2012/09/18

シネマと本とスタジアム


宇江佐真理の作品には髪結い伊三次捕物余話という時代小説シリーズがあり、短篇をいくつかまとめて一冊の本にしている。
その七冊目のタイトルが『雨を見たか』だ。
Stonesに続いてCreedence Clearwater Revival(通称:CCR)のHave You Ever Seen The Rain?(邦題が『雨を見たかい』)からとったのだろうか。
そうに違いない。

今回の投稿タイトルは沢木耕太郎のコラム集『シネマと書店とスタジアム』からいただいた。
偏固ジャーナルのサブタイトルにちょうどいい。

▼本のメモ

M市の図書館で借りた本

T市の図書館で借りた本



























『ボクの電子工作ノート』(鈴木哲哉著、ラトルズ刊)
サイズ:182×230ミリ、ページ数:304
マイコン(micro controller)を使った工作のアイディア集。
当方のスキル不足で、プログラムの内容は理解できず。
満足度……☆☆★★★

『推理作家の家』(南川三治郎著・撮影、西村書店刊)
サイズ:B5、ページ数:260
タイトル通りの内容。
写真家でもある著者が海外の作家の家を訪ねて撮影し、インタビューの内容を記している。
満足度……☆★★★★

▼シネマのメモ
『コーチ・カーター』(原題:Coach Cater、Thomas Carter作品、2005年)
Samuel L. Jacksonが、高校のバスケットボールチームのコーチを演じている。
満足度……☆☆☆☆☆

『左きゝの拳銃 』(原題:The Left-handed Gun、Arthur Penn作品、1958年)
Paul Newmanがビリー・ザ・キッドを演じている。
Arthur Pennは9年後に『俺たちに明日はない』(原題:Bonnie And Clyde)を撮っている。
満足度……☆☆☆☆★

『弾丸を噛め』(原題:Bite The Bullet、Richard Brooks作品、1975年)
Gene Hackman、Candice Bergen、Ben Johnson出演。
HackmanとBergenは1971年の『さらば荒野』でも共演があり、混同してしまう。
満足度……☆☆☆☆★

『大列車強盗』(原題:The Train Robbers、Burt Kennedy作品、1972年)
John Wayne、Ann-Margret、Ben Johnson出演。
『弾丸……』と類似する内容で、しかもBen Johnsonの顔がダブるので、ややこしい。
Ann-Margretは大好きな女優の一人で、Candice Bergenとは『愛の狩人』での共演もある。
満足度……☆☆☆☆★

ウェスタンが続いたが、次の作品にもカウボーイが登場する。
『トイ・ストーリー2』(原題:Toy Story 2、John Lasseter作品、1999年)
日本語版を観る。
満足度……☆☆☆★★
 

2012/09/16

【J特】ブービーマッチ9.15


Jリーグ1部第25節、ガンバ大阪対アルビレックス新潟戦を観る。
1-0から1-1となる。
試合終了間際になってPKを与えてしまった。
6勝7引分け12敗、勝ち点25。
順位は16に落ちた。
勝ち点40まで、あと15。
残り9試合で5勝または4勝3引分け、または3勝6引分けの成績が必要だ。
非常に厳しい。

この日の前座になでしこリーグのスペランツァ大阪高槻対INAC神戸レオネッサ戦が開催された。
いつもより早い13時にMTBで出発。
降雨に備えて、後輪には泥よけを装着。
前輪の泥はダウンチューブがよけてくれることを期待する。

山田駅前で飲食糧を調達。
クラブハウスサンドイッチ、デニッシュ、葡萄ジュースとアクエリアス。
橋本英郎選手のポスターが掲出されていた。


もう古いねや、お前は。




















駐車場でかっこいい電動アシストバイクに遭遇。
GIANTのCRS HBという機種だ。
http://www.giant.co.jp/giant12/crs_hb.php
重量が23キロもあって、自宅まで階段を担いであがるのは絶対に無理だ。


後輪をまたいでいるのが電池、フロントハブにモーター内蔵















いつもとは違う、近道を行く。
自転車ルートの常で、ショートカットをすると勾配がきつくなる。
登坂には時間と体力を要するので、遠回りする方が楽ということになる。



バックスタンドにかかるダブルの虹


先に来ていた友人のMarcoとスタンドで合流。
Marcoとは元オランダ代表のMarco van Bastenのことだ。
フットボールがうまいわけではなく、顔が似ている。
二人でなでしこリーグを観戦。
試合ではなく、選手個人を観に来ている客が多い。
スペランツァ大阪高槻は0-6で神戸レオネッサに敗戦。 
両監督はベンチに腰かけているが、神戸の星川監督がゲームを楽に観ているのに対して大阪高槻の本並監督は、なす術なく座っている感じだ。
 

2012/09/14

Paint It, Black


左奥:スピーカ、その右:電子バナー、右下:キーボードテーブル





































作品の塗装をやっと始めた。

吹き付けは、あまりやらない。
風で飛散して隣近所にまで迷惑をおよぼすし、もったいないのがその理由だ。
第一、刷毛で塗るのが楽しい。
なかなか始める気にならないのは、準備と後片付けが非常に面倒だからだ。

