2022/11/15

ジブリパーク特集号

最近めっきり、本や雑誌を買う機会が減った。そもCOVID-19のせいで、本屋に足を踏み入れて立ち読みをすることが、なくなった。そんな中、Twitterに流れてきた広告を見て、書店に買いに走った雑誌がある。月刊『カーサ ブルータス』2022年12月号である。今号の特集は「ジブリパーク」。宮﨑駿の息子でランド・アーキテクチャでもある吾朗の設計・監修で、名古屋博覧会の跡地に建設されている「公園」である。自分よりも、むしろ「となりのトトロ」の大ファンである母の方が大いに興味を持つであろうイシューである。

自分は、スタジオ・ジブリにもアニメーション映画にも、あまり関心はない。それにもかかわらず『紅の豚』だけは気に入っているというのは、何としたことだろう。たぶん、飛行機が好きなのと「韜晦」する主人公に共感を覚えるからだろう。

雑誌を読んで(内容が濃い!)にわかに感化され、YouTubeでジブリ関連の動画を検索した。各作品の主題歌をメドリで流しているものがあった。非常に心惹かれる一曲があったのだが、曲名を特定するために、他のクリップを片端からチェックすることになってしまった。

その曲の名は『君をのせて』。スタジオ・ジブリの第一回作品『天空の城ラピュタ』の主題歌で、宮﨑駿作詞・久石譲作曲である。自分が気に入っただけでなく、ジブリファンによる人気コンテストでは、ぶっちぎりの第一位だそうである。

ちなみに、久石譲(ひさいし・じょう)は芸名で、彼が尊敬する音楽家のQuincy Jonesを、もじっている。すなわちクインシーを久石(くいし)、ジョーンズを譲に置き換えたものである。




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