2011/10/24

KYとシムソウム


この図の中に、どんな危険がひそんでいるのか?


▼その場の空気を読めないというKYではなく、危険(K)予知(Y)という意味だ。
通常は語尾にTをつけて、危険予知トレーニングの略語としている。
「郵便配達……」のエントリーでも触れたが、上のような図や写真を見て、そこにひそむ危険要素を想定しつくす訓練だ。
想定が終わったら、その対策を考える。
いろいろ考える。
一つのスローガンにまとめる。
それを大声で唱和する。
もう一度書くが、グループ全員で輪になって、大きな声で三回唱和する。
はずかしいけれど、唱和する。




▼シムシティというゲームにあやかってシムソウムと名付けた。
総務課のシミュレーションという意味だ。
持ち込まれる社内の問題を、グループのメンバーの一人が総務課長として解決していく。
問題の事例は25ほどある。
解決策の発表は総務課長が担当するが、問題事例の研究はメンバー全員で行う。
これは労務管理の実習だが、要するに法律のお勉強だ。
労働基準法や関連法の条文を読み解かなければならない。
最終的な判断はどうするか?
そう判断する根拠はどこにあるのか?

総務課に直哉(なおや)社員が相談にきて「どうしましょう?」って聞く。
さらに社員B.T.(私)がたたみかけるように「課長、どうしましょう?」って聞く。
TKN課長があざやかに答を返す。
我らがBグループはシムソウムというよりも、コント総務課みたいな発表になった。
 

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