塗る作品は三つ。
従弟が作ってくれた小さなスピーカの箱。
ワイヤシェルフに取り付けて使うキーボードテーブル。
電子バナーの箱。

いずれも黒く塗る。
淡色よりは簡単に塗ることができる。
もう一度書くが、刷毛塗りは楽しい。
今回初めて水性のアクリルを使用する。
水で薄めることができて、匂いがあまりしない。
乾燥後、水に濡れたらどうなるのかが心配だ。

「Paint It, Black(黒くぬれ)」は、The Rolling Stonesが1966年に発表した曲の名。
英米のヒットチャートでトップを獲った有名な曲だ。
宇江佐真理には『黒く塗れ』という作品があるが、こちらは時代小説のタイトルだ。
ペンネームにもweatherを使ったりする、この作家のセンスが面白い。
 

2012/09/12

ピアニスト死す


古い友人で、ピアニストの古川美穂が亡くなった。
最後に会ったのは2011年6月18日、共通の友人宅で食事した時だ。
当日は万博記念競技場でガンバ大阪対横浜Fマリノス戦が開催された。
プラチナチケットをもらっていたのだが、おかげで行けずじまい。
彼女はその後に体調を崩して入院。
いったん回復して退院した。

2012年7月14日、例の共通の友人宅でバーベキューが行われた。
当日はまたしても横浜Fマリノス戦。
何日も前にお誘いを受けたのだが、バーベキューの方を断わった。
古川美穂はこれに顔を見せていたそうだ。
その直後に子宮癌が再発して入院。
9月6日早朝に亡くなった。
7月20日に57歳になったばかり。
9月8日通夜、9日本葬儀(浄土真宗)。
戒名は「釋尼美奏(しゃくにみそう)」と付けられた。

最初の出会いは小学校においてである。
中学校、高校も同じ。
あだ名は「かっぱ」。
一時期のヘアスタイルに由来する。
愛知県立芸術大学に進学し、ピアノを学んだ。
すでに4歳ぐらいから習っていたらしい。
その後、巨匠マックス・エッガーに師事。
現在までに古川自身が教えた生徒も多数いる。

ほぼ毎年、演奏会に招待されて足を運んだ。
彼女が選ぶのは至難の曲ばかりで、聴く側にも緊張を強いるものだった。
それを豊かな力量と技術で見事に弾き切った。
その演奏を海外メディアが「Clean」と評したこともある。
彼女が誕生日を迎えたばかりの日、花束を持って楽屋を訪ねた。
深紅の薔薇を39本。
帰宅してからその本数を数えて(なぜ切りのいい40本ではないのか?)
ほんとうの意味(誕生祝い)を理解した彼女から、後日礼状が届いた。
その後も花束は続けたが、ある時もう持ってこないでと言われた。
他のファンが持ってくる花だけで手一杯だったそうだ。

生まれた時の約束どおり、死は必ず訪れる。
親も年老いて、先は長くない。
かく言う自分もそれほど先は長くない。
わかっているけれど、実際に親しい人の死に対面すると、つらい。
 

2012/09/04

溝を彫る


















放置していたプロジェクトを最下位、おっと演技おっと縁起が悪い……再開。
口径50ミリの小さなスピーカを収める箱(エンクロージャと呼ぶ)である。
ユニットがチープなのに、エンクロージャが立派すぎる。
木工家の従弟に作ってもらった箱にかかった費用はン千円。
素材はアガチスといい、かなり緻密な木質だ。
そこに自分で加工する。

市販のターミナルを埋め込むための溝を彫る。
溝の底には敗戦、おっと縁起が悪い、配線のための穴を明ける。
鑿でこつこつ溝を彫る。
穴は電動ドリルで明け、やすりで広げた。
「直付け」といって、スピーカユニットからの線を、小さい穴を明けて出すだけのデザインも存在するが、あまりに安易なやり方だ。

従弟は、母の兄の息子。
母には姉もあって、その娘である従姉妹二人が母を訪ねて来た。
伯母はすでに亡くなったので、母が彼女たちにとっての女親のようなものだ。
実家で久しぶりに再会し、食事する。
妹の方はオーストラリア暮らしが長く、最新の日本事情に疎い。
流行りの言葉も知らないので、会話時に注意を要する。
シドニーからブリスベインに移り住んでいるのだが、シドニーは寒冷化が進んでいて、もう住みたくないと言う。
しかし、なんでも一番を目指さないと気がすまない日本とは違って、オーストラリアはのんびりとしているという話を聞き、羨ましく思う。

彼女たちが帰った後、激しい落雷で足止め。
麻雀をして時間をつぶす。
 

2012/09/02

【J特】ベストゴールは3人股抜き


お昼にスパゲチを食べる。
スーパーマーケットのプライヴェイト・ブランドだが、値段が安くてもデュラムセモリナ100パーセントなら、ほぼ間違いなくおいしい。
茹で時間を厳格に守る。
ガスを節約するために最後の30秒は火を止めて、余熱で茹でる。
湯切りした麺を皿に盛る。
削った鰹節をまぶす。
マヨネイズをかける。
お好み焼きのように。
次いで粗挽きの黒胡椒を振りかける。
醤油少々をかけて味付け終了。
かき混ぜてから食べる。
椎名誠のエッセイからヒントを得たレシピ。

