2014/03/11

G大阪対徳島


スタジアムをバックにして


















シングルスピードと並行して製作していたバイクが完成したので、試運転を兼ねて万博公園まで走る。
おっさんが趣味で作ったカフェレーサーと言えばきこえがいいが、たんなる「痛車(いたしゃ)」とも言える。

反射板やライトなどの保安部品は一切付いていないので、日が暮れる前に帰り着かなければならぬ。
案の定、ディレイラーが正しく機能しない。
8速なのだが、両端の2速ずつがほぼ使えないので、中央の4速だけを使って走る。
ここはプロに任せた方がいいようだ。

2014年3月9日、日曜日。
スタジアムでは、ガンバ大阪対徳島ヴォルティスの練習試合が行われた。
結果は0-0で終わるつまらない試合。
金を返せ。
いや、観戦無料でした……f{^!^;

先発メンバーメモ。
GK……#16河田
DF……#4(藤春ではない誰か)、#3西野、#2エブソン、#22オ・ジェソク
MF……#19大森、#17明神、#6金、#10二川
FW……#9リンス、#13阿部(キャプテン)

明神が試合に復帰できない理由、オジェソクが使ってもらえない理由が、練習試合を観てよくわかる。
パフォーマンスが低過ぎる。
後半の途中に大森との交代で入った#24小川は積極的FWで有望株。

公式戦は観戦に集中しているので撮影する余裕はないのだが、この日はデジタル一眼レフを持参して、50カット以上を撮影。
レンズは135ミリ望遠と28ミリ広角の2本を交互に付け替えて使用。
どちらのレンズにもオートフォーカス機能は付いていない。
カメラ側をマニュアルに設定し、自分の目で判断してピントを合わせなければならない。
高速でシャッターが切れるようにISOを400に増感。
シャッター速度も1/640、1/800、1/1000秒をマニュアルで切り替えて撮影した。
もっと迫力のある写真を撮ろうとするならば、フィールド脇まで下りて行くか、300ミリ以上の長いレンズが必要だ。




先発メンバー整列


















ノロCEOも観戦


















観衆は300人ぐらい?


















クレイトン・ドミンゲス(右端)。柏のレアンドロ・ドミンゲスの弟


















レアンドロ・ドミンゲスのCK。後半からGKは#31田尻


 

2014/03/06

シングルスピード編04


一心不乱にコニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』(早川書房)を読む。
老眼で8ポイントの二段組み600ページは、かなりつらい。


MTBは、ギアのシングル化が終わったところで作業が中断していた。
再開して、ハンドル周りに手をつける。



別の自転車から取り外したステアリング


















ハンドルバーとグリップだけをMTBに流用する
















  

ストレートのハンドルバーに取り替える。
シングルなので、シフターを取り付ける必要はない。
ブレーキは、二本引きのレバーを新設する。
前後ブレーキのワイヤーを一括して引くので、レバーは一つ。
コックピットがシンプルな姿になる。



過日、箕面で見つけたのと同じもの(左手用)


















前のブレーキとレバーをワイヤーで接続する。
その前にブレーキ本体の調整をしておかなくてはいけない。
この作業を正しくやっておかないと、事故につながる。
プロに任せたいところだが、自己責任で作業する。
このMTBに付けてあるのは、カンチ(片持ち)レバーによって硬質ゴム製のシューをリムに押し付け、制動するタイプのブレーキだ。
シューがタイヤに触れると、ブレーキング時にバーストする恐れがある。
また、シューの爪先がやや内側を向くように取り付けないと、ロッキングを起こす恐れもある。



ブレーキシューの位置調整が、非常にむずかしい!


















余ったワイワーの端を処理すれば、前ブレーキは完成
























 

2014/03/03

Jリーグ開戦


小雨降る寒空の下
ホームスタジアムに
1万5千余のサポーター・ファンを呼び寄せておいて
宿敵レッズに点を取られて負けてみせるなんて
冷たい仕打ちと言わずして何と言おうか



間もなく両軍入場




















Jリーグ1部は全部で18チーム。
ホーム&アウェイの総当たりなので各チーム34試合を戦う。
究極の目標は、勝ち点102、得失点差102(総得点102、失点0)である。
全試合を3-0で勝てば実現できる。
勝ち点70、総失点30などという目標は低過ぎる。

