2011/10/14

TKBプロダクト


全部品をチェック中のTKN。この人の部品構成表はピカイチ

有名になったブルートレイ。リーダーの持ち込み


手前:直哉、向こう側:シーバス

自動車やバイク整備用のツールを持ち込み


フォーミュラカーを製作すると先輩の先輩から伝え聞いていたので、この実習を楽しみにしていた。
車のデザインをやらせてもらえるものと思い込んでいたのだ。
実際はE社のキットを組み立てるというものだった。

折羽鶴製作の実習では、1月生のKMRがリーダーとなってすべてを仕切ってくれた。
今回彼はサブリーダーにまわり、グループで最年長の自分がリーダーとなった。
これは講師の差し金である。
いつか順番がまわってくると覚悟はしていたが、あまりに早すぎてテンパった。
ちなみに、テンパるとは麻雀の聴牌からきた言葉(あがりの一歩手前)だから、だいじょうぶまだ余裕ありってことだ(笑)

この回よりグループには名前を付けることが求められた。
理念ある(仮想の)会社組織にしてもいいと言われた。
そこでメンバーにアイディアを求め、リーダーである自分がまとめた結果、
「TKBプロダクト」という名前の会社ができた。
理念は「アイディアを形に」、こだわりは「Quick & Accurately(早く正確に)」とした。
Tはリーダーの頭文字、Kはサブリーダーの頭文字、Bは相棒たち(Buddies)という意味だが、もちろんAKB48にあやかったものだ。

作業手順書というものを初めて作成した。
ここが一番重要だといって手順書作りにとりかかったのがサブリーダーのKMR。
ほとんどかかりきりで、組立て作業に手が回らない。
残りのメンバーで手分けして作業しようとするが、KRSは外回り(就活)のためほぼ不在。
知らん顔のミスタ・シーバスを口説いてサブ工程に取りかかってもらう。
サブだけ組み立てて待機するはずだったのに、全部組み立ててしまった!
やり直しで時間を大きくロスする。
暴走しようとするメンバーの軌道修正をしなければならないリーダーはつらい。

プレゼンテーションは研修室ではなく、別室に1社ずつ呼ばれて行なった。
本番さながらのスタイルである。
大きな緊張を強いられるので、これもつらい。
逃げたいところだが、リーダーがやるしかない。
意外なことにウケはよかった。
プレゼン部門では、説得力があったとしてトップの評価だった。
あれれ? 自分はしゃべりは苦手のはずやったのに……

しかし、全体の評価では第3位、惨敗である。
でも下には下があって、Dグループ(Ittetsuという名前)が部門賞なしの最下位だった。
DグループのDは死(Death)のD。
メンバー同士が口論する大きな声が研修室にひびく。
4月生のYMMが先輩のTKMを怒鳴っているように聞こえた。
問題はいつもDのテーブルで起きる。


プレゼン資料の表紙。実際はカラー
 

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