Jリーグ1部第24節、サガン鳥栖対ガンバ大阪戦の録画をチェックする。
4-1。
開始してジャスト1分、#14藤田にフリーキックを決められる。
前半の間に2-0とされる。
後半が始まって間もなく3-0となってガンバの負けはほぼ確定。
その20分後、#17明神が得点して3-1。
CKを#41家長がヘディングでゴールとは逆の方向に落とし、明神が左足でシュートする。
これをよく観ると、DF二人とGKの股の下を抜いて、ゴールの中央に入っている。
明神が意地で決めたシュートだ。
この試合のベストゴールに挙げたい。

サガンが良かったところは、最後にもう1点入れてだめ押ししたことだ。
勝ち逃げしようとして、逆に点を奪われることがよくある。
ガンバの攻撃は不発。
サガンが守備の堅さで上回ったので、このような結果となった。
ガンバ大阪、6勝6引分け12敗。
勝ち点24で第15位。
残りはわずか10ゲーム。

2012/09/01

サニールージュなんて買ってない


『真実への旅路』という映画(録画)を観たのは5月。
その詳細がやっとわかった。
原題:The Wronged Man(不当な扱いを受けた男)、Tom McLoughlin作品、2010年。
Julia Ormond(この女優は知っていた)、Mahershalalhashbaz Ali出演。
マハーシャラルハズバズ・アリと日本では読ませるらしい。
アフリカ系アメリカ人の彼が「不当な扱いを受けた男」を演じている。
Ormondはその男を法的にサポートするパラリーガル役。
パラリーガルは法律事務所などに雇われて、弁護士業務のアシストをする人のことだ。
この作品に対する満足度をもう一度書いておこう……☆☆☆☆☆

近所のマーケットに、基本的な食材を買いにいく。
レジで支払いを済ませ、テーブルに荷物を置いてレシートを見る。
品目と価格を必ずチェックするようにしている。
この日のレシートの1行目は「サニールージュ 498」だった。
なんやこれ?
かごの中の商品とレシートを照合。
商品15点、レシート記載品目16点。
サニールージュなんて買ってない。
いったい、サニールージュって何?

サニールージュとはぶどうの品種の名だった。
レジの担当者はテストか何かで打ち込んだデータが残っていたと言い訳したが、常に注意していなければ同じ間違いは起きる。
余計に支払ったことを知らないまま帰宅してしまう人は、どれぐらいいるだろう。

2012/08/31

テーマは家庭崩壊


▼最近借りた本

本来は楽しいイラストが描かれた帯がついている






 







『自転車生活でいこう! 自転車が人生を変える50の理由』(エイミー・ウォーカー編著、2011年)
児島修訳。
原題はOn Bicycles 50 Ways The New Bike Culture Can Change Your Life。
北米と西欧のことが中心に書かれていて、満足度は高くない。
つまり、日本の自転車事情が読みたい。
満足度……☆☆☆★★


新しい装幀のポケットミステリ














『アイアン・ハウス』(原題:Iron House、John Hart著、2011年)
東野さやか訳。
著者の作品の範疇はミステリだが、「家庭の崩壊」をテーマにしている。
ミステリとしは非常に面白いが、テーマを読むのが辛い。
満足度……☆☆☆★★

特記事項1。
『アイアン・ハウス』、前作『ラスト・チャイルド』(原題:The Last Child、2009年)はハヤカワ・ポケットミステリとして日本国内で出版された。
それと同時にハヤカワ・ミステリ文庫からも2巻本として出版されている。
通常、単行本の文庫化は3年経過後にされている。

特記事項2。
ハヤカワ・ポケットミステリの装幀が一新された。
長年月、勝呂忠の油彩画を使っていたが、彼が2010年に亡くなった。

特記事項3。
本エントリーの後、別の図書館で『ラスト・チャイルド』を見つけ、借り出す。

こちらが勝呂忠の装幀














『アイアン・ハウス』がまずまずの満足度なら、こちらは超弩級。
MWAの最優秀長編に選ばれたのもうなずける。
テーマはやはり家庭の崩壊だが、救いがなきにしもあらず。
満足度……☆☆☆☆☆



















『サイクルペディア 自転車事典』(原題:Cyclepedia、Michael Embacher著、2011年)
著者の自転車コレクションの中から100台を紹介している。
タイトルはencyclopediaのもじりである。
読むより眺めて楽しい。
満足度……☆☆☆☆★


ジョルジョ・デ・キリコのパレット

















『芸術家の家 作品の生まれる場所』(原題:Maisons d'Artistes、Gérard-Georges Lemaire著、2004年)
制作現場ではなく、生活の場所としての紹介。
満足度……☆★★★★


▼最近観た映画
『ハッピー・フライト』(原題:View From The Top、Bruno Barreto作品、2003年)
予備知識なしで観る。
Gwyneth Paltrow出演、役の上での彼女の家庭も崩壊状態である。
Candice Bergenを久しぶりに観る。
Rob Loweもほんのちょい役で出演。
満足度……☆☆★★★

『ロッキー・ザ・ファイナル』(原題:Rocky Balboa、Sylvester Stallone作品、2006年)
Stalloneの当たり役はロッキーとランボーで、どちらも続編の数が多い。
『ザ・ファイナル』でのロッキーはすでに妻を亡くし、一人息子とは疎遠の仲になっている。
またしても家庭崩壊、である。
ロッキーは彼らしく戦う。
おっさんにとっては元気の出る映画だ。
満足度……☆☆☆☆★

 