開幕当日、朝からそわそわし始める。
午後3時ごろから身支度開始。
アンダーシャツの上にカシミアのタートルネックセーターを着る。
その上にクラブ20周年記念モデルのレプリカユニフォーム、さらに今季のレプリカをかぶる。
下半身はフットボールショーツと長ストッキング。
マスク代わりにもなるクラブバンダナを首に巻き、さらにウールのクラブマフラーを巻く。
トラックスーツを着て完成。
上半身は5枚重ねとなる。

雨が降るなか、徒歩で出発。
モノレイルの駅まで歩き「ガンバ 1 day 乗車券」を買う。
今日一日全線全駅乗り降り自由に使えて600円である。
一駅乗って下車。
MTBでスタジアムまで走る途中に寄る、いつものマーケットで飲食料の調達。
パンのコーナーが移動・縮小されてしまい、目当ての品は買えず。
上階にあるスポーツ用品店を素見す。
こちらも模様替えがされており、自転車は最も遠いコーナーへ追いやられた。
モノレイルに再乗車。

スタジアム到着。
場外の屋台でいつものドーナツを買おうとするが、今季は取り扱いなし。
これが楽しみやったんに……
顔をあわせた後援会のメンバーやクラブのスタッフと「あけましておめでとう」とあいさつする。
すぐにもスタンドに上がって、キックオフまでの雰囲気を楽しみたいのだが、場外でお務めがある。
スタジアム建設資金の募金活動だ。
プラカードを掲げて雑踏に立ち、道行くサポーターたちに声をかける。
キックオフまで2時間以上、寄付を募る。
青はおろか赤いシャツを着た人まで寄付をしてくれる。
しかし、目標額まで残り25億円以上ある。
屋根をかけるのは無理かも知れぬ。

日が落ちて寒くなる。
6枚目となるヤッケを重ね着する。
キックオフ寸前に着席(恥)
降水が多くなってきたのでビニルのポンチョを着る(7枚目)。



負けて引き揚げる選手たち。こちらを見ているのはGK東口



















選手を見送ってからスタジアムを出る。
モノレイル駅の改札口前で足止め30分。
歩いても帰れるが、一日乗車券を無にすることなかれ。
 

2014/02/27

二本引きのブレーキ


自転車改装のプロジェクトは、実は二つ並行している。
一つ、MTBのシングルスピード化。
二つ、前の勤務先からもらってきた廃車の再生。

廃車はGという台湾ブランドのMTB。
使えそうにない部品を取り除いていったら、
・フレーム(アルミ製)
・ブレーキ(ロングアームカンチ・前後)
・シートポスト(やぐら付き)
・ホイール(前のみ)
だけが残った。
要するに、捨てる部分の方が多かった。
足りなくなった部品の多くは、自宅のストックを充当する。
それらは、自分の他の自転車から取り外した後、捨てずにおいてあったものだ。
新しく入手しなければならないのは、ホイールとタイヤ。

フロントフォークでさえストックがあって、それをフレームのヘッドチューブに組み付ける。
特殊工具が必要なため、近所の自転車屋まで持って行く。
組み付け作業はショップでも日常的には行われないため、工具は常備されていない。
別の店から取り寄せて作業を行う。
チューブにパイプを通して締め付けるだけの作業に7〜10日間かかると宣告された。
しかたなく、部品一式を店に預けて退散。

市境をまたいで、隣市の中央図書館まで歩く。
同市内の別の図書館から取り寄せてもらった本を受け取りに。
予約本の棚から目当ての本を探し出し、自動貸出機に読み取らせて手続きは終了する。

図書館への途上、一台の自転車が目に留まる。
シングルスピードで、真面目に前後ブレーキ。
ブレーキレバーが一つ……一つ?
なんと前後同時にブレーキを引くレバーだ。
写真撮っとこう!


二本の白いケーブルラインが、一つのレバーに接続されている


Simple bike.



















来たのとは別の道で帰る。一周すると長いカプセル形を描くことになる。
スーパーマーケットLの向いにあった「Patisserie Pierre」がなくなっていた。
フランス人とおぼしきパティシエがいた店だ。
どんな都合か知らないけれど。

帰宅して調べたら、ブレーキはDという有名ブランドの商品と判明。
「二本引き」と呼ばれているらしい。
手元にある2014年版のカタログに記載されていた。
見本市まで見に行ってたのに、見逃がしてたんか!

