これで受け取れる。「非接触受領」「再配達防止」ができて、配送業者と顧客の両者にとってメリットがある。拙宅では玄関脇にバッグを吊るし、置き配だけでなく「入れ配」もできるようにしている。配送各社が、これを利用してくれるようになった。ただ一社を除いて。
Amazonで買い物をした。納品方法は「置き配」をデフォルトに設定してある。その配送を日本郵便が請け負って、納品にやって来たのだが、「置き配」をせずに帰ってしまった。吊るしてあったバッグを宅配ボックスと見なし、ボックスを利用するには郵便局への申請が必要、しかも施錠できることが条件というメモと申請書類および今回の不在配達票を残して。
送り主と受取人が「置き配」を指定しているのだから、置いていってくれるだけでいいのに。他の業者さんすべてが「置き配」に対応してくれているので、日本郵便だけ特別扱いする気になれないし、宅配ボックスの申請書類は見取り図を書き起こす必要があって煩わしいので、無視することにした。愚かなり、日本郵便。無駄を覚悟で何度でも配達しに来るがいい。
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