2012/08/30

チノパンツと大三元


イングランド・プレミアリーグ2012/2013が開幕した。
海外リーグのほとんどが年をまたいで開催されるので、このような表記になる。
Jリーグが秋春開催となるのはいつのことか。
香川がManchester Unitedのキックオフを行う映像を観て、興奮する。
チームのファンになって40余年、日本の選手が活躍することなど夢にも思わず。

ガンバ大阪のクラブハウスを訪ねた帰りに、いつもは試合前に立ち寄る市場でサンドイッチを買い食いした。
マヨネーズで和えたゆで卵で、チノパンツの股の辺りを汚してしまった。
自宅の洗面所で大まかに手洗いをしてから洗濯機に投入。
「多少の食べこぼしは洗剤にまかせて……」という江角マキコ演じるCMがあるけれど、チノパンツにはマヨネーズの染みが残ってしまった。
ピンポイントで洗い直し。
部分洗いする際に、布地が濡れると染みの位置が判らなくなる。
そこで、染みをあらかじめステッチで囲んでおく。
主婦(夫)向けの情報紙か、インタネットで得た知識だ。
囲んだ場所に台所用洗剤を直接つけて、ブラシでこする。
すすいで、洗濯機へ。
ステッチは乾燥してから取り除く予定。


















母、そして自分も含めてボケ防止のための麻雀。
牌を手で積んだり、手役を考えたりすることが脳を活性化するか。
たぶんな。


混老頭の一歩手前まで来て喜んでいたら……














相手は何枚も上手(字一色大三元)だった……!
















2012/08/22

ビッグ対談


ガンバ大阪の第一練習場(天然芝)。クラブハウスのすぐ隣にある















ガンバ大阪のクラブハウスを訪ねた。
「遠慮なく来てください」
そう言われてその気になったものの、道は遠かった。
社長のスケジュールを管理している担当者に電話して「アポ」をとる。
すぐに会えると思っていたら、盆明けまで待たされることになった。

その間にチームはアウェイの豊田スタジアムで名古屋グランパスエイトに大勝。
録画で観戦したのだが、フィールド横で今野選手がインタビューしているその背景に、社長が満面の笑みで選手たちを迎える姿が映っていた。
そのことを教えると、社長が照れた。

名古屋戦の大勝がなければ、対談はもっと暗いものになっていたかもしれない。
おかげでナゴヤかに話が進む。
ビッグクラブの社長に対するは、たんに態度がビッグなおっさんである。
クラブを支援する側というスタンスなので、要望は言わないことにしていたが、日頃思っていることごとを口から出るにまかせて話した。
ほぼプライヴェイトな対談なので、写真および録音はなし。

クルヴァのサポーターとはうまくコミュニケーションがとれているようだ。
そういうことは他のクラブにはまずないという。
相手チームを誹謗中傷するような言葉とその表出についてはクレームをつけているらしい。
「ピンクの豚」などはいっそユーモラスで好ましいと思うのだが……
私が好きな「髑髏(どくろ)」のマークも規制しているらしい。
新スタジアムに移ったあかつきにはクルヴァも自覚自重するだろう、とは社長の楽観。

スタジアムの計画図面を見せてもらう。
観客席の最前列からタッチラインまで約7メートル。
両軍が座るベンチも観客席の中に組み込まれている。
オールド・トラフォードのようなスタイルだ。
つまり、ベンチをおおうものがない。
これに対して選手からは屋根をつけてほしいとの意見があったそうだ。
屋根は要らんでしょう、と言っておいた。

気になっていたのは芝の養生と、スタジアム全体の明るさだ。
フィールドレベルの通風は考慮されている。
観客席の真上をおおう屋根が日光をさえぎる部分が少しあるのが気になる。
観戦しながら食事ができるレストランではアルコールをサービスするのか否か。
スタジアムは全面禁煙にするのか否か……
クラブ内での議論はまだ進行中だ。

話の途中で事業本部の担当者を呼び入れる。
クラブの収入の大きな柱の一つであるグッズのことが話題となる。
ラインアップに買いたいものはない、と意見を言う。
サポーターとしての絶対にかなわない夢は、選手と同じユニフォームを身に着けてフィールドに降り立つことだが、現在のショップではパンツもストッキングも販売されておらず、コスチュームプレイすらできない。
また、大人向けのマーケティングをしていないので、ネクタイほどのアクセサリーもない。
そういうことを話した。
面倒くさいことを言うやつだと思われたにちがいない。

選手の話。
サポーター同士でも頻繁に話題にしているゴールキーパーのこと。
自分がチームを作る立場なら、GKにもっとも多くお金をかけたいところだ。
ガンバ大阪はそのかわりにブラジル人のGKコーチを招聘して強化策を講じた。
そのジェルソンすら、もっといいGKを獲ってくれと言っていたらしい。
クラブは、ある大物GKに何度もオファーを出した。
そのGKとは偏固ジャーナルでも言及したことのあるKだが、彼はガンバには来ない。

アンセム(チーム賛歌)の話。
「You'll Never Walk Alone」(リヴァプールFCやセルティック、FC東京が採用)のようなものが欲しい、と社長が以前言っていた。
その時に、オリジナルで作ってはだめですよ、と意見した。
サポーターの大多数に受け入れられる保証がないうえに、作家に頼んで作ってもらう歌にダメ出しはできない。
その後東日本大震災が起きて、賛歌づくりは頓挫した。
「You'll Never Walk Alone」はリヴァプールFCのファンのリクエストから生まれたエピソードを社長に教える。
万博記念競技場でもリクエストを募ったらどうか。
勝った時の凱歌、負けた時にチームを励ます歌を既存の曲の中から選ぶという案。