 

2014/02/23

シングルスピード編03


どうでもええけどシングルスピード編と改題。
フィッティングしてみた艶消し銀色のチェーンをやめて、艶のあるニッケルプレートのものに変更。



チェーンをつないでいるピンを専用工具でバッキョする


















チェーンの長さを調節する。
チェーンカッターという工具を使うが切断するわけではなく、チェーンの隣り合う「コマ」同士をつないでいるピンを横から押し出して抜き去る。



抜去完了


















短くなったチェーンの両端を接続して、ループ状にする。
再びチェーンカッターを利用して、新しいピンを打ち込むのが通常の方法。
それを採用せず「Missing Link」(商品名)という部品をチェーンの両端に一つずつ付け、それぞれに空いている穴に、わずかに突き出たピンの先端をひっかけて接続する。
テンションをかけない状態で、手で解放できるので便利。
走行中にはずれる危険性は限りなくゼロに近い。



中央がMissing Linkで接続した箇所

















ピンと張ってクワンセイ。


















 

2014/02/22

シングルスピード編02


気管支不調。
腰痛発症。
結膜出血。
三隣亡(さんりんぼ)である。
まあそのうち治るやろ。


HARDROCKにクランクセットを装着する。
シングルスピードに改造したら、果たしてMTBと名乗ることができるのだろうか。



左:38T、右32T、後:42T


















画像右側のクランクは、もともとHARDROCKについていたもの。
現在は32Tのチェーンリング(ギア。チェーンホイールとも)しか付いていないが、以前は外から順に42、32、22T(※)と3枚のギア構成だった。
※TはTeeth(歯)
クランクの長さはC2C(センターからセンター)で175ミリ。
一方左側のクランクセットには38Tのギアが取り付けられようとしている。
クランク長は170ミリ。
「Sugino」は業界では超有名なブランドである。



装着後のチェーンホイール部分を上から見たところ


















38Tの方を取り付ける。
四角いシャフトをクランクセットの四角い穴に通して、木槌で打ち込んだ。
ギアの歯とフレームの間のクリアランスは充分だが、止めてあるナットとの間は目測1ミリ。
走行中にフレームが左右にたわむと接触する危険性があるが、アルミ製のフレームは剛性が高いので、たぶんだいじょうぶだろう。



ギアを一枚装着したところ

























8段分のスプロケット(これもまたギアのこと)を取り除いた後の後輪に、小さいギア板を一枚取り付ける。
これは16Teeth。
アルミ製のスペーサーではさんで、外側のリング状のネジで締め付ける。
最初からシングルスピードとして設計された自転車には、こういう作業は必要ない。
ギア板一枚装着して、リング状のネジで締めるだけだ。




チェーンとフレームの色の相性を見る


















後輪側のギア(スプロケット)とクランクについているギア(チェーンホイール)の平面は、たがいに平行である。
それは当然のことなのだが、シングルスピードの場合は二つのギア板が同一平面上に置かれていなければならない。
前後のギアにチェーンを張りわたした際に、チェーンラインはギア板と平行な直線を形成すべしということだ。
こうすることで動力伝達の効率化とチェーンの脱落防止を図る。
多段変速の場合は、この限りにあらず。
チェーンラインが斜めでも、隣のギアに落ちて止まってくれる。

チェーンラインの測定器具がないので、目測して16Tのギア板をセットする。
一回目……左(内側)に寄りすぎた
二回目……今度は右に寄りすぎた
三回目でちょうど間に入れる。

 

2014/02/21

自転車改装・シングルスピード編01


すでにレジェンドとなった葛西は別としても……
ノルディックスキー男子複合個人ノーマルヒルの渡部暁斗、ゴール直前で抜かれて二位。
アルペンスノーボード女子パラレル大回転の竹内智香、ゴール直前で転倒して二位。
自分のことのように悔しくてたまらん。
これをオリンピックにおける円谷エフェクト(彼は三位になった)と言わずしてなんと言おう。
二位ぢゃだめなんですか、という蓮舫女史の言葉には共感をおぼえたものだったが、今は声を大にして言う。
一番でないとあかんって。


ただ今、MTBを改装中。
8段変速をシングルスピードにする。
もともとこのSPECIALIZED HARDROCKというMTBは24段変速だったので、大幅なダウングレードだ。


