今年最後となる九州場所は、意外な結果で終わってしまった。
現役の元・大関が多すぎる。九州場所では幕下に位置している「嘘つき」朝乃山を除いて、相撲の実力で大関の地位を維持できなかった力士が、幕内にゴロゴロいるのである。栃ノ心(春日野部屋)・高安(田子ノ浦部屋)・御嶽海(出羽海部屋)、それに今場所負け越して陥落が決まった正代(時津風部屋)が加わった。これほど多いと、大関昇進の成績基準を見直さなければ、ならないと思う。
2023年の大相撲は、なんと一横綱一大関のスカスカの体制で開幕する。横綱照ノ富士(伊勢ケ浜部屋)は脚の治療のため休場するであろうから、実に大関の貴景勝(常盤山部屋)独りで場所を仕切らなければならない。盤石とは、到底言えない。
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