食べ物の話。
サポーターからの要望に応えて「美味G横丁」ができた。
(美味Gと書いてオイジイと読ませるのは無理がある、とは社長に言ってない)
パンを売っている屋台がほとんど無に等しい。
サンドイッチや調理パン、カットピザを売る店があったらいい、と提案してみた。

この他にもいろいろ話があって、対談は2時間を超えた。
話は尽きず、社長が外出する予定の時間が迫ってきたので、強制終了となった。
最後にクラブハウスの中を案内してもらってから練習場に立つ。
チームはオフなので、誰もいない。
次の土曜日から巻き返しが始まる。
 

2012/08/14

墓参り


落雷の音で目が覚める。
大自然の咆哮。
激しい降雨もやがて止んだ。
大気は不安定のようだが、雲が日光をさえぎっている。
今のうちに墓参りに行こうと母を誘う。

市場で花を買って地下鉄御堂筋線に乗る。
「なんば」で千日前線に乗り換えて「谷町九丁目」で下車。
相撲の贔屓で有名なタニマチに我が家の墓所はある。
祖父が亡くなったときに新調した墓石は、祖父の筆跡で家名が刻まれている。
それは亡父のこだわりだったのだが、後悔していたようだ。
「石屋にまかせて彫ってもらったらよかった」

タニキュウ(谷町九丁目)から、今度は谷町線に乗って一駅。
「谷町六丁目」で長堀鶴見緑地線に乗り換えて「長堀橋」まで行く。
首都のメトロよりは、わかりやすい。
地下商店街のクリスタ長堀のカレーショップで燃料補給。
心斎橋までさらに地下を歩く。

タイガーコペンハーゲンなる店を探す。
名のとおり、デンマーク由来の雑貨店だ。
商品価格設定が低いので「舶来の百均」と思われている。
実際は100円から2,000円までの価格幅がある。
http://www.tiger-stores.jp/
入店を待つ客の列で、その場所が知れた。
整理券がないと入れないらしい。
覗いてみたい気持ちをあきらめて帰る。
日が射して暑くなってきた。

実家に寄って、涼む。
その後家族で麻雀。
手指と頭を使うので、ボケ防止に効くという。
美しい手ができた。


八索栄和の緑一色。六索は槓子

2012/08/12

【J特】気分はG・ベスト


左:戦闘服、右:マンチェスターUのシャツ
























金曜日。
早起きしてなでしこを観る。
赤いユニフォームに悪い予感。
福元のスーツがちぐはぐだ。
1-2の結果。
いまだ真の世界チャンピオンならず。
アメリカを圧倒できないのが悔しい。

土曜日。
早起きして男子のフットボールを観る。
0-2。
メダルを逃がしたことより大韓民国に負けたことが悔しい。
その論点で、女子バレーボールチームが3位決定戦でストレート勝ちしたことは快挙だ。

13時30分、MTBに乗って出かける。
雨に備えて、後輪に泥よけをつける。
14時10分、万博記念競技場に到着。
ふだんのマッチデイより3時間早い。
14時25分、「大人サッカー教室」受講手続き。
一時パスをマンUのシャツの胸に貼り、フィールドに入る。
15時から16時30分まで、サッカー教室。

ストレッチで始まり、ジョグで身体をほぐして、軽くボール回し。
軽いはずがけっこうきつい。
最後は6人ずつのチームに分かれて、ミニゲーム。
フィールドは、まるで緑の絨毯のようで、シューズの底の「いぼ」がひっかかる。
途中でジョギングシューズに履き替え。
味方からのパスを受けて、1点決める。

16時50分、スタンドにあがる。
青い戦闘服に着替えてセレッソ大阪とのダービーマッチを観戦。
クルヴァのサポーターは相手をピンクの豚と蔑んでいる。
天気予報のとおり、途中から大雨。
教室のあとシャワーをつかわせてもらっていないので、いっそ心地よい。
0-2から2-2としたが、クルヴァからはブーイング。

4勝6引分け11敗。
勝ち点は1だけ増えて18。
下から数えて第2位。
雨の中、MTBでそろっと走って帰る。

2012/08/09

知性をひけらかすやつ


徒然なるままに……

グリル周りを磨いた。
油でべとべとなので、洗剤を使う。
きれいになったがゆえに汚したくなくて、料理をする気がしなくなった。

オリンピックのフットボール。
女子も男子もパフォーマンス急落。
女子準決勝の対フランス戦、中盤のチェックおろそか。
男子準決勝の対メキシコ戦、GK権田が突然の不能。

ロンドンが舞台のドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』。
現代に時代設定したリメイク。
ホームズはウェブサイトを開設、ワトスンはホームズの活躍をつづるブロガー。
シャーロック・ホームズは知性をひけらかす嫌なやつと揶揄される。
2010年に3エピソード、2012年にシリーズ2の3エピソードが発表されている。
満足度……☆☆☆☆☆