ブレーキを解放して、リアホイールを降ろす

















カセットスプロケットを取り除き、再装着























リアエンドにチェーンテンショナーを増設

















クランクセットも換装する


















 8枚のスプロケット(ギア)で構成されているカセットを取り除いた後に、ギアを一枚入れる予定。
変速機(ディレイラー)がないと、チェーンをぴんと張って動力を伝えることができない。
それを防ぐために、チェーンテンショナーを設置する。

チェーンホイールも交換する。
チェーンホイールはクランクにネジ止めされているので、クランクごと取り外す。
クランクを外すと、クランクシャフト(ボトムブラケット、通称BB)が見える。
クランクシャフトには長短種類が存在し、より短いシャフトにすれば、それだけフレームに近いところで効率的なペダリングができる。
短くし過ぎると、チェーンホイールがフレームをがりがりと削ることになってしまう。

シャフトを取り外す。
専用工具をはめ込み、ロングスパナで回す。
右側は反時計回り。
いわゆる「逆ネジ」だ。
固くて回らない。
CRC 5-56を吹き付けても回らない。
ネジ溝をなめてしまいそうなので、いったんあきらめる。

プロに頼みに行く。
最寄りのDサイクルへMTBを引いていって作業を依頼するが、工賃840円と言われてひるむ。
300円ぐらいまでならやってもらうつもりだった。
「もういっぺん頑張ってみます」
「そうですか、いいですよ」
「右側は逆ネジですよね」
「そうですよ」
まちがって増し締めしていたのではなかった……
しかし、話をしているうちに「左側から外さなければいけない」ということが判明した。
そんなこと、初めて知ったわ。

帰宅して左側から再挑戦。
こちら側はプラスチック製のネジなので難なく回転。
右側も、先ほどの半分ほどの力で回転。
既存のBBを抜き、軸長の短いものに換装した。

 

2014/02/18

第三の銃弾


2014年ソチ冬期オリンピック(で)
葛西紀明選手(が)
スキージャンプ男子ラージヒル個人第2位(!)
1位との差、わずか1.3ポイント。

葛西は亡き母からの手紙を試合場まで持ってきて、自らの励ましとしていた。
今回は自力で優勝することを目指して、それをやめた。
一方、姉の紀子は弟を勝たせてほしい一心で、母の墓参りに出かけた。
折からの豪雪で、彼女はわずかに墓にたどり着けなかったという。
まさかに。



表紙デザイン:和田誠、イラスト:沢野ひとし
















『本の雑誌』2014年3月号に投稿が採用された。
スティーヴン・ハンター作品『第三の銃弾』をテーマにしたショートエッセイ。
『第三の…』はアメリカのケネディ大統領暗殺事件を、作者が新しい解釈で推理したもの。
2013年が事件の50周年とあって、本国では他にもいろいろな企画があったらしい。
スティーヴン王(キング)の『11/22/63』もケネディ暗殺を扱ったSFだ。



上下二巻本






































2014/02/15

iPad miniをA5バインダに装着


雪は降る
あなたは来ない


A5のルースリーフノートを愛用している。
アイディアスケッチを描くためにはもっと大きい方が望ましいけれど、そうすると携帯するのには不便なので、このサイズを選択。
そして、iPad miniを導入するに至った理由の一つには、そのサイズがA5よりやや小さいので、ルースリーフのバインダにはさんで持ち歩けるということがあった。


サンワサプライ製の革ケースを














iPad miniに装着、このままバインダにはさむだけ















実際にそうやって使っていたのだが……
エレコム社がこんな製品を開発した。
▼クロスパッド(xPAD)
http://www2.elecom.co.jp/slate-pc/case/tb-a12str/
A5サイズ、6穴のシステム手帳にiPad miniをバインドしてしまうというものだ。

惜しいなあ……20穴のルースリーフ対応なら即買い、なんやけど。
ひょっとして20穴のリーフが6穴のバインダに綴じられないかと思って調べたが、だめだった。
3プラス3の穴の位置が少しずれている。

いっそルースリーフからシステム手帳に乗り換えるという手もある。
しかしなあ、システム手帳のリフィルは、そうたやすく入手でけへんしなあ。
ルースリーフより値も張るやろうし。
残念。

実は、クロスパッド以前より同様製品をネットで物色していた。
以後も未練がましく探していて、クロスパッドのシェルカバー部分だけをバラ売りしているのを見つけた。
液晶保護フィルムと仕切りのプレートが付属して数百円。
購入。
穴が合わへんのに、どうするねん。


穴を20個、あける!














PCで穴位置のテンプレートを作成
















既存の6穴のうち、片側3穴は20穴のうちの三つとして使えることが判明。
残る3穴は位置がずれるので、17個の穴を穿つ。
ドリルビットを立てるための小さな穴を、テンプレートにしたがって錐で揉む。
電動ドリルで、おそるおそる穴をあける。
ちなみに、このカバーはポリカーボネイト製である。



クワンセイ。棒やすりで仕上げる


















バインダに装着。ノートとの間に仕切りのプレートを入れる


















iPad miniを天地逆にも装着できるようにデザインされているので、iPad miniが左側になる位置にシェルカバーを装着することもできる。
カメラのレンズ穴も二つあいているので、どちら向きに装着しても、そのままで撮影可能だ。

 

2014/02/07

降雪@節分


寒波襲来。
ついでに花粉も襲来。
鼻、のどの調子が悪いので、たぶん。


高速シャッターで雪を捉える

















寒ければ、雪も降る。
かと思えばすぐに晴れた。


 
















晴れ間を縫って外出。
郵便局まで徒歩で行く。
買い取り対象の古書を検査する仕事への応募書類を発送。
ついでに、使用済みの切手とプリペイドカードを慈善団体に送る。
封筒に入れておいたものを、カウンターで測ってもらうと、送料390円となり、レターパックライトならば350円で送ることができるそうだ。
面倒くさいけれど、再度宛名書きをして、最初の封筒ごとレターパックに詰めた。
40円の節約。
せこい。
 

2014/01/30

アンチグルメ・菓子編


葛西紀明(2014ソチオリンピック日本代表選手)

松野頼久(日本維新の会国会議員団幹事長)

西野朗(名古屋グランパスエイト監督)
似てるなあといつも思うのである。


近所の市場で「エースコイン」を見つけ、懐かしくて手にとる。
パッケージには昭和三十年発売とあるので、同い年だ。
製造元は当時、シスコ製菓株式会社という名前だったが、1991年に日清食品のグループに入って日清シスコ株式会社となったらしい。


 



















標本瓶にあらず




















クッキージャー一杯に「大人買い」。
そういえば、アルファベットをかたどったビスケットも、今でもあるようだ。
いずれにしてもパティシエと呼ばれる人が作るような、しゃれたお菓子ではない。

そのままで充分においしいが、思いついてジャムを塗ってみる。
塗ったうえに、もう一つ重ねてサンドイッチにする。


 



















チープなおやつ。
 

2014/01/27

アンチグルメ


さあさ、たまには。

年賀のあいさつを電子メイルでした人たちから、ほとんど返信がなかった(爆)
ま、ええけど。

独り暮らしの母はいまのところ要介護度ゼロだが、こちらから毎週押しかけてデイサービスをしている。
雑談をしたり、麻雀やかるた取りなどのゲームをし、一緒に食事をして帰ってくる。
こちらからの手土産は回転焼きの『御座候』と決めてある。
行きつけの売店で焼きたての御座候を二つ求め、一つずつ分けて包んでもらう。
二ついっぺんに包むと、ひっついてしまう。
母からもいろいろお裾分けがあって、手料理や大量に買った野菜の余分をもらって帰る。
正月用の丸餅(パック入り)もどっさりともらった。

食べるのが面倒くさい。
わが愚弟は食べるのだけが楽しみなどと言うのだが。
作るのも面倒くさい。
ひとが作ったものを食べに出かけるのは、もっと面倒くさいし、不経済だ。
かといって、食べなければ生きていけないのが人間の定め。
植物の方がよほど高等な生き物であるように思う。

さても、餅をどうやって食べよう。
単純に、ガスコンロに餅網をのせて焼いてみる。
火加減がむずかしい。
割れてふくれたのを箸で押しつぶし、チーズをはさんで海苔を巻く。
あるいは砂糖醤油につけて団子風にする。
みそ汁に入れたら雑煮のようになった。

甘辛く炊いた鶏の胸肉をもらった。
疲れがとれるらしい。
ブロッコリももらった。
ビタミンCの宝庫。
すでに茹でて小切りにしてある。
これらをどう処理するか。
ブロッコリは小分けにして、とりあえず冷凍。
鶏はブロックをスライスして、とりあえず冷蔵庫へ。

鶏のスライスに練り辛子をつけて、解凍したブロッコリにはマヨネーズをつけて、ご飯のおかずにしてみたが、これらを一緒くたにすることを思いついた。
どんぶり鉢に冷やご飯を盛って、その上に鶏のスライスを敷きつめる。
さらにその上に、小切りしてあるブロッコリをいくつか置く。
鶏の煮汁を全体にかけ回す。
どんぶりごと電子レンジに入れて温める。
レンジから出して、さらにトッピング。
お好み焼きにするように、マヨネーズを「すじがけ」。
粗挽き胡椒を少々。
醤油を少々たらしてでき上がり。
アンチグルメでしょうが!

