『緊急救命室 ER』(原題:ER、アメリカNBC、1994〜2009年)。
海外のドラマは作り物っぽい感じが、あまりしない。
全15シーズンのうち第6シーズン観直し。
はっきり憶えている部分とまったく忘れている部分がある。
満足度……☆☆☆☆☆

『紅の豚』(宮崎駿作品、1992年)。
ハードディスクの隅にあったのを片付ける。
どこかで一度は観ているはずだが、まったく忘れている。
最近はアニメーション作品を観ることがなくなった。
満足度……☆☆☆☆☆

ガンバ大阪、Jリーグ杯敗退。
GK藤ヶ谷がついに姿を消した。
#13岩下が清水から加入、#24星原が水戸に移籍。
移り変わりがあまりにも激しい。
11日土曜日、同じ大阪の「紅の豚」と対決。

2012/08/05

【J特】G大阪対大宮


正面の空に見える白い円は月。その真上はUFO?















キックオフの4時間ぐらい前になってチケットが手に入った。
あわてて用意して出かける。
いつものマーケットで食糧を調達。
MTBが前進しているかぎり涼しいが、スタンドに座ると大量に汗が出る。

Jリーグ1部第20節、ガンバ大阪対大宮アルディージャ戦を観る。
前回対戦の第10節は1-0で負けている。
この日は0-1とされた後、3-1で逆転勝ちした。
レアンドロ2点、倉田秋1点。
補強が成功したように見える。
4勝5分け11敗、勝ち点17、総得点31、総失点42。
下から数えて第2位。

不思議だが、勝った試合の帰りはMTBのペダルが軽い。
たんに脳内ホルモンのせいだと思うけれど……

帰宅して身体を冷やす。
オリンピックの準々決勝戦の録画を観る。
ガンバもこれぐらい走ってくれたらなと思う。
キャプテンの吉田麻也選手が「ロンドンへ行こうぜ」と「ロンドンへ行くぞ」をごちゃ混ぜにしてしまい、「ロンドンへ行こうぞ!」と叫んだエピソードが面白い。
ぜひ金メダルを獲ろうぞ!


暑いけど、私もがんばるbyビールの売り子





































2012/08/04

【J特】神戸対G大阪


Jリーグ1部第19節、ヴィッセル神戸対ガンバ大阪戦を一週間遅れで録画観戦。
1-1。
相変わらず動き悪し。
いや、動きがないと書いた方が正しいかも。
前線の選手は、ボールが来るのを立って待っている状態。
パスを出す側は、ボールを出した場所から動いていないし……
そんなフットボールで勝てるわけがない。
もっとガンバる大阪を見せてくれ。

面白かったのは、両チームのキックオフのスタイルが同じだったこと。 選手を左翼にシフトさせ、センターマークからディフェンスラインに下げたボールを大きく蹴り込むのは、いわば西野スタイルだ。 試合終了後、フィールドを去るガンバの選手を西野監督が待ち受けて、それぞれと握手をした。
「ガンバ大阪を、来年も応援してください」
昨シーズンのホーム最終戦での最後の挨拶が、こだまのように甦る。
翌週の清水戦での怒濤の勝利を、ガンバの選手たちは思い出しただろうか。

リーグ戦は残り15試合。
その状況下、#13寺田紳一がガンバを去って横浜FCに移籍。
韓国の蔚山現代から元ガンバ大阪の家長昭博を呼び戻した(レンタル)。
家長の背番号は「41」。
1と4の組み合わせにこだわりがあるらしい。
とにかく、左利きの選手が加入したことは好材料だ。

2012/08/03

500エントリー


この記事が偏固ジャーナルの500本目となる。
多いのか、少ないのか。
「正気を保つため」に?2009年6月28日に書き始めた。
以降、7、8、9、10月は毎日エントリーしている。
7か月の合計で170。
2010年は175エントリー。
2011年は95。
だいたい4割5分ずつぐらい減少し続けている。
正気の度合いに応じてか?

読者数はきわめて少ないが、現在までもっともよく読まれた記事は2009年7月9日付け「スピーカーをレストアしよう」で211ビューである。

以下は映画メモ。

『スコーピオン・キング』(原題:The Scorpion King、Chuck Russell、2002年)
The Rock主演。
この人はホンミョンボもとい本名をDwayne Johnsonといい、マイアミ大学でアメリカンフットボールの選手だった。
卒業後、プロレスラーに転身し、映画にも出演して人気を得ている。
作品満足度……☆☆☆☆★

『ライフ・オン・ザ・ロングボード』(喜多一郎作品、2005年)
喜多一郎第二回監督作品、とわざわざクレジットする意味がわからない。
大杉漣主演。
ロングボードはサーフィン用の長い板。
満足度……☆★★★★

『ボーダー』(原題:Righteous Kill、Jon Avnet作品、2008年)
Robert De Niro、Al Pacino出演。
ボーダーは意味不明、原題直訳は「正当な殺し」。
満足度……☆☆★★★

『S. W. A. T. 』 (原題同じ、Clark Johnson作品、2003年)
Samuel L. Jackson、Colin Farrell、Josh Charles出演。
ちなみにS. W. A. T. はSpecial Weapons And Tactics(特殊火器戦術部隊)の略。
満足度……☆☆★★★