2014/01/16

☆五つのままです


正気を保つために書くはずのウェブログ。
滞っているのは、ついに正気を失ったからか……?
その暇がなければ書かないし、その気がおきなければ書けない。
ただそれだけ。

「断捨離」を開始。
Sカンパニーが取り扱っている収納家具の名が「ダン・シャーリー」。
これで部屋がすっきりと整理できるんやと!
いや、そんなもんを買う余裕などない。
第一、不要なものを捨てるのが整理、と職業訓練校で学んだではないか。

書類および紙製品が多いのが我が家の特徴である。
焚き付けにするといいのだが、かまども風呂釜もありはしない。
個人情報が記載されているものも多いので、そのまま可燃ゴミや再生用紙として出すわけにもいかない。
とりあえず、手回し式の小さなシュレッダを買ってきた。
はがきを縦置きにして、3ミリ幅の「きしめん」状態に仕上げるパスタマシン。
小さな透明の箱が付属しているが、それを取り外して、かわりにゴミ箱の上でシュレッドする。
これがなかなか、ストレスの解消になる。
 今日は不燃ゴミを出す日だった。
全CDにおさらばして不要になった、ポータブルCDプレイヤーを処分。
初めて買ったデジタルカメラを処分。
35万画素で記録媒体はコンパクトフラッシュ、電源はなんとNi-Cdだ。
B6サイズの電卓も処分。
みな、まだ使えるからというだけの理由で死蔵していたものだが「もったいない」を断つ。

ベランダにも捨てるべきものがある。
勤めていたマンションからもらってきた不要品の自転車。
見た目はきれいだったが、捨て置かれるだけのことはあった。
酷使されたホイールはリムが片減りしていて使えず。
各部チェックして、使えそうなものだけ残して、後は本日処分。
残るのはフレームと前輪、シートポストとブレーキだけとなった。



フレームだけになったメタリックブルーの「巨人」




















ガンバ大阪が新体制発表と新ユニフォームの披露を行った。
金森社長の頃は一般に公開されたのだが、野呂社長に替わってからはプレスにのみの公開。
その模様がインターネット放送「USTREAM」で観られた。
ユニフォームはシンプルな色分けのデザインになって、今までで一番の好感。
青と黒以外に、これまでの黄を排して赤を「挿し色」に採用。
この色は「ライジング・サン」を表わしているそうだ。
日の出の勢いをチームに与えたいとの思いだ。
左胸を飾る金星が五つのままであることを、A放送の記者が指摘した。
J2の優勝は星の数には入らぬらしい。

6人の新規加入選手を紹介。
#9リンス……ブラジル人FW。退団したロチャの番号を継承。
#2エブソン……同DF。#22に変更したオジェソクの番号を継承。
#1東口順昭(ひがしぐち・まさあき)……磐田に移籍した藤ヶ谷の後任GK。新潟から移籍。
#14米倉恒貴(よねくら・こうき)……DF。千葉から移籍。福岡に移籍した平井の番号を継承。
#23内田裕斗(うちだ・ゆうと)……DF。ユースから昇格。仙台に移籍した武井の番号を継承。
#24小川直毅(おがわ・なおき)……FW。ユースから昇格。北九州※に移籍した星原の番号を継承。
※北九州市では、95億6500万円の予算を組んで新スタジアムの建設を行うそうだ。
寄付金で賄わなければならない大阪(吹田)と大きく違う。

その他の背番号異動状況は下記。
#3西野貴治……#26を空き番にして変更。
#6金正也……鳥栖から復帰。西野に#3を獲られた。
#11倉田秋……退団したパウリーニョの番号を継承。#6は金正也へ。
#16河田晃兵……甲府から復帰したGK。以前大塚がつけていた番号を継承。
#18木村敦志……#29を空き番にして変更。
#28……稲森克尚が鳥取に移籍して空き番。
#30、#32……前シーズンから空き番。
#33……沼田圭吾が讃岐に移籍して空き番。
若い番号に変更すると予想していた宇佐美は変更せず、#39のまま。

 

2014/01/03

謹賀新年


某フットボールチーム優勝の図
















年賀状のモチーフに写真を使うのは、生涯これで二度目か。
2013年でLAST PRINTとアナウンスしたので、今年は電子メイルのアカウントを持っている人には年賀メイルを送った。
HTMLメイルに仕立てたかったのだが、解決できない問題があって、WEBへ誘導するURLを署名の前に書き入れるだけになった。
PCのブラウザからアクセスすると上の画像が見られるという、初歩的なしかけ。
Eメイルアドレスのわからない人やPCリテラシーが未知数の人には、年賀はがきに印刷して送った。

元旦。
朝から年賀メイルを打つ。
メイリングリストを作って、同じ内容のものをタイマー仕掛けで送るのがコンピュータたるものだと思われるが、それはしたくない。
URLと署名は自動的に添付されるようにしてあるが、本文はコピーアンドペーストは一切なしで、一字一句を手入力した。
メイルを送る先が多くないので、それほど苦にならない。
片っ端から送信する。
しばらく経って、Mailer-Daemonから送り返されてくるメイルが数通あった。
いずれもFacebookのアカウント宛に出し直し。

MTBのチェーン周りに注油。
タイヤに注気。
(そんな言葉あるのか)
実家まで初乗り。
母が作った白味噌仕立ての雑煮で新年を祝う。
TVを借りて、全日本選手権大会の決勝戦を観る。
マルキーニョスと藤田を欠く横浜が負けると予想していたのが外れた。

毎年元日に親兄弟が集まって食事をする。
全員集結しても、たったの四人だけど。
この日は水炊き。
と言いつつも、昆布で出しをとる。
具:鶏、豆腐、白菜、白ネギ、えのき茸、菊菜、マロニー
(マロニーの一般名称は何か?)
これを三種のタレにて食す。
タレ1:しょうが醤油、タレ2:ポン酢+柚子胡椒、タレ3:ごまダレ
具を食べ終えて、雑炊。

別腹。
一月生まれの弟をケーキと紅茶で祝う。
J社製の「フランクフルター・クランツ」に、いちおうロウソクを立てて。



D60とEye-Fi mobiの4GB



















2枚目の画像に写っているのは、義妹がくれた「Eye-Fi mobi(アイファイ・モビ)」というカード。
SDカードにWi-Fiが内蔵されている!
撮影した画像を、スマートフォンやタブレット端末でバックアップできるガジェットだ。
撮影セッションごとに、複数の画像を転送するのに使える。
カードと端末を無線で接続したまま、撮影した画像を逐次転送、はできない。
つまり、遠隔ファインダのような使い方はできない。

今まではSDをカメラから抜いてPCに読み込ませていたのだが、Wi-FiでiPadにバックアップをとり、Dropboxにアップロードしておけばいい。
上位機種の「Pro X2」カードならば、Wi-Fi対応のPCに直接転送ができるということだ。
こいつぁ春から便利がええWi-Fi。

二日。
恒例の墓参と高津神社初詣。
 

2013/12/22

賀状乾燥中


小雨が降っている。
寒いが、まだ雪にはならない。
傘を片手に、実家まで歩いて行く。
本日の目的は、母の年賀状作り。
彼女が旅先で撮った写真を素材に、10年間作り続けている。

日本郵便製の年賀はがきにインクジェットプリンタで出力するのだが「インクジェット写真用」が発売されるまでは、画像の色合わせにおいて母の期待を大きく裏切る出来上がりだった。
近年は概ね好評である。

実家のiMacは、私の「お古」である。
1999年製だから文字通り前世紀の遺物だが、いまだに現役だ。
母が、たまにメイルチェックをしている。
インタネットへの接続は「ダイヤルアップ」だ。
メイルへのレスポンスが遅いので、母の友人からは、
「メイル送ったけど、読んでくれた?」
と電話がかかってくるそうだ。

搭載OSのヴァージョンは、最大限の9.2.2。
年賀状の制作にはAppleWorks 6を使用しているが、いらいらするほどに処理速度が遅い。
それほど高度な作業を要求しているわけではないが……
とにかく、画像を配置して、文言を入力して、印刷データは完成。
出力機もE社製の10年ぐらい前のモデルで、スピードはあまり出ない。
「高精細」モードで刷るので、なおさらだ。