『タップス』(原題:Taps、Harold Becker作品、1981年)
タップ(ダンス)が好きなので題名に惹かれたが、裏切られる。
tapsとは米軍の用語で、鎮魂ラッパのことだった。
Timothy Hutton主演。
Tom Cruise(当時19歳)、Sean Penn(21歳)が出演している。
他にRonny Cox(『ロボコップ』ではオムニ社の幹部)、James Handy(『評決』で原告の義理の兄)も出演。
満足度……☆★★★★

全体的に、あまり満足していない。


2012/07/24

原田先生に遭う


桑名の病状も気になっているのだが、今日一番の大ニュースはイチローの移籍。
西海岸のシアトルから東のニューヨークへの大移動だ。
51番が空いているのに、わざわざ31番を背負うと言う。
妙な遠慮をする人だ。
掛布にあやかるつもりかな。

市の保険資格課から督促状を受け取った。
支払いを失念していた。
いや、そもそもその能力が足りず、人から借りて支払いを済ませる。
その銀行で、原田先生に偶然会った。

原田繁昭(はらだ・しげあき)は徳島出身の72歳。
高校を出て、就職するために船に乗って大阪に出てきたが……
美術を志して上京、武蔵野美術学校に入る。
棟方志功の最後の弟子だったという。
2級免許がとれたので、学校を2年でやめて美術科の教員になる。
最初に就職したのが吹田市の中学校だった。
以後、大阪府内の数校で40年余の教員生活を送る。
水彩画が専門で、インドをテーマにした作品を描き続けている。
コルカタの「アカデミー・オブ・ファイン・アーツ」で個展一回。
現在、インド総領事館や外務省の協力のもと、二回目の個展を企画中。

彼に教わったことはないのだが、最初の中学校の生徒だった。
現住所が近いので、たまに遭う。
顔見知りなのでもちろん挨拶をする。
お互いに暇がある(あちら年金生活者、こちら失業者)ので、お茶しよかということになった。
ところが二人とも昼食をすませていないことが判明、自転車を連らねて中華料理店に行く。
炒飯二人前と青椒肉絲一皿を注文する。
原田先生のおごりであった。

原田先生と別れた後、中央図書館に行く。
館内で無線LANが使えるようになったらしいので試してみる。
要するに自前のマシンを持ち込んでインタネットにアクセスするのである。
私のマシンは……
「Nintendo DS Lite」。
スーパーマリオもモンハンもダビスタもウイイレも入っていないけれど「DSブラウザー」というソフトが入っている。
その他には「お料理ナビ」という、レシピをしゃべるソフト。
「時雨殿」という百人一首の学習ソフト。
「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」。
「もっとTOEIC TEST DSトレーニング」。
「250万人の漢検公式ソフト」。
普通のゲーマーにはまず相手にされない。


接続設定への経過画面


















図書館の受付カウンターで接続IDをもらい、指定のエリアへ。
場所はどこでもよさそうなものだが、他人への迷惑防止と想像する。
WEPキーなしで接続できると係の人は言うのだが……、接続できず。
試しに「guest」などと打ち込んでみたがエラー。
何をやってもエラー。
今日のところはあきらめて、エラーコードを研究することにする。

帰るころに、雷雨となった。

2012/07/19

本と映画のメモ



『明日に向って撃て! ハリウッドが認めた! ぼくは日本一の洋画宣伝マン』(古澤利夫著、文春文庫)読了。
非常に面白い内容だったが、作品のストーリーに関するネタばらしが多いので要注意。
『スター・ウォーズ』(原題:Star Wars)には最初「The」がついていたこととか、邦題は『惑星大戦争』になるところだったとかの裏話が楽しい。
今では買うことのなくなった映画パンフレットの「Production Note」という部分をまとめたような本だ。
フォックスの作品だけでこれほど楽しませてもらうことができたのだから、他社版も読んでみたい。
満足度……☆☆☆☆☆

最近観た映画メモ。
『アデル/ファラオと復活の秘薬』(原題:Les Aventures Extraordinaires D'Adele Blanc-Sec、Luc Besson作品、2010年)と『スターシップ・トゥルーパーズ』(原題:Starship Troopers、Paul Verhoeven作品、1997年)は途中で止める。

『さよならをもう一度』(原題:Goodbye Again、Anatole Litvak作品、1961年)
Ingrid Bergman、Yves Montand出演、サガン『ブラームスはお好き』の映画化作品。
満足度……☆☆☆★★

『ブリジット・ジョーンズの日記』(原題:Bridget Jones's Diary、Sharon Maguire作品、2001年)
Renee Zellweger、Hugh Grant出演。
これに続編があるということは、ヒットしたということだろうか。
満足度……☆☆★★★

『モーリス』(原題:Maurice、James Ivory作品、1987年)
James Wilby、Hugh Grant出演。
公開当時の大問題作。現代ではほとんど問題にされまい。
満足度……☆★★★★

『きみに読む物語』(原題:The Notebook、Nick Cassavetes作品、2004年)
James Garner、Gena Rowlands出演。
『愛を読むひと』と勘違いして観てしまう。
満足度……☆☆☆★★

『アドレナリン』(原題:Crank、Neveldine作品、2006年)
Jason Statham主演。
タイトルのデザインが気に入った。
満足度……☆★★★★

『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』(原題:Les Rivieres Pourpres 2 - Les Anges De L'apocalypse、Olivier Dahan作品、2004年)
Luc Besson脚本、Jean Reno、Christopher Lee出演。
以前観たはずだが、詳細は憶えていない。
満足度……☆☆☆☆★


2012/07/15

【J特】ドッグデイ


うだるように暑い日のことを英語では「ドッグデイ」という。
沈滞期という意味もある。
それがスポーツニュースの見出しになるほど、ここ数年間のガンバは強かった。

七夕、Jリーグ1部第17節のFC東京対G大阪戦があった。
3-2。
元チームメイトのルーカスにしてやられる。
ガンバは2点取っているのだが、失点がそれを上回った。
#2中澤の不在による好結果を期待したが、#3金正也が大きなミスを犯した。
GKが1番に戻っているのも不安要素だ。
ここまで26得点/38失点で、GD(ゴールディファレンス=得失点差)はマイナス12。
この試合から、選手の動きにスピード感が出てきた。
ハーフタイムにロッカールームで、
「戦えない選手はピッチから出ていってくれ」
とキャプテンの明神が言ったそうだ。


沈滞ムードのCURVA NORD(北ゴール裏の意)















14日土曜日、第18節ガンバ大阪対横浜Fマリノス戦。
MTBにまたがって、スタジアムまで行く。
走る青い戦闘服を見て、
「応援がんばってください」
と見知らぬ子どもが声をかけてくれた。

試合結果は1-2。
いつものとおり、終了間際に失点して敗戦。
同じ過ちを繰り返し続けるのは何ゆえか。
「絶対に点を取って、勝つ」または「絶対に相手に得点させない」という気持ちが圧倒的に足りない。
試合が終わった後、選手たちはゆったりと歩いている。
足の筋肉が痙攣して動けない選手は一人もいない。
力を出し切っていない証拠だ。

スタジアムを後にしてMTBで走る。
信号待ちをしている時に、また見知らぬ人から声をかけられた。
「勝ったんですか」
関心はあるけれど観ていないのだ、この人は。
終了間際に失点して負けたと答える。
GKが藤ヶ谷ではあかんよねと言われた。
まったく同感だけれど、悔しい。
ベルギーの川島にオファーを出せ。

あまり気乗りしないが「宿題」をすましておこう。
勝ち点をあといくつ取れば持ちこたえられるのか。
過去3シーズンのデータは以下のとおり。
(△は残留、▼は降格チーム)

2009年
△山形……39ポイント[10勝9引分15敗]
▼柏………34p[7/13/14]
▼大分……30p[8/6/20]
▼千葉……27p[5/12/17]

2010年
△神戸……38p[9/11/14]
▼東京……36p[8/12/14]
▼京都……19p[4/7/23]
▼湘南……16p[3/7/24]

2011年
△浦和……36p[8/12/14]
▼甲府……33p[9/6/19]
▼福岡……22p[6/4/24]
▼山形……21p[5/6/23]

以前、勝ち点を40取ればまず安心と書いたのは、これを根拠にしている。
もう一段下げて37pとしてみよう。
ガンバ大阪の勝ち点は13(第18節終了時点)。
残り16試合(ホーム7、アウェイ9)で24pの積み上げが必要となる。
つまり半分勝てばいい。
勝たなくてはならない、と書くべきか。
 

2012/07/11

ものすごく拙くて、ありえないほど面白い


タイトルは、映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(原題:Extremely Loud And Incredibly Close)のもじりだ。

偏固ジャーナルでは書かないと書いておきながら、批評する。
図書館から借りている『明日に向って撃て! ハリウッドが認めた! ぼくは日本一の洋画宣伝マン』(古澤利夫著、文春文庫)のことだ。

まだ読み終わってもいないのだが、これはものすごい本だ。
作者の人相がものすごく悪い。
それは本の内容には関係ないはずなのだが、 ところどころに挿入されている写真の作者の顔がものすごく恐い。
おまけに文章がものすごく下手である。
戸田奈津子が書いた解説の方がよほど読みやすい。
辞書を引かないと読めない言葉が使われているのもうっとうしい。
それにもかかわらず、ものすごく面白い。
洋画の製作およびその宣伝にまつわる裏話やうんちくを読まされて飽きることがない。
映画好きの人間にとっては、たまらない本だ。
『映画字幕(スーパー)五十年』(清水俊二著、ハヤカワ文庫NF)も楽しかったが、こちらは時代が下った分もっと楽しく読める。

内容にはふれないといつも書いておきながら、紹介する。
書名にもなっている『明日に向って撃て!』(原題:Butch Cassidy And The Sundance Kid、George Roy Hill作品、1969年)について。
Paul Newmanが脚本の初期取得に関わっていたこと。
彼がサンダンス・キッドを演じるつもりだったこと。
Steve McQueenと競演することになっていた(かもしれない)こと。
初めて知ることばかりだ。
そんなこんなの驚愕のエピソードが、さらりと書かれている。
ちなみに、NewmanがButch Cassidyを演じることになったので、The Sundance Kid And Butch Cassidyだったタイトルが変更されたそうだ。

先に書いたが、まだ読み終わっていない。
頁はどんどん進むのだが、もったいなくて一気に読みたくないのである。




読書のあいまに製作中……

















PCで描いた「型紙」のラインをドリルとヤスリでくり抜く

















左右65センチ、奥行20センチの小さなテーブルトップ

















ときには型紙のラインを無視して削る

















これはいったい何になるのか……?