世界遺産に選定された富士山が今回のテーマ



















一枚ずつ広げて乾燥させる























 

2013/12/15

吹田市立スタジアム起工式


アメリカンフットボールの大学チーム日本一を決める甲子園ボウル開催さる。
あ、フィールドにバナナの皮が落ちてる!
あほ、あれはフラッグいうて選手が反則を犯したときに審判が投げよんねん。
関西学院大学ファイターズが23-9で日本大学フェニックスを破り、26回目の優勝。
毎年この時期の甲子園たるや、むちゃくちゃに寒い。
いいえ、今年は行ってませんが。

朝10時、エキスポフットボールパーク(仮称)の起工式に行く。
背広を着て、マフラーをぐるぐる巻きにして、N3-Bを羽織ったが、寒い。
しまった、レッグウォーマーを着けるのを忘れてた……
今のうちに断わっておくが、エキスポフットボールパークというのは偏固ジャーナル独自の仮称である。
仮称にも公式のものがあって、吹田市立スタジアムというのがそれである。
エミレーツ・スタジアム(アーセナル)など、スポンサーの名を冠したものはともかく、セント・ジェームズ・パーク(ニューカッスル・U)、スタジアム・オブ・ライト(サンダーランド・AFC)といったイギリスのフットボールスタジアムの呼び名とは、大分に違う。
ちなみに、建設予定地の北側にアメリカンフットボール専用競技場があって、そこはエキスポフラッシュフィールドと呼ばれているのだが、公式にはアメリカンフットボール球技場という名前である。

起工式への参加は、午前10時受付開始。
10時の時点で長蛇の列。
施主と工事関係者だけで行う神事の進行が遅れているという理由で、一般客(小口の後援者、サポーター)は待たされている。
「辛抱と長蛇」は、1970年以来この地でのスローガンである。

ガンバ大阪の野呂社長が挨拶。
「急いでやってきました、ノロです」と言ってますます寒くする。
次いで吹田市の井上市長が挨拶。
「私は(建設費の)寄付をしておりません、公職選挙法の関係で」と言わずもがなを言う。
続いて日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問が、J2に落ちていたチームにふさわしいスタジアムなのかと皮肉る。
Jリーグの大東チェアマンが挨拶して、乾杯の音頭を執る。
一般参加者全員の集合写真を撮影して終了。
その後は、建設予定地を遠巻きにして見学。


スタジアム観戦より寒し















神事をインタネット中継している様子















ならんだ重機ごしにクラブハウスが見える


北側にフラッシュフィールドの、その向こうに万博競技場の照明塔が見える


















太陽の塔を望む帰り道


















エキスポランドの跡地も工事開始!
















2013/12/14

去る人来る人短信


名古屋グランパスエイトに西野朗新監督、正式発表。
元日本代表選手で、奥寺康彦とともに1FCケルンの入団テストを受けている。
もともと日立製作所でフットボールをしていたので、その後は柏レイソルのコーチとなる。
その後日本協会でオリンピック代表チームの監督をしていたことは、あまりにも有名である。
また柏に戻ってナビスコカップを獲り、ガンバ大阪に移ってからはJ1リーグ制覇1回、ナビスコカップ優勝1回、天皇杯全日本選手権連覇、パンパシフィックチャンピオンシップ制覇1回、ACL優勝1回、クラブワールドカップ第3位と輝かしい成果を残した。
神戸では短期で解任された。

ガンバ大阪にはブラジルからエブソン(EVSON PATRICIO VASCONCELOS DO NASCIMENTO)というディフェンダーが新加入すると公式発表があった。
一方で#9ロチャ、#11パウリーニョ、#14平井将生、#24星原健太とは契約を延長せず、4人ものフォワードが戦力外となった。
攻撃第一主義のチームが、そんなにフォワードを切ってどうする。
どこかから「秘密兵器」を買ってくるのか。
そして、これはいい知らせに違いないが、#1藤ヶ谷陽介とも契約を延長しなかった。
残るGKは新婚ほやほやの#29木村敦志と#31田尻健だけとなる。
経験の浅いGKの2人体制など絶対にあり得ないので、ここも補強が必要だ。
日本代表クラスの選手に声をかけているという噂があるが……
NとかGは、